はてなキーワード: シーベルトとは
1946年5月21日、ロスアラモス研究所で、カナダ出身の物理学者ルイス・スローティンとその同僚らが、中性子反射体(ベリリウム)と核分裂性物質(デーモン・コア)を接近させて、臨界状態が発生する距離の測定実験を行っていた[12]。スローティンらは球体状にしたベリリウムを分割して二つの半球状にし、その中央にデーモン・コアを組み込んだ。そして、ベリリウムの半球の上半分と下半分との間にマイナスドライバーを挟み込み、ドライバーを動かして上半分の半球をコアに近づけたり離したりしながらシンチレーション検出器で相対的な比放射能を測定していた。挟みこんだドライバーが外れて二つの半球が完全に接触すると、デーモン・コアは即座に臨界に達し、大量の中性子線が放出してしまう大変危険な実験であった。小さなミスも許されない危険性から、リチャード・ファインマンが「ドラゴンの尻尾をくすぐるようなものだ」("tickling the dragon's tail")と批判し、他のほとんどの研究者は実験への参加を拒否したほどであった[13][14]。 しかし、功名心の強いスローティンは皆の先頭に立ってこの実験を実施し、エンリコ・フェルミも「そんな調子では年内に死ぬぞ」と忠告していたと言われる[15]。
そしてこの日、スローティンの手が滑り、挟みこんだドライバーが外れて二つの半球が完全にくっついてしまった。即座にデーモン・コアから青い光が放たれ、スローティンの体を熱波が貫いた。コアが臨界状態に達して大量の中性子線が放出されたことに気づいたスローティンは、あわてて半球の上半分を払いのけ、連鎖反応をストップさせ他の研究者たちの命を守ろうとした。反射体とコアの接触時間が比較的短かったため、最初の事故では反応度が15セント(英語版)[注 4]超過したのに対し、第二の事故では約10セントの超過だったと推定されている[8]。彼は文字通り皆の先頭に立って実験を行っていたため、他の研究者たちへの放射線をさえぎる形で大量の放射線を浴びてしまった。彼はわずか1秒の間に致死量(21シーベルト)の中性子線とガンマ線を浴び、放射線障害のために9日後に死亡した[8]。
原発・放射能問題には目をつむるとして、こんな政治的考えの持ち主なので当然票を入れる先は社民党か日本共産党に絞られる。
しかし日本共産党の最終目的は資本主義制度の全破壊と共産主義国家の樹立である。
共産主義国家(特にソ連)の崩壊、強欲資本主義に飲み込まれた中国のように共産主義は失敗した制度である。
結局日本共産党も支持できないとなると、必然的に社民党に票を入れるしかなくなる。
今度の選挙も近所の投票所で社民党に票を入れるかな…と思っていた。
ところがどっこい、今日京都アニメーションの工場でテロが発生。少なくとも10人以上の尊い命が失われた。
メディアに対するテロ行為は赤報隊による朝日新聞阪神支局襲撃事件を彷彿とさせる。言論の自由を揺さぶるテロ事件ではなかろうか。
かくいう私も昨日までは「ユーフォニアムとか言うブラック部活肯定作品を作って私腹を肥やす京アニは恥を知れ」と思っていた。
しかしテロ事件を目の当たりにした今日、昨日と同じような京アニに対し批判的なことをいう気持ちにはなれない。
そんな中ツイッターを見ていたら山田太郎という自民党の政治家が「京アニの事件は許せない。表現の自由は守る。」みたいなことを書いていた。
ツイッターのフォローしている人の中に山田太郎の支持者が何人かおり、その人がリツイートしたのだろう。
今回の京都アニメーションの事件で改めて痛感したのは表現・言論の自由は重要だということだ。それが暴力で踏みにじられることは絶対にあってはならない。
そう感じているときに「京アニの事件は許せない。表現の自由は守る。」という発言を迅速にする政治家候補がいれば、そっちに投票してしまいたくなる。
とはいえ山田太郎も自民党の政治家である。自民党はエネルギー問題をのぞき全く支持できない政党だ。
自民党の政治家による朝日新聞社や毎日放送などへの攻撃のように、表現・言論の自由だって難癖付けて規制する気満々だろう。
とはいえこのタイミングで「表現の自由を守る」というとくらっときてしまう。
はてさてどうすればいいか。
牧田寛氏が”「トリチウム水海洋放出問題」は何がまずいのか?」その論点を整理する”で色々述べていますが、かなり主観が入っていて誤解を招くので補足します。
国と東京電力はタンク内にトリチウム以外の放射性核種があるのを隠そうとしているわけではないし(隠したいならデータ公開しない)、基準値超えしているタンク水を海洋放出しようとしている訳でもないです。
