はてなキーワード: 産後とは
生理とか妊娠とか産後とか更年期の不調は病院に行っても解決しない事が多いせいかライフハックのノリでそういう品物の情報交換がされやすい
大抵は大した問題が起こらないような値段と内容のものなんだけど、それが繰り返された結果ハードルが下がっちゃうんだと思う
病院で配られる冊子、助産師、保健士も「それである事に越したことはない」と前提に食事について語る事が多かった
自然派までいかなくても無添加食品は子どもにとって安全な食品である事の指標の一つのように表示される
私はそれにこだわらない人間だったけど、そうである事が子供の健康と安全に無頓着すぎると感じてしまうくらいだった
だから女性が引っ掛かりやすいというのには驚かない。そういう品物を手にしてしまう価値観に早くからもう染まってる人が物凄く多いのだと思う
産後はホルモンバランスの激変により、誰にでも精神的な不安定さが現れる可能性があります。
| 項目 | マタニティブルー | ガルガル期(通称) |
|---|---|---|
| 主な感情 | 涙もろい、不安、落ち込み | イライラ、攻撃性、独占欲 |
| 心の向き | 内向的(自分が不安になる) | 外向적(周囲に怒りを感じる) |
| 主な対象 | 自分自身、将来への漠然とした不安 | 夫、義父母、周囲の人間 |
| 発生時期 | 産後3〜10日がピーク(一過性) | 産後すぐ〜数ヶ月(個人差大) |
| 医学的定義 | 広く認められた一時的な生理反応 | 俗称(本能的な警戒状態を指す) |
逆に男は上方婚を受け入れられるわけ?
だって男年収500万円が女年収800万円と結婚するってなって下の条件を受け入れて実行できる男がどれだけいる?
・家に入れるお金を収入比で妻8:夫5にする代わり、家事は妻5:夫8ね
・子供作るなら収入が低いほうが育児も多めに巻き取るべきだよね、ただでさえ身体負担は妻に偏るからその分も加味してね
・産後は体調戻り次第すぐ復帰するから子が1歳になるまで夫は育休よろしくね。
・妻に転勤の辞令がでたら夫は帯同or単身赴任で夫は子供 でよろしくね
共働き希望の婚活男が何を考えているかというと、だいたいこういうことだ。
まとめると「俺の給料だけじゃ不安だから稼いできてほしいけど、家のことも子どものこともちゃんとやってほしいし、見た目も性格も若さも妥協したくない」ということだ。
いやマジで。フルタイムで働きながら家事して、妊娠・出産・産後のワンオペこなして、しかもそれが「当たり前の共働き家庭」として処理される。相手の負担について考えた形跡が1ミリもない。
本人は「対等な関係を求めてます」みたいな顔をしてる分、余計たちが悪い。搾取に自覚がないやつほど話し合いにならないので。
婚活界隈でたまに「なんで女性は男性に対して厳しいんですか」みたいな話題が出るけど、こういう「自分のスペックを棚に上げて全部盛り要求してくる男」が一定数いる以上、慎重になるのは合理的判断なんですよ。地雷原を歩いてるんだから、足元確認するのは当たり前でしょ。
なんかこの手の話をすると「全員がそうじゃない」「俺はちゃんとやってる」って言い訳が飛んでくるんですが、そういう人はこの文章読んで傷ついてないはずなので大丈夫です。
共働き希望の婚活男が何を考えているかというと、だいたいこういうことだ。
まとめると「俺の給料だけじゃ不安だから稼いできてほしいけど、家のことも子どものこともちゃんとやってほしいし、見た目も性格も若さも妥協したくない」ということだ。
いやマジで。フルタイムで働きながら家事して、妊娠・出産・産後のワンオペこなして、しかもそれが「当たり前の共働き家庭」として処理される。相手の負担について考えた形跡が1ミリもない。
本人は「対等な関係を求めてます」みたいな顔をしてる分、余計たちが悪い。搾取に自覚がないやつほど話し合いにならないので。
婚活界隈でたまに「なんで女性は男性に対して厳しいんですか」みたいな話題が出るけど、こういう「自分のスペックを棚に上げて全部盛り要求してくる男」が一定数いる以上、慎重になるのは合理的判断なんですよ。地雷原を歩いてるんだから、足元確認するのは当たり前でしょ。
なんかこの手の話をすると「全員がそうじゃない」「俺はちゃんとやってる」って言い訳が飛んでくるんですが、そういう人はこの文章読んで傷ついてないはずなので大丈夫です。
