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連携する日台

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常に台湾に圧力を掛ける中共
それに対して日本は毅然とした対応が求められています。
今回のオリンピックで台湾は金メダルを取りました。台湾国旗を掲げる事は出来ませんでしたが、台湾人に大きな希望を与えたことでしょう。
しっかりと台湾を台湾として認めていく事、それが重要なのです。

今回のオリンピックの開会式、様々な議論を呼んだそうですが、開催することに意義があるのです。
そして台湾を台湾として呼んだという事もまた重要です。
五輪開会式で「台湾」として行進 50音順の入場めぐり「屈辱」と中国は怒りも NHK和久田アナ「台湾です!」に「粋な計らい」の声
 23日に国立競技場で行われた東京五輪開会式で、台湾の入場順が話題となった。事前の発表では「チャイニーズ・タイペイ」の表記に合わせて「チェコ」の後とされていたが、実際には「大韓民国(韓国)」の後に入場、「台湾(たいわん)」の名称を尊重したことになる。
 日本語の五十音順での入場となった今大会では、公式サイトのリストで、台湾はチェコの後、チャドの前に入場すると表記されていた。
 開会式本番でも、台湾選手団の入場時のプラカードの表記は、英語で「CHINESE TAIPEI」、日本語は「チャイニーズ・タイペイ」。場内のアナウンスも「チャイニーズ・タイペイ」だったが、入場順は韓国の後、タジキスタンの前の入場だった。「チャイニーズ・タイペイ」ではなく「台湾」としての扱いだった。
 NHKの生中継でも、和久田麻由子アナ(32)が「台湾です!」と紹介したところ、ネット上では「粋な計らい」などの声が上がった。
 台湾の日本語ニュースサイト「中央社フォーカス台湾」はツイッターで、入場の様子の写真とともに和久田アナのアナウンスと同じ「台湾です!」という一文を投稿すると、「台湾です!」と応じるリツイート(返信)が相次いだ。
 一部の台湾メディアは大会前に「韓国の後に入場する」と報じており、事前に把握していたとみられるが、中国のネットでは「日本は中国に屈辱を与えた」と怒りの声が上がっていた。
 中国が1979年に国際オリンピック委員会(IOC)に復帰したことを受けて、台湾は84年のサラエボ冬季五輪以降、「チャイニーズ・タイペイ」の名称で五輪に出場している。23日の開会式も台湾の旗である青天白日満地紅旗ではなく、台湾のオリンピック委員会の旗で入場した。

台湾を台湾として扱うことの難しさを感じるところですがよくやったと思います。
日本としてjは変な名称よりも台湾の方がなじみ深いのです。それを使っただけかもしれませんが、それでも大きな一歩ですね。

名前を高める台湾に悔しいのか、非常にお子様な対応を取るのが中共って感じですね。
「台湾侵攻」中国が演習映像放映 五輪で存在感高める台湾に反発か 米「ひるまない」と断言 「五輪冒涜に米の牽制は重要」石平氏
 「平和の祭典」である東京五輪開催中の27日、中国の国営テレビは「台湾侵攻」を想定したとみられる軍事演習の映像を放映した。台湾が五輪で存在感を高めていることに反発したのか。一方、東南アジアを歴訪中のロイド・オースティン米国防長官は「米国の利益が脅かされたときはひるまない」などと、中国の圧力に屈しない姿勢を示した。
 中国国営・中央テレビは27日、台湾対岸の福建省に拠点を置く中国軍東部戦区第73集団軍が最近行った「島部奪取演習」の模様を放映した。
 注目の演習は、福建省に近い台湾の金門島などを想定したとみられる。夜間の作戦始動から始まり、多数の水陸両用装甲車が海を航行して上陸後、ミサイルで敵陣を撃破し歩兵部隊などが進軍。実弾演習や大量のドローンが一斉に飛行する様子も見られた。
 台湾が東京五輪で存在感を高めているうえ、台湾問題で圧力を強める米国などへの牽制(けんせい)とみられる。
 23日の開会式で、台湾は国際オリンピック委員会(IOC)の表記「チャイニーズ・タイペイ」の「チ」ではなく「タ」の順で行進した。NHKのアナウンサーは「台湾です!」と紹介した。台湾選手も、重量挙げ女子59キロ級で郭●(=女へんに幸)淳が金メダルを獲得し、柔道男子60キロ級で楊勇緯が銀メダルを獲得するなど活躍が目立っている。
 五輪を無視したような中国の軍事的覇権拡大姿勢があらわになるなか、オースティン氏は、ジョー・バイデン米政権の主要閣僚としては初となる東南アジア歴訪中のシンガポールで以下のように演説した。
 「米国の利益が脅かされたときはひるまない」「南シナ海の大部分に対する中国の主張には国際法上の根拠がない。沿岸国が国際法上の権利を守ることを引き続き支援していく」「中国が法の支配を尊重しようとしない姿勢は海の上だけではない」
 海洋安全保障だけでなく、新疆ウイグル自治区での人権問題などでも中国の行動に目を光らせると警告したに等しい。
 中国事情に詳しい評論家の石平氏は「中国の軍事的覇権拡大にとって、五輪はまったく関係のないものであり、軍事的恫喝(どうかつ)は今後も続く。五輪を冒涜(ぼうとく)する中国に、米国が強い牽制をすることは重要だ。今後、日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み『QUAD(クアッド)』や、英国、東南アジア諸国を加えた大規模な合同演習を行うなど、実効性の伴う行動が求められる」と指摘した。

