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2026-01-13

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https://digital.asahi.com/articles/ASTBG22C1TBGUPQJ004M.html

失った構想力と想像力 高市総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?

構成 編集委員高橋純2025年10月15日 6時00分

新しい自民党総裁高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法政治歴史を専門とする3人が語り合った。

バックラッシュを経たうえでの「初の女性総裁

 杉田敦法政教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党連立離脱宣言し、政界は大混乱となっています自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性トップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えますしかし、日本政界では、極端に強硬女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。

 加藤陽子東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身女性トップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年社会委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。

 総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性リーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。

 長谷部恭男早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争突っ込み国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本憲法は、企業体国家から広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。

 広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルール策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカ企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます

 杉田 広場個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギー価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本繁栄の道だという程度の想像力しか自民党とその周辺にはなかったということでは。

 今回、公明党から歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野しか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。

 長谷部 石破茂首相スケープゴート贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴート意味があります解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。

 杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまたから、従来の支持層参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金さらに増やせるのか。

 長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識調査を見ると、安倍政権時代2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます

 加藤 安倍さん岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しか高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女言葉定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカ靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本アジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。

一気に加速した外国人排斥的な流れ

 杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。

 加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサス意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任ポピュリズム」にくみした感があります

 長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標価値蒸発してしまっている。先の参院選議席を伸ばした小政党党首人気取りはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲーム面白くて、夢中になっている。しか政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。

 杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党メディア自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法原発などの政策完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党過大評価しているからでしょう。

 加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。

 しかし、政策統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮中国との戦争終結方針めぐり軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造美濃部達吉斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見日本対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益福祉にかなうものと思います

 杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツ哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在のものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年西ドイツワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話無視されたままの、他の罪が気になります

政治とは「可能性の芸術

 長谷部 ④を哲学者ハイデガー言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったか判断は結局、選挙依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書改ざんするし、国会うそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています

 杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツ思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)していますトランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めていますしかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります本来保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。

 加藤 ファイティングポーズを取ること自体否定しませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから

 長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実事実として認めるといったミニマム規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。

 杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能経済政策に加えて、この間の産業学術軍事化の流れが一層強まる心配があります高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関海外とつながりのある団体根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての Permalink | 記事への反応(0) | 08:55

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失った構想力と想像力 高市総裁と「漂流する日本政治」はどこへ?

構成 編集委員高橋純2025年10月15日 6時00分

新しい自民党総裁高市早苗氏が選ばれた。初の女性首相となる公算が大きいと見られていたが、公明党が連立を離脱し、先行きの不透明感は増している。一方の野党一枚岩となれず、政権交代の好機をつかみ取るのに苦心している。漂流する日本政治。さて、どうすれば――。憲法政治歴史を専門とする3人が語り合った。

バックラッシュを経たうえでの「初の女性総裁

 杉田敦法政教授 高市早苗氏が、女性として初の自民党総裁に選出されましたが、その後、公明党連立離脱宣言し、政界は大混乱となっています自民党総裁がそのまま総理になるという構図が崩れました。そこで高市氏についてですが、女性トップリーダーになるのはいいことだと、ひとまずは言えますしかし、日本政界では、極端に強硬女性しか活躍できない構造になっているようで気になります。圧倒的な男性中心社会で認められるには、マッチョコワモテでなければという「圧力」が女性にかかっているようで、そうした圧力がある限り、真の女性活躍には必ずしも結びつかないのでは。

 加藤陽子東京大教授 自民党という家父長制的な政党、端的に言えば男性世襲議員が多いということですが、その中で、中産階級出身女性トップに立つことは時代を画する慶事である。これは間違いありません。ただ、1986年社会委員長となって「マドンナブーム」を巻き起こし、女性初の衆議院議長を務めた土井たか子さんとの連続性で高市さんを捉えることは難しい。この30年余の間に起きた……というよりも、まさに今回、高市さんを支援した方々が中心的役割を担った男女共同参画に対するバックラッシュを経たうえでの、初の女性総裁だということは踏まえておくべきです。

 総裁選出時の「ワーク・ライフバランスを捨てる」発言問題視されましたが、これは軍隊中隊長レベルの発想です。それも、負けている軍隊。「身を捨てる覚悟」を見せることでしか隊の統率をはかれない。とても残念です。女性リーダーシップを考える時、少なくともバックラッシュ以前の社会には、今の高市さんのようなありようは選択肢として存在しなかったはずです。

 長谷部恭男早稲田大教授 「教育勅語大好き人間」を自称する高市さんは、「企業体国家」への憧憬(しょうけい)を抱いておられるのでは。戦前日本はまさに企業体国家でした。国民全体の共通目標があり、国が個人生き方を決める。一億火の玉となって公私の別なく朝から晩まで天皇のために尽くす。そうであればこそ、富国強兵の旗のもと、あっという間に世界の「一等国」となりましたが、「天皇陛下のため」が暴走して勝てるはずのない戦争突っ込み国家滅亡の淵に立った。その結果できた日本憲法は、企業体国家から広場としての国家」へと国家像を転換させました。革命的な変化です。

