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第10回「ツリーハウスに挑戦!」(Ⅰ)

CIMG2040ツリー10回目


環境整備班の活動

 12月6日()の活動では、1年は3班(1班に各3名)に分かれて活動した。摩尼寺門前から「奥の院」までのサインボード班、「奥の院」から山頂までのサインボード班、「奥の院」の環境整備班の3班だ。
 今回、私は久しぶりに環境整備班として石段の清掃を手伝うことになりました。石段下部は以前から見えるようにはなっていたのですが、まだ切り株が残っており、石段上部にはまだ土が被っていたので、それらを取り除く作業に取り組みました。石段は濡れていて、とても滑りやすく、気を配りながら作業をおこないました。はじめは竹箒ではきながら「土器が出てきて手柄を上げられたらいいなぁ」と思いながら、土を除いていきました。一回滑って死ぬかと思いました。木の根が多いところは切り株を抜かないときれいにすることができないので、その作業から始めました。まず株まわりの土を除いてから、出てきた樹根を鋸で切っていくという方法で作業を進めました。しかし、石段上部にある横溝は、石段下部にあるものより幅が広く深かったため、樹根も予想以上に張り巡らされており、今回ねらいを定めた切り株は取り除くことができませんでした。ちなみに、このとき自分だけ軍手をしていないことに気がつきました。
 切り株を除くことはできませんでしたが、土自体はかなりの量を取りさり、溝が掘られ始めた部分を露出させることができました。この日はとても寒く、雪もちらついていましたが、途中で出てきた石のかけらを独断で「打製石器」と思いこみモチベーションを高めたため、なかなか効率よく作業を進めることができたと思います。今回で他の班は山でのフィールドワークを終えるそうですが、環境整備班だけはまだ粘ります。次こそは石段上部にある切り株と土もすべて除きたいと思います。残念ですが、土器はみつかりませんでした。(環境学科インドアーズO)



CIMG2377ツリー10回目

CIMG2053ツリー10回目


CIMG2102ツリー10回目
↑↓ 最後に1張残ったテントの撤収作業
CIMG2105ツリー10回目

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魯班13世

Author:魯班13世
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魯班(ルパン)は大工の神様や棟梁を表す中国語。魯搬とも書く。古代の日本は百済から「露盤博士」を迎えて本格的な寺院の造営に着手した。魯班=露盤です。研究室は保存修復スタジオと自称してますが、OBを含む別働隊「魯班営造学社(アトリエ・ド・ルパン)」を緩やかに組織しています。13は謎の数字、、、ぐふふ。

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