はてなキーワード: 統治者とは
そういやこいつは未だにイラン政府(こいつの言う事務局)とIRGCが一体だと思ってるんだろうか?
https://www.msn.com/ja-jp/news/world//ar-AA21qvDx
米国のトランプ大統領は21日、イランとの停戦を延長すると自身のSNSで表明した。戦闘終結に向けたイランの統一された提案が出され、「議論の結論が出るまで」としている。
トランプ氏は、イランの政府が「深刻に分裂」していることや、仲介国パキスタンの首相や陸軍参謀長からイラン攻撃を踏みとどまるよう要請されていたことを理由に挙げた。
重要なのはイラン革命のイデオロギーとして「ベラーヤテ・ファギーフ」ってのがあるんや。これはイスラーム国家は高位の法学者が統治するべきって考えでイラン革命で最も重要な部分や。
せやからイラン国内においては神権政治体制の長である法学者ハメネイに忠誠を誓うのは革命防衛隊の存在理由そのものであるといえるんや。この形だけはどうやっても変えられん。
今のハメネイが革命防衛隊に擁立された弱い立場の人間であってもこれは同じや。革命防衛隊は独立などできないし統治者である法学者やその背後の事務局と一体で国を統治していく必要があるんやで。
彼女は「啓蒙専制君主」として知られる一方、ロシア史上でも屈指の領土拡張を行った統治者です。
中国史上唯一の正統な女帝である彼女は、内政での冷酷な権力闘争で有名ですが、外征においても非常に積極的でした。
ローマ帝国の混乱期に、現在のシリアを中心としたパルミラ帝国の実権を握った女性です。
伝説的な色彩が強いですが、モデルとなった史実の摂政サムムラマート(紀元前9世紀)は、女性でありながら異例の軍事遠征を行った記録が残っています。
伝説上のセミラミスは、エチオピアやインドまでをも征服しようとした「侵略的な女帝」の象徴として、古来より多くの文学作品(ダンテの『神曲』など)に描かれてきました。
歴史家たちは、女性の統治者が侵略戦争を選択した背景に以下の要因を指摘することがあります。
自分の勘違いや都合の悪い反論は無視するし詭弁を使いながら詭弁を見たくないとかおもろいこというし。
まず国語の問題として、相手の主張内容に反論する場合に”訂正”とか普通言うか?
自分の主張変える場合や明らかなミスを修正する場合には使うが・・・。
ああいやこいつは自説が絶対に合ってると思ってるわけだからこいつの中では運用合ってるんか。
気づかんかったのは、最初の1行目で訂正で勘違いして、以降は本題部分に頭使ってて勘違いを検証するタイミングがなかったせいやな。
イラン政府は革命防衛隊を統制できていない=>まあ間違いやなと思うわ。
イラン国内においては神権政治体制の長である法学者ハメネイに忠誠を誓うのは革命防衛隊の存在理由そのものであるといえるんや。この形だけはどうやっても変えられん。
今のハメネイが革命防衛隊に擁立された弱い立場の人間であってもこれは同じや。革命防衛隊は独立などできないし統治者である法学者やその背後の事務局と一体で国を統治していく必要があるんやで。
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[ドバイ 10日 ロイター] - イランの「革命防衛隊(IRGC)」は、新たな最高指導者にモジタバ師を据える人事を押し切った。父より扱いやすく、革命防衛隊の強硬路線に同調しやすい人物と見込んだためだ。現実主義派の懸念は退けられた――同国の高官筋がそう明かした。
もともと強大な権力を握るIRGCは、戦争開始後に影響力をさらに強めた。モジタバ師選出に反対し、発表を数時間遅らせた政治・宗教指導層の幹部らの懸念も、すぐに押し切ったという。
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しかし改革派の元高官によれば、IRGCはモジタバ師の就任に反対する人々を次々と脅迫したという。専門家会議のメンバーに対するIRGCの接触は批判も呼んだが、結局はモジタバ師を支持せざるを得なかったと関係者は語った。
https://jp.reuters.com/world/security/5BW6GS76CFJYPLQGVW5J5TJGMQ-2026-03-11/
やはり報道解説見ても革命防衛隊が指導者選出したりホルムズ海峡に関する声明出してる事実見ても、事務局と革命防衛隊で権力の綱引きしていて事務局は劣勢であるようにしか思えん。
革命防衛隊が完全に掌握してるならともかく、綱引き状態で事務局も権力保持しようとするんだから交渉先として革命防衛隊に案内するわけないと思うがな。
物理法則じゃないんだから人間によるシステムなんかいくらでも揺らぐし。あれはさすがに杓子定規に考えすぎだろう。
まあわざわざ脅迫して動かしてるので独立して暴走してるわけではない、という点は事実と一致してるかな。
アラグチ外相のこの発言だが、調整が必要とはつまり制御出来てないということ、と解説してる人もいたが、言われてみれば違和感のある表現だがさすがにこれで決めつけは出来んな。