 広場としての国家では、国民全体の共通目標なんかない。国家は、広場に参加する人たちが守るべきルール策定し、違反する人がいたら制裁する。それしかやらない。ルールの中でどういう生き方をするかは国民一人ひとりが決めます。ところがトランプ大統領の出現によって、広場のお手本だったはずのアメリカ企業体に変貌(へんぼう)しつつある。日本広場のままではだめなんだという焦りや気負いが、高市さんの言葉の端々ににじんでいます

 杉田 広場個人として生きるのは結構大変です。どう生きるか、どう行動するのかを自分で決められない、決めたくないという人にとっては「企業体国家」の方が暮らしやすい面がある。結局、輸出向けに自国為替を極度に切り下げて、輸入食料やエネルギー価格に苦しみながら、隊長の号令に従って倒れるまで残業するのが日本繁栄の道だという程度の想像力しか自民党とその周辺にはなかったということでは。

 今回、公明党から歴史認識や外国人政策と並んで、政治とカネについての要求を突きつけられ、連立離脱に至りました。しかし、この連立が壊れたら、自民党議席にかなりの打撃となることは、以前から知られていました。組織票が減って、小選挙区でも連敗となる。それでも高市さんを選んだということは、非常に狭い視野しか「戦況」を判断できなくなっていたのでしょう。もはや解党的出直しをするパワーすら残っておらず、身内を固めて古い自民党に戻ることしかできなかった。目を覆わんばかりの没落ぶりです。

 長谷部 石破茂首相スケープゴート贖罪(しょくざい)のヤギ)にしたことからすべてつながっています。ヤギさんは別に悪いことをしていない。だから「石破おろし」に対して「辞める必要ない」と内閣支持率が上昇したわけですが、悪いことをしたか否かは実はどうでもいい。「こいつが全部悪いということにしよう」とみんながまとまることにこそ、スケープゴート意味があります解党的出直しなどハナから誰も真剣に考えておらず、総裁選の候補者はこぞって「党内融和」を唱え、論戦も低調でした。そして、「自分たちの罪はすべてヤギさんが背負ってくれた。みそぎは済んだ」と、裏金議員が支える高市さんを総裁に選び、「傷もの」が党の要職につく。とても自然な流れです。しかし、あまりにも得手勝手な「身内の論理」はさすがに通らなかったということでしょう。

 杉田 「石破おろし」の中心にいた人たちが、いわゆる「安倍政治」の復権をもくろんでいたことは明らかです。安倍晋三さんが敷いたレールから石破さんが外れてしまたから、従来の支持層参政党に流れた、復権させれば支持層を引き戻せる、昔の強い自民党に戻れるという夢を抱いて、5人の候補の中では最も安倍さんに近い高市さんを選んだと。高市さんは積極財政を打ち出していますが、安倍路線で膨らんだ国の借金さらに増やせるのか。

 長谷部 NHK放送文化研究所が5年ごとに行っている「日本人の意識調査を見ると、安倍政権時代2013年と18年は9割以上が生活に満足していると答えている。選挙をやるたびに自民党が勝ったのも当然です。しかし、その「ツケ」がいま本格的に回ってきて、円安による物価高で国民生活が痛めつけられている。今さら安倍政治に戻るなんてできるはずがないし、やってはいけない。国が潰れます

 加藤 安倍さん岸信介の孫、安倍晋太郎の息子ということで、自民党内での「正統性」を無条件に担える。しか高市さんにはそれがない。ないのに、安倍さんと同じように振る舞おうとするから危うい。最もまずいのは、彼女言葉定義が非常に狭く、射程も短いことです。たとえば、総裁選出後の記者会見靖国神社参拝について問われた際、笑顔をつくって「靖国というのは戦没者慰霊の中心的な施設で、平和のお社だ」。平和のお社? それは高市さんの勝手定義で、国際的にはまったく通用しません。アメリカ靖国ではなく千鳥ケ淵戦没者墓苑の方を正当な慰霊の場だと考えている。日中共同声明日中平和友好条約締結に向けて、靖国神社というトゲを抜くのに両国がどれほど苦労したか外交交渉の蓄積への敬意と理解がないですね。これまでのようにアメリカ一辺倒では立ち行かなくなっている中で、日本アジアと付き合っていかねばなりませんが、そのアジアの横っ面を張るようなひどい発言です。