中共の膨張を食い止めるために日本の政治家は覚悟を決める必要があると思います。

そのような意味でも麻生さんは信用できます。
軍事アナリストが麻生氏「台湾有事」発言をグッジョブと評価する訳
中国の習近平国家主席は、共産党創立100年の記念式典で台湾の統一を歴史的任務と表明し、野心を隠しませんでした。しかし6月24日掲載の米軍制服組トップが「台湾有事」見解表明。軍事アナリストはどう見たか?にあるように、現状は軍事力のみで統一できる可能性はないようです。今回のメルマガ『NEWSを疑え!』で軍事アナリストの小川和久さんが警戒すべきと主張するのは、ロシアによるクリミア併合のような“ハイブリッド戦”。そうした動きに常に目を光らせていると政治家が表明することの重要性も訴え続けていて、麻生副総理の「台湾有事は存立危機事態」発言に喝采を叫んでいます。

麻生太郎、グッジョブ!
中国が台湾に武力侵攻を図る可能性は、現在の能力からして不可能というのは、これまでにも述べてきたとおりです。6月17日には、米軍のトップであるマーク・ミリー統合参謀本部議長も米議会上院歳出委員会で次のように述べています。
「中国が台湾全体を掌握する軍事作戦を遂行するだけの本当の能力を持つまでには、まだ道のりは長い」「中国には現時点で(武力統一するという)意図や動機もほとんどないし、理由もない」
ただ、懸念されるのはハイブリッド戦です。ハイブリッド戦は、軍事力を含む「何でもあり」の戦法で、人民解放軍の喬良、王湘穂両大佐が1999年に出版した『超限戦』に起源をもつとされ、政治、経済、宗教、心理、文化、思想など社会を構成する全ての要素を兵器化する考えです。
中国はこれを2003年、輿論戦、法律戦、心理戦の三戦として『人民解放軍政治工作条例』に採用しました。「砲煙の上がらない戦争」の別名の通り、超限戦と古代中国の戦略の書『孫子』を融合し、戦火を交えずに勝利しようとする高等戦術です。これを米軍は2008年にハイブリッド脅威と位置づけています。2014年のクリミア半島で、所属不明の武装集団が士気の低いウクライナ軍を駆逐し、ロシア寄り住民の支持のもと、ロシア併合が無血で実行されたのは記憶に新しいところです。
台湾や日本の尖閣諸島などは、既にこのようなハイブリッド戦や三戦の渦中にあると考えてよいでしょう。これを抑止するために、私は次のような提案をしてきました。
まず、ハイブリッド戦と思われるあらゆる兆候について台湾は米国と日本に通報するシステムを構築する。次いで、日米両国は「台湾有事は日本有事と重なる」との認識を明らかにし、台湾からの通報があり次第、国境付近に軍事力を緊急展開する態勢を整える。そして、その日米台の連携を世界に公表するのです。これによって、中国にハイブリッド戦を躊躇わせる抑止効果は一気に高まるでしょう。
特に大事なのは、日本の政治家がおりに触れて「台湾有事は日本有事と重なる」という認識を示し、備えを怠っていないことを発信し続けることです。中国の抗議にたじろいではなりません。
それを実行してくれた政治家がいます。私は心から喝采を叫びたい気持ちです。
「麻生副総理兼財務相は5日、東京都内で講演し、中国が台湾に侵攻した場合、日本政府が安全保障関連法の定める『存立危機事態』と認定し、限定的な集団的自衛権を行使する可能性があるとの認識を示した。
存立危機事態は、日本と密接な関係にある他国への武力攻撃が発生し、日本の存立が脅かされ、明白な危険がある事態と定義される。麻生氏は『(台湾で)大きな問題が起きると、存立危機事態に関係してくると言って全くおかしくない。そうなると、日米で一緒に台湾の防衛をしなければならない』と述べた。『香港と同じことが台湾で起きないという保証はない』とも語り、危機感を示した」(6日付読売新聞)