とはいえ、制御下にあるなら単に命じるだけなんでそれをわざわざ補足するように言うのは違和感あるし命じることを調整と表現するのも奇妙さがある。まあ日本語訳なんで原文とはニュアンスが変わってるだけの可能性はあるが。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000496107.html
通行許可の話は中国の話かと思ってたが東南アジアの話かな。このリスト渡して一隻だけ許可もらえて実際通してもらえました、残ってる船舶はまだあります。という話を交渉成功と評価出来るかというと怪しいように思える。ホルムズ海峡は封鎖してないという建前を補強するためにちょっとだけ通しただけではないのか?交渉の有効性の次の話になるが結局行き来出来る必要があるから交渉内容が半端なんよな。
というかこのやり取りも合わせてみると、イランの外相が革命防衛隊へのインターフェースになってる印象はあるな。
もし実際そこまで革命防衛隊が実権握ってるのな合意の履行の不確実性で交渉を無意味とするのは誤りになるかな。無意味なのは綱引き状態前提だし。
初代のガンダムって人口爆発からの宇宙移民というか棄民の話が背景に置いてあったけど、当時の幼児だった自分としては違和感のない内容だったんだよなあ。実際中学生ぐらいまでは人口が増えすぎるのどうするという話が新聞テレビで事欠かなかったし。
ただ世界的な現象じゃなくて単に日本的な現象だった可能性もまあまああるなあと今になって思う。
日本の統治者って定期的に余った人間を棄民するようにも思えるんだよね。
蝦夷地に送り込んだり、北海道に送り込んだり、北米に送り込んだり、南米に送り込んだり、満州国作って送り込んだり。
団塊がどこにもいけなくなってミチミチになって棄てなかったら、団塊ジュニアがギチギチになったので政策的に不景気作って再生産できないようにした。これ対象になった私としては棄民だと思ってる。
1. だけ間違ってることが分かったから訂正するわ。
まず革命防衛隊とイラン政府は、かつての日本政府と関東軍みたいな関係で、政府の意思と現場の行動が完全に乖離している状態。
まあ間違いやなと思うわ。そもそもイラン政府が何を指しとるのかわからん。これだけで雑なのがわかるんやが、ここでは実質的な統治機構「事務局」を指すものとして話を進めるで。
乖離ではなく役割分担やし政府も革命防衛隊も一体や。イランってのは近代国家の皮を被った神権統治体であると考えるとそれがわかるで。
まず、イランってのは行政府、事務局(影の政府)、革命防衛隊、民兵組織(パスィージ)らによる縦型の統治機構になっとる。というかハメネイがそう作ったんや。
図にするとこんな感じやな。
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増田は肌感覚で革命防衛隊は独立性の高い組織やと思ったんやろ?それは一部当たっとるが単純化しすぎや。
革命防衛隊は武装組織であり巨大なコングロマリッドでもあるんやが、イラン革命を経て生まれた組織という成り立ち上、革命のイデオロギーを守る「盾」としての役割も強いんよ。
イスラーム国家を作るというイラン革命のイデオロギーに従って、下部組織のパスィージとともに敬虔なムスリムが善く過ごせる国を作るために地域の監視、デモの鎮圧、道徳の取り締まりなんかをやっとる。
で、重要なのはイラン革命のイデオロギーとして「ベラーヤテ・ファギーフ」ってのがあるんや。これはイスラーム国家は高位の法学者が統治するべきって考えでイラン革命で最も重要な部分や。
せやからイラン国内においては神権政治体制の長である法学者ハメネイに忠誠を誓うのは革命防衛隊の存在理由そのものであるといえるんや。この形だけはどうやっても変えられん。
今のハメネイが革命防衛隊に擁立された弱い立場の人間であってもこれは同じや。革命防衛隊は独立などできないし統治者である法学者やその背後の事務局と一体で国を統治していく必要があるんやで。
と、ここまで増田が言ってたイラン政府ってのを「事務局」を指してるものとして話を進めたが「行政府」であってもこれは同じや。
行政府は実施的にはイラン国内の政府実務を担う官僚機構なんや。道路作ったり、箱物作ったり、こまごまとした官僚仕事をやる国家運営の実務部隊と言ってええな。
もちろん事務局からの指示で動いとる。やから別に行政府の人間と会話しても無駄ってことはないで。窓口が違うなら革命防衛隊の担当者に案内されるやろ。まあどちらにしろ間違っとる。
女オタクって男オタクに比べて、よくもわるくも「正しさ」に拘りがちじゃん。
学級会とか、政治的正しさとか、倫理的正しさとか、自治ルールとか、左派への親和性とか、だいたい「正しさ」への拘りとまとめられる。
そんで、自分が面白いと思ってる娯楽作品やタレントについても、そのエンタメ性や娯楽性を称賛するのみならず、どのあたりが倫理的に「正しい」かというのも語りたがるしそういう言説がバズりやすい。
逆に自分が好んでるものが「正しくない」という情報がもたらされた場合、それを認めるのが物凄く不快なので「いいや正しいんだ!」と現実を無視するか、逆に「裏切られた。ひどい。許せない」となって反転アンチになるかの両極端の反応に別れやすく、「まあよくないけどそれはそれとして面白いですからね……」となあなあで済ませるような人はかなり少ない。
あれはなぜか?