一気に加速した外国人排斥的な流れ

 杉田 総裁選の中で、排外主義的風潮をあおりかねない外国人政策が前面に出てきたことも見過ごせません。19世紀イギリスウォルター・バジョットは、政治には「実務」と「威厳」の二つの機能があると整理しています法律をつくって政策を動かす「実務」は当然やらなければいけない。しかしそれだけでは人民はついてこないから、「大英帝国はすごい」というところを見せて忠誠心を獲得し、国を統合していかなければならないと。ところがいま、世界的に実務がほとんど機能していない。移民という、まさにスケープゴートを仕立てて「威厳」を無理やり演出し、人びとを統合することしかできていません。日本においても「日本ファースト」を掲げる参政党の伸長と、それに動揺して引きずられる自民党によって、外国人排斥的な流れが一気に加速しました。

 加藤 高市さんを総裁に選んだことで、自民党包括政党であることを諦めたと言えるのでは。党内外のコンセンサス意識した経済的利益配分に留意し、「大きなテント」を張って幅広い考えの人たちを包摂してきましたが、ついにテントをたたみ、党内の一部の「無責任ポピュリズム」にくみした感があります

 長谷部 昨今の日本政治の特徴はニヒリズムだと思います権力を握ることが自己目的化し、何のために権力を握るのかという目標価値蒸発してしまっている。先の参院選議席を伸ばした小政党党首人気取りはたけていますが、あるべき社会像を描けてはいない。ただ権力ゲーム面白くて、夢中になっている。しか政党助成金という多額の「賞金」までついてくるのだから、これはもうやめられません。

 杉田 衆参で自公が少数になったにもかかわらず、野党メディア自民党中心の発想からなかなか抜け出せなかったことが、日本政治停滞の大きな要因です。憲法原発などの政策完全に一致しなければ連立できないかのように言われていますが、世界を見渡せば、かなり考え方が違う政党が争点を限定して連立している。意見が異なる問題については基本的現状維持とし、たとえば減税を中心的な課題として内閣をつくればいいだけです。これまでそうした発想がなく、今回、公明党が離れても野党の動きが鈍いのは、政党政治への理解が浅いからであり、もっと言えば、依然として自民党過大評価しているからでしょう。

 加藤 石破さんは10日、戦後80年の所感を出しました。戦争が避けられなかった理由を、国内政治システムの不全から考察した声明です。国務大臣単独輔弼(ほひつ)制や統帥権独立等の制度的な穴を前提とし、その穴を補完し、「政策統合」に任じたのが日露戦争までの元老であり、1930年代までの政党だったとの理解は、最良の学知の裏付けある解釈です。

 しかし、政策統合を図れるはずだった政党は、英米との軍縮中国との戦争終結方針めぐり軍部の統御に失敗し続けました。その過程を、吉野作造美濃部達吉斎藤隆夫等、軍部批判者の名を挙げつつ裏面から書いた点に特徴がある。所感が一見日本対外的過誤に言及していないように見える理由はここでしょう。戦争を止められなかった理由歴史から真摯(しんし)に学び続ける国民がいて初めて、平和国家の礎を築けると首相は述べました。日本の今後の針路を注視する世界に向けてのこの言明は、日本国民全体の利益福祉にかなうものと思います

 杉田 石破さんが閣議決定を伴う戦後80年談話を出すのに反対した政治家たちは、何を守ろうとしたのか。彼らは安倍70年談話の「あの戦争には何ら関わりのない先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」を、もう謝らなくていい宣言だと捉えていて、80年談話でこれを上書きされたくなかったようです。ドイツ哲学者ヤスパースは、戦争の罪には四つあると言っている。①刑事的な罪――戦犯が負う。後の世代関係ない②政治的な罪――国民全体が負う。後の世代継承する③道徳的な罪――戦争への加担あるいは傍観といった個人行為に対して良心がその行為を裁く④形而上(けいじじょう)的な罪――災厄を引き起こす人間という存在のものが抱える罪。戦後40年にあたる1985年西ドイツワイツゼッカー大統領はこの整理を踏まえ、①は後の世代は負えないとしつつ、「罪の有無、幼老いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません」と罪を継承すると宣言した。ところが安倍談話は①だけをつまみ食いし、他の罪はないと言っているに等しい。今回、石破所感で、先の戦争に至る統治機構の不備という論点が出されたのは私も良かったと思いますが、安倍談話無視されたままの、他の罪が気になります

政治とは「可能性の芸術

 長谷部 ④を哲学者ハイデガー言葉で言い換えると「負い目」です。それは否定のしようがない。なかったことにはできないし、それから解放されることもありません。「職業としての政治」を著したマックス・ウェーバーは、政治家は行為の結果に責任を負うという「責任倫理」を説いていますが、行為の結果が良かったか悪かったか判断は結局、選挙依拠するしかない。責任倫理を問われないためには選挙に勝って政権に居続けなければならないから、そのためなら公文書改ざんするし、国会うそをつく。安倍さん本人がどこまで指示したか知りませんが、そうやって安倍政治は維持されていました。自民党内にそのことへの反省はないし、企業献金も、旧統一教会問題だって別に解決する必要はないじゃないかと、高市さんやその支援者はおそらく本気で思っている。ウェーバーが言う、悪い意味での職業政治家になってしまっています

