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はてなキーワード: 登山道とは

2025-05-29

anond:20250529143937

登山道のど真ん中でひりだしてもいいのかな

>排便が登山者を殺す

女性はかなり登山道から外れて用を足す人がほとんどだと思います。足元が滑って滑落、崩れて滑落、足を踏み外して滑落。元のルートに戻れず道迷い、そして滑落。

 

人目を気にする軟弱者オムツ付けろよ

2025-05-16

anond:20250514212400

道楽かどうかより正規の手順に則っているかどうかが重要だと思う

仮に富士登山でも開山中登山道内で体調悪くなって動けなくなって救助が必要場合とかは無料でもいいと思う

2025-05-14

anond:20250514111135

川崎市内の山岳地帯比較標高が低く、ハイキングコースとして整備されている場所も多いですが、それでも遭難事故は発生しています

過去遭難事例:

川崎市内にも、多摩丘陵などハイキングに適した山域があります。これらの山は標高が低いですが、道迷いや転倒などのリスクはあります

生田緑地:

桝形山などがあり、手軽なハイキングが楽しめますが、一部通行止めになっている箇所もあるようです。

多摩自然遊歩道:

小沢城跡などを含むコースがあり、健脚向きとされています

よこやまの道:

多摩丘陵尾根道で、縦走可能です。

登山をする際の注意点:

川崎市内の低山であっても、事前の準備をしっかり行い、無理のない計画を立てることが重要です。

地図コンパスGPSなどの携行: 道に迷わないように、必ず地図コンパスを持参し、GPSなどがあればさら安心です。

十分な装備:

天候の変化に対応できる雨具や防寒具、ヘッドライト、食料、飲料水などを準備しましょう。

無理のない計画:

自分の体力や経験に合ったコースを選び、余裕のある計画を立てましょう。

登山道の状況確認:

事前に最新の登山道の情報確認しましょう。

体調管理:

体調が優れない場合は、登山を中止する勇気必要です。

家族や知人への計画共有:

登山計画家族や知人に伝え、万が一の際に連絡が取れるようにしておきましょう。

川崎市内の山を楽しむ際も、これらの点に注意して安全登山を心がけてください。

2025-03-29

地元のために公金を使うこと


東京の西半分に住んでいる。田舎の方である

数年前に土木建設業引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。

弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。

この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである工事業務になると、必ずといっていいほど施工系図が出来上がる。

タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係ニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。

私は、地元のために働いた経験が長い。本業土木(主に河川林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。

だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である

主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつ自治体運営するイベントでのことだ。

推敲は何度もしたけれども、増田日記は書き慣れてない。ご容赦を。





(以下本題)

それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。

そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてから自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)から下請け現場を任せてもらえるくらいである。

そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務地元自治体から流れてくるようになった。

いわゆる随意契約で、うちの会社地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである

さて、土木建設林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本であるあなたが住んでいる市区町村田舎であれば、絶対に近い確率でそうである

ある秋の終わり頃だった。倒木の解体処分業務地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落林道があって、その付近には森林浴にバッチリ雰囲気自然公園があった。

その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木バラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。

自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである

それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務職場から発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。

その際自分は、窓口の自治体職員にこう告げたのだ。

「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」

※1 都のルール?で切った樹木ごみ処理できないらしかった。よく覚えてない

※2 田舎にある会社同士だとありがち

そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員発注者)はこう言ったのだ。

「実は、今回は特殊パターン仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都から指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」

「変更契約しなくてよい?」

「いいです。特殊案件ですので」

だってさ。

「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分利益になった。都民税金なんだが、ありがたくうちの子大学学費用に使わせてもらったよ。

これが公金チューチュー?の1件目である自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。



一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手東京都になるとこうはいかない。

都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。

標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?

標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベース価格納期交渉をしてくる。

こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事ルールですからだってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?

こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。

小さい会社場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。



それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。

一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。

この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである

その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。

やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。

それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元から、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。

決死覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。

そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である

うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。



仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。

談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民意見を聞かずに、都が発注した業務仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。

談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。

談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。

今はどうなっているのだろうか。

うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベル地元住民から仕事を請けることならある。

情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理業務とか、いつも特定企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名うまいこと調整しているのだ。

「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」

都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。

いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。





2つめは、ウォーキング大会でのことだ。

うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である中高生スポーツクラブの子トレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。

うちの地元には、初心者でも歩きやす登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。

イベント中は、子ども若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙地域とはいえ東京に住んでいてよかったと思うのはこれである

遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。

自分が住んでいる地域町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会スタッフ役割を務めていた。

大会運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである地元料理ベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。

とにかく、腹を空かせたウォーキング大会参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。



しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。

ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。

会計報告を終えた後、自治体担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。

メールの内容】

・収支計算書の明細欄に「アサヒビール1ケース」とある

領収書にも酒類おつまみ?の記載がある

芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている

・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい

公文書公開請求があると、あなた達の個人情報特定される危険がある。ご了承を

・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?

・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい

うん、まあ……違和感はあったよ。

それこそ、子どもの頃からウォーキング大会スタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。

あのビールおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若いからずっとだから感覚がマヒしてたのかもしれない。

それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。

結局自分が、その自治体担当者の人とやり取りをしていった。

うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分町内会バカにされてる気分だった。人件費無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命ウォーキング大会参加者地元料理を振舞ったというのに。

たかだか、自治体職員から渡されたお金ビールを買ったくらいで、それは町内会スタッフ鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分40代で若かった。まだ青臭いところがあった。

自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。





長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。

公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。

そういう人向けに書いたとかではないけど、この体験談がどなたか思考きっかけになったのなら幸いである。

2025-03-22

anond:20250322105133

登山道でおじさんに挨拶しただけなのに30分くらい付きまとわれて高山植物知識をひけらかされたことある

違う人と挨拶してる隙に逃げた

ちなみに俺は男だ

2025-01-09

山と下山人生の高低差

富士山の八合目で、六十三歳の私は休憩を取っていた。周りを追い抜いていく若者たち見送りながら、人生という山行を思い返す。

二十代は頂上を目指して必死に登った。昇進、結婚マイホーム。全てを手に入れようと、足元も見ずに突き進んでいた。三十代は、自分だけのペースを掴もうともがいた。四十代で、ようやく登山道には複数ルートがあることを知った。

五十代になって気付いた。人生は登頂が全てではないと。時には下山も、違う山に移ることも、大切な選択なのだと。

今、私は自分のペースを守りながら、黙々と高度を稼ぐ。若者たちは遠くなり、山頂は近づく。でも不思議と焦りはない。人生という山行に、正解なんてないのだから

頂上で見る景色は、きっと若い頃に思い描いたものとは違うだろう。それでも、それは私だけの眺めになるはずだ。

2024-08-18

anond:20240817211616

お疲れ様自分は、ぎりぎりアルパイン(残雪期の北アとか、軽いバリエーションとか)の登山趣味にしていたので、当時の家族を考えると申し訳なかったな。と思う。膝の無理が効かなくなり登山から引退したが、登山道具は娘が引き継いだので、彼女が山に入る時はせめてAirTagを持たせている。(メジャールートでも山は下界とは違う。皆さんお気をつけて。)

2024-08-06

大学登山サークルで死人が出たらしい

足場の悪い登山道で、足元が崩れて滑落したんだと

嫌だねえ若い人が死ぬのはさ

サークル活動から、他の人に遅れちゃいけないとか疲れたって言えないとか、色々無理したんじゃないか

別に同行者や本人の誰かが悪かったわけではなくて、ただただ不幸な事故だね…

2024-08-02

anond:20240801163942

高校生の頃から登山をしてきた人間として、妥協解決方法を挙げる。

子供が生まれから子供と一緒に行ける日帰り低山しか行かなくなった。低山は人が少ない分、道迷いのリスクはあるが、GPSが発達してきてそのリスク大分減った。

もちろん、事前の地図読みと、上りの際の分岐確認写真をとりながらチェック。登山口と下山口が異なる縦走などは極力避けている。

あと、日帰りだと、荒天時はそもそも行かなくなるので、さらトラブルは少なくなる。

ただ、登山を始めたころは、高い山、有名な山にどうしても登りたくなる。

実際、有名で、沢山の登山者がいる北アルプス表銀座だって自分が歩いてきた稜線が円弧を描くように空中に伸びている景色は、自分の体の小ささと、それにもかかわらず、歩き続けられた自分の足の強さを同時に実感できる。