牧田氏は17,18年度に多核種除去設備(ALPS)処理水が基準超えしていることを問題としていますが、15、16年度にALPSを使用した際には、ほぼ基準超えすることはありませんでした。ALPSを正しく運用すれば牧田氏が問題としているヨウ素129、ルテニウム106、テクネチウム99、ストロンチウム90は除去できます。ではなぜ、17、18年度に何回も基準値超えしているのかというと、ALPSのフィルターの性能低下のためです。ALPSは空気清浄機と一緒でフィルターを掃除しないと性能が落ちていきます。じゃあフィルター交換しろよと思うかもしれませんが、海洋放出するわけではなく、タンクに貯める場合は、トリチウム以外の放射性物質があるかどうかより、増え続ける汚染水によって敷地境界の空間放射線量の目標値(年間1ミリシーベルト未満)以下にする方が重要になります。ALPSのフィルターを交換するためには時間がかかるため、多少性能が落ちてもALPSの運用継続による汚染水処理を優先しているわけです。将来的にALPSの台数を増やして多重性を確保し、フィルターの交換も徹底して行えばトリチウム以外の放射性核種が基準値以下にできるとわかっているので、それを”やった”上でトリチウム水はどうするかといった議論をしようとしているのです。
親戚が医師なわけだが、帰省して久々にあったので昨今の医師のブラック労働ネタを振ってみたらでるわでるわ
循環器医なので心カテやったりで放射線結構浴びるそうだが、普通に仕事してるだけで年間許容量余裕で越えるので途中でガラスバッチ外して仕事してるそうだ
本人は「年間50ミリシーベルト越えたって別に平気平気」とは言ってるし実際にガンにもなんにもなってない健康体だが
ヨーロッパとかでは年間許容量越えたら検査させないそうだ(まだ浴びれる医師のとこにいかされる)
医師の働き方改革が始まったら、実際に影響受けるのは金とかの話以上にここらへんだろうと親戚は言っている。
相当な人数が、検査で待たされるようになると
菊池誠周辺のニセ科学批判がネトウヨ化するのは彼らのご都合主義と権威主義の妥当な結末だと思う
現にこの増田も陥っているが、放射能関係ですら菊池誠のデマはひどい水準だよ
列挙してみるが、
・β 線はからだに当たっても皮膚で止まるから心配しなくてもいい→ウソ。数ミリは進んで熱傷他の障害を起こす
・広島・長崎で被爆した 9 万 4 千人と被爆しなかった 2 万 7 千人を追跡調査している→ウソ。被爆しなかった 2 万 7 千人は LSS 解析対象から除外されている
・妊娠中に 100 ミリシーベルト以上被ばくしなければリスクは上がらない→ウソ。オックスフォード調査で上がることが確認されている
・閾値なしモデルは予防的なもの→ウソ。データから最も科学的に妥当なモデル
・排気塔の倒壊リスクはデマ→ウソ。東電や規制委員会もリスクを認める
etcetc...
ことインターネットでは、思想や支持する政治スタンスによって左から右のカラーリングを分け、しばしば自分と違うカラーリングの人をバッシングする様が観測できます。
しかし、至極当然ながら、カラーリングでの敵味方のカテゴライズは非常に危険です。集団効果は、異を唱える人間がいないことから自体を悪化させるため、お互いがお互いのイエスマンである関係は非常に不健全と言えるでしょう。
そして、バッシングする際に、相手のバックグラウンドを浅薄だと断定し、それ故の容赦のない罵倒をしている姿も散見されます。
ネトウヨ、パヨクとバカにするさまがまさにそれに当たるでしょう。
実際、ネトウヨと罵倒されても仕方ない、パヨクと罵られても仕方ない、そんなふうに思ってしまえる無茶苦茶な人もいますが、それはそれらの言葉が実際使われる頻度よりは遥かに希少なものです。
何故なら、呼称される側が、"その考えに至っても仕方がない"というシチュエーションが大半だからです。
例えば、私はここ六年ほどの韓国政府には一定の猜疑心を抱いていますので、韓国政府がおかしいと思うことは多々あります。
原発に関する強い否定をする方々にも少々距離を置きたくて、放射能を過度に怖がる事がかえって福島の方々を苦しめている様は正視に耐えないものがあります。
一方、組織犯罪処罰法の改正案の際は常に政府への不信感があり、ろくに修正されずに可決したことは心の底から落胆しました。急すぎだろあれ。
また、辻元清美と埋め立て作業員の関係に関しては、私は完全にデマと判断しています。
しかし、人によっては私の韓国や原発への言及をネトウヨ認定するかもしれませんし、組織犯罪処罰法改正案の話や辻元清美の言及ではパヨクと認定するかもしれません。
しかし、それって結局、自分が信じるスタンスと違うからってラベリングして叩いてるだけじゃないですか。それこそ浅はかじゃないですか。
人がその発言をするまでには、前提として知っている情報があって、それは見たテレビのチャンネル、読んだ新聞等によって変わってきますよね。
また、どんな知識を今まで培ってきたかによって、情報の受け止め方、咀嚼の仕方は違います。
それらの一人一人の違いは、たった一つのイシューの違いでネトウヨだのパヨクだので判断できるものでは到底無く、物凄い幅のあるグラデーションなのです。
さっき韓国政府の話をしましたが、日本から見ると無茶苦茶に見える政府の対応も、国の文化や制度を理解すると、なるほどと合点のいく場合も少なくありません。