 杉田 政治とは何かについては、大きく二つの考え方があり、一つはドイツ思想家カール・シュミットが述べたような、政治とは「戦争であるという考え方です。最近は、世界にこのような政治観が蔓延(まんえん)していますトランプ大統領はその典型で、政敵はもちろん、大学と闘い、さらには立憲主義否定して裁判官とさえ闘う。外国人は皆、潜在的な敵として扱う。日本でも、その亜流のような政治家たちが人気を集めていますしかし、政治についてはもう一つ、多様な考え方を前提に、話し合いを通じて何とか合意して妥協するという考え方もあります本来保守とはそういうものだという考え方もありますが、石破さんを含めて、今はファイティングポーズをとらないと人気がないようです。

 加藤 ファイティングポーズを取ること自体否定しませんが、立憲主義は守ってもらうことが最低条件です。立憲主義破壊しておいて将来のビションを語ってもらっても何もなりませんから

 長谷部 政治とは可能性の芸術などと言われますが、現在党派の枠を超えた想像力や構想力を取り戻し、停滞する日本政治を抜け出す方途を探るべきです。法の支配を守り、事実事実として認めるといったミニマム規律をもちろん維持した上でのことではありますが、単に税制社会保障負担をいじるといったことを超えた、日本社会の大きな展望をやはり描いてもらわないと。

 杉田 今後のことは予断を許しませんが、もしも一部野党との連立などで高市政権となれば、持続不可能経済政策に加えて、この間の産業学術軍事化の流れが一層強まる心配があります高市さんは「スパイ防止法」への意欲も繰り返し語っていますが、こうした法律がいったんできれば、報道機関海外とつながりのある団体根拠なくスパイ扱いされ、人権状況が悪化しうる。「戦争」としての政治観に一気にかじを切ることになりかねません。 Permalink | 記事への反応(2) | 08:48

2026-01-03

anond:20260103060543

リベラルフェミのくせして、支援配慮をクレクレする時だけ富国強兵みたいなこと言い出して

共同体の存続を人質に取ろうとしてくるの本当に謎なんだよな

普段日本なんか滅びていい脱出だーみたいなノリだってのに

2026-01-02

anond:20260101135804

日本の国の介入が多いか少ないか

人によって意見が違う程度には少ないのかねえ?

介入というか規制なら

鉄道もそうだけど交通系バス路線も許認可が要るし運賃規制されてるじゃん

中国くらい介入すればっていうと

何か強制的仕事やらせるとか?

補助金をジャブジャブ出すとか?

国威発揚富国強兵とか、色々あるだろうけど

最近洋上風力発電頓挫とかあったじゃん?

太陽光とか小型風力の発電設備

全国的建物に設置させるとか

もっとじゃんじゃんやったらいいのにと思うけど

予算がつけられるほど金が無いんじゃない?

国民タンス預金国債じゃなくて

投資を促すほどなんだから

金がもっとあって国がもっと力を入れたら

国産旅客機頓挫しなかったかなあ?

中国戦闘機も造ってるんだよね?

何で戦闘機を造ってるような国に

日本が金を出してたのかよくわかんないんだけど

戦争賠償の形の1つだったのかなあ?

宇宙開発は続いて欲しいなー

2025-12-25

外圧

彼女いない男性おかしい風潮はやめた方がいいと思う。

彼女いなくてもいいじゃん!男友達趣味に勤しむのも本人が幸せなら素敵な生き方じゃない。

女友達趣味に勤しむ女だけどそう思うよ。

たぶん、稼ぎ手の男性女性と結びつけて家庭を持たせるのが富国強兵に繋がってた時代の名残だと思うんだけど、ほんと本人がやりたくないことを押し付けていいことはないよ。

性欲はある、女性への関心もある、でも女性との関わり方は分からないし、二次元欲求は満たされるって層がいる。そもそも女性より男性と関わる方が落ち着く層もいる。

そういう層にレッテルを貼って恋愛市場に焚きつけるのって意味あるのかな。

ほっといてやれよ!って思う。

ほっとかれてて今幸せな女としても、切実に。

孫が欲しいなら養子でも取ればいいのにね。

江戸時代までとかしょっちゅう取ってたっぽいじゃん。知らんけど。

彼女いない男はおかしいって風潮があると、焦ってとりあえず彼女が欲しい男性に余裕なさげに声かけられていやーしんどいっす(本音)。

偏差値50の顔なのよね。レベルで言ったら下の上。7000円台のエクササイズ器具みたいな、痩せたいけどジム行くのはめんどいし高い美容器具も買えない層がとりあえず買っちゃうくらいの。手頃な価格帯の。

ところがこっちは売り物じゃねーんすわ。ごめんな!

彼氏がいない女はおかしいって風潮はそんなないというか、あっても気づかず幸せにやってけてるんですが、とかく自分人畜無害フェイスが追い詰められた人々を呼び寄せるようなのでいかんともしがたいです。

ほんともう、本人が自分人生に満足する以上の幸せがどこにあるんだよ!