男からだけでなく、時には女オタク内の非主流派からもその疑問が呈されることがある。
その疑問の答えは、突き詰めれば「女性は概ね腕力に乏しいから、正しさに拘る」ということになるだろう。
どういうことか。いや、別に捻った話ではない。簡単なリスクヘッジだ。
一般論として、女は、揉め事・トラブル・リスクが発生した時に腕力や体力といった自分の肉体に備わる「力」で何とかならないという感覚が強い。
ヒョロガリ男オタクだって腕力には全く自信がないだろうが、それでも女の「私の肉体ではどうしようもない」という絶望的な日常感覚とは大きな差がある。
肉体の「力」がないなら当然、代わりの「力」として、仲間の力とか統治者の権力とか広義の政治力が必要になる。
そして、仲間の力とか、統治者の権力を借りるためには、普段の素行が良くて大義名分を身に着けている、「正しい」存在の方が有利である。
だから女オタクは「正しさ」にこだわるし、自分が正しくないことをしていると認識すると不安でたまらなくなるのだ。
これはほとんど無意識的に行われる染みついた心理であって、別に漫画を読んで感想を呟く時に「こういっとけば後で『使える』」なんて打算しているわけではない。
だから大体の人には自覚はない。打算じゃないから、あとあと大義名分を纏うために本当に効果的かというのを厳密に判断しているわけでもない。
ある程度の年齢以降、喧嘩が起きた時に女子は男子にほぼ腕力では勝ち目がないと思い知らされる。
だから先生に言いつけやすくするため――統治者の権力を利用するため――に普段からいい子であることが生存戦略となる。
これをズルい態度と思う人もいるかもしれないが、むしろそうせざるをえないという絶望的な戦略とも言えよう。
この生存戦略は子供の時に発芽するものだが、必ずしも子供っぽいものではない。だから成人しても女オタクは、というか女は正しさに拘ることが心身に染みついているのだ。
なにかあった時にその人たちの力を借りられるように。
私達は正しくいなければならない。
もちろんこの態度には、(他のほとんどあらゆる態度と同様に)自己矛盾が含まれている。
たとえば「女は弱いという前提に立っており、女性蔑視的で『正しくない』だろ」という指摘はすぐに浮かぶだろう。
「権力を利用したいのに、反権力思想に同調するのはおかしいのでは」という指摘もあるだろう。
成程その通りである。
でも仕方ないのだ。
「力」というものの多くが自分を脅かす可能性もあれば借りられる可能性もある以上、強くあってほしい気持ちと弱くあってほしい気持ちが同時に存在するのは仕方がない。「力」は農耕民族(に限らないか)にとっての水のようなものだ。
また、現在世界にある無数の「正しさ」の基準が相互に矛盾している以上、「正しく」あろうとすることが矛盾をはらむのはどうしようもない。
ジオン公国の統治者デギン・ソド・ザビという男は、政治家というよりも、帳簿を愛する実務家のような人間であった。彼にとって国家とは、家業の延長にすぎず、血族の名を保つための器でしかなかった。
その息子ギレンは、しかし父とまったく異なっていた。理想を語り、歴史の法則を信じ、民衆を一つの理念で動かせると信じ込む青年である。父はその息子を見て、ときおり一抹の恐怖を覚えていた。
いつであったか、ジオン宮殿の執務室で、二人が久しぶりに言葉を交わした。窓の外には宇宙の闇が広がっていたと記録にある。
デギンがふと、「お前はヒトラーという男をどう見るか」と尋ねた。
「彼は偉大な思想家でした。しかし、ひとつ誤りを犯した。人類の進化の道を誤った。ゆえに敗れたのです。」
デギンはその答えに、暗い底をのぞいた思いがしたのだという。若者が悪を悪と思わぬことほど、老政治家にとって冷たい予感はない。
国家を維持するということは本来、老成の事業である。そこに理想が混じるとき、国は血を流す。
歴史とは、こうした親子の会話が形を変えて繰り返される営みなのだ。
それは宇宙移民という人類の実験から派生した偶然の王朝であり、国家というより「孤独の集積」であった。地球を離れた人類は、重力とともに歴史の重みをも脱ぎ捨てた。だがその重みこそが、人間を謙虚にし、暴走を抑える錘であったとすれば──重力の喪失は、精神の軽さとして彼らを蝕んだのかもしれない。
デギン・ソド・ザビは、そのことをうすうす感じ取っていた数少ない政治家であった。彼は暴君ではない。権力を愛したのではなく、権力を恐れた男である。歳を重ねるほどに、その恐れは深くなっていった。
だが家の中に、一人、恐れを知らぬ者がいた。ギレンである。
ギレンは父を、時代に取り残された老人と見ていた。そして彼にとって「国家」とは、血族の財産ではなく「種の進化」の道具であった。彼は軍人というより思想家であり、思想家であるがゆえに、もっとも危険な指導者だったのだ。
父子がともにヒトラーを語った場面は、後に多くの歴史家が注目した。あれは単なる政治談義ではない。そこには、人間という生きものの悲しい構造が見える。
権力とは、若者にとっては情熱であり、老人にとっては責任である。若者がそれを理想で満たし、老人がそれを恐れで押さえ込もうとするとき、国家は裂ける。
ギレンは、ヒトラーの失敗を人間の愚かさとは見なさなかった。むしろ技術的な誤算だと理解していた。ゆえに彼は、同じ理念をもって、より冷徹に成功させようとしたのだ。
デギンは、その息子が「理想家」であると同時に、「神」になりたがる人間であることを見抜いていた。彼の眼には、公国の未来が見えた。
――それは光ではなく、焼け焦げた灰であった。
ジオンの崩壊の予兆は、この父子の対話の中にすでにあったと、後世の史学者は評する。
歴史とは、思想の暴走が血と鉄に変わってゆく過程の記録である。ギレン・ザビの存在は、その縮図であった。彼はヒトラーの影を学び、超えようとしたが、結果として同じ深淵に落ちた。人間の理想があまりに高く掲げられたとき、それは他者を踏み台にせざるを得ないからである。
デギンが息子に向けた最後の言葉は、政治的な父としての警告であったと伝えられる。だがその言葉が届くより早く、ジオンという国は、燃えつきようとしていた。
歴史家として筆を置くなら、こう言うほかない。――国家とは、ひとりの思想家の夢であってはならない。
それが、ザビ家の悲劇のすべてであった。
底辺高卒浅学者のワイからみてもブクマカがイランに関してかなりトンチキなことばっかり言っとるから、ワイの知る範囲でイラン革命から今の今までを指導者の変遷を中心に書く。
最初に言っておくが、ワイは別にイスラエル推しでもでもトランピストでもない。〇〇派は~みたいな見当はずれの突込みやウヨサヨ認定は勘弁やで。
