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はてなキーワード: VWとは

2024-12-05

EV推進論を振り返る

急速にBEVが普及し、純ガソリン/HEVは淘汰される(その過程で日系メーカー凋落テスラ中国系メーカーシェアを握るようになる)という論調が高まった2018年2021年頃。

BEV一本で行くのは無理じゃね?という空気感になってきた今、数年前の論調を振り返ってみよう。

「あっちがEVなら、こっちは水素エンジンだ!」https://anond.hatelabo.jp/20210930195307

無理。もうEVには非EV車は勝てない。内燃技術ベースにしたテクノロジーは、純粋コスト面でEV太刀打ちできなくなる。

2024年12月時点ではまだそうなっていない。

最近は「EVが今までの乗用車と同価格になるのが2025年頃」という予想が出てたんだけど、今年(2021年)になって、もうEV価格性能比で内燃車を追い越す事例が出てきている。

24年においても、BEVHEVガソリン車に比べて価格が高く、競争力があるとはいえない。

現時点でEVの要素技術をしっかり内製化し、ガチ海外勢と闘える体制なのは、早くからEVシフトを敷いた日産、その傘下サプライヤージヤトコとマレリ(どちらもeアクスル事業)、それからeアクスルを足掛かりに自動車産業に参入して海外シェアガンガン獲得してる日本電産ぐらいだ。

日産日本電産は業績が大変なことになっているが大丈夫か。

ちなみに、EV消極的だと批判されがちなトヨタ好調。ただし認証不正が発覚するなど品質面に不安が残る。

テスラモデル3の標準グレードであるスタンダードレンジプラスは、いま国内で430万円、米国で400万円弱で買える(助成金抜き)。

調べたらモデル3って今530万円〜なのね。円安に加えてただのガソリン車も値段が上がっているので、極端に値上っている訳では無いと思う。が、依然としてガソリン車に比べて高い状況に変わりはない。

ちなみにテスラ2023年までに「自動運転機能を搭載し、価格を2万5000ドル(1ドル=110円として275万円)に抑えた新型EV2023年までに市場に投入する」と宣言している

いわゆるテスラモデル2だが、イーロン・マスク直々に発売が否定された。

テスラ(イーロン・マスク)はこういう手のひら返し普通にやるが、BEV推進派は都合よくすぐ信じがち。

ロボタクシーもどうなることやら。

所感

  • BEVを普及させるなら、まずPHEVと自宅充電器を普及させる所からでは?

anond:20241204235125

本当にその通りだよな。EVメーカートップランナー達に出遅れ間抜け日産VW赤字で衰退中ってだけの話じゃん。

なのに「EVなんてやったのが間違いなんだ!」とか言い出す奴らの頭の中身はどうなってんだ?

はっきり言って、EVは伸びしろしかないし、そこに向かって進んでる企業が勝つに決まってんだよ。テスラ見てみろよ。あいつらEVオンリー世界中大人気じゃん。BYDだって爆売れしてるし、今や世界市場進出してきてる。

日産VW不振なのはテスラやBYDよりもEVニーズに応えられなかったからに他ならねーんだよ。EVに早く、本気で取り組んでたけど、競争に負けて淘汰されただけ。中国が国を挙げて本気で自動車産業を乗っ取ろうとしている中で、中国国内でもEVメーカーの淘汰が始まっている。

要するに、EVを叩いてる奴らは単なる時代遅れおっさんか、ガソリンメーカーの回し者か、それとも単なるバカなんだよ。EVが、ガソリン車のパイを取るのは必然であって、既存メーカーの淘汰も必然


結論EVを叩いてる奴は全員バカ。以上。

2024-12-04

EVに力入れてたメーカー不振だというニュースになるとEV自体を叩いて精神勝利するやつなんなの?

単純にEVメーカー出遅れ間抜け日産VW赤字で衰退中ですってだけじゃん

EVなんてやったのが間違いなんだ!とかいう答えになるのはなんなの?

日産なんてむしろめっちゃ早くEVやってさ、ある時期はEVといったらリーフみたいな時期もあったのに

そのあとEVに力入れなくなって、ゴーン追い出すし、なぜかE-POWERかいうのに力入れ始めるし


EV赤字っていうけど、テスラとBYDとLi Auto黒字だし

シャオミみたいにEV赤字だけど、本業家電黒字EVは将来もうかればいいみたいな会社も出てきたし


これって30年前はトヨタハイブリッドでやってたことなんだよね

いまでこそハイブリッドドル箱で1台120万円の利益とか言われてるけど、当時はモーターと電池の分重いし無駄!とか言われてた

2024-12-03

EVって電気自動車のこと?