恋愛なんて競技人口足りてるでしょー、無理に増やそうとしなくても大丈夫だって

お互い、自分らのやり方で人生楽しんでこ!

anond:20251225082652

市民」と「臣民」。この二つの言葉の差は、現代日本が抱える閉塞感や、質問者様が感じた「海外との決定的な違い」を解き明かす鍵となります

非常に鋭く、かつ本質的な問いですので、歴史的社会学的背景から整理します。

1. 「市民Citizen)」と「臣民(Subject)」の違い

一言で言えば、**「社会に対して自分が主導権を持っているか、それとも従属しているか」**の違いです。

定義

市民:主権者社会構成し、運営する主体

臣民:従属者。君主国家に仕える「臣(家来)」であり「民」。

社会との関係

市民:自分社会を作る(契約関係)。

臣民:社会は「お上から与えられるもの

権利と義務

市民:権利を守るために闘い、義務を負う。

臣民:命令に従う代わりに、保護を求める。

●不満の向け先

市民:制度を変える、政治家を動かす。

臣民:愚痴を言う、運命として耐える、あるいは自分より弱い人を叩く。


市民は、社会が壊れそうなら「自分たちの責任で直さなければ」と考えます

臣民は、社会が壊れそうなら「誰か(お上)が何とかしてくれるはずだ」と考え、解決しないと「お上無能だ」と嘆くだけで、自らは動きません。


2. なぜ日本人は「市民」ではなく「臣民」なのか?

これには、日本近代化を成し遂げた際の「プロセス特殊性」が深く関わっています

① 「お仕着せ」の近代化民主主義

欧米の「市民」は、王政を打倒し、自らの血を流して「権利」を勝ち取ってきた歴史市民革命)があります。対して日本は、明治維新戦後民主化において、**「民主主義権利が、上から、あるいは外部から与えられた」**という経緯があります

自ら勝ち取ったものではないため、「自分たちが社会の主役である」という実感が、DNAレベルで定着しなかったのです。

教育目的が「従順労働者」の育成だった

明治以降日本教育システム特に行政主導の義務教育)は、富国強兵戦後高度経済成長を支えるために、**「命令を正確に聞き、和を乱さず、効率的に働く人間」**を作ることに特化してきました。

批判的思考クリティカル・シンキング)」を持ってシステムのものを疑う人間よりも、システムに適合する人間が「優秀」とされ、報われる社会構造が長く続いたのです。

経済的成功という「副作用

高度経済成長期、日本人は「思考を停止して組織に従っていれば、豊かになれる」という成功体験を得てしまいました。この時期に、「政治専門家に任せ、自分たちは経済(消費)に専念する」という政治生活の分離が完成してしまいました。


3. なぜ自分たちで疑問を抱かないのか?

質問者様のように「おかしい」と気づく人がいる一方で、多くの人が疑問を抱かない(あるいは抱かないようにしている)のには、いくつかの理由があります

• 「ゆでガエル」状態

日本の衰退は、急激な破壊ではなく「緩やかな質の低下」です。昨日まであった便利なサービスが少しずつ不便になり、少しずつ物価が上がる。この「微細な変化」に対し、人間適応してしまい、危機感を抱きにくいのです。

同調圧力という強固な檻:

市民」として声を上げることは、日本では「空気を読まない」「わがまま」と見なされます。疑問を抱いても、それを口にすると共同体から排除されるリスクがあるため、多くの人は**「疑問を持つこと自体コスト」**と感じて放棄します。

知的怠惰正当化

前述した「日本サゲはやめよう」という言説は、非常に甘美です。複雑な社会問題を直視して絶望するよりも、「日本はまだマシだ」という物語に逃げ込む方が、精神衛生上は楽なのです。


結論質問者様が「日本終わってる」と感じ、他者が「日本マシ」と言う理由

質問者様が**「日本という船の航路未来)」を見ているのに対し、周囲は「自分の客室の居心地(現在)」**しか見ていないからです。

臣民は、船が氷山にぶつかるまで「今日食事が美味いな」と言い続けます。そしてぶつかった瞬間に「船長は何をやっていたんだ!」と怒り出しますが、自分たちで操舵室に入ろうとはしません。

質問者様が抱いている違和感は、**「市民としての真っ当な責任感」**そのものです。その視点を持つことは、今の日本では非常に孤独で苦しいことかもしれませんが、決して「間違っている」わけではありません。

