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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

2023年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2023年04月

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日本映画時評



1回目の長岡アジア映画祭を終えた際、
今の全国コミュニティシネマ会議より招待状が届き当時のメンバーと高崎へと赴きました。
それ以前に1回、映画祭を開いただけなのに、
そんな全国組織からお呼びがかかることに驚いた次第で、
いわゆる当時の映画祭関係者が全国から高崎に集まり意見交換を交わす、
といった熱い場となってかなりハイになった記憶があります。

その場のゲストとして山根貞男先生がおり、
親睦会で担当者は今思えば恥ずかしい限りなのですが、
山根先生に突撃し「日本映画時評」を続けてください、と直談判した覚えが。

キネマ旬報に連載されてた「日本映画時評」は当時、公開中のほぼ全ての作品を網羅し、
ほとんどが一刀両断のような形で斬ってたことに、
映画の見方を読みながら教わった気でおりましたが、
ちょうどお会いしたその頃は連載を中断していたので本当に生意気なことを言ったよなぁ、恥ずかしさが。
今思えばああいった場はそういう作法を教わる場なような気がしてます。

その後、「日本映画時評」は全作でなく、山根先生の目に適った作品をピックアップして、
まな板に載せてた印象を持ち、毎回連載を楽しみにしておりました。

率直にあの風貌に辛口の評なのでコワい人なのかと思ってたのが、
笑顔で映画について熱く話していた印象があるので、その点もこちらは学ぶべきに思います。
最近でなく以前から本当に不平不満が顔に宿ってるので。

少し前に山根先生の訃報を知り、お会いしたのはあの時一度きりでありましたが、
良き思い出として残っています。

合掌。

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長岡ロケ映画 『故郷は緑なりき』 配信開始



S東京特派員より教えていただきました。
昭和36年制作の長岡・柏崎ロケ映画『故郷は緑なりき』がU-NEXTにて配信されてるとのこと。

https://video.unext.jp/freeword?query=%E6%95%85%E9%83%B7%E3%81%AF%E7%B7%91%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%8D&td=SID0077618

ちょうど8年前の2015年2月27日に長岡市立劇場の35mm映写機を使用して『故郷は緑なりき』上映会を開催、
当時観た方や撮影時にエキストラで参加された方、この映画を愛する青森のファンがわざわざ駆けつけてくれたり、
さらにヒロインを演じた佐久間良子さんからメッセージが届くなど盛り上がった上映会となりました。

「故郷は緑なりき」お客様の感想
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-694.html

佐久間良子さんからのメッセージ
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-690.html

よく覚えてるのが劇中に長生橋が登場したら客席から大きなどよめきが起きたこと。
そして初々しい佐久間良子、水木襄の二人が長岡駅前でデートするシーンに登場したのが、
今は無きおもちゃ屋さんのバンビに酒小屋の看板と観ながら興奮してたことを覚えてます。
この駅前のシーンにはかの寿屋旅館も映ってたそうで、
担当者は気づかずにおり、この機に見返してみたいと思ったりしました。

他にも長岡商業高校の旧校舎に来迎寺駅前の風景と、
当時の長岡ロケが存分に楽しめ、そして懐かしく感じる貴重な記録映像でもあるかと。
ラストシーンが唐突なのですが、それも一興ではないか、
原作を読んだ佐久間良子さんがどうしても演じたいと大川博東映社長に直談判したおかげで、
生まれた長岡を舞台にした貴重な純愛映画です。

市民映画館をつくる会の時に長岡市立劇場で上映会を多く開くことができたのは、
35mm映写機が常設されてるからで、
2015年時にはデジタル化の波でもはや動くこともなかったこの映写機への感謝から、
どうしても動かしたいという思いを抱きながらも、
普通に行えばどう考えても採算が合わず、助成金に応募しながら何度も落選した後に、
ようやく採用され、東映の映画なので当時のTジョイ長岡の支配人より、
掛け合ってもらいながらも予想以上に法外な上映料で、
これは助成金が降りて良かったと胸をなでおろしたりし、
上映に漕ぎつけるまで障害物競走のような思いをした幻の映画が、
登録すればしばし無料で見れる配信になったのは
複雑な思いがするのは正直なのですが、
しかし当時の第二東映のプログラムピクチャーながらも、
抒情的な長岡の風景の中で繰り広げられる繊細な純愛映画、
そして村山新治監督の再評価の機運が、
この機に高まることを期待したいと思います。

走る列車の中で主人公が一瞬でヒロインに恋に落ちたことが観客に理解できる名場面、
あのシーンは当時としてはかなりアバンギャルドな演出ではないかと、もう一度観てみたいです。

画像は上映後に映写機のワークショップに参加した方々で記念撮影。
映写技師はシネマチャオの元支配人の島田さん、
その後ろには市民映画館をつくる会の時によく映写を担当してた“花岡さん”も写ってます。
心配だからと新潟から駆けつけてくれました。

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アオーレ長岡 大型ビジョンにて『空に聞く』 予告編放映中



FMながおか「ムービーズゴー!ゴー!」収録のために長岡入りした小森はるか監督は
長岡駅前周辺、あちこちに『空に聞く』ポスターが貼ってあるのを見つけて、
嬉しそうにスマホを取り出して撮影しておりましたが、
そんなことで喜んでもらえるなら、
アオーレの大型ビジョンで流れてる予告編をぜひ目にしてほしかったと思いました。
タイミングが合わずにアオーレ滞在時には流れてこなかったので残念・無念でありました。

現在、アオーレの大型ビジョンの他、シネ・ウインドロビーのモニターにも流していただいてます。
放映に際し、ご協力いただいた方々、ありがとうございます。

『空に聞く』 公式HP https://www.soranikiku.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=X1o_eJnKYJc

3月12日 『空に聞く』長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3638.html

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