保育士だけど、信頼できる施設であるなら人見知りが始まる6ヶ月で短時間預けるのは、1歳半とかでいきなり長く預けるよりもよいのではないかと思う。ただ、それは9-16とかの短時間で、信頼できる施設であるならの話。担任の質や、大抵合同保育になる1歳児の質にもよるから、見学にいって環境は絞れるとはいえ、賭けかなぁ。
増田にそんなこと言うってことは、旦那さんは結構稼ぎがいいのかな?だったらまあ1歳代の4月くらいまで育休とって、旦那さんの稼ぎと育休手当でアクティブに過ごすのも楽しいかもね。今はお金さえあれば幼児教室や一時保育、習い事も0歳から入れるから、子供と2人きりにならなくても済むし、副業で色々家でやれるから、つわりがおさまったら考えてみるのもいいかも。産後の夫婦喧嘩って本当に疲れるだけで何も生み出さない。わからんちんを説得するなんて時間の無駄だから、違う方向から、自分の楽しい方向に持っていくのがいいよ。
ちなみに私はつわりで入院していたけど、コーラを飲んだらだいぶ楽になることに気づいてずっと飲んでました、胃の中で泡が動くのがたまらん。あとインスタのリールとかみて聴いてた音楽は聞けなくなる。好きな音楽はあんまり聞かない方がいい。
夜中だって例外なくごはんをあげないとお腹すいたーって暴れる。
母乳はより消化に優しいので、出るならあげたいけど、ミルクと混合だと結構次お腹が空いてくる時間が読めない。
ぐずってる、原因もわからないって時に単にお腹が空いてたらしくミルク飲ませたら落ち着いたこともあった。
ごはんにしては早すぎる、と思ってたのよ、、、息子すまなかった。
母乳で育てたい人は、夜中も母乳を搾乳したりあげたりしたほうがいいらしい。ホルモンの影響で、夜中にしっかり母乳を出さないと量が出るようにならないみたい。
母乳へのこだわりはSIDS対策。母乳なら突然死のリスクが減りますって聞かされて、でも楽なのでミルクにってしょっぱならいけるような奥様ではなかった。
産後のお母さんを夜中3時間ごとに叩き起こすの、つらいね、、、、
うちの息子は下痢気味のようで、うんちの回数が多い。
オムツ替えしてる最中にまたうんちを出してしまって周囲を汚してしまった。
赤ちゃんの周囲はうんちまみれになってよい状態にしておかないといけない。
こんなもんだからうちの奥さんが常にピリピリしてる。産後のホルモンバランスの変化のせいと、睡眠不足の影響だ。
出産のダメージは交通事故にあったくらい、と言うけども、その身体で母乳を出すって交通事故患者が献血してるようなものなのよ。
夜間の授乳が終わっても目が冴えて眠れない。しかも最近ずっと朝4時起き。赤ちゃんが起きてしまうから。
もう限界なのかも。
でも、限界だって言う資格が自分にあるのか分からなくて、それが一番きつい。
ベビーシッター助成も使ってる。でも、あの制度の申請や事務手続き、シッターさんとのやり取り…「助けてもらうための準備」だけでリソースを削られる。ありがたいはずなのに、その手続きすら今の私には重荷で、そんな自分にまた自己嫌悪する。
産後ケアにも頼った。でも産後ケアの助成にも限りがあるからそんなに使えない。
それなのに、私はご飯すら作れない。
さらに、車を買ったから駐車場を探さなきゃいけないのに、近所に全然空きがない。
「駐車場探さなきゃ」「離乳食どうしよう」「申請書類出さなきゃ」「仕事復帰のシミュレーションしなきゃ」
タスクが頭の中でぐちゃぐちゃに絡まって、結局何も手につかないまま、赤ちゃんの泣き声にビクビクして一日が終わる。
「これだけ周りに助けてもらってるのに、なんで私はこんなにボロボロなの?」
「もっと大変な人は世の中にたくさんいるのに、私は甘えてるだけじゃないのか?」
その可愛さと、「母親なんだから」っていう義務感だけで、今なんとか理性を保ってる。
寝たい。
▫️水道代がもったいないから、トイレ2回してから流せと言う旦那
▫️体調が悪くて病院に行きたいと旦那に話したら「お金はどうするの?」「両親に助けて貰えば?」
▫️妊娠が分かったことを旦那に伝えたら、喜びの前にまず「出産費用はどうするの?」
▫️妊婦給付金5万のうち2万を旦那に渡し、3万で赤ちゃんの服などを買おうとするも、結局全額旦那の手に渡る