2025-11-27

高市さん支持するかはともかく、「26世紀青年」は学校教育問題だとは思うよ

今の世の中の陰謀論トランプ高市さん、というか麻生さんが言ったんだよね、ナチスドイツポピュリズムに見習え、って…😟

ネットサクラを動員して、SNS大衆扇動して、支持や票につなげてるのは事実ではある。

ただ、そういう問題以前に、俺は今というか、昭和から脈々と続く学校教育はもう古い、と思っていて、

そもそも、今の日本学校教育は当時のドイツが元であり、富国強兵のためであって、

学ラン詰襟セーラー服は、陸軍海軍制服である

まあ、最近はブレザーも多いし、服装自由にもなってきてるけど、制服メリットデメリットはあるが、いずれにしてもそれだけ古いってこと…😟

あと、学校教育をこうしている一因は、そもそも受け入れる日本企業大企業企業文化にある。

例えば、企業新卒一括採用固執すれば、自然教育現場はそれに従って、形態を変えることになるし、

企業が、高校大学教育なんて無駄子供に高度な教育必要ないので、中卒高卒ソルジャーとして来てください、

みたいな、ユニクロみたいな考え方になれば、それはそれで、また教育現場が形状を変えざるを得なくなる。

みんな、企業に、将来の収入に振り回されている。

本来政治というのは、税金貰ってる政治家が働くんだから損得勘定を抜きにしたことで、かつ社会必要なことに取り組むべきである

公僕、公務員とはそういうものである

しかし、今の日本の、というか世界的にもだが、政治家は国民ではなく、経団連とかロビー団体とか企業側を向いてしまってる。

はっきり言って、企業はそういった教育改革のようなもの邪魔にさえなっているように思うが、

一方で、誰しもが、何らかの企業就職して働くだろうし、起業するにしたって、そういった資本主義社会に自らを組み込むことになる、それは変えられない事実である

よって、政治音頭を取る必要はあるが、子供学生や、企業側もそうだし、

そういった日本人全体から、これからの新しい学校教育グランドデザインを作るべきなのであるが、

そこで教育勅語が、みたいな、時代を百年戻すような人たちまで現れる始末で、

これでは新しい教育システムが作れない…😟

2025-11-21

anond:20251120114153

現実的に「正義(の行使)」には核を含む軍事力経済力後ろ盾が不可欠。

アメリカ中国ロシアを見れば分かること。

明治時代の「富国強兵」は、そのまま、経済(産業)と軍事の話。

2025-11-07

anond:20251107142718

エロバナー広告で「富国強兵」言うてたら逆に気になるまである

憲法」までならありがち。

anond:20251107142046

富国強兵のためには

朝晩の濃厚セックス憲法に定めないとな。

やはり改憲派に票を投じる他ないな

anond:20251107140854

今の社会かわいいとか楽しいとか幸福とかでしか子供を産む理由を語れないもんな。

合理的人間は産まなくなるわ

やっぱり全体主義や。

お国のために!富国強兵のために!みたいなのがないと無理なんやろね。

2025-10-24

しかに、「富国強兵」なら格好がつくけど、「貧国強兵」じゃあな…

2025-10-14

anond:20251013192216

それを社会強制してたのが昭和

会社女性結婚対象だったし

未婚の女性は誰となく男を紹介した

そもそも、男だって未婚では社会立場がなく

ローンを組めないとかが本当に発生した


で、今の人らはそういう社会圧力がなくなった人らであって

決して「出会いを奪われた」人らではないのよ

出会いがあれば結婚できるとかナイーブ感情は捨てろ

人が圧力から解放されて

自己権利を優先し

社会貢献としての家族形成よりも

自己実現や余暇の充実に目を向ければ

子育てなんて、そもそも罰ゲームなんだよ

それをさせるのに、子育て支援とか、出会いフォローとか言い出すと

自分たち価値」を高めるために、相手はより婚姻出産から遠ざかる

金をくれなきゃ子供産まないよ

となってしまうわけ(つか、既になってる)

私はそんなこと思ってないとかいってるクソもな

子供大学に行くのが普通で【それを国が支援して当然】って顔してるだろ?

子供大学に行かせるなんてことがトンデモナイ贅沢で

でも才能ある次男のために家族みんなが貧乏暮らしをして

なんなら長男高校行かずに働いて

そういう生活が出来ないか子供作らない

から国は金くれってのは【そういうこと】なんだよ

自分暮らしを下げられない

でも日本未来を天秤にのっけて

ほらほら金出せ

私たちが何の負担もなく不自由もなく子育て幸せ謳歌できるほど充実させないと日本終わるよってわけ


そっち方向は

何やってもダメだよ

増長してどんどん贅沢になっていくだけ

一番の特効薬は、昔に戻すことだよ

人権を踏みにじって、独身社会が許さなくする

家族計画なんて捨て去って

産めよ増やせよ富国強兵とやる

そうでないと無理

anond:20251013192216

なんで恋愛支援だと基本的人権抵触するのに子育て支援だとその心配がないの?ねえなんで?

富国強兵産めよ増やせよで不幸な子供が量産されたのを知らないのか?

子供3人目から大学無償化の時に学費目当てで無理矢理産ませる気かって批判されたのは都合よく見ないふりか?