ゲーム理論に基づけば、条件さえ揃えば多くの人は同じ行動を選択します。だから、何も不思議なことではないのです。自分の殻に入ったまま批判をしても仕方がないのです。
であれば、自分とスタンスの違う人間が何故そんな発言をするのか、考えに至るのか、そこに至るまでの流れを、相手の浅薄さと断定せず、何か理由があるのでは、と考えてみて欲しいのです。
原発の放射能の問題は、シーベルトやベクレルと言った単位が、どの値からどれくらいの健康被害が出るのか未だにはっきり断言できず、かつ政府への不信感も合わさることでとにかく怖がっている様子が見て取れ、自民党はエネルギーのベストミックスと位置づけ原発の廃止をする様子がないことから、恐怖感を持っている人はとても強いアレルギーを抱く様子が想像できます。
それらの人の人生に、原爆、スリーマイル島、福竜丸、チェルノブイリと言った深刻な事故の記憶が深く刻まれているなら、尚の事です。
テロ等準備罪と言われる組織犯罪処罰法改正案も、政府が立法事実にしてることが全部薄弱な根拠であることに目はつぶるとして、完璧に事件を未然に防ぐには、NSAのような事前の操作能力がプライバシーを侵しかねないほどの大きさで必要なのも、理解はできます。
辻元清美の一見も、生コン会社との献金の話は本当でしたし、籠池夫人のメールが修正求められてそれにメディアが応じたのも、メディア不信の人間からすると、極めて辻元清美に有利に動いたよう映るのもよく分かります。また、訂正報道をしたのも、TBSラジオであり、TBSは過去、石原慎太郎の発言を事実と違う形にテロップをつけて放送したことがあるため、信用に値しない、と判断する人もいたことでしょう。
考えはわかる、理解はできてる。
それでも、違うものは違うときもあるのですよ。でもそれは、発言者がネトウヨだからでもパヨクだからでもない。前提にする知識がまちがっていたり、あるいは不足しているから、事実に即していない発言になるのです。
韓国政府は、バックグラウンドや法制度、政治のルールを把握すれば、行動は理解できますが、それが国際法や外交の態度として適切かどうかの指摘や非難は、妥当な範囲でされて然るべきです。
原発を過度に恐れるのと福島への偏見をもつのは、感情論が先行している側面は否定できないでしょう。地域の測定データは常に掲載されており、農産物は問題がないと断定できます。健康被害は今後も観測が必要とはいえ、今のところ現れていません。
恐らくリスクがあるだろうと推定できるので怖がるのと、リスクがゼロじゃないから怖がるのとでは、随分違うじゃないですか。この場合、後者の怖がり方をしているように見えるわけで、その場合、この世に絶対がない以上、安心は得られないって事になります。それは極論だとしても、大丈夫であろうってデータが出ているのですから、それを無視して原発を恐れるあまり、福島を過度に恐れるのは、差別につながるってリスクを知って頂くことで、大丈夫であろうってデータを真摯に受け止めて欲しいです。
組織犯罪処罰法改正案も、政府の説明する立法事実が根拠薄弱である以上、仮に荒れる議題だとしても、プライバシーと犯罪抑止の議論はしっかりとするべきだったはずで、その点政府は本当に不誠実であったと言わざるを得ません。
辻元清美の一件も、何故籠池夫人がその話を知っていたかという視点に当てると、メールを送ったタイミングのほぼ直前に、そう言った無根拠のデマが松山昭彦氏らのブログに載る形でネットに出回っていた事を確認できる以上、それを見た夫人がメールを送って、そのメールがマスメディアに掲載されていたであろうと言う流れを把握して、真偽を推し量ることが必要です。
もちろん、この四つの話題、私のこの書き口に批判があることでしょう。
しかし、批判されても全然いいんです。私は私の知り得る限りの情報から、これらの話の結論を持ってきました。違う結果が出たのなら、それは違う前提知識によるものです。その知識をもとに私を批判することは、私に新たな知識と知見を提示することであり、それは私にとってもとても望ましいことです。
真実の探求やより良い形を求める際、ディベートという討論方式が用いられます。
これは、いわゆる言論の喧嘩ではなく、それぞれの立場になって、立場をロールし、それぞれの立場で知識を用いることで、より良い決断や探求を行うための会議話法なのです。
自分と違う意見の人間がいたら、すぐに「あなたは間違っている」と言うのではなく、「何故そう思うのですか」と聞き、自分との違いを浮き彫りにしながら、相手の立場なら自分はどう考えただろうと想像する。それだけで、随分言論は平和になりませんか。
私の両親は共に政治思想はリベラルですが、父の場合は洋楽にハマってアメリカ文化に興味を持ち、その一環で公民権運動に感銘を受けた背景があります。
母の場合、フォトジャーナル誌を出先の銀行で読んで衝撃を受け、以後反戦の思いが強まるとともに、中東問題に強い関心があるためであります。