南アルプス北岳からみた富士山は、山と山のあいだの空気の厚み、上空から地上までの空気の重なりを、青色グラデーションが教えてくれる、絶景中の絶景だ。

とりあえずの必須条件として、子供GPSを持たせることと、計画書の提出(所轄の警察と家庭用)から初めてはどうだろうか。

子供GPS位置情報携帯電話パケットサーバーに定期的に送る機器だ。電池が長持ちし、自ら電源を切ることができない。保護者(妻)は数分ごとに地図場所確認できる。ここ数年で商品が増えた。

主な登山道なら、ほぼ携帯電話圏内だ。音声メッセージを送ることもできる。月額700円くらいだ。

計画書は登山者のためでもある。ガイドブックを参考にしながらでもいいし、地図を見ながらでもいい。日帰りでも、行動の節目節目で計画した時間通りでなければ、引き返すきっかけになる。

どうしても、日本アルプスなど高山に登りたいなら、小屋まりをやめることから提案しよう。1日の行動時間距離が長くなりがちだし、何かあったときの装備が貧弱になりがち。ウルトラライト一見機能的だが、トラブルには弱い。あれは体力も経歴も十分な人がやる事だ。

あと、バリエーションルートもだめだ。滑落しやす場所もふえるし、トラブル時に他人の目がない。登山道も迷いやすい。テント災害時にも有用だ。(これは山好きが道具を買ったとき家族にする言い訳典型だが。)

テント泊で夜明け前(夏場なら4時くらい)に歩き出し、10時か11時にはテン場に到着、あとは食事して夕方に寝るような計画にすれば、行動範囲は狭くなるが夕方の道迷いや午後の荒天に遭いにくい。

ご主人は、休みがとれるみたいなので、予備日は必須。焦らないで日程をこなせるようにしよう。自分は雨の日の停滞が意外と好きだった。

あと、冬は絶対ダメ。あと、秋も日が早いから要注意。8月の日照時間は、5月のそれとほとんど変わらない。道迷いは夕方におきる。

さらに、ご主人は、高尾山からスタートだということなので、首都圏在住だと思われるが、関東から東の山は早く日が暮れる(日本標準時比較した西日本と比べて)。低山で練習したくなる時期の、ちょっと涼しくなる9月は、昼過ぎには登山口に帰るくらいの気持ちでないと危ない。

2024-08-01

anond:20240801163942

一般登山道で行くか、コース外行くか

雪山行くか

の2つが大きくリスクを変えるので、話してどこかで釘させるならそうするとよいよ

例えば、北アルプス槍ヶ岳は、一般登山道で行くならそれほど危険ではないけど、

北鎌尾根とか行くと難度がぐっと上がる

道なき道をロープとか駆使して行くパターン

雪山は、どんなに気をつけても雪崩と滑落のリスク一定量ある

どんな山に行くかにもよるけど

あと、心臓病とかの発作のリスクあるなら、人里離れたところに行くのは怖いよね

2024-05-22

anond:20240521155443

車椅子だけど現存する文化財も全てエレベーターをつけるか、それが無理なら健常者が抱えて登るサービスつけろって考えている。

健常者がアクセスできるけど障害者が入れない場所があるのは差別からな。その差別を解消する責任は当然健常者にある。

よく聖帝十字稜とか言って笑われてる車椅子登山だってそう。

登山道と言う健常者が歩きやすくなる道を作るなら当然それは車椅子にとっても登りやすい道である必要があるので既存登山道は全て差別ということになるし、その差別を解消するために健常者が車椅子を引いて登山させるのは社会義務なんだよ。

2024-05-15

まともなトランス女性取材すればいいのに

露出エロアカウントの尻フェチ女装趣味エロおっさん取材するのがもうバカにしてるのか?感凄い。

警察沙汰になりかねない…できるだけ多目的トイレへ〈悪意はなくても~尼崎市アウティング問題から〉(3)