▫️大好物の牡蠣が妊娠中で食べられないのに、今食べているよ!とわざわざご丁寧に写真付きでLINEしてくる旦那
「高いね。何個いるの?」
▫️哺乳瓶を買うのに「旦那の許可」が必要で、許可がなかなか降りない
「会社にバレたら職を失うかもしれないから身バレしそうなツイートは消して」
「両親には言わないで」
「旦那の両親が妻の両親に電話で謝罪とか、内容話すことのないように、妻から旦那親に言ってほしい」
これ全部、同一人物。滅。
子どもを産んで5年経つけれど、正直「思っていたよりお金がかかっていないな」と感じていて、少し驚いている。
産む前は、周りから「子育てはお金がかかる」「子育て地獄」「日本は終わっている」など散々聞かされていたので、かなり身構えていた。できる範囲で貯金もしていたけれど、妊娠・出産に関しては補助金のおかげで自己負担は50万円くらいだった。
新しい生命をその金額で産み出してしまえることに衝撃を受けた。
もちろんベビー用品はいろいろ買ったけれど、行政からクーポンやベビー用品をもらえたりもして、「こんなに手厚いんだ」と思った。ベビー用品って小さくてかわいいから、むしろもっと買わせてほしいくらいだった。
産後は子どもの医療費が無料だし、産休・育休で休みとお金が出るのも本当にありがたかった。
園の先生方も、レディコミに出てくるような変な人なんて全然いなくて、むしろ「こちらがお手数をかけてすみません」という気持ちになるくらい。
園内で習い事まで面倒を見てくれるサービスもあり、私の親がそれを知ったときには「今はこんな便利なサービスがあるんだね」と感心していた。
産む前は、疑問に思うよな制度もあったけど、世の中の誰かには必要なものなのだろうなと、見方も変わった。
これから教育費などでお金がかかってくるのは分かっているけれど、高校無償化や手当など、思っていたよりも子育てを支えてくれる制度が多いんだなと実感している。
子育ては大変なことも多いけれど、実際にやってみて「思っていたより子育てを支える仕組みがあるんだな」と感じた。
そう考えると、こうした仕組みやサービスがほとんど無い中で子育てをしていた親世代には、本当に尊敬しかない。
この先自分が、支えてもらうことが当たり前になって、どんどん欲深くなってしまわないかのほうが怖い。
税金を納めてくれている皆さん、本当にありがとうございます。
「もう何年もしてません」とか「誘っても断られる」とか「家族になっちゃった」とか。
うちは30代なかばの既婚、嫁も同年代、共働きで子どもひとり。
おおむね週2、調子いいと週3くらい。
記念日がどうとか、気合入れてどうとかじゃなくて、日常生活の延長線上にあるもんだと思ってる。
10代の頃みたいに興奮任せで突っ走るようなもんでもない。
たとえば一緒に飯食って、テレビ見て、子ども寝かしつけて、風呂入って、歯磨いて、寝支度する。
で、あとは寝るだけってタイミングで、なんとなくくっつく。
ちょっと触る、触られる、その流れでまあするか、みたいな。
きっちりしたルーティンがあるわけでもないし、「毎週何曜日は必ず」みたいなのもない。
でもスキンシップが日常にあるから、別に構えなくても自然にそうなる。
産後はさすがに間あけたよ。
さすがに本番は3ヶ月くらい控えた。
でもその間もゼロかって言われるとそうでもなくて、一応本番なしでなんかしらはあった。
増田見てると、セックスが「しなきゃいけないもの」か「気合入れないとできないもの」になってる家庭が多そうに見える。
それはしんどいよな、と思う。
そんな重たいもんになったら、そりゃレスにもなるわ。
ただ、完全になくなってて、それを辛いと思ってるのに「まあ仕方ないよね」って諦めてる増田を見ると、
お前らそれでほんとにいいのか?とは思ってしまう。
こどもはいない。
こんなケコーン性活がよかったよお
この記事は、将来出産を考えている人やそのパートナー、あるいは今まさに“妊娠初期”という孤独な戦場にひとり立っている妊婦さんに、届けばいいなと思って書いています。
あまり見たくないなーって方はそっと閉じてもらえたらと思います。
(▽昨年のnoteより)
約三ヶ月ぶりにnoteを書いている。ここ最近、長い時間椅子に座って作業ができなかったからだ。
朝はマシだが午後になると体が使い物にならない。