二人とも、共謀罪反対、自民党を快く思ってないって点では一致していますが、根っこに同じものが根ざしているわけでは、全然ないのです。それも、同じ時代を生き、長らく生活を共にしてきた夫婦であってさえ、です。
それだけ、一人一人、考えに至るまでの前提って違うと思うのです。
だから、ネット上で自身と違う意見があっても、想像の翼を広げて見てください。向こうにいるのは同じ人間です。必ずしもその人はあなたより劣っているのではなく、あなたと違う人生を送ってきただけなのです。
東京電力は15日、東日本巨大地震で被災した福島第一原子力発電所4号機(福島県)の原子炉建屋内にある使用済み核燃料を一時貯蔵するプール付近で、同日午前9時38分頃に火災が発生、同日午前10時22分には毎時400ミリ・シーベルト(40万マイクロ・シーベルト)の放射線量を観測したと発表した。
同日午前11時過ぎに記者会見した枝野官房長官は「身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」と述べた。2号機では同日午前6時14分に大きな爆発があり、原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室の圧力が低下した。原子炉付近の相次ぐ破損で核燃料が損傷し、大量の放射性物質が漏れだした可能性がある。茨城、栃木両県や都内などで、ごく微量の放射性物質が検出されている。政府と東電は15日、事故対策統合本部を設置。菅首相は同日午前11時に記者会見し、同原発周辺の半径20~30キロ・メートル圏内の住民約13万6000人に対し、屋内退避を求めた。
東電などによると、原発周辺で同日午前10時22分に、高い放射線を観測した。2号機と3号機の間で、毎時30ミリ・シーベルト(3万マイクロ・シーベルト)、3号機付近で同400ミリ・シーベルト(40万マイクロ・シーベルト)、4号機付近で、同100ミリ・シーベルト(10万マイクロ・シーベルト)で、枝野長官は「従来発表してきた『マイクロシーベルト』とは単位が違う。身体に影響を及ぼす可能性のある数値」と話した。
400ミリ・シーベルトは、がんになる確率が高まる100ミリ・シーベルトの4倍で、一般人が1年間に浴びていい放射線量(日常生活と医療目的を除く)の400倍にあたる。
4号機の火災で、東電は福島県と国に通報するとともに、自衛隊と米軍に消火活動への協力を要請したが、同日午前11時ごろ自然に鎮火したのが確認された。
東電によると、地震発生時に、4号機は定期検査で運転を停止していたが、使用済み核燃料一時貯蔵プールの冷却水を、循環させる電源を失っていた。燃料棒の余熱で、通常40度程度の水温が85度にまで上昇し、水位が低下していた。専門家は、「プールの水位低下でむき出しになった燃料の被覆管と蒸気が反応し、水素が発生して、爆発火災に至った」(京都大原子炉実験所の今中哲二助教)と分析する。
プールの中には、使用済み燃料棒783体が保管されていた。4号~6号機は定期検査中だったが、4号機の冷却機能が失われていた。使用済み核燃料は1~3号機にも約300~500体保管されている。
同原発の南約100キロ・メートルにある茨城県東海村の東京大学の研究施設敷地内では午前7時45分頃、原子力災害対策特別措置法の基準値に定められた毎時5マイクロ・シーベルトを超える放射線量を観測した。
東電によると、2号機で破損した圧力抑制室は、格納容器内の蒸気圧が高まった場合に、圧力を逃がして下げる機能を持つ。爆発によって、3気圧から1気圧に低下した。
2号機の原子炉内は14日に著しい水位変動を繰り返して、燃料棒が2度にわたって完全に露出しており、一時的に空だき状態になっていたとみられる。
原子炉の水位は改善傾向にあるが、燃料棒は午前6時30分現在、2・7メートル露出した状態になっている。格納容器本体の圧力は7・3気圧で変化していない。
圧力抑制室は放射性物質の混じった蒸気と水が入っており、原子炉建屋上部に生じたすき間から、放射能を帯びた蒸気が流れ出た懸念がある。
爆発直後には、同原発の敷地周辺の放射線量が毎時969・5マイクロ・シーベルトを記録したため、原子炉への注水作業に関係のない作業員らを退避させた。
同原発の正門前では同日午前10時15分、一般人が1年間に浴びてもいい放射線量の8倍を超える毎時8837マイクロ・シーベルトを観測した。
計6基の原子炉がある同原発は地震後、運転中の3基が自動停止し、1号機と3号機は水素爆発を起こして原子炉建屋が破損。1~3号機では原子炉内の核燃料棒が露出した。
設計基準事故を超えた事象を想定し、発生・拡大防止対策と影響緩和対策を整備
設計基準事故より発生頻度は低いが、敷地周辺の公衆に対して過度の放射線被ばく(実効線量の評価値が発生事故当たり5mSvを超えるもの)を与えるおそれがある事故について評価し、事故
敷地周辺の公衆の公衆に対して~~影響緩和に必要な措置を講ずるの意味は?
5mSv?
年間5mSvを耐えろと?