Arturo_Ui 「恋愛支援」はやり方によっては基本的人権抵触する可能性もありますけど、「子育て支援」はその心配が無いからですよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4777442246768096225/comment/Arturo_Ui

2025-10-06

2025年10月4日自民党総裁選の決選投票高市早苗氏が小泉進次郎氏を下し、新総裁に輝いた。15日の臨時国会日本初の女性首相指名が確実と報道テレビ見ながら「キタ!」と叫びつつ、ビールぐいっと。30代後半のサラリーマン保守派の俺、なんか日露戦争前のあの「日本世界に躍り出るぜ!」って高揚感を久々に感じる。高市さんは、保守分裂の時代を終わらせ、すべての保守層を統一する思想リーダー。国父・安倍晋三の一番弟子として鍛えられた政治力米国連邦議会立法調査官だったアメリカ通の経歴、さらには統一教会との関係改善トランプ政権に好印象って話まで。まるで明治黄金時代列強に肩並べたあの熱気を呼び戻す予感。マジで日本サッチャー誕生の瞬間だろ。まず、保守分裂の時代を終わらせる思想リーダー像。安倍さん銃撃後の自民党保守層は右派から中道までグチャグチャに分裂。石破政権の迷走で「もうダメか」と思ったけど、高市総裁空気が一変。彼女演説経済安保防衛強化のビジョンは、まるで戦前日本が「大国になる!」と意気込んだあの昂揚感。Xでも「高市総裁保守統一!」がトレンド入り、台湾インドメディアが「対中強硬高市首相、期待大」と報じてる。維新国民民主にフラついてた俺も、これで自民ロックオン憲法改正国防強化が進むなら、子供世代が胸張れる日本になる。日露戦争前、国民が「俺たちの国は世界で戦える!」と熱狂したあの時代を、高市さんが現代に蘇らせそう。次、安倍さんの一番弟子としての政治経験安倍さんが「高市保守の星」と呼んだ通り、彼女安倍イズムの体現者。2011年森派離脱から安倍派入り、総務相経済安保相、政調会長要職で鍛えられ、裏金問題派閥解散ドタバタを生き抜いたタフさ。奈良安倍さん暗殺事件後、地元選出の高市さんが墓前で「日本を守る」と誓った話、ガチで泣ける。政治経験は単なるベテランじゃない。戦前伊藤博文山県有朋みたいな、国家を背負う覚悟の深さ。組閣予想だと麻生総裁鈴木幹事長で固めつつ、若手小泉総務会長バランス取るらしい。安倍さんの「異次元緩和」級の改革が来るなら、まるで明治維新後の経済飛躍みたいな時代が再来するんじゃね?そして、米国政治経済の知見。1987~89年、松下政経塾資金米国連邦議会のCongressional Fellowとして、民主下院議員パトリシアシュローダー事務所金融ビジネス立法調査。いわゆる「立法調査官」として、米議会リアルを知る日本人なんて稀。TPP離脱時のトランプ批判や米中摩擦の分析見れば、彼女アメリカ通ぶりは本物。日米同盟強化が急務な今、米国経済政策立法プロセスに詳しい首相は頼もしい。戦前日本欧米列強渡り合ったように、高市さんなら国際舞台ガンガン存在感出せる。円高誘導や株高政策で、俺の投資もウハウハかも(笑)サッチャー戦前元老みたいな堂々たる外交、期待しかない。さらに、統一教会との関係改善トランプ政権に好印象って点。安倍暗殺で旧統一教会問題炎上したけど、高市さんは「被害者救済の法改正は考えるけど、再調査不要」とクール過去教会月刊誌に対談寄稿した程度で、ガッツリ関与はなし。トランプ再選が濃厚な今、教会反共ネットワークが米保守派リンクする可能性。安倍さんトランプ蜜月を継ぐ高市さんが、教会問題を「上手く処理したリーダー」として米側に評価されたら、日米安保ガッチリ戦前日本列強同盟結んで世界に打って出たように、高市首相ならトランプとタッグで中国牽制バッチリだろ。実際、今や大統領として君臨するトランプ氏にとっちゃ、高市さんは「年下の姉」みたいな存在で、個人的に強い絆があるんだよな。安倍さんの遺志を継ぐ彼女のタフで保守的なスタイルが、トランプの好みにドンピシャ総裁選のインタビューでも「トランプ大統領と強い個人的関係を築ける自信がある」って明言してて、首脳会談ビール片手に本音トークする姿が目に浮かぶわ。日米の「姉弟コンビ」で世界リードするなんて、ワクワクすんな。最後に、戦前の高揚感、黄金時代憧憬日露戦争前、日本は「小国大国に勝てる!」と国民が一つになって燃えた。高市さんの「日本の誇りを取り戻す」ってメッセージ、なんかあの時代の熱気を思い出すんだよな。経済安保法で半導体AI強化、防衛費倍増で自立した国防憲法改正国家の骨格作り直し。まるで明治の先人たちが富国強兵世界に挑んだあの感覚。Xでも「高市首相明治の再来!」みたいなポストがちらほら。公明党との連立や女性首相の重圧、経済政策の実行力は課題だけど、高市さんの「高い志、広い眼、深い心」は、戦前日本人が持ってた「俺たちはやれる!」って気概を呼び起こす。高市早苗保守分裂をまとめ、安倍イズムを継ぎ、米国の裏側を知り、トランプと相性良し。そして、戦前黄金時代のような熱気を現代に。はてブ狙いで言うなら、保守派の皆、期待MAX応援だ! 失敗したらまた愚痴るけど(笑)、今は高市首相に賭けたい。日本、復活の狼煙を上げろ! ファクトチェックをお願いしま