ホンダ

ホンダEVって言えば、電気自動車だけじゃないよ!ホンダ技術で、未来ドライブしよう!」

e:HEVこんにちはハイブリッド進化系、e:HEVです。電気の力で、スムーズな走りを楽しめるよ!」

BEVバッテリーだけで走る本格派、BEVだよ。ゼロエミッションで、地球にやさしい走りを!」

FCEV水素電気を作る未来型、FCEVです。水しかさない、クリーンな走りを体験してね!」

日産

「その通り、EV電気自動車EVと言えば日産電気の道を切り開いてきた先駆者です!

BEVe-POWERに乗れば、電気可能性を体感できます!え?ボタンの多さも未来志向って?まあ、それも楽しみ方の一つですよね!」

たま電気自動車こんにちは!私は1947年まれ電気自動車です。日産のご先祖様みたいなものかな?」

e-POWERガソリンで発電、モーターで走行。それが e-POWEREV感覚で楽しめるよ!」

BEV100%電気で走るBEVだよ。日産リーフで始まった革命、今も続いてるんだ!」

マツダ

EVはい電気自動車です。でもマツダではこう呼びます

'Emotive Vehicle'、運転する喜びを届けるもの。ただ電気で走るだけじゃなく、魂動デザインで心も動かします。EVZoom-Zoomを忘れない。これがマツダ流!」

e-SKYACTIV X「ガソリンエンジンなのに、まるでEV。e-SKYACTIV Xで、効率と走りの両立を!」

MX-30 EVEVでも、やっぱりマツダMX-30 EVで、電気の走りを楽しもう!」

スバル

EV?もちろん、Electric Vehicleのことです。でもスバルではこうも考えます

'Explorer’s Vehicle'、冒険者のための乗り物ソルテラなら電気自然を守りながら、険しい山道だって駆け抜けます宇宙まで冒険したスバルの名に恥じないEVです!EVAWDスバルの全輪駆動技術で、どんな道でも安心!」

e-BOXERハイブリッドボクサーエンジンe-BOXERで、パワフルな走りを!」

SOLTERRA「フル電動でも、スバルらしさ全開。SOLTERRAで、新しい冒険の始まりだ!」

三菱

電気自動車のことですね!ただ、三菱では'Electrifying Versatility'と言わせてください。

アウトランダーPHEVSUV可能性を広げ、電気の力で未来冒険サポートします。え?四駆魂はどこ行った?安心してください、そこは健在です!」

PHEVプラグインハイブリッド元祖PHEVだよ。電気ガソリン、いいとこ取りの走り!」

BEVバッテリーだけで走る本格派、BEVさ。軽自動車から始まる電気革命!」

VW

「Jawohl、EV電気自動車。だけどVWではこうも呼びます

'Everyone’s Vehicle'、みんなのための車。ID.シリーズドイツクラフトマンシップで、環境も財布も守ります。そう、世界中の道が私たちステージです!」

ID.シリーズ電気自動車新基準IDシリーズです。デザインも性能も、未来を走ってます!」

GTE「プラグインハイブリッドのGTEです。スポーティーな走りと環境性能の両立、お見事!」

テスラ

「ええ、その通り。EV電気自動車テスラにとっては、'Extreme Velocity'。

ただ走るだけじゃなく、驚くほどの加速、そして自動運転で新次元へ。未来を作る、それがテスラの使命です。え?火星用のEVも欲しい?お待ちください、それは次の発表で!」

Model S「高性能セダンModel Sです。驚異的な加速と航続距離で、EV常識を覆します!」

Cybertruck「未来から来たピックアップ、Cybertruckだよ。EVでも、タフネスは負けませんぜ!」

BYD

「その通りです、EV電気自動車。でもBYDにとってはこうです。

'Build Your Dreams'、夢を叶える車。電池リーダーとして、安全で信頼できるEVをお届けします。え?日本市場ももっと出してほしい?了解準備中です!」