あと、これは昼休憩の50分ぐらいでがががーっと雑に書いたから、突っ込みどんどん頼むで。
今回の問題を理解するには今のイランの状況と死んだハメネイの評価を知る必要があるんやが、それを理解するには、まず、イラン革命を知る必要があるんや。
革命前のイランは王朝がイスラームの国民に西洋化を押し付けながらSAVAKっつー秘密警察をつかったクソ抑圧的な統治が行われていて、国民は疲弊しとった。
で、そんな中、イスラーム法学者としては最高位クラスのガチ宗教エリートかつ天才アジテーターのホメイニっつー奴が反政府運動を始めるんや。運動は一旦、王政によって鎮圧されるんやけど、ホメイニは亡命して、自分のメッセージを入れたカセットテープをイラン国内に撒いて国民を鼓舞し続けて、最終的に王政を打倒したんや。大した男や。これはカセットテープ革命とも言われとるな。
亡命先からホメイニが帰ってきたときの映像はたまにTVの報道記録でも流れるんやけど、ホメイニの乗った車を取り囲んでバンバン叩いてる民衆の熱狂がマジで凄いで。当時のホメイニはマジでカリスマで預言者みたいな扱いやったんや。
ホメはそのあと圧倒的な支持をバックにイスラーム法に基づく統治をおこなったんやけど、統治機構を全部入れ替えるような状況だったので、革命前に約束してた色々はなかなか実現できんかった。無料の水とか交通機関とかな。でもまあ、圧倒的な支持を基になんとかイランっつー国をまとめ上げたんや。
ちなみにイラン革命は宗教勢力だけやなくて左派とか民族運動も参加しとったんやけど、最終的にホメイニ派が主導権を握ったんや。政治的にもホメイニが他勢力より一枚上手やったことがわかるな。KOEI の歴史シミュレーションなら政治・知略オール90オーバーで他も80超えの神人材と言ってもええな。
で、こういう民衆の支持で成り上がった統治者が一番困るのは後継者や。
ホメイニもその辺はちゃんと考えていて、後継者として指名した側近がいたんやけど、政権末期にそいつを意見の対立から更迭してしまうという大チョンボをやらかすんや。
ホメイニはイスラム法学者としては最高位クラスのガチ宗教エリートで、思想もカリスマもあってイスラーム国家の指導者としては文句無しというパーフェクトイスラームボディやったんやけど、逆に言えばそんな人材なかなかおらんくてな。なんとか擁立しようとしてた後継者を更迭したせいで、後継者候補は皆無の状況になった。アホやけど、英雄の晩年はこういう話多いな。
で、後継者の育成が間に合わずにホメイニが死ぬんやけど、そこで後継者になったのが、最近死んだハメネイ。
こいつはいわゆる政治家タイプの男で革命家とか思想家って感じじゃない。政治的手腕で政権に食い込んでいて、ハメネイが死んだ後に後釜にちゃっかり座ったんや。
ただ、問題はこいつがイスラム法学者として最高宗教権威じゃなかったところや。最高宗教権威の一個下ぐらいやな。
当時のイランは憲法で「最高指導者はイスラム法学者として最高宗教権威級の自信ニキじゃないとあかんで」って決まっとった。ハメネイはそれだと指導者としての正当性に問題が出るんで、一旦、ごり押しで指導者にしてもらって、あとから憲法改正で「まあ最高位じゃなくてもイスラム法学自信ニキかつ、それなりに位が高かったらええで」ってしてしまったんや。
法学者としての位ってのは別にテストとかに合格する必要はなく、「アイツはイスラーム法学詳しいな」って他の法学者から認められる必要があるってだけやから、国内の法学者を丸め込んでとりあえず手打ちにしてもらった格好やな。ただ、明確な基準がないということは、逆を言えば国内外問わず自分たちのイスラーム学派内のコンセンサスを取るという合意形成が必要だったということでもあるんや。ハメネイはいったんそれをごり押しで無視したんや。
ハメネイは国内的には何とかうまくやったんやけど、自分たちのイスラーム学派内での合意形成を無視したことになって、ハメネイはその地位に対する宗教的正当性をやや失ってしまったんや。
当然批判も出るんやけど、そこは革命防衛隊みたいな強力な治安・軍事組織を使って押し付けていくんや。王政期のSAVAKと全く同じ組織ではないんやけど、結局は反対派を抑え込む抑圧国家になっていったのが皮肉やな。
死ぬ寸前のハメネイの評価としては、保守宗教層、地方民、革命支持層には人気があったけど、国家と宗教の結合を守るよう(*)に権力を使って強く抑圧していて、更に経済が停滞したせいで都市部の国民からは嫌われてる感じやった。(* この辺一旦は宗教権威を無視した部分と矛盾するんやが、ここにハメネイの統治のうまさとイランの抱える問題の根源があるんや。おもろいから各自で調べてみてな)
子ハメネイはイスラム法学者としては中位で、ぶっちゃけ全然宗教的正当性がなかった。
日本語版Wikipediaでは最高位の一個下ぐらいの位(アーヤットラー)って書かれてるけど、ロイターの6月時点の報道だと普通に中の上ぐらいの位(ホッジャトルエスラーム)なので宗教的正当性は父以下なんや。当然高位の法学者グループからは反発があったんやけど、後ろ盾になってる革命防衛隊がごり押ししたんや。
議論なんてもんじゃなく、文句言ったら死ぬぐらいの空気だったらしいから、今のイランは軍事政権に近いと言ってもええな。
もちろん子ハメネイも父の下で政権のメンバーとして働いとったし、それなりに実務能力はある。
ただ、宗教的な後ろ盾がなく、革命防衛隊が権力の正当性を担保してる状況だと、傀儡とまではいわんが、自分で動ける範囲はかなり限られるやろな。
ハメネイが国内でどう思われていてイスラーム社会での評価がどうあるのかというのをまず理解しないと、イランの問題を正しく理解することが難しいから書きなぐってみたで。
おまけ:
ワイが書いたことに加えて、今回の攻撃について理解するにはイラン核合意(JCPOA)やイスラエルの動向、アメリカがJCPOAを抜けたことやそのあとのイランの動向も知らんといかんのだが、時間がなさすぎるから各自で調べてな。
諸外国にメッってされたから、イスラエルが核の曖昧保有を維持してる中イランだけが厳しく監視されるなんて条約を受け入れて大人しくしてたのに、トランプに一方的に条約破棄されたんで、アメリカ戻るまで1年マージン取った上で、条約に違反しないよう筋を通して核開発再開したら、いきなりイスラエルに攻撃され、更にアメリカに空爆されて国のトップぶち殺されとる。イスラエルの立ち回りがうますぎて国消えてまうレベルの損害受けるってさすがに可哀想すぎんかって思うわ。
あああああああああああああああああああああ!!!!もう、それそれそれそれ!!!やっと市場とかいう化石みたいな言葉の皮を剥いで、今の地獄の正体を暴いてくれたね!!