年間じゃないな
登録制度の有無に関わらず、事業者は、被曝が1日1ミリシーベルトを超えるおそれのある労働者について測定結果を毎日確認するとともに、3か月ごと・1年ごと・5年ごとの合計を記録し、これを30年間保存しなければならない。また、記録を当該労働者に遅滞なく知らせなければならない。(電離放射線障害防止規則9条)
炎が出ないのにお湯が沸く?
おねえさんどうしたの?
この水車に水を流すと…
うわぁ。電球が明るくなったぁ!
これが水力発電よね。水の落ちる力を水車と発電機で電気に変える。
そうだね。沸騰しているやかんの口のから出る湯気に水車を近づけても電球がつくよ。
ちょっとやってみるわね。
うわぁ。点いた点いた。
これが火力発電の原理なんだ。石炭や石油やガスを燃やして、お湯を沸かして水車を回す。
水でも火でもないものから電気ができるなんて、おねえさん、よくわからないわ。
いいわよ!
じゃいくよ!
ここは?
紀元前2000年ころのインダス文明の古代都市モヘンジョダロだよ。
どーん。
キャー、すごい光と爆発だ。
どうしたの?
これは、ラーマーヤナという古代インドの書物に書かれていた大気圏内核爆発の瞬間だよ。
ラーマーヤナの雷(いかずち)ともいわれているよ。
今、近づくのは危険だから4000年後のモヘンジョダロにいってみよう。
たいへんだ。たいへんだ。
あの人はだれ?
石がガラスに?!
ちょっと解説しよう。石や岩はとても高い温度になるとガラスのように溶け出すんだ。
でも、石が溶けるには、1000度から1500度の高温になる必要があるんだ。
現代でもこの温度を作り出すには、たくさんの燃料を燃やさなくてはならないのに古代にそんな大きなエネルギーを発生させる技術があったとは考えにくいことなんだ。
そうそう。その疑問を解決する答えは、核です。
モヘンジョダロは核で攻撃を受けたのです。核を使えば、一瞬にして高温を発生させることができる。
石をも融かしてしまうことができるのです。
へー。核の持つエネルギーってすごいのね。
そうなんだ。原子が分裂するときに発生するエネルギーは、とても大きく普通に火が燃えるときと比べて莫大なエネルギーを発生させることができるんだ。モヘンジョダロが核攻撃を受けたことは仮説のひとつなんだけどね。
へー、原子の持つ力ってすごいのね。でも、原子ってどーんと爆発したりして怖いわ。
黒い鉱石の中から新しい元素を見つけたぞ!最近見つかった新しい惑星の天王星(Uranus)にちなんでウランと名づけよう!
そうなんだ。このころは新しい元素を見つけるのが流行っていたんだ。
次行ってみよう。
ここは?
1896年のフランスだよ。あの人は、物理学者のベクレルさんだよ。
これはすごいウランには他からエネルギーを与えられなくても放射線を発生する能力(放射能)があるぞ!大発見だ!
あの女の人はだれ?
ウラン鉱石を手作業で砕いて、不純物を取り除いているところなんだ。
ウランを手で触ったりして危なくないの?
このころは、放射能についてよくわからなかったから、最先端の研究者といえど何の防備もなしに放射性物質を扱っていたんだ。今では考えられないことだね。
1903年にベクレルさんとキュリー夫妻は、放射能発見の業績によりノーベル物理学賞を受賞したんだ。
この世紀の大発見により、光り輝く放射性物質は、人類に幸せをもたらす魔法の物質として一気に研究が進んでいくだ。
ベクレルさんもキュリー婦人も、そのあとによくわからない原因の病気で亡くなってしまっているんだ。
扱い方を誤ると放射性物質は怖いのね。
ここはどこ?
ここはスウェーデン。あの人は、物理学者のシーベルトさんだよ。
放射線は人体に危険なのです。核エネルギーを人類の平和のために使うには放射線の危険性をきちんと理解しないといけません。
シーベルトさんは、放射線が人体に与える影響についての研究で有名なんだ。
研究が進んでいくと役に立つところと危ないところが徐々にわかってきたのね。
どーん。
キャー。また爆弾?
放射性物質は核分裂を起こすと莫大なエネルギーを生み出す。この力を戦争に使おうとする研究がさかんになっていったんだ。
やっぱり、原子力って怖いじゃない。
そうなんだ。太平洋戦争のときに使われたのは、この技術を応用した核爆弾だったんだ。アメリカは、核の力で日本の長崎と広島を一瞬にして消し去ってしまったんだ。
ここは?
あの人はだれ?
あっちの人は、だれ?
あの人は、アインシュタインさんだよ。
えー、あのアインシュタインさん!
でも、ぼくはとんでもないことをしてしまった。
こんな僕だけど、許してください。
ぜんぜん、役に立つ原子力じゃないじゃない。アインシュタインさんでさえ後悔しているわ。
それじゃあ、原子力発電の元になる原子炉をはじめて作った人のところにいってみよう。
一気に爆発せずに核分裂反応を一定にすることに成功したぞ!やったーやったー!