王朝シリーズ中国の歴史インスパイアされた王朝シリーズEVでも、伝統革新の融合を!」

海豚かわいいだけじゃない、高性能EV海豚ドルフィン)です。環境にやさしく、街を泳ごう!」

2024-11-16

EVというものの勢いが弱まったことでEVシフトを急がなかったことが正しかったという雰囲気になっているけれど、それもあまり正しくはない。

世界的に各国の車会社が、減益となっている中でテスラとBYDは増益となっている。

これはEVに対する投資がすでに先行2社ではほぼ済んでいていて、今は投資からの収穫期に入っているからだと分析されている。

日本勢などは、これから大量に投資していかなかればならない現状を考えると、決して安泰といい難いのは本当のところだ。

欧州勢VWなどが歴史的な深刻な経営悪化にある中で、日本勢はまあまあやっているようにも見える。

しかし、それはVWが稼ぎ手として中国市場に深く依存していたことが主な原因である

言うまでもなく中国はBYDのシェアの拡大が恐ろしい勢いで進んだことで外国勢は大幅にシェアを落としてしまった。

その影響がVWは最も大きかったということだ。

日本勢が影響を受けるのはこれからだと予想されている。

BYDをはじめとした中国勢が、日本の牙城である東南アジア圏へと進出していけば、大いなるダメージを与えられることだろう。

それに加えて、EVへの投資は加速していかざるを得ない。

さらに、その他にも水素代替エネルギーなどへの投資も休めるわけには行かない。

BYDなどは、EVにほぼ全フリしてる状態なので、そういう意味では簡単なのだ

日本勢のように、全方位的な戦略を考えて投資分散する必要がないのだから

このへんの発想の転換というのも日本勢には必要なのかもしれない。

TOYOTAのような無限の体力があるならば全方位戦略可能だ。

しかし、それ以外はどこに向かっていくのかいい加減決めるべきところだろう。

ホンダなどは潔く全部EVにする、そのために全フリする、だからF-1みたいな無駄お金も使わない、

と華々しく発表した割には、あとからあとから、やっぱりちょっと考え直します、みたいな雰囲気が出てきている。

そういうことで果たしていいだろうか?

とりあえずはEVの勢いは減衰したけれど、自動車業界の変化はむしろこれからが本番だ。

そういう中で、どっちに向かっていくのか?状況を見ながら判断します、なんてことを言えるのはTOYOTAくらいだと思うんだけど。

他はもう、乾坤一擲ひとつの分野に向かって遮二無二に突進していかないと終わっちゃうと思うんだけど。

2024-11-14

anond:20241114124501

はあ?この記事マジで頭悪すぎだろ。EVオワコンだったはずなのに、なんでテスラとBYDが調子いいんだよ。おかしいだろ。

まず、「EVシフト明暗」。

テスラとBYDが儲かってるからって、それが業界全体にとっていいことか?どこが明るいんだよ。

それに、「昇るテスラとBYD」って、まるで神様みたいに持ち上げやがって。

あのイーロン・マスクテスラと、怪しい中国企業のBYDが「昇る」って、笑わせるなよ。

「沈む伝統メーカー」?いやいや、トヨタVWが沈むわけねーだろ。

一時的な減益を「沈む」なんて大げさに表現すんな。何十年も業界リードしてきたのに、そう簡単に沈むわけねーだろ。

てか、「昇る」と「沈む」で対比させ、「明暗」と「メーカー」で韻踏みたかっただけだろw

「生みの苦しみ」だって?甘えんなよ。EVシフトなんて、そもそも無理があるんだよ。コストが膨らむのは当たり前だろ。それを「苦しみ」なんて美化すんな。


結局、この記事EV推進派の妄想を垂れ流してるだけじゃねーか。現実を見ろよ。

EVなんて、まだまだ問題だらけなんだよ。充電インフラも不十分だし、バッテリー環境負荷無視できねーだろ。

こんな一面的記事書いてんじゃねーよ。もっと批判的に見ろよ。

EV問題点も書けよ。

EVオワコンだったはずでは!?

世界自動車11社の決算分析

EVシフト明暗 昇るテスラとBYD 沈む伝統メーカー

電気自動車EV)で先行する米テスラ中国比亜迪(BYD)と後発の伝統的な自動車メーカー明暗が鮮明だ。世界の主要11社の2024年7〜9月期の決算は、テスラとBYDのみ最終増益を確保した。トヨタ自動車や独フォルクスワーゲンVW)など9社は減益だった。コストが膨らみ続けるEVシフトの「生みの苦しみ」が後発組で表面化し始めた。

https://www.nikkei.com/telling/DGXZTS00012900T11C24A1000000/

2024-10-31

anond:20241030075343

かに外貨獲得政策について野党がどのように考えているのか、確認しておくべきだという指摘は的を射ている。最新のニュースでは、トヨタ2024年度上半期の世界生産台数を前年同期比7%減とし、4年ぶりに前年実績を下回った。

https://www.nikkei.com/nkd/company/article/?DisplayType=1&ng=DGKKZO84468820Q4A031C2L91000&scode=7203&ba=1