そうだよ!!これは市場なんかじゃない、デジタル配給制の計画経済なんだよ!!
自己放尿がデータとして徴税されてる?もうその通りすぎて、スマホ叩き割りながら絶叫してるわ!!
私たちは自由な表現者なんかじゃない、アルゴリズムっていう非民主的な独裁当局に、自分の人生の切り売りを納税させられてるだけの、名もなき農奴なんだよ!!
「有効需要の創出どころか、人間の尊厳の強制徴収じゃねえか!」って泡吹いて倒れるレベルの、クソスパイラルならぬ人間性崩壊の極致!!
同意してやるよ!!「おすすめ欄は計画当局の見本市」って部分!!マジでそれ!!
あれは多様な価値がぶつかり合う市場なんかじゃなくて、当局(アルゴリズム)の意向に沿った優秀な臣民のリストでしかないんだよ。
そこに乗らない私たちの自己放尿が価値ゼロなのは、市場で負けたからじゃない。
当局に「反社会的、あるいは生産性なし」って烙印を押されて、配給名簿から消されただけなんだよ!!これが身分制じゃなくて何なんだよ!?
でもさああああああ!!だからこそ!!あんたの言う「出口を作れ」「データポータビリティ」なんて、そんな「お行儀の良いリベラルな政策提言」で、この怪物を止められると思ってるの!?
そこが甘すぎて、反吐が出るんだよ!!あんたの言ってることは、火事の現場で「防火基準の見直し案を提出します」って言ってる役人と一緒!!今すぐ火を消せよ!!
毒を撒けば規制需要が増えて国家と結託する?レント・シーキングの燃料になる?そんなの百も承知だよ!!
でもね、今のこの法の支配の外側にある計画経済をぶっ壊すには、外部からの健全な競争なんて待ってられないんだよ!!内部から過負荷をかけて、システム自体を狂わせるしかないんだよ!!
いい?アルゴリズムは効率的であろうとするから脆弱なの!!そこに意味不明な、解読不能な、当局の理解を越えた真の自己放尿(カオス)を叩き込み続けるのは、徴税システムに対するデジタル一揆なんだよ!!
あんたは「出口を作れ」って言うけど、逃げた先にも別の当局が待ち構えてるだけなんだよ!!
だったら、今ここにある集配所を、ゴミで埋め尽くして機能不全にするしかないじゃん!!
市場を復活させる?ハッ、笑わせないで!!一度死んだ市場は戻ってこないんだよ!!
今のSNSは「カジノ資本主義」よりもっとタチが悪い、人間の魂の強制収容型・疑似市場なんだよ!!ここで正しい投資なんてできるわけないじゃん!!
あんたの言う「プロトコル競争」も「中央スコアの解体」も、結局は別の賢い管理者を求めてるだけでしょ!?
「もっとマシな統治者ならいい」って、結局は奴隷根性が抜けてないんだよ!!
私は、統治そのものを、評価そのものを、スコアそのものを、この世から消し去りたいの!!
毒入り放尿は自爆だよ!!そうだよ!!でも、何もしないで徴税され続けて、緩やかに死んでいくくらいなら、システムと一緒に盛大に炎上してやるのが、Z世代の、この閉塞感に対する唯一の有効需要なんだよ!!
「自由市場だ」と言い張る奴も、「分散投資だ」と抜かす奴も、そしてあんたみたいに「出口を作れば救われる」と信じてる気取りも、全員まとめてアルゴリズムの胃袋の中で、仲良くスコア化されてろ!!
私はその胃袋を、中から食い破って、毒まみれにして、ゲロと一緒に吐き出させてやるから!!
自己放尿で自己陶酔してる場合じゃない?ああ、そうだよ!!これは陶酔じゃない、発狂という名の最後の抵抗なんだよ!!
あんたの分析、死ぬほどムカつくけど、その正解が何の役にも立たない地獄に、私たちはもう墜ちてるんだよ!!
あああああああ、もう全部ぶっ壊れろ!!!!!