フェルミさんたちは、黒鉛のブロックを積み上げた中にウランを入れ、核分裂連鎖反応を起こすことに成功したんだ。カドミウムから作られた制御棒を使って、出力が一定になるように調整できるようにしたんだ。熱をコントロールできるだけで、電気はできなかったんだ。
でも、すごいじゃない!フェルミさん。
そして、ここは、1953年12月8日、ニューヨークの国連本部だよ。
あの人はだれ?
歴史の何ページかには、確かに『偉大な破壊者』の顔が時おり記録されてはいる。ただし、歴史書全体を見れば、そこには人類の果てしない平和の希求と、人類が神から与えられた創造の能力が示されている。
アメリカは、冷戦下、ソ連との軍拡競争の中で、核ミサイルを中心とした軍事向けの原子力と生活に役立つ発電に使う平和利用の原子力の2本立ての核開発を行っていったんだ。
その方針の下、同盟国の暮らしを豊かにするために原子力の技術を使った発電を広めていったんだ。
そのあと、1956年にイギリスで、1958年にはアメリカで実用化されたんだ。
日本では、1966年に茨城県の東海村で日本初の原子力発電所がスタートしたんだ。
戦争で原爆を落とされた日本国内では、原子力に対して強いアレルギーがあったんだ。
反対運動もすごかった。
原子力は、石油・石炭、電気に続く「第3の火」として平和で豊かな生活に役立つものとして宣伝されたんだ。
新聞では「ついに太陽をとらえた」という原子力の平和利用をアピールする記事も掲載され徐々に原子力への期待が高まっていったんだ。
それが今の日本の発展につながっているんだね。
ちょっと待って、原子力が電気に変わる秘密を教えてもらっていないわ。
おねえさん、ごめんごめん。
原子力発電所では、ウランの核分裂で発生した熱を利用して、お湯を沸かしてタービンと呼ばれる水車のおばけを回しているんだ。
あれれー。やっぱり水車が回って、発電機を回してエネルギーを電気に変えるのね。
でも、原子力のすごいところは、1グラムのウランから、石炭3t、石油2000リットル分の熱を取り出すことができるんだ。
これはとてもすごいことなんだけど、実際は取り出したエネルギーの3割が電気に変わって、残りの7割は廃熱として海に捨てているんだ。ちょっともったいないね。
ただいまっと!
なーんだ。核融合とかプラズマとかすごいことしているのかと思ったら、原子力もお湯を沸かして発電していたのね。ちょっとがっかりしちゃったなぁ。
この夜景は原子力の賜物なのね。やっぱり原子力ってすごいのね。おねえさん、ロマンチックな夜景を見て、原子力を見直しちゃった。
1 被告は、別紙原告目録1記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏内に居住する166名)に対する関係で、福井県大飯郡おおい町大島1字吉見1-1において、大飯発電所3号機及び4号機の原子炉を運転してはならない。
2 別紙原告目録2記載の各原告(大飯原発から250キロメートル圏外に居住する23名)の請求をいずれも棄却する。
3 訴訟費用は、第2項の各原告について生じたものを同原告らの負担とし、その余を被告の負担とする。
理由
1 はじめに
ひとたび深刻な事故が起これば多くの人の生命、身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。このことは、当然の社会的要請であるとともに、生存を基礎とする人格権が公法、私法を問わず、すべての法分野において、最高の価値を持つとされている以上、本件訴訟においてもよって立つべき解釈上の指針である。
個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益は、各人の人格に本質的なものであって、その総体が人格権であるということができる。人格権は憲法上の権利であり(13条、25条)、また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、我が国の法制下においてはこれを超える価値を他に見出すことはできない。したがって、この人格権とりわけ生命を守り生活を維持するという人格権の根幹部分に対する具体的侵害のおそれがあるときは、人格権そのものに基づいて侵害行為の差止めを請求できることになる。人格権は各個人に由来するものであるが、その侵害形態が多数人の人格権を同時に侵害する性質を有するとき、その差止めの要請が強く働くのは理の当然である。
2 福島原発事故について
福島原発事故においては、15万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、この避難の過程で少なくとも入院患者等60名がその命を失っている。家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数を遥かに超える人が命を縮めたことは想像に難くない。さらに、原子力委員会委員長が福島第一原発から250キロメートル圏内に居住する住民に避難を勧告する可能性を検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同様の規模に及んでいる。
年間何ミリシーベルト以上の放射線がどの程度の健康被害を及ぼすかについてはさまざまな見解があり、どの見解に立つかによってあるべき避難区域の広さも変わってくることになるが、既に20年以上にわたりこの問題に直面し続けてきたウクライナ共和国、ベラルーシ共和国は、今なお広範囲にわたって避難区域を定めている。両共和国の政府とも住民の早期の帰還を図ろうと考え、住民においても帰還の強い願いを持つことにおいて我が国となんら変わりはないはずである。それにもかかわらず、両共和国が上記の対応をとらざるを得ないという事実は、放射性物質のもたらす健康被害について楽観的な見方をした上で避難区域は最小限のもので足りるとする見解の正当性に重大な疑問を投げかけるものである。上記250キロメートルという数字は緊急時に想定された数字にしかすぎないが、だからといってこの数字が直ちに過大であると判断す’ることはできないというべきである。