平日は吐き気に耐えながらソファに横たわり天井を見るか、何もないふりをしてゾンビのような顔でリモート会議に出るか。
そんな毎日だった。
と、まるで新しい趣味でも見つけたかのようなライトな語り口で言う人ばかりだったので、私は完全に勘違いしていた。
一日に何度もえずくようになってから初めて、つわりがこんなにも容赦なく生活を侵食し、静かに心を削っていくものことを知ったのだった。
ちょうど繁忙期でもなく、リモート勤務が許される業務内容だったことが唯一の救いだった。
もしこれが出社必須の職場であれば、私はあっさり白旗を振って休んでいただろう。
世間で「産休育休の取得タイミング」や「復職後の働き方」についてはよく語られているのに、「妊娠初期の体調不良も想定して妊活を!」なんて誰も言ってくれない。
いつかは子どもが欲しいと思っていた。
だから出産の痛みや分娩方法、育休中の金銭面、シッター探しの話など、出産や育児についての断片は、耳年増的に知っていたつもりだった。
けれど実際に妊娠してみて驚いたのは、その“前段階”、つまり妊娠時期が、ここまで孤独で苛烈で、日常を根こそぎ持っていくものだということ。
「誰にも言えない心細さ」
「夫と共有できない圧倒的な体感の差」
「突然始まる意味不明な不調と、心のざわつき」
妊娠初期は、この不安や不快や孤独の三重奏に耐えながら、私は毎晩Xを開き、「妊娠◯週」と検索しては、同じ週数の妊婦さんのポストにすがっていた。
共感できる言葉を見つけるたび、“自分だけじゃない”という気持ちが、かろうじて私を支えてくれていた。
おそらく人生で最も情報を渇望し、安堵を乞うている時期に、「周りへの妊娠報告は安定期に入ってから」という不文律が、首を絞めてくる。
一番情報や助言が欲しい時期なのに、
「まだ誰にも言ってはいけない」せいで周囲の誰にも頼れない、聞けない。
このねじれた構造的ジレンマこそが、妊娠初期の一番のしんどさなのだと思う。
妊娠が発覚してから今日まで、スマホのメモに吐き出すように記録した日記は、4万字超。
“男って社会的には父親になれるけど、身体的にはなれないから”
これは産後半年の友人が「今日の昼カレーだったわ」くらいのトーンで放った一言。
自他ともに認めるラブラブな夫婦なのに、彼女は割り切るような瞳で言い放った。
「妊娠中のしんどさは、女が一人で受け止めるように設計されてる。
私の夫は、育休中にようやく父親になったって感じ」
夫を責めるでもなく、世界を恨むでもなく、事実を淡々と述べるように。
当時はこの過激な発言にぎょっとした私も、今なら彼女の言わんとしていたことがわかる気がする。
透明化される妊娠初期
今まで、妊娠中のこと、それも“初期”について、詳しく話してくれる人はほとんどいなかった。
妊娠中の友人と頻繁に会うこともなかったし、妊活でも産後でもなく“妊婦”のリアルについて情報が入ってくることはなかった。
それもそのはずで、つわりのピークとされる妊娠初期は6人に1人が流産に至るとされている、とても不安定な時期だ。だから多くの人は、家族以外には妊娠を伏せて過ごす。
また、流産の不安やマイナートラブルやつわりなど、そういう類の話は、妊娠していない人にとっては興味が薄く、どちらかといえば「暗い話題」に分類されてしまいがちだ。
わざわざ人にするには気が引けるし、うっかり明るいノリで話せる内容でもない。
さらに言えば、妊娠という話題そのものが、とてもセンシティブだ。
「子どもが欲しい人」「欲しくない人」「迷っている人」「持てない人」――相手がどこに立っているのか、その背景や事情は外からは見えづらい。
その結果として、話せる相手は、“同じステージにいる人”か、“先を行く人”に限られていく。
そうして妊娠のあれこれは、徐々にママ同士の会話の中だけで閉じていき、分厚いカーテンの向こうへと消えてしまう。
私がこれまで“妊婦”について何も知らなかったのは、当然のことだったのだ。
妊娠してからというもの、体のどこかが痛いか、心のどこかがざわついている。
そんな日々をなんとかやり過ごしてきたけれど、ふと我に返って「あの子も、あの先輩も、すまし顔してこんな地獄をくぐり抜けてきたのか……?」と思う。
そもそも望んで妊娠したのに、なぜこんなにも辛く、泣きそうになる瞬間が多いのか、ざっくり整理してみた。