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202205/0015334207.shtml

昨年11月、ハイキング中に登山道女子トイレから出た彩乃さん(50)=神戸市=は、入ろうとした女性鉢合わせた。困惑した顔を見て、慌てて説明した。

 「あ、ごめんなさい。トランスジェンダーです」

 男性に生まれ、20歳を過ぎて男子トイレに入ると「なんか違う」と感じるようになった。女性用はホッとする。日常的に使ってもトラブルにならなかった。

そんな中、大阪市商業施設で今年1月、「戸籍男性性自認女性」とする客が女子トイレを使い、大阪府警建造物侵入容疑で書類送検される。ひとごととは思えず怖くなった。

 ただただ一人の女性として暮らしたいだけ。でも、警察沙汰になりかねない。それからは「誤解を与えるきっかけを自ら増やす必要はない」とできるだけ多目的トイレを選んでいる。

女子トイレに入って「ごめんなさい、トランスジェンダーです」で切り抜けたことを神戸新聞取材で語った「彩乃」さん、やっぱりいつもの如くヤバいやつだった

https://togetter.com/li/2266876

「私、カマレズあかんのよ〜💧

綺麗なお姉さん(純女)は大好物なんやけどね✨」

最近マウジージーンズフェチ👖の垢の画像を見て楽しんでる♡

基本私はお尻フェチ

やめられない、止まらない♡」

最近ジーンズフェチアカウントとかタイトスカートフェチアカウントとか、ずーっと眺めてる

綺麗なお尻って素敵だと思う✨

#お尻フェチ

めっちゃいいお尻❣️

埋もれてみたい〜❤️ pic.twitter.com/VmMppnYGcB」

「ピッタリなタイトスカートと黒のブーツでお出かけしたい…無性に

お尻、男性にガン見されたい…

写真イメージです。(近いらしい)) pic.twitter.com/zSwMTTqzdZ」

今日元町三宮に買い物出たついでに、

時間潰しに信長書店に行ってみた。

とりあえず、ディルドバイブコーナーへと見に行ったら、付かず離れずおじさんがずっとくっついて来る。

ドライオーガズムコーナーへ行っても同じく…。

私が下棚を見るのに前屈したら…お尻をガン見。

楽しいひと時でした✨」

今日は一日色々な人と会う日でした。

関係で。(僕関係ではなく)

秋の先取りで、ブラウンシャツスウェードレザーのミニタイトで出かけたんですが…

ちょっとサイズがちっちゃくなってて…お尻がパツパツのプリンプリン🍑

街行く男性の方多数から視姦されました⭐」

普通電車はよく寝れます

一番端座ってたら、リクスープリケツJDが私の肩と肘に🍑押しつけて来て頂いて、安らぎの時間でしたわ❤️

顔埋めたい衝動に頑張って耐えた」

「至福でしたわ❤️

良いお尻してた🍑

今考えるともしかしたら欲求不満やったんかも。

ずっとグイグイ来てたから。

撫でてやれば良かったか

「綺麗なお尻のお姉さんをずっと眺めていたくなる

OLさんとかスーツ女性とか…

で、気づいたら全然知らない場所に居る…

これ、良くあるw

#綺麗なお姉さんは好きですか

#美尻を見つめて三千里

「心と体の性が異なるトランスについては、心の性で公共の場を使う選択はあってはならない。あくまでも体の性で選択すべき。理想は、女性/男性/トランスと分ける形だと思う。(公衆浴場公衆トイレのこと)」

彩乃@すべての人の空に虹の架け橋を🌈 @Ayanoange2

この記事読んで、ある意味ショックとLGBT理解への憤りとか、いろんなことが思いとして浮かんで複雑…

私、いつも普通に女子トイレ使うし…」

2024-05-09

山の中で遭遇するなら人間の男より熊のほうがマシ

山の中(登山道ではなく、たとえば獣道に迷い込んでしまった場合等)で遭遇するなら、人間の男より熊のほうがマシ派の女なんだけど ブコメ人達全然わかってなくてびっくりした。

性的暴行の末に殺されるか、性的暴行無しに殺されるかどっちがマシかっていうことだよ。

「熊に殺される可能性」と「人間の男に殺される可能性」を比較して嘲笑ってる人が多かったけど、逆だよ。

「熊に性的暴行される可能性」ってゼロじゃん。

相手なら生きたまま喰われる可能性もある、って人もいたけど

人間の男なら性的暴行+肉体的虐待殺害可能性あるし。

そもそも性的加害を加えてくる男の割合についても認知に差があるんだろうね。当然だけど。

やはりこのへんの感覚ってわかりあえないんだなと思った。

2024-04-17

登山道で死んでいる動物の処理


京都在住。夫婦ともに登山趣味にしてる。先日夫と一緒に、山の中にある神社から山頂に続く登山道を登っていた。すると、道の真ん中にウリボウ死体があった。成獣に近いサイズの。