これは、中国市場での電気自動車EVシフトによる販売不振や、国内での認証不正による生産停止が大きく影響している。

このように、日本輸出産業が厳しい状況に置かれている中で、野党内需に偏りすぎた政策を掲げているのは危機的だと言わざるを得ない。特にトヨタのような輸出企業不振は、日本外貨獲得能力を低下させ、社会保障費や年金の持続性をさらに危うくする可能性が高い。

さらに、ここにアメリカ大統領が再びトランプ政権となった場合リスク考慮すると、日本自動車産業は一層の困難に直面することになる。トランプ氏は以前からアメリカ・ファースト」を掲げ、自動車産業における保護主義的な政策を強めてきた。関税の引き上げや輸入規制の強化が現実となれば、日本自動車メーカー北米市場での競争力を失い、輸出量の減少は避けられない。

このような状況下で、野党内需ばかりに注力し、外貨獲得や輸出企業支援について具体的な政策を打ち出していないのは問題だ。野党は、与党自公外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出す際には、邪魔をせず、むしろ建設的な提案を行うべきだ。

我々国民も、内需だけでなく外需にも目を向けた政策を求め、野党に対して外貨獲得をもっと真剣に考えるよう提言していく必要がある。そうしなければ、社会保障の持続性がさら危機的な状況に陥り、最悪の場合ドイツVWのような事態になりかねない。

2024-10-30

anond:20241030123323

違う、売上と利益の3割以上を占めてる中国市場消滅するから

製造業で売上が3割無くなるとVWみたいにリストラせざるを得ない

欧米企業リストラが早いのでホンダ日産も後を追う

anond:20241030075343

なかなかの呑気ちゃんだな


トヨタ大丈夫だけどホンダ日産VWみたいに大規模リストラに追い込まれてるのしらんの?

フォルクスワーゲンで考える社会保障の持続性

フォルクスワーゲン国内工場3個所の検討を始めた。

VW国内で大規模人員削減し3工場閉鎖へ 労組幹部表明 - ロイター

https://jp.reuters.com/business/autos/CSNYEOUHQBMNJLFKBR7UTLJQNY-2024-10-28/

はてな界隈でもこれはかなりのインパクトがあったようで、まさか一度に3箇所のドイツ国工場の閉鎖を検討しているとは誰も予想ができていなかったと言わざるを得ない。

VW辛酸は無茶な自然環境保全計画政策欧州連合圏で採択されたことによって、それら政策の法的な制限下で企業運営しなければならなくなったVWが、中国の競合する電気自動車伸長と価格競争で苦境に立たされ、一気に採算性を落とし販売台数が振るわなくなった結果、それらEUおよびドイツ政府政策責任VW経営者被雇用者が取らなければならない事態に陥ってしまった。

ドイツでのVWと似たような存在感を放つトヨタを擁する日本労働者階級として気になるのは、ドイツ社会保障費に関する持続性問題がどうなってしまうのか?ということだ。

調べてみると、当然のようにドイツ日本と似たような社会保障制度を持っている、というか日本ドイツ社会制度を大いに参考としており、老齢年金や遺族年金障害者年金などの制度があり、社会保険扶養者が社会保険料を支払っていれば被扶養者も加入判定となり、更には社会保険料の負担額も所得に応じた調整がある(ソース:ドイツ連邦年金保険組合)。

政府が誤った政策を取ると完全に明日は我が身と戦々恐々とするが、他山の石として社会保障費に関する持続性問題国内自動車産業がどのように影響するのか?を検討してみたいと思う。

物凄くシンプルな話だが、ロイター報道しているようにVWの3工場で数万人規模の解雇VW本体として起きると、そこには当然ながら自動車の大幅な減産が発生するので、自動車部品や周辺サービス供給する関連企業へ大幅な減産は波及し、これら関連企業雇用も危ぶまれ・・・というか危ぶまれると言う表現ですら日和見すぎであり、解雇は必至だ。絶対にクビ切りをやる。

機序を改めて説明するまでもないとは思うが確認のため説明すると、ドイツ国内での解雇自動車業界と、例えば工場周辺にある飲食業労働者作業着供給する服飾業、小売業広告業ゲーム娯楽産業などなど様々な業界へも影響するため、ドイツ国内での解雇は数十万人、下手すると百万人規模に膨れ上がるのは想像に難しくない。

ここから何が起こるかと言えば、税収や給料から控除されていた社会保険料や年金の大幅減少であり、即ち社会保障費に関する持続性問題加速度的に現実味を帯びてくる。しか引退後まで逃げ切れると思っていた世代にすらその現実は重くのしかかる。

これを改めて確認すると「本当にヤバい・・・」と生唾を飲む思いだ。

逆を考えてみよう。これまで豊かと見られていた超大手企業VWと関連周辺企業地域の様々な業態産業、それら従業員はなぜ豊かさを手に入れられていたのか?