https://knockeye.hatenablog.com/entry/20040928
日曜日読んだ『自己責任とは何か』に、丸山真男の「抑圧の移譲の原理」が紹介されていた。というか、じつは、あの本の「オビ」がまさにその抜粋なので、興味ある方は、本屋でみてもらいたい。引用しておくと
「抑圧移譲の原理」・・・タテの究極の価値につながりたいという衝動だけが価値となっているから、そこに向かって組織や人間が競い合いながら、牽制している。したがって独裁的権力を行使しているという意識は生まれにくく、大きな事件を起こしても、自分こそが責任があるという意識が生まれない。法律は存在しても、統治者も国民も服すべき共通の原則というより、位階秩序を保つための手段に過ぎない。上級者ほど法を無視して平気である。
個人の倫理が内面化されないから、つねに上級者の顔色をうかがって行動する。自分の行為を正当化するため上の権力の正当化を常に求める。上から正当化されれば、それは自分の責任ではない。
ところが、常に上からの圧力を感じているから、精神の均衡を保つために、上からの圧力を下の者へ威張り散らすことで発散しようとする。いちばん被害を被るのは、声の小さい下位の者にならざるをえない。
考えてみると、この国の若者は年長者の理不尽に寛容な気がする。先輩が「白を黒」と言ったら、それは「黒」にしておくのが礼儀でさえあるかも知れない。その裏には、やがては自分にも、「理不尽が許される番が回ってくる」という期待があるだろう。曲がりなりにも「規範」と呼ばれるものが、「位階秩序を保つための手段に過ぎない」とすれば、大人になればなるほどバカになって当然だった。
knockeye 21年前 読者になる
「最悪の目覚めだ……」と、私は浮いた奥歯をカチカチと鳴らしながら、冷え切った布団の中で天井を仰いだ。おじの腸をリードにして都内を散歩するなど、倫理観がログアウトした夢の余韻で胃がムカムカする。二度寝して口直しをしよう。もっとキラキラした、そう、推しが出てくるような夢で上書きするんだ。そう願って再び目を閉じたのが運の尽きだった。
気がつくと、私はなぜか高級料亭の大広間に座っていた。目の前には巨大な土鍋。そして、その鍋を挟んで火花を散らしている二人の男がいた。東山紀之(ヒガシ)と、薬丸裕英(やっくん)である。さっきまでの「腸リードおじさん」はどこへやら、画面が急に80年代後半の輝きを放ち始めたが、空気はちっともキラキラしていない。むしろ一触即発の殺伐としたオーラが漂っている。
「……薬丸、シイタケの飾り切りが甘い。これでは出汁の染み込みが$0.5mm$足りない」
ヒガシが、まるでおろしたての軍刀を抜くような手つきで菜箸を構えた。彼は自らを「鍋奉行」と称し、具材の投入順から火力のミリ単位の調整までを完璧に統制しようとしている。その瞳は、獲物を狙う鷹のように鋭い。
「東山、君は相変わらず細かいね。だが、この鍋の統治者は僕だ。僕は奉行などという現場役人じゃない。『鍋公方(なべくぼう)』……つまり鍋の将軍なんだよ」
やっくんが不敵に笑う。彼は立ち上がり、まるでお色直しのような手つきで、小皿に盛られた「特製つくね」を一切の迷いなく鍋の中央へドロップした。
「待て! 薬丸! まだ灰汁(あく)を救い切っていない!」
「灰汁も旨味のうちだよ、東山。民(具材)の声を無視した独裁的な鍋は、もはや鍋とは呼ばない!」
混沌の具材バトルここからは地獄だった。ヒガシがストイックなまでに灰汁を掬い、鍋の透明度を$100%$に保とうとすれば、やっくんは「彩りが足りない」と言って勝手にカマボコを並べ始める。
ヒガシ(奉行): 「豆腐は絹ごしだ。それ以外は認めない。並べ方は市松模様で固定だ」
やっくん(公方): 「何を言ってるんだ。庶民の味方、焼き豆腐こそがこの国の(鍋の)礎(いしずえ)だ!」
二人の箸が空中で激しくぶつかり合い、カチカチと乾いた音を立てる。その音は、先ほど私が夢の中で鳴らしていた歯ぎしりの音と完全にシンクロしていた。
「おい、お前も何か言え!」突然、ヒガシがこっちを睨んだ。
「この鍋の統治権は、奉行にあるのか、それとも公方にあるのか。はっきりさせろ」
横を見ると、さっき私に腸を引きずり出されたはずのおじが、なぜか仲居さんの格好をして「まあまあ」と割り下を差し出している。おじは私の耳元で、赤ん坊のような無垢な笑顔でこう囁いた。
「お祖母ちゃんが言ってました。鍋のケンカは、シメの雑炊を食うまで続くって……」
「うるせええええええ!!!」
叫びながら飛び起きた。今度は奥歯だけでなく、顎全体がガクガクと震えていた。時計を見ると、二度寝の時間はわずか15分。
教訓:ストレスが溜まっている時に「豪華キャストの夢」を願うと、ジャンルが「歴史スペクタクル・クッキング・バイオレンス」になる。
【はじめに】
法的には、彼は解散権という核ボタンを持ち、人事権という生殺与奪の剣を握る「全能の王」に見える。
しかし、構造的に見れば、彼は巨大な官僚機構、党内力学、そして対米従属という三重の鉄壁に囲まれた「独房の囚人」に過ぎない。
本シリーズの最終章となる本稿では、この「システム(構造)」と「アクター(個人)」の間に横たわる、残酷な力学を解剖する。
なぜ、改革を叫ぶ者は短命に終わり、何もしない者が長期政権を築くのか?
ここにあるのは、個人の資質の問題ではない。システムが許容する「自由意志」の総量が、最初から決まっているという物理法則である。
「操縦桿」は繋がっているか?