1. 妊娠が継続できるかという、終わりのない不安:腹痛や出血、おりものの量で一喜一憂し、本当に毎日のように悪夢を見ていた。
2. とにかく体調が悪い:起きた瞬間からひどい二日酔い&船酔い。身体のあちこちが痛む。まあシンプルにつらい。
3. すべての楽しみが消失:体調が悪いと何も楽しめない。何も食べられない。ひたすら部屋にこもってゲエゲエ言いながら、友人の旅行中のストーリーを見て歯を食いしばっていた。 誰にも会わない。習い事もやめた。予定も立てられない。
4. 夫と二人三脚は無理:いくらサポーティブで気遣い上手の夫でも、つわりや不安を一緒に経験してくれるわけではない。妊娠中に夫と“同じ景色”を見られる日は、たぶん永遠に来ない。
5. 夫の新人研修が意外と大仕事:夫のトレーナーになったつもりで、日々情報をインストールし、的確に指示を出す。全ての通院(検診もNIPTも)に強制参加、たまひよは音読、妊婦や胎児の週数の変化も逐一レクチャーした。
放っておけば夫は「大丈夫だよ」しか言わないし、自分から調べるという発想がそもそもない。
6. 職場への報告タイミングが分からない:「報告は安定期に入ってから」とよく言われる。だが実際は、それまでに倒れたり、急な入院や手術が必要になったりする可能性もある。散々迷った結果、チームに迷惑をかけるくらいなら早めに伝えておいたほうがいいと判断して、私は妊娠10週頃、新しいプロジェクトにアサインされるタイミングで上長に報告した。
7. 果てなき情報収集:chat GPTに質問し、Xを掘り、ママリとアスクドクターズを行ったり来たりしながら質問を連投した。本当に、インターネットの海の向こうの、顔も見えない誰かの言葉に救われた日々だった。
検索履歴は「7w2d 吐き気」「10週 出血 茶色」「12週 恥骨痛」「つわり 14週 終わらない」の山でどんどん埋まっていく。
特に、夫とのすり合わせ、孤独感への対処、産院選び、NIPTの判断、職場への伝え方、予期せぬ出費の数々については、情報を探している人も多いと思うので、あくまで一素人の意見として今後のnoteで書いていこうと思う。
まず私が確認したかったのは、「子宮外妊娠じゃないかどうか」と「胎嚢が確認できるか」だった。
約1%の確率で起こるとされている子宮外妊娠は、なるべく早い手術が必要だと聞く。
病院の椅子で、夫に小声で「今日は胎嚢が確認できればいいからね」と囁いたとき、彼は会社の予定をスマホで見ながら、「タイノーって何?」と返してきた。
こいつまじか……と呑気な夫の態度に、軽くめまいがしたのを覚えている。
前日に私はリビングで子宮外妊娠(異所性妊娠)についてのYouTube動画を流していたが、彼にとってそれは雑音に過ぎず、「妻が付いてこいと言うから病院についてきた」程度なのだなーと思った。
(当事者意識を持たせるためにも、今後すべての妊婦健診に夫が同伴することになる)
いつもの行きつけではなく、家から歩いて15分ほどの婦人科へ向かった。
Googleマップでの口コミが良く、院長が産婦人科専門医・ 臨床遺伝専門医・超音波専門医の3つを保有している。
院長は穏やかでにこやかな見た目だが、包丁さばきのいい職人のように、サクサクと事実を切り分けて伝えてくる人だった。
その約8割が妊娠12週未満の「早期流産」で、ほとんどが偶発的な染色体異常によるもの。つまり、防ぎようがなく、母体のせいではない。
私の場合、胎嚢は無事に確認できたものの、次のハードルは心拍の確認。
子宮筋腫が3つ見つかり、これは要経過観察。
強い痛みや発熱が起きたり、場合によっては早産のリスクになることもあると告げられた。
会計の表示に「12,800円」と出たとき、一瞬フリーズした。
ああハイハイ、これが噂の全額自己負担ね……と納得するふりをしながらも、「妊娠は病気や怪我じゃないから保険は効きません」というお国の理屈には、やっぱり少しだけひっかかる。
病院を出て出社する夫と別れたあと、私はひたすら「まだわからない」と自分に言い聞かせていた。
数ヶ月前、早とちりして悲しい思いをした経験があった。
母が、私を産む前に一度流産していたという話も思い出す。
妊娠がわかってからというもの、「確かなことはひとつもない」と、心が浮つかないように、毎日ブレーキを踏み続けていた。