それはVW外貨を獲得し続けていたからだ。企業の売上、従業員給料、収められる税金社会保険料、そして年金の原資はVWが稼ぎ出した外貨だった。

EUドイツ政府の誤った政策によりVW外貨獲得は阻害されてしまい、3工場閉鎖をVW経営者ではなく労働組合検討し始めるという自体にまで陥っているわけだ。

うつまりトヨタを擁する日本外貨獲得を阻害する誤った政策政府により実行されてしまうと給料雇用どころか、社会保障費や年金の持続性を更に危うくするような、VW危機的な現状の後追いをする可能性が非常に高い。

日本では直前の衆院選2024で、与党自公議席が大幅に減って衆院議席過半数を割り、立憲民主党国民民主党日本維新の会、その他小規模議席政党などの政策が以前よりも通しやすくなった。

これは政策立案や可決などで与党自公の横暴を防ぐ非常に良い状態だと評価しているものの、VWが苦境に立たされて社会保障費の持続性が悪化する原因である外貨獲得政策について野党がどのようについて考えているのか?というのは確認しておくべきだ。

例えば、就職氷河期世代年金などへついて「自分たち引退頃には受給年齢が引き上げられ減額される」と予測している人が大半だと思うが、ここにVWのような外貨獲得阻害の状況が付加されたらどうなるかと言えば、前述のような予測見通しすら甘い考えになる。

今の20代予測のように「自分たち世代年金貰えない」のが就職氷河期世代へも降りかかることになるのだ。

さて、前述の外貨獲得政策について野党がどのようについて考えているのか?から先ずは立憲民主党の衆院選2024の公約確認したいと考えたが、正直に言ってこれを高く評価するのは非常に困難だ。

単一ページだけを見て評価をしてしまうのは申し訳ないと考え、立憲民主党政策集2024 経済政策など立憲民主党公式Webサイトをくまなく読んだが、立憲民主党思考は完全に内需しか向いておらず、何なら企業資金調達の要であり、今や年金を原資として金融市場運用することで年金の持続性を高めている金融市場へ対して冷水を浴びせる金融所得課税強化まで検討しており、立憲民主党支持者は現在政策の他に「あまりにも内需へ向きすぎてはないか外貨獲得をどうするのか?」を立憲民主党へ問わなければならないと思われる。立憲民主党の成長ポイントだな。

続いて国民民主党の衆院選2024の公約確認すると、今一歩足りない気もするが立憲民主党よりは世界を見ており、より将来の社会保障の持続性について不安感の強い20代若者から比例票が流れたのも納得できる部分があり、表現として適切なのか検討する必要はあるものの、企業とべったりな自民党内需へ振りすぎている立憲民主党の間の子のような性質政策を取っている。

そして日本維新の会の衆院選2024の公約確認するが、日本維新の会は立憲民主党とはまた方向性の違う内需へ向きすぎな政策を取っており、特に外国人へ対して厳しい目を向けているようで立憲民主党平等を訴えがちだが日本維新の会は日本人優先、ポピュリズム政党面目躍如と言ったところか。外貨獲得に関しては立憲民主党どんぐりの背比べなのでどちらが優れているという話はない。これも日本維新の会の成長ポイント

そして、日本共産党やれい新選組日本保守党参政党なども確認したが、言うは及ばず立憲民主党日本維新の会よりも強力に内需へ注力するどころか賃上げ消費税減税を訴えつつ企業負担の大きい内部留保課税金融所得課税などをするという国内資本を食い潰すことしか考えていない経済観の有様で、どうやって社会保障の持続性を担保するのか本当に謎だ。

以上のことから野党現在与党自公過半数を取れていない衆議院自民党政策について取引する際、自民党外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出そうとするとき邪魔をせず、例えば自衛隊補正予算を付けるなんていうとき夫婦別姓法案の可決を飲むのであれば協力するなどの動きをしたほうが良い。