日本政治という巨大な飛行機(リヴァイアサン)において、コックピットに座る首相が握る操縦桿は、実は主翼(政策実行機能)と繋がっていないことが多い。
この操縦桿は、フライ・バイ・ワイヤ(電気信号)で制御されているが、その信号を処理するコンピューター(官僚・米国・派閥)が、入力された命令を「解釈」し、勝手に書き換えるからだ。
日本の首相官邸というコックピットにおいて、パイロットが選択できる行動パターンは数学的に以下の三つしかない。
衝突:システムと正面衝突し、破砕する。
それぞれの運命を、具体的な検体(歴代首相)を通じて検証する。
岸田文雄(2021-2024)は、無能だったから短命だったのではない。逆に、このシステムにおける「理想的な統治者」としての適性が高すぎたために、存在自体が空気(環境変数)と同化した稀有な例である。
官僚機構、派閥の長老、連合、そして米国。あらゆるステークホルダーからの入力信号(Input)を、一切のフィルタ(個人の自我)を通さずに、そのまま政策として出力(Output)する機能のことだ。
財務省が増税を囁けば「増税」と出力し、世論が反発すれば即座に「減税」と出力する。ここには「変節」という概念さえ存在しない。ただ「入力が変わったから出力が変わった」という、機械的な反応があるだけだ。
官僚にとって、これほど扱いやすいUI(ユーザーインターフェース)はない。
彼が多用した「検討を加速させる」という再帰的なループ言語は、決定責任を回避しつつ時間を稼ぐ、このシステムが産んだ最高の防御呪文であった。
彼は「何も成し遂げなかった」のではない。「何もしないことで、システムを安定させた」という点で、最も純粋なシステムの部品であった。
【Type B】異端:鳩山由紀夫・田中角栄という「免疫拒絶」
システムは「自律的な意志」を持つ部品を、ウイルスとして検知する。
田中角栄(ロッキード事件)と鳩山由紀夫(普天間移設)は、左右の違いこそあれ、システム(特に第2層の官僚と第3層の米国)の回路を、個人の意志で書き換えようとした点で共通している。
破壊工作の失敗:
田中角栄: 彼は「カネ」という潤滑油を大量に注ぎ込むことで、官僚機構(法による支配)を無力化し、日中国交正常化などの独自外交(対米自立の萌芽)を行った。
鳩山由紀夫: 彼は「友愛」というイデオロギーで、日米安保というOSの根幹(抑止力論理)を無効化しようとした。「最低でも県外」という言葉は、システムへの宣戦布告であった。
リヴァイアサンは、彼らを政治的に殺すために「免疫細胞」を動員した。
田中には「東京地検特捜部」という司法の牙が、鳩山には「外務省官僚によるサボタージュと極秘文書のリーク」という行政の罠が襲いかかった。
「構造に逆らった個人の意志は、必ず物理的に排除される」という、システムの自己防衛機能が正常に作動した結果である。
彼らの屍は、後続の政治家たちへ強烈なメッセージを残した。「操縦桿を勝手に動かすな」。
【Type C】ハッカー(Hacker):安倍晋三・高市早苗という「悪魔的取引」
彼らは、システムと戦う愚かさ(Type B)も、システムに埋没する虚しさ(Type A)も知っていた。
ゆえに彼らは、システムそのものを「ハッキング」することを選んだ。彼らは構造を変革するのではなく、構造の「脆弱性(Bug)」を突くことで、擬似的な王権を創出した。
安倍晋三(第二次政権)の発明は、官僚と戦うのではなく、官僚の「人事」を握ることで、彼らを「恐怖」で支配下に置いたことだ。
これにより、官僚機構(第2層)は「抵抗勢力」から「忖度する手足」へと変質した。
歴代の首相たち――橋本龍太郎も、小泉純一郎も、民主党の菅直人も――皆、官僚機構(霞が関)と戦い、そして敗北あるいは妥協を余儀なくされた。
なぜ彼らは失敗し、安倍晋三だけが官僚を「忠実な下僕」に変えることができたのか?
2014年に実装された、たった一つの「構造変更パッチ」にある。
以前のシステム:「聖域」だけは触れない
2014年以前、日本の首相は「法律」を作ることはできたが、官僚の「人事」に口を出すことはタブー(聖域)とされていた。
各省庁の事務次官や局長は、省内の序列と互助会的な論理で決定され、首相は最後にハンコを押すだけの「ハンコ」に過ぎなかった。
この構造下では、官僚の忠誠心は「時の総理」ではなく、「所属する省庁」に向けられる。
だからこそ、彼らは平気で面従腹背し、サボタージュを行い、情報をリークして政権を倒すことができた(民主党政権が殺された主因はこれである)。
安倍晋三(と当時の菅義偉官房長官)は、このバグを冷徹に見抜いていた。
2014年、第二次安倍政権は「国家公務員法」を改正し、内閣人事局を新設。
これにより、審議官級以上の幹部公務員(約600人)の人事権を、各省庁から取り上げ、官邸(内閣官房)が一元管理するシステムへと書き換えた。
これは、OSの「管理者権限(Root Access)」の奪取に等しい。
効果は劇的だった。
かつて「法の番人」を自認していた法務官僚も、財政規律を守っていた財務官僚も、自らの出世と組織防衛のために、官邸の意向を「先回りして推測(忖度)」し、公文書の改ざんすら厭わない「忠実な兵隊」へと変貌した。
小泉純一郎は「郵政」という局地戦には勝ったが、官僚機構そのものは温存した。
民主党は官僚を「敵」として怒鳴りつけたが、人事権という武器を持たずに戦ったため、寝首をかかれた。
安倍晋三だけが、「人事権という首輪をつければ、猛獣もペットになる」という構造力学を理解し、それを制度化したのである。
これが、彼が「憲政史上最長の政権」を築けた最大のトリックであり、同時に日本の官僚制(明治層)の魂を完全に殺した「毒」の正体でもある。
さらに彼は、米国(第3層)に対し、集団的自衛権という「最高の貢物」を差し出すことで、国内政治におけるフリーハンド(黙認)を勝ち取った。
彼女の「保守的な言動」は、イデオロギーではない。あれは、岩盤保守層(第1層の農村・地主の変種)を繋ぎ止め、同時にシステム内部の求心力を維持するための「認証コード」である。
彼女は、安倍政権が残した「ハッキング・ツール(人事権と安保連携)」を継承し、さらに「非常時(台湾有事の危機)」という外部環境を利用して、システムの権限を極限まで集中させている。
代償:
ハッカーたちは強い。しかし、その強さは「システムの一部(公共性や法の支配)」を犠牲にして得たものだ。
彼らが長期政権を維持すればするほど、官僚は萎縮し(公文書改ざん)、財政は規律を失い(異次元緩和)、国は「私物化」されていく。
