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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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武器ではなく鍬とスコップで平和を築いた 中村哲が生涯をかけて示したこと



「信頼できない大人ばかり見てきたけれど、こんなに信頼できる大人がいたんですね」

発売中の「週刊金曜日」は中村哲先生の特集。
ひとつは昨年12月に中村先生が築き上げたアフガニスタンの活動地域を訪れたペシャワール会に現地の様子を尋ねたルポ。
荒涼とした大地だったのが中村先生が開いた用水路が潤い、農作物が豊富に実ってる実情を紹介。
難民だった人々が用水路によって農業ができ、家族で安心して暮らせる見通しが立ち、さらに開墾に力が入るという流れが生まれたと。

「故郷で家族と毎日三度のご飯が食べられる。これがアフガニスタンの人々の幸せ」

中村先生がかつてよく話していたことが実現しているとあるだけで大変感動的な思いが。

もうひとつが『劇場版 荒野に希望の灯をともす』の大きな反響についてのルポ。
ロシアのウクライナ侵攻で戦争暴力が身近になったいま、中村先生の平和活動に改めて関心が高まっているのではないか、という谷津健二監督の考察から、撮影時の谷津監督による中村先生の思い出話を紹介。
中でも山岳地帯の巡回診療に初めて同行した際のエピソードは本当に“名画”のような佇まいを感じました。

『劇場版 荒野に希望の灯をともす』の紹介に回るとチラシを渡した多くの方が、
アフガニスタンの人たちと労働に汗を流す中村先生の姿にしばらく動けず見入ってしまうこと。
中村先生の生涯に思いを馳せてるのではないか、
そのたびに多分、中村先生は日本が最後に誇れる偉人ではないかという気が。
冒頭の言葉は映画を観た女子高生の感想。
確かにこれに尽きるように思います。

3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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