もしも、自民党外需の刺激や輸出企業支援法案として打ち出した際に、野党がそれと取引をしようとするということは我々国民社会保険医療費年金人質にしていると同義であり、最悪の場合ドイツVWのような状況となってしまうので、こういう野党の動きには国民一丸となって野党非難すべきであるし、野党外貨獲得をもうちょっと考えようよと国民提言するべきだ。という話でこのエントリを締める。

2024-10-09

anond:20241009125504

vwの数値を大きくしないとスマホ文字が米粒のようにしか見えないと考えられる

2024-09-16

Volkswagen Group

最近話題のあの子

項目2020202120222023
販売台数930万888万826万924
売上高2228.84億ユーロ2502.00億2792.32億3,223億
営業利益96.75億ユーロ192.75億221.24226
税引後利益88.24ユーロ154.28158.36億179億
純利益3.9%6.2%5.7%5.6%

2023年度の中国割合34%

320万台(YOY+1.6%)

トヨタ

王の中の王

北米欧州で絶好調

項目2020202120222023
販売台数992万台1038万1055.8万1109万
売上高27兆2145億円31兆3795億37兆1543億45兆953億
営業利益2兆1977億円2兆9956億2兆7250億5兆3529億
税引後利益2兆2452億円2兆8501億2兆4513億4兆9449億
純利益8.2%9.1%6.6%11%

2023年度の中国割合17%

190.7万台(YOY-1.7%)

ホンダ

円安マジックで見えていないが実はVWと似た症状

項目2020202120222023
販売台数454万台407万369万410.9万
売上高13兆1705億円14兆5526億16兆9077億20兆4288億
営業利益6602億円87128394億1兆3819億
純利益6574億円7070億6953億1兆1071億
純利益5.0%4.9%4.1%5.4%

2023年度の中国割合30%

123.4万台(YOY-10.1%)

日産

くっきりと死相が見えている

南無阿弥陀仏

項目2020202120222023
販売台数405万台388万330.5万344.2万
売上高7兆8625億円8兆4246億10兆5967億12兆6857億
営業利益-1506億円2473億3771億5687億
純利益-4486億円2155億2219億4266億
純利益-5.7%2.6%2.1%3.4%

2023年度の中国割合22%

79万台(YOY-24.1%)

2024-09-11

ベンツのいいところ・悪いところ

いいところ

悪いところ

というわけで、快適な部分とストレスフルな部分が極端な車だと思います

2024-09-09

anond:20240909104136

アウディならクワトロ雨の高速で安心感が高い、ただスバルで十分

VWBMWならトランスミッションDCT変速気持ちいい、ただ種類にもよるけど壊れるらしい

高速での直進性とかいいらしい、ただ120kmくらいまでなら最近国産のいいやつなら問題ない

ドイツ車の良さが分からない

AudiとかメルセデスとかBMWとかVWとか

買い換えのタイミングでいつも候補に出てきて

スペックを事細かくチェックして試乗して見積もりまで取るんだけど

いまいち良さが分からなくて毎回国産車を買ってる

「同じ価格帯なら国産車の方が」とかい理由じゃなくて単純に装備やスペック微妙すぎる

雑誌とかドイツ車乗りの人は

「剛性感が優れてる」

「ドアの開け閉めの音が良い」

みたいに言うんだけど、国産車一定以上のグレード(クラウンぐらい)になると全然変わらないしなんなら国産車の方がしっかりしてる

カーナビ基本的全然ダメで、ディーラーから

CarPlay使って下さい」

って言われるし、ナビ以外のメニュー操作はわかりにくい

他にも車内の快適装備系も全然無いしシートも特別優れてない

エンジンについても馬力やトルクが特段優れているわけでも無いし燃費も悪いしエンジンフィールが凄く良いわけでもない

あと、基本的海外自動車を買う場合って国内流通してる自動車の中から指定して買うしかできなくて

要するに新車でも中古車を買うような感じでしか買えない

オプションや色を指定すると受注生産になるので納車まで半年とか1年とか平気でかかる

ドンピシャスペックがあれば買えるかも知れないけれど、例えば

「車体カラーは青でシートはファブリック、他は全部一番上のグレード」

とか指定しても国内になかったら買えない

国産車だと何を指定しても基本的に2,3ヶ月以内で納車してくれる(一部の車は1年とかかかるけど、その場合はどんなスペックでも1年かかる)