可哀想だと思ったのと、早くどかさないと病気が広がるかもしれないと思い、下山後に市役所電話をした。その時は、こんなやり取りだった。

山道ウリボウ撤去してください」

「それはどなたの所有の土地ですか」

「里道なので市だと思います。○○神社の上にあります

「そこは神社土地と思われます神社の人が撤去してもらう必要があります

「里道なのに?」

林道市道はうちで管理しますが、山は対象外です。所有者責任になります

神社の人がどかさなかったら市役所がどかしてくれる?」

「どかしません。自然に死んだものであれば、山の中にそのままにしてください」

病気が広がったらどうするの?」

土地の所有者の責任です。豚熱の可能性もありますが、人間には感染しません」

取りつく島のない様子だった。私は、こういった仕事公共機関の人が処理すべきだと思っている。

今も、あのウリボウ登山道の真ん中で死んでいる。可哀想に……。

ほかの登山者のためにもアレをどうにかしたい。増田民の人で、何かお知恵をお借りできる方がいたら何卒お願いしたい。真剣に悩んでいる。

2024-02-12

法律に「誰の土地でもない土地」という概念がないのはなぜだろう?

登山道というほどではないけど山の道って感じの道はあるじゃん舗装されてて車も通ってるけど、道の外側に建物があったり誰かの庭だったり軒先だったりとあからさまに誰かの土地感があるわけじゃなくて、藪や木が果てしなく広がってる感じで突き進もうと思えば進めるようになってる道。

でも法的には道から一歩外に出て藪に進んだら違法らしい。

道がある山の道じゃない部分なんてほとんど公有だろう。

かりにそうじゃないとしたら、誰かが持ってる山の部分に国だのなんだのが勝手に道を敷いていることになるんだから自然だ。

で、仮に森林地帯のうちの、道も、道じゃないところも、公共土地という点で共通なのだとしたら、なぜ道は自由に通行してよく、そうじゃないとこは入っただけで違法なんて扱いをデフォルトにしたのだろうか?

どっちも公共の地面なんだから原則自由に通行できるようにすればよかったんじゃないの?

自然保護目的で踏み荒らされたくない場合に限って国だのなんだのが個々に決まりを作るというブラックリスト方式のほうがルールとしては素直でシンプルだと思うのだが。

地面自体、人が移動するために存在しているという側面があるのに、道以外の地面を移動のために利用してはいけないとは不自然だろう。地面による二次元的な移動ではなく、そのうちのごく一部分の道による一次元的な移動しか許していないのはただ不便さを増しているだけだろう。

そもそも、すべての土地に所有者がいるという前提に立っているのがおかしいと思う。

国有林」という概念があって、これは明治維新の際に藩有林、社寺有林、所有が明確でない森林継承して成立したという。

「所有が明確でない森林」というところに注目してほしい。あたか不明なだけで所有者がいるみたいな言い方だけども、これには正真正銘「誰の土地でもなかった土地」が含まれていたのではないか

まり誰も存在認識していなかった土地があったはずで、これを伊能忠敬が作った日本列島海岸線地図という、日本土地全体を俯瞰的にとらえる手段のおかげで、その地図から誰かの土地だと確定している部分を全て取り除けば、それ以外の場所は全て所有が明確でない土地として間接的に存在を把握できるようになったというところだろう。実際は誰も見ても足を踏み入れてもいない土地(誰に帰すべき実効支配性がない土地)なのに。

(もし全宇宙地図があったら、その何万光年先の直接見たこともない空間について「ここは俺の土地だ」と主張するようなものだ。伊能忠敬日本列島においてこのバカげた主張を形式的可能にした。)

そういう土地を無理に国有林化しただけの話ではないかもっと素直に「誰の土地でもない土地」と別区分にすればよかったのではないか

誰の土地でもない土地というのは、誰にも占有する権利はないということだ。ゆえに