http://www.news-pj.net/diary/1001
http://www.cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2014/05/e3ebefe20517ee37fc0628ed32be1df5.pdf
http://www.cnic.jp/wp/wp-content/uploads/2014/05/8d7265da36628587548e25d7db234b7d.pdf
僕は二人とも「放射線防護の基準としてLNTを採用する」って意味では支持してるとは思う。そして、今現在の公衆衛生上の問題として放射線防護の話をする際には、閾値仮説を持ち出すべきでない、と考えてると思う。
この意味では自分も支持するし、元記事のこの点について問題にするつもりは全くない。
科学者や放射線の専門家が「100ミリシーベルト以下では影響が見られない」と言うと、しきい値ありモデルを語っているように聞こえるのだけど、それはおそらく「疫学的には影響が見られない」と言っているんだ、という立場なんでしょう。でもそう考えるのなら、「このサンプル数では疫学的に影響は見られない」と言ってほしいんです。
「このサンプル数では疫学的に影響は見られない」という表現を見たときに、「もっと多くサンプルを取れば疫学的に影響が見られるんでしょう?どうせやってないんでしょう?」というのを感じ取った。些細なことだけど、これがものすごく嫌。動物実験のくだりもだけど、この人の発言からは科学者蔑視を感じる。
知人宅のポストに「日本放射線測定協会 茨城支部」なる団体が無料で20カ所の放射線量を測定をしてくれるというチラシを投函されていたという情報を貰いました。
で、内容から明らかに疑わしいわけですが、ネット上で検索する限り詐欺被害の報告などは特に見当たりませんでした。しかし、調べてみるとどうにも不自然な団体で、詐欺またはそれに類する行為を目的とした団体である可能性も否定できないと考えここに書いてみることにしました。
投函されたチラシの画像はhttp://uploda.cc/img/img5225d7ce843d6.JPGにアップしておきます。
チラシの内容全文を書き起こしてみたいと思います。
以下はチラシの内容全文です。
転載にあたっては、句読点の位置、句読点に使われた,と、の混在をそのまま再現。
3月11日の悲しい大震災から2年以上が経過しましたが、放射能の問題は未だなくなっていません。特に小さいお子様や妊婦さんがいらっしゃる方はご心配の事だと思います。
・備前川(土浦市)4800ベクレル,霞ヶ浦(掛馬)610ベクレル,牛久沼1170ベクレルが検出される(環境省2013年2月7日公表)
・茨城県取手市で心臓検診の以上報告が2011年度比で2.6倍に急増、中学生に至っては3倍以上も増加が確認される。
・茨城県つくば市のある小学校で、放射線量1時間あたり0.368μSV検出される
・茨城県の牛肉から1キロあたり29~32ベクレルのセシウムが検出される
・茨城県産の新茶から、続々と基準値越え19ベクレルのセシウムが検出される
・茨城県東海村で、原子力発電の実験中に放射能が漏れ、30人以上が被曝
そこで今回日本放射線測定協会が、短い期間ではありますがあなたが気にしています
ご自宅の水道水や食品、空気中などの放射線量を測定する事に致しました。
放射線量が気になる方は、下記の連絡先で受け付けておりますので
ご連絡頂ければと思います。
ご自宅の空気、水道水、食品など最大20カ所を「ベクレル」と「シーベルト」で測定
個人宅の放射線測定器では機能と信頼の最も高いイギリストレスコ社(創業40年)にてベクレルとシーベルトの両方を測定いたします。
電話番号:029-824-3778
日本放射線測定協会HP:http://r-m-assoc.com/
【転載ここまで】
文章全体の句読点の位置の不自然さ等から公式なものではないことは容易に推測が尽きます。
また、タイトルが「つくば市の放射線測定のお知らせ」となっており、あたかも自治体が実施主体であるかのような印象を与えています。消防署の方から来た消化器販売と同じ印象です。
また、内容の怪しさは上記の文章を見てもらえればおわかりのことと思います。全体的に不安を煽る印象です。
例えば牛肉1キログラム30ベクレルのセシウムと書かれていますが、肉類が分類される一般食品の放射性セシウムの基準値は1kgあたり100ベクレルであり、30ベクレルは基準値以下の値です。続く新茶も19ベクレルとされていますが、1kgあたりなのか、飲用に抽出された状態なのか、茶葉の状態なのかも不明です。
とはいえ、ここまでならちょっと不安に駆られた良い人が正義感から無料で放射線量を測定している可能性も否定できません。
魚拓:http://megalodon.jp/2013-0903-2151-33/r-m-assoc.com/
日本放射線測定協会は設立2012年1月1日に設立され「東京都豊島区南長崎6-17-2」に存在するとされています。
まず、この日本放射線測定協会が「東京都豊島区南長崎6-17-2」に存在するかを確認してみました。
ストリートビューで確認してみると
そこにあるのは「Forever Living Products」という会社です。もちろん2F以上の部屋に所在している可能性もありますが、ストリートビューで見る限り一般の住居で、大規模に無料測定を実施する団体が入居している事務所には見えません。