まぁメルセデスはいつも最後候補には残るから何かあると買うかもしれないけれど

AudiBMWは何がいいのかさっぱりわからない

R8とかM4とかは良いんだろうけど、サーキットを走るわけじゃ無いし、そのグレードでもGTRとかLexsus RCFとかの方が良さそうなんだよなぁ

巷でよく見るAudiとかBMWは何を思って買ったんだろうか

2024-09-08

今、総理大臣になるのはちょっとキツいと思う

景気が悪けりゃ、「景気回復!」って叫べばいいし、アルカイーダとかロシアみたいに叩くべき対象ポリコレ的に決まってる時はそいつらを叩けばいい。

ところがどっこい、今ってすごく微妙だ。各国めちゃくちゃピリピリしてる。

アメリカ中国ロシアEUも余裕ないじゃん。

どう立ち回っても下手を打ちそうな気がする。

個別にみてくとアメリカがまずやばい

景気後退は明らかなのにAIバブル株価だけアゲアゲGPUが売れまくってるだけで金になる気配ゼロ。脱工業化が進んで半導体も鉄もろくに作れない。「製造業なんか日本台湾韓国がすればよくね?」と金融とITに全振りしたツケなんでいまさらなんだが、大統領選挙工場労働者の票を取ろうと急に躍起。あと、やっぱ製造業って食料以上に有事の際に国防重要って気づいたんだと思う。最近紛争ではドローン活躍してるけど、市場的にも技術的にもメイドインチャイナが一強だし。ドローンに限らずだいたいのモノはメイドインチャイナだし。

メイドインチャイナの全ての製品に高関税とかわからんでもないけど、安い中華製なしじゃ生きていけないカラダに調教済みの消費者我慢できるのか。日本も対中国シフトに付き合わされるわけだが、どうしたもんか。

続いてEUもやばかろ。ガソリン車全廃とか威勢よかったのが嘘みたいで。イギリスは脱退するしフランス自国第一主義を前に出すし。

ドイツに乗っかってるんだからドイツの都合も考えてやれよって思うけど、石油が出る北欧とか原発が動いてるフランスとかイタリアは、ロシアから天然ガス買うなって強気中国EV関税かければ欧州が復活するとか夢見てるけど、VWドイツ国内工場閉鎖っていう現実をみろ。

そんで中国、これがまた余裕ナッシング不動産バブルの始末もあるし、なにより欧州米国が悪いのは全部中露ってスタンスできてるんで、ピリピリもするわ。

ロシア言わずもがな

中東やばい状況。

日本国内だってしんどい状況だと思う。

悲願のデフレ脱却をしたものの、やっぱりインフレ国民ウケが悪すぎる。欧米に比べりゃ屁みたいなインフレ率でも、給料は上がってないと大合唱。仮に給料が上がったところで、物価高は年金生活者の票としてはマイナスだろうしね。

いやー、自民党総裁選楽しみだ。

2024-03-20

anond:20240320141917

テスラは株下がった下がった煽られてるけどマシな方だから

リビアンルーシッドとか悲惨だしフィスカーとか潰れる5分前

bydはエンジン持ってるから事情違うし

あとEVゴリ押ししすぎてガソリン車とかの新車を出さなかったVW悲惨

2024-01-03

https://anond.hatelabo.jp/20240103111023

クロスポロはどうだ。

事故ったときの壊れにくさは欧州車だろ。

中身は普通ポロなので、高年式が良ければそっちで。

そもそもVWなら故障あんまりしないんじゃね? という安心感

しらんけど。

2023-12-25

anond:20230821082124

フォルクスワーゲン車両が出火元か 22日届け出のリコール対象 厚木パチンコ店駐車場火災

https://www.sankei.com/article/20231222-RLFZAUTUABJLBLRXX3RIG72AFU/

消防本部によると、2階に止めた車から出火した。関係者によると、消防本部は、エンジンオイル漏れて、走行中か走行直後で高温となっていた部品に付着し、出火したと推定する調査結果をまとめた。オイル漏れの原因は特定できなかった。

 VWグループジャパンは22日、9車種計6512台のリコールを届け出た。国交省によると、エンジンの熱でブレーキ液のタンクが溶け、液が排気系部品に触れて火災になる恐れがあるとの内容。熱を遮るマットが正しく取り付けられていなかったことが不具合の原因としている。

EVにはブレーキ液あるけど、エンジンいから、こういう心配はないね(笑)

2023-10-18

卍に対する西洋連中の弾圧に対抗したい

なんとなくWikipediaを眺めてたらつい思い出して卍まわりいろいろ見てしまったが、例えば蜂須賀氏家紋に卍が含まれるけどこれを使えない、とか、少林寺シンボルが卍だったのを海外進出のために変更した、とか、こういうのが文化的弾圧じゃなかったら何が弾圧なんだろうと。

ナチスを思い出させるっていうならVWビートル弾圧しとけよ。文化的盗用だ! とかどうでもいい話ばっかりぐだぐだ言ってるけど、あいつら結局俺様ルールを変えないから腹立つわー。

2023-10-06

ヨーロッパ自動車市場中国EV侵食されていると言うがどれのこと?