帰宅しても仕事は手につかなかった。「胎嚢確認 6w(6週)」でXを検索すると、同じ時間帯に同じ不安を抱えている人たちの投稿が次々と現れた。
検索結果をさらに遡ると、6週の時期に不安を吐露していた誰かが、心拍を確認し、つわりに苦しみ、安定期を迎え、マイナートラブルを乗り越えて出産を迎えた記録が続いている。
その一方で、心拍確認のあとに静かに更新が止まっているアカウントや、「また一からやり直します」という言葉で締めくくられたプロフィールもあった。
中には私よりもずっと若い人もいて、そのたびに胸の奥がじんと痛んだ。
そうして私は、検索という名の沼にはまっていったのだ。
「7w2d」「心拍確認できない 確率」「つわり 13週 終わらない」
そのキーワードの羅列に、少しでも答えがあるような気がして、安定期に入るまでは暇さえあればスマホを開いていた。
少量の出血
下着が濡れているような違和感。急いでズボンを下ろすと、そこには茶色く乾きかけた血が滲んでいた。
下腹部にキリキリする痛みもあり、胸の奥に冷たい水を流し込まれたような焦りが走った。
「妊娠初期 出血 量 色」「痛み いつまで」「流産の兆候」……
ChatGPT、ママリ、アスクドクターズに矢継ぎ早に質問を投げた。
今振り返れば、茶色い(=時間が経った)出血は、それほど慌てることではなかったのかもしれない。
そんな私の横で、夫はのんびりとソファに腰を沈めて「大丈夫だよ」と言いながらスマホでグルメやバラエティのショート動画を眺めていた。
まだ豆粒ほどの小さな命が私のお腹にしがみついていて、私のお腹は傷んで下血しているのに、夫は切り抜き動画をザッピングしながら笑っている。
同じ部屋、同じ時間を生きているのに、私はひどく遠くにひとりで立っている気がした。
それ以来、トイレに行くたびに、尿やおりものの色、量、匂いを確認する癖がついた。おりものシートは無香料のものに買い替えた。
これはまだ序の口だった。
妊娠中、何度も夫との意識のギャップにめまいを起こし、そのたびに誰にも相談できない心細さと、仕事の合間につい検索してしまう己の弱さと戦うことになる。
同棲してから今まで、家事の大半を担ってくれている(私は壊滅的に掃除ができない)。
自室から出てきて、歯磨き中に「ヴォェッ」とえずく私の背中をさすってくれる。
それでも、伝わらないことは山ほどあった。
私のように「出血 茶色」と検索窓に叩き込んで、見知らぬ誰かの体験記を読むことすらできなかったのだ。
ほぼノイローゼのように、体調の変化や不安があるたびにママリに質問を投稿していたある日、顔も知らない先輩ママから、こんな回答をもらった。
でも今の時期、母体にできることはないので、信じてゆっくり過ごしてください」
この一文に出会って、ふっと肩の力が抜けた気がした。
「魔法の薬」は年間60万円
医療費の自己負担に上限を設ける高額療養費制度。政府は2027年夏までに、自己負担の月額上限を所得に応じて7~38%程度引き上げる方針を打ち出す。高齢化などで医療費が増える中、社会保険料の負担軽減や少子化対策の財源の確保が狙いとされる。
約30年前、産後すぐにリウマチと診断された滋賀県彦根市の女性(65)は「この制度がなければ生活できない人がたくさんいる」と話す。母乳への影響を懸念して薬を飲まずにいると悪化し、半年間寝たきりになった。
手首、足首、ひじ、あごなどが慢性的に痛み、指に力が入らず、口を使って子どものおむつを替えた。子どもに手を握られる痛みは叫び出したいほどだった。
写真・図版
50歳で生物学的製剤を使い始めると、症状が格段に抑えられ、「魔法の薬」だと思った。ただ、薬は1本4500円ほどで、医療費は年間約60万円に上った。制度によって出費は半分ほどで済んだが、負担は軽くはない。「薬のために働いていると思うこともしばしばだった」と話す。
上限額引き上げについては、中道改革連合や日本共産党など一部の政党が衆院選の公約で「見直し」を訴える。NPO法人「神奈川難病団体連絡協議会」の富松雅彦理事長は「引き上げの方針は示されたが、まだ決定ではない。今回の衆院選で問われるべきだ」と苦言を呈する。
https://digital.asahi.com/articles/ASV2625SWV26UTIL00PM.html