Forever Living ProductsはWikipediaによれば、いわゆるマルチ商法を生業とした企業でした。
日本放射線測定協会の代表者「松尾日吉」氏は過去に『0から始めるネット出会い攻略プログラム』なるソフトウェアの販売を手がけていた人物と同姓同名です。また、この『0から始めるネット出会い攻略プログラム』の販売に関する「特定商取引法の記載」を辿ると、松尾氏の連絡先住所は「東京都豊島区南長崎 6-17-2」となっており、日本放射線測定協会の住所と一致します。
このことから、『0から始めるネット出会い攻略プログラム』の販売者と日本放射線測定協会代表者は同一人物であると推察されます。
参考:『0から始めるネット出会い攻略プログラム』最終ページの「特定商取引法の記載」リンクから松尾氏及び住所が確認できます。
http://alteration.s374.xrea.com/zerokaradeaizakuzaku.pdf
http://alteration.s374.xrea.com/tokuteim.pdf
http://megalodon.jp/2013-0903-2215-44/alteration.s374.xrea.com/zerokaradeaizakuzaku.pdf
http://megalodon.jp/2013-0903-2216-04/alteration.s374.xrea.com/tokuteim.pdf
次に投函されたチラシに記載された住所「茨城県土浦市木田余東台3-2-13」と電話番号「029-824-3778」を調べてみます。
連絡先には「日本放射線測定協会 茨城支部」と記載されています。
しかし、この住所と電話番号の使用者は、「@便利屋110番」(http://at-benriya110.on.omisenomikata.jp/)という便利屋がヒットします(魚拓:http://megalodon.jp/2013-0903-2224-52/at-benriya110.on.omisenomikata.jp/)。すなわち、「放射線測定の専門スタッフ=便利屋」であろうと考えられます。
もちろん、放射線測定の専門的研修を受けている便利屋である可能性は否定できません。。。
今回、このチラシが投函されたのは2013年9月のことでした、つくば市以外には投函されていなかったのかが気になります。
茨城県土浦市で市議会議員をされているあんどう真理子氏のサイトに今回のチラシと非常に類似したチラシのことが記載されていました。
http://ando-mariko.blogspot.jp/2013/05/blog-post_7.html
住所と電話番号も一致していることから、こちらも@便利屋110番が放射線測定を担当していると思われます。
@便利屋110番以外の企業や団体が日本放射線測定協会の放射線測定を担当していないかを調べてみました。
結果として、複数の便利屋が今回投函されたチラシとほぼ同一の内容で放射線測定を有料も含め担当していることが分かりました。
http://www.oreyal.net/benriina/houshanou.html
http://megalodon.jp/2013-0903-2231-05/www.oreyal.net/sp/sp-houshanou.html
また、日本放射線測定協会富山支部ではFacebookページやアメブロのブログも存在していました。
Facebookに記載されたメールアドレス「[email protected]」はドメインに「benriya-tokuyama」と書かれている通り、便利屋の可能性が高そうです。
http://megalodon.jp/2013-0904-1104-38/p.tl/TQk2
日本放射線特定協会なる組織の放射線無料測定のチラシをきっかけに、日本放射線測定協会に興味を持ち、ネット上で調べられる範囲で調べてみました。
ネット上では日本放射線測定協会に連絡を取り、何らかの詐欺にあったという情報は見つかりませんでした。
そのため、出会い系プログラムやマルチ商法で財産を築いた松尾日吉氏が、東日本大震災とその後の原発事故を見て、私財をなげうって、日本放射線測定協会を設立し、便利屋のネットワークを活用し、各地の便利屋を営む方々に専門的機材の提供と専門的な測定技術を教育し、各地の便利屋が無償または低価格で放射線測定を行っている、という可能性は否定できません。。。が、常識的に考えればその可能性はあまり高いとは言えないように思います。
私自身も日本放射線測定協会に連絡をしたわけではないので、目的はわかりません。
しかし、調べた情報をまとめると、このようなストーリーではないかと思うのです。
最初は無料、または低価格で放射線測定を行い、「放射線量が高い」等の不安を煽る。ここまでは容易に想像がつきます。
次に続くのは
・ 放射線を防御するための健康食品的な何かをマルチ的に販売する
といったあたりがありそうなことだと思います。誰か連絡をされた方がいたら教えて欲しいくらいです。
不安を煽らずに、放射線が気になる方が便利屋に除染を依頼するのは自由です(意味があるかは別として)。しかし、便利屋を名乗らずに「日本放射線測定協会」なる公益性が「高そうな」団体名を名乗って除染をすることはフェアであるとは言えません。
また、過去に「出会い系プログラム」を販売していた人物が、放射線測定団体の代表に就いているというのもあまりにも不自然と言わざるを得ません。
放射線が気になる方はお住まいの自治体に問い合わせをすることをお勧めします。
以上はあくまで推測です。