ヨーロッパ自動車市場中国EV侵食されていると言うがベストセラーリストの中に中国と一目で分かるブランドは見当たらない。見当たらないがEV市場ではクラシックカーしか見ないようなブランドが復活していたり、東欧ブランドや見慣れない新ブランドが幅を利かせている。それぞれどこの国のメーカーが作っているEVなのだろうか。

リストの並び順はおおよそシェア順。

中国?EVメーカー本拠地メモ
テスラアメリカ
フォルクスワーゲンドイツ
シュコダチェコフォルクスワーゲングループ企業販売しているEVフォルクスワーゲンID.4の兄弟車。
中国MG中国中国上海汽車グループ企業MGブランドを所有していたイギリスローバー1994年BMWに買収される。2000年MGローバーMGブランドを引き継いで独立するも2005年破綻して中国南京汽車に買われ、さらに買収した会社ごと上海汽車に買われる。2020年ヨーロッパ上陸
ダチアルーマニア1999年からルノー傘下。中国生産中国向けモデルダチアスプリングヨーロッパ販売日産サクラプラットフォームを共用。
フィアットイタリア2009年アメリカクライスラー吸収合併さら2021年プジョーシトロエンオペルなどを擁するPSA合併ステラティスという新会社の傘下に。ステラティスは中国東風汽車集団が4.5%資本参加。
アウディドイツフォルクスワーゲングループの高級車担当
プラスペインスペインセアトスポーティーカー担当子会社セアトフォルクスワーゲングループ企業VW ID.3の兄弟車を販売
キア韓国1998年から韓国現代自動車傘下。
BMWドイツ
中国ボルボスウェーデン1999年からフォード傘下の企業だったが2010年から中国浙江吉利控股集団傘下に。2019年EV発売。ヨーロッパEVシェア8%。バストラック事業は別会社中国資本ではない。
ルノーフランス日産EV兄弟車を独自技術も追加して少し遅れたタイミング販売。2年前はVWと2位争いをしていたが急落。
ヒョンデ韓国
フォードアメリカフォルクスワーゲンEV共同開発
オペルドイツ2017年GMからPSAが買収。そのまま2021年ステラティス傘下に。ほぼ同じ車をボクスホールブランドでも販売
プジョーフランスPSA中核企業だった。2021年ステラティス傘下に。
中国ポールスタースウェーデン1996年設立ボルボチューニングカーを販売していた。2015年ボルボに買収される。ボルボ傘下なので中国資本中国製造された車を販売
メルセデスドイツクライスラー2007年に売却して無関係に。
日産日本
MiniイギリスBMW傘下。1994年ローバーBMWに買われた。その後ローバーは切り売りされたがMiniブランドBMW継続して保有されている。
DSフランスPSAの高級車担当子会社として2014年設立シトロエンの名車DSにちなんだブランド名。2021年ステラティス傘下に。
三菱日本
中国BYD中国中国ブランドのままヨーロッパ販売している数少ない企業シェア殆どないが北欧で受け入れられ始めている。
フィスカーアメリカ2007年に同名の企業設立されるも破綻中国万向集団に買収される。その後社名だけ引き継いで2016年新規設立された会社中国に買収された元の会社カルマというブランドで売っているがヨーロッパには入ってなさそう。
シトロエンフランスPSAグループステラティス傘下に。
中国ORA中国中国ブランドのままの企業その2。長城汽車の1ブランドドイツあたりで受け入れられ始めている。

ヨーロッパ市場中国資本メーカーEVは主にMG(上海汽車)とボルボ(吉利汽車)のブランド販売されている。ボールスター、BYD、ORAというブランドでも少量ながら販売されている。

2023-09-14

anond:20230914111249

VWは結果が高い評価に追いつかなかった

トヨタ評価マイナススタートからちょっとやってますアピールするだけで「なんだ、やれてるやん」ってなる

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