桐生新町

西鹿田中島遺跡の縄文草創期住居復元
みどり市ってどこにあるか分かりますか。
岩宿ですよ。みどり市教育委員会の事務局は岩宿博物館のなかにあります。佐原真さんは、日本の旧石器時代を「岩宿時代」と呼びました。その岩宿周辺の複数の自治体が合併して「みどり市」が誕生した。ニュートラルな地名ですよね。
今年からみどり市にある西鹿田中島(さいしかだなかじま)遺跡の整備委員になりました。患者が病気になって一時期すべての委員を辞めていましたが、病気快癒とともに懐かしい仕事が舞い戻ってきた感じです。縄文草創期の竪穴住居の復元に取り組んでいます。いま密かに(業者さんが)模型制作を進めています。

桐生の町並み
委員会が開催された11月17日(月)の午前、みどり市に隣接する桐生市を訪ねました。桐生市は2011年に市制施行90周年を迎えました。翌2012年、市制90年を記念して「桐生新町」が重要伝統的建造物群に選定されました。もう細かいこと書く余裕ありません。写真をごらんいただけば分かるように、西日本の町並みとはまるで趣きが違う。たぶんおそらく、縄文文化の進化のクライマックスなんだわね。少し前に訪れた脇町や明日か明後日ユートが報告する竹原は弥生文化のクライマックスですね。ほんにまるでちがう。町並みの成熟度もだいぶ差がありますね。脇町や竹原は元からレベルが高く、それが修理修景でさらに質を向上させている。
桐生の町並みは歯抜けが目立ちます。ただ看板建築が多いので、これを修景すれば、よい景観に変わっていくでしょう。その点、未来はあるし、全国の歯抜け町並みに希望を与える存在だと思います。

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↑看板建築、たくさんあります。