台湾を取り込もう

政府として正式な国交はないとされている日本と台湾
しかしながら民間交流は盛んにおこなわれています。
非常に友好的な関係を結んでいると共に国防でもお互いに助け合う関係になってほしいと思うのは私だけではないと思います。
以前、麻生さんが台湾有事は日本の有事といって中共の軍事訓練を止めたという逸話があるように中共も日本と台湾が本格的に連携することを嫌っているようです。
独裁国家である中共は人や企業を人質にして日本を操ろうとしており、台湾もまた経済的な結びつきが多くなっており予断を許さない状況になっています。
ここは政治的に中共と断絶させるべく動くのが筋であると考えます。武漢ウイルスが蔓延している支那に於いて帰国命令を出すのも手の一つだと言えるでしょうね。
さて、台湾の半導体企業であるTSMCが後工程の工場を日本に建設するという話が出ています。
半導体、輸入頼みを改善 TSMC工場誘致に必須の総力戦
半導体世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県を候補地として工場を新設する構想が浮上した。日本国内への進出構想は研究開発拠点に次ぐものだが、世界的な半導体不足が続く中、技術力にたけた世界トップの生産拠点への期待は大きい。日本が輸入に頼り〝ミッシングピース〟となっている先端品を手掛けるとみられるからだ。経済安全保障上の重要製品・半導体の安定供給は大きく前進するだけに、国を挙げての総力戦で進出支援に取り組む局面を迎えた。
TSMCは、注文を受けて生産だけを担う「受託製造」企業の先駆者。生産に特化することで技術力を高め、磨きのかかった技術が魅力となってさらに顧客を呼ぶという好循環で急成長し、世界的に大きな存在感を持つ。しかも、今後3年間で1000億ドル(約11兆円)を投入して生産能力を増強する方針を打ち出している。
半導体は、円盤状のウエハーに光で電子回路を書き込んでつくるが、この回路の線幅が重要とされる。線幅を細くすると、多くのトランジスタ(素子)が集積でき、動作性能は向上する。動作性能が上がれば、その分、消費電力も減る。チップ面積が小さくなると、ウエハー1枚から多くのチップをつくることができ、生産コストも低減する。世界の半導体企業は長年、回路をいかに細くするかを競い合ってきた。
TSMCの後工程の工場がつくばに出来るという話ですね。後工程なのでCRである必然性はないと思いますけどどうなのでしょうね。
雇用の促進がなされるというのであれば良し、って感じですけど一企業だけでそこまで伸びるわけないし、第一TSMCは日本政府に対して特別扱いを求める可能性があります。
後工程の研究所を作るだけで生産工程は別かもしれませんのでどこまで効果があるのでしょうね?って疑問もあります。
まあ、企業は金儲けが絶対主義なので気にしないとして、台湾政府はオリンピックを振り返ってこのような発言をされております。
「日本が贈った3つ目の金」 ホストタウン数で台湾が世界1位=駐台窓口機関
(台北中央社)東京五輪・パラリンピックで、台湾のホストタウンに登録している日本の自治体は全国で28 に上り、参加国・地域において最多となっている。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は東京五輪閉会から一夜明けた9日、公式フェイスブックで、台湾のホストタウン数は「世界1位」だとつづり、「日本の人々が台湾に贈った3つ目の金メダルだと言える」と日台の友好関係をアピールした。台湾は今大会で2つの金メダルを獲得した。
投稿では、東京五輪に対する台湾からの応援と励ましについても言及。日本が米国と戦った7日の野球決勝では、多くの台湾人がまるで自国の選手が出場しているかのように手に汗を握りながら日本を応援してくれたとし、「team日台」のハッシュタグを添えて「あの晩、私たちはteam日台だった」と日台の人々の気持ちが一つになっていたことを振り返った。
今大会で台湾代表は金2、銀4、銅6の計12個のメダルを手にし、それまで最多だった2004年アテネ大会の5個(金2、銀2、銅1)を大きく上回った。
今回のオリンピック、日本もメダルを最多で取りましたが、台湾も最多だったそうです。
良い話はいくら聞いても良いものですね。
菅総理は台湾に有事があれば日本が駆け付けると宣言しています。
台湾有事あれば沖縄守る 菅首相、米誌に強調
菅義偉首相は12日までに米誌ニューズウィークのインタビューに応じ、米中対立で台湾有事が発生した場合、中国や台湾に近い沖縄を「守らなければならない」との考えを示した。同誌が発言の抜粋をホームページに掲載した。
首相は米軍基地がある沖縄を日米同盟によって防衛することは「日本政府にとって非常に重要な目標だ」と強調し、台湾への軍事圧力を強める中国を牽制(けんせい)した。
サイバー攻撃を繰り返しているとされる中国に対しては「国際ルールにのっとり、大国としての責任を果たすことが決定的に重要になっている」と自制を求める一方で、問題解決に向け、日中間の意思疎通を続ける意向を示した。
半導体などの安定的な確保に向け、中国に依存しないサプライチェーン(供給網)構築を日本企業に促す意向も明らかにしたが、中国との経済的な関係を絶つことまでは考えていないとも述べた。(ワシントン 共同)
流石に即時断絶とはいきません。様々なものを共有してしまっているのです。出来ない事は出来ないって事ですね。
すぐにできるという人は犠牲を問わないという事を言っているも同然です。そんな極端な話は出来っこありません。
責任ある人ほど慎重に事を進めていくのでしょうね。
今後の台湾はどのようにしていくのか蔡総統がインタビューに答えています。
蔡総統「まさかの時の友こそ真の友」=文藝春秋のインタビュー/台湾
(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は10日、ツイッターで、同日発売の月刊誌「文藝春秋」のインタビューに応じたことを紹介し、インタビュー中に語った言葉を引用する形で、「まさかの時の友こそ真の友」と日本へのメッセージをつづった。
総統府は同日、蔡総統が先日リモート形式で応じた同誌のインタビューのやり取りを公式サイトに掲載した。
蔡総統はインタビューで、新型コロナウイルスへの対応や台米日関係、両岸(台湾と中国)関係、香港情勢、台湾の半導体産業の発展、国際社会への参加、地域の安全と経済などに関して質問に答えた。
蔡総統は10日更新したツイッターで、「10年後の台湾がどうあってほしいか」をインタビューで聞かれたことに触れ、「それに答える立場にいる自分の重い責任を常に念頭におき、日々自分に言い聞かせていることを伝えることができました」と紹介。総統府によれば、蔡総統は自身が期待する10年後の台湾の姿について、「第一に、民主主義や人権、平等を尊重する社会。2つ目は、地域の平和と安全を促進する国家。3つ目は、たとえ多くの困難や挑戦に直面しても、台湾は依然として毅然と生き残り、世界の人々から認められる手本になることができる」とインタビューで語った。
との事です。日本もこの声にこたえる必要があるでしょうね。
中共の暴力に負けないとする台湾の覚悟に対する礼儀であるとも言えるでしょう。
習近平の野心は留まるところを知りません。
それに飲み込まれないようにしていく事が日本には求められます。
しっかりとしていきましょう。
(ブラッキー)


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