麻生さんが先手を打ってこの発言を行ったので中共は台湾近海で行う予定であった訓練を取りやめたとも言われています。
素晴らしいタイミングで発言されましたね。

安倍さんも同じなようです。
安倍氏「中国に日本の決意と能力を理解させることは重要」…米元大統領補佐官と対談
【ワシントン=田島大志】安倍前首相は、米国のマクマスター元大統領補佐官(国家安全保障担当)と対談し、対中関係の安定のため日本の防衛力強化が必要だとの考えを示した。対談はオンラインで行われ、米スタンフォード大フーバー研究所が21日に公開した。

安倍晋三前首相
 安倍氏は、自らの政権でミサイル能力の向上などに取り組んだことに言及し、「中国に、日本の決意と能力を正しく理解させることは非常に重要だ」と述べた。
 その上で、6月の先進7か国首脳会議の首脳宣言に台湾問題を初めて明記したことを引き合いに、「確固たるメッセージを送り、中国の行動が非生産的だと理解させることにより、中国との対立を避けることができる」と強調した。
 マクマスター氏は、安倍政権による集団的自衛権行使の限定容認に触れ、「日米同盟が軍事的に強固なものになった」と評価した。

このような形で自民党はしっかりと敵を見定めています。指示しないわけにはいきませんね。

そして日本政府の防衛方針である防衛白書にも明記されることになりました。
「台湾安定は日本の安全保障に重要」 防衛白書に初明記
岸信夫防衛相は13日の閣議で令和3年版防衛白書を報告した。白書は米国と中国の戦略的競争が激しさを増している現状を踏まえ、米中関係に特化した節を新設。中でも、台湾をめぐる米中の対立は一層顕在化していく可能性があるとして、「台湾情勢の安定は日本の安全保障にとってはもとより、国際社会の安定にとっても重要」との認識を初めて示した。
台湾情勢については、米国がトランプ前政権以降、関与を深めていると指摘。F16戦闘機や高機動ロケット砲など武器売却を進めるとともに、艦艇による台湾海峡の通過を継続して実施していることを挙げ、バイデン現政権も「軍事面で台湾を支援する姿勢を鮮明」にしていると強調した。
これに対し、中国は軍用機を台湾海峡「中間線」の台湾側へ繰り返し進入させるなど、軍事活動を活発化させている。白書は「台湾を核心的利益と位置付ける中国が米国の姿勢に妥協する可能性は低い」として、今後の動向を注視していく必要性を訴えた。
中国海警局による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺への領海侵入を初めて「国際法違反」と非難した。
北朝鮮に関しては「日本の安全に対する重大かつ差し迫った脅威」との認識を踏襲した。通常の弾道ミサイルよりも低空を変則的な軌道で飛ぶミサイルの開発を進めており、「ミサイル防衛網を突破することを企図している」と分析した。

これが日本政府の意思と言う事です。台湾を守るという意思なのです。

これに対して中共の習近平は慌てているような気がします。
「台湾情勢の安定」初明記 中国海警、国際法に違反―米中バランス変化も・防衛白書
 昨年の白書は中台軍事バランスの変化などを説明するのにとどまっていた。最近の緊迫化を踏まえ、台湾有事が起きれば南西諸島に波及する危険を重視して表現を強めたとみられる。
 21年版白書は中国の海警船が昨年1年間に沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域内で過去最多の333日活動した実態を紹介。領海への侵入は「国際法違反」だと非難した。
 中国海警局の武器使用権限を明確化し、今年2月に施行された海警法については、岸氏が巻頭言で「わが国を含む関係国の正当な権益を損なうことがあってはならない」とけん制した。
 また、米中2国間関係に関する節を設け、「軍事的なパワーバランスの変化」が起き、インド太平洋地域の平和に影響を及ぼす可能性に言及。米国は台湾支援の姿勢を鮮明にしているが、台湾を「核心的利益」と位置付ける中国が妥協する可能性は低いと分析した。
 経済分野でも米中対立が顕在化していると指摘。特に高速大容量規格「5G」など技術をめぐる競争について「一層激しさを増す」との見通しを示した。

ここ最近では変な国が馬鹿なことやっている以外に何の変化もありませんね。
あまり騒いでオリンピックをボイコットされてはかなわんと言う事でしょう。
習近平の手札はあるのでしょうか?

台湾を守る事を明言した日本、しっかりと対応してきましょう。
(ブラッキー)
”ブルーリボン拡散運動”

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国防 | コメント:(0) | トラックバック:(0) | 2021/08/10 06:00
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