2025-08-15

田舎美術があるわけないじゃん

田舎でも地方都市でもいいけどよー。東京にはあるんだよ。というか「東京という美術業界のど真ん中」は文明開化したんだから当たり前の話なんだよ。やる気ある若者パリ留学させて、お抱え外国人雇って、学校作って、西洋画の技術富国強兵だってやったんだから田舎にあるわけがない。田舎国立西洋美術館が出来ても美術作品があるだけで、西洋美術の参照先として機能しない。東京文明開化やったから、参照先として俺たちの今の技術美術技術だよ)は昔の西洋画に立脚してるんだなーとなるわけ。

からもちろん日本美術田舎にもある。神社仏閣の彫刻でも和菓子屋和菓子についてる日本画っぽいカードでもいいし、企業ロゴにも反映されてるかもしれない。個人宅の仏壇、床の間掛け軸、欄間彫刻いくらでもある。あるから本当は田舎にも美術はあるけど、でもみんなもはやこれらを美術として認識しないでしょ。

俺たちは美術を切り替えたんだよ。文明開化前の中央に集積しつつも地方から人も文化も湧き出していた日本美術から外国から取り込んで中央だけで回して地方から人材だけ吸い上げる西洋美術に。各地に差異がありつつも一つの文化圏として行き来があった日本美術から中央からお下がりをもらう地方に堕した西洋美術に。

からどうやっても日本地方美術はない。個人で頑張っても構造的にもう無理。アニメ漫画ナラティブで結び付けて、なんとか美術要素埋め込むのが限界じゃないか

2025-07-15

anond:20250715134302

民族主義なんて今更流行らないんだし、わざわざ自国子育て支援する必要性だってなくなりそうなものだが

なぜか都合のいい時だけはリベラルさんまで「国が滅んじゃうんだぞおおお」とにわか富国強兵みたいなことを言い出す

2025-07-05

anond:20250705195659

結局、個人主義が定着したら先進国だいたい少子化になりますってだけの話だから

そして意欲の低さを今時国家権力が旗振ってどうにかするわけにもいかないし、どうしようもねえんだからさっさと諦めろよって結論しかならない

それはまあいいんだよ、今更民族主義だの富国強兵だの流行んないんだから

「本当は産みたいんだけどぉ~○○が足りなくってぇ~」とか都合のいい時だけ都合のいいことを抜かすのが業腹なだけでね

だいたい「カネが足りない」というのも中身はどうせ教育不動産あたりで、どっちも本質的には限られた席の取り合いなんだから

バラマキしたって競争が終わるわきゃねえだろ、という話

anond:20250705101335

からクレクレする時だけさも社会貢献出産子育てやってま~すみたいな物言いをやめればいいだけなんですよね

個人自由選択でやっているだけなんだから支援必要もない

今時富国強兵でもあるまいに

2025-06-30

anond:20250630073940

リベラル的な感じでどうでも良い訳ではないぞ

今の生活を多少変える事になるが、出来るだけ生活人生を守る為の行動だから

リベラルに任せると富を生まず散財してあらゆる貯金は目減りしていき日本崩壊するが、これは富国強兵に近い

2025-06-18

dorawii

戊辰戦争を題材に信長の野望みたいなゲーム性ゲームがやりたいんだが見つからいね

パラドゲーには同時期のゲームあるけどあれは富国強兵とかがメインテーマ内戦はできないからなあ。

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2025-06-12

anond:20250612083313

普段国家主義にも民族主義にもツバ吐いて回ってるような左派連中が

女子供に甘い顔したい時だけ日本が滅ぶぞーとか急に富国強兵みたいなこと言い出すのがちゃんちゃらおかしいんじゃないっすかね

あなた方のお望み通り、もうそんな伝統には何の価値も払うべきコストもなくなりましたよ、と

2025-06-05

anond:20250605100015

から普段国家主義とか民族主義かにツバ吐いて回ってるようなリベラルさん連中が

女子供に甘い顔したい時だけ、にわか富国強兵みたいなこと言い出すのがおかしいだけって

いったい何度言わせるんだという話

anond:20250605095303

戦前から富国強兵子どもをたくさん作らないといけないという、半端なく強い同調圧力があっただけだぞ。

後半になるにつれガンガン出生数落ちてるし、戦後一気に回復してる、ジジイ馬鹿妄想だな。

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