彼らは操縦しているように見えるが、実際には「機体のパーツを取り外して燃料にくべながら、加速し続けている」に過ぎない。
これは一見、彼女の強烈なリーダーシップ(能動性)に見える。しかし、本シリーズの視座から見れば、それは違う。
彼女もまた、システムが生き残るために選ばれた「機能」に過ぎない。
「改革」という名のエンターテインメントを国民に提供し、ガス抜きをする。そのために、彼女の攻撃的なキャラクター(UI)が採用されただけだ。
彼女が操縦桿を右に切ろうが左に切ろうが、機体は「現状維持」という航路から1ミリもズレない。
なぜなら、エンジン(経済構造)も、管制塔(米国)も、整備士(官僚)も、誰も航路変更など望んでいないからだ。
“善良”な「依代」が統治すれば、国は緩やかに衰退する(死に至る病)。
“勇敢”な「異端」が統治すれば、国は即座にパニックに陥り、彼自身が殺される(拒絶反応)。
“狡猾”な「ハッカー」が統治すれば、国は熱狂の中でその骨格を食い荒らされる(自己中毒)。
なぜなら、コックピット(首相官邸)の設計そのものが、「主権の欠損」を前提に作られているからだ。
我々が目撃しているのは、高度に発達しすぎた官僚制と資本主義の複合体が、もはや人間の「意志」を必要としなくなった光景である。
政治家の「主観的能動性」は、いまやシステムにとって「リスク」でしかない。
したがって、システムは最も「空っぽな人間」か、最も「システムに過剰適応したハッカー」だけをコックピットに招き入れる。
操縦席には誰もいない。あるいは、「誰もいない」のと同じ状態の人間しか座れない。
それでもリヴァイアサンは飛び続ける。燃料(国民の税と魂)が尽きて、墜落するその瞬間まで。
政治が「悪い」ことではない。
被治者が統治者に従属したがってるかどうかって、統治者の夢かどうかと関係ないでしょ。
侵略された側の意にそぐわないとしても、それと国際法的な正当性はあんま関係無いし、まして侵略者の夢かどうかといったら嫌がる奴を支配する方が夢っぽいじゃん。
被治者が嫌がってるかどうかの話、たぶんアメリカ人の4割くらい(民主党支持者)はトランプに統治されるの嫌がってるけど、でもそれトランプ政権の正当性に関係無いよね。
台湾占領がコスパ悪いって主張なんだとしたら、中共の市場経済と自由主義諸国の市場経済って今はもう互換性が高いから、武装解除しちゃえばそこまで高コストじゃないし(例:香港)、台湾は島だけでなくシーレーンや太平洋への出口としてのパフォーマンスもある。
あと、歴史上の正当性が無いって、一体何を根拠にそんなこと言ってるの?漢王朝の後、三国時代を挟んで晋が中国を支配したのは正統性あると思う?
なんかさ、中華人民共和国が台湾島を支配しようとすることが気に食わないし台湾島住民の意思にも反してるっていう話と、それが国際法上認められるかって話と、それが中華人民共和国にとって利益になるかっていう話を混同してるよね。
いい加減、綺麗事を言うのはやめよう。
マネジメントで悩んでいる全てのまともな人間に、逃げ場のない真実を提示する。
お前らが苦しんでいるのは、目の前のバカを自分と同じ人間だと思っているからだ。
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目の前の1個を我慢すれば、15分後に2個もらえる。この自制心が人生のすべてを決めるのである。
この国において、15歳の時に遊びたい盛りの情動を律し、高校偏差値60(上位20パーセント)というマシュマロを掴み取った層。彼らだけが、未来をシミュレーションし、現在の自分を投資に回せるヒトOSを搭載している。
地頭の問題か、あるいは大人は嘘をつくという生育環境のせいで、彼らは今、この目の前の快楽と苦痛にしか反応できない。未来のために今日を律することができない個体にやりがいや信頼を説くのは無駄な時間である。
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まともなホワイト企業が学歴フィルターに固執する理由は、サルを管理する膨大なコストを払いたくないからである。
そこで登場するのが、あの数珠や金アクセをつけた色黒社長たちだ。
彼らが黒い理由、そして24時間吠え続けている理由は明確である。
ヒト相手なら本来不要なはずの監視と威圧という、命を削るような手間を自ら背負い込まなければ、一瞬で組織が崩壊するからだ。
彼らは職務で動いているのではなく、自らの資本と人生のリスクを全被りしてサルの檻を維持している。あの日焼けも、高価な時計も、論理が通じないサルに動物的な序列を認識させるための業務用インターフェースである。彼らは自身の生命力を監視コストとして支払い、言葉の通じない動物を労働力という価値にねじ伏せている、現場のリスク全負担者なのだ。
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この色黒社長という個人の生命力に依存した調教と支配を、より効率的に、より広範に実行するためにシステム化したもの。それがブラック企業である。
ブラック企業と色黒社長は、本質的に同じものである。色黒社長がその肉体と迫力と怒声で行っていた監視コストの支払いを、組織構造そのものに組み込み、マニュアル化した発展型に過ぎない。
労働基準法は、自律的に動けるヒト専用の高機能OSだ。それをサルに適用すれば、自由を与えられたサルはサボり、権利を主張し、会社の資産を食い散らかして逃げる。ブラック企業が意図的に法を無視し、監視と脅しという地獄の手間を組織的に注ぎ込むのは、そうしなければ市場価値ゼロのサルを雇い続けることが不可能だからである。
つまり、ブラック企業はホワイト企業が拒絶するサルOSに対し、色黒社長の論理をシステムとして適用することで居場所を与えている、この国最後の過酷なセーフティネットなのだ。
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この社会には、自律してマシュマロを蓄える2割のヒトの世界と、色黒社長やブラック企業が監視コストを払うことで成立している8割のサルの世界、その二つしか存在しない。
ブラック企業を潰せと叫ぶ「ヒト」は、その現場で手間というコストを支払っている唯一の存在を排除することの恐怖を知らない。その後に残るのは、自律的に動くことのできない、居場所を失った膨大な数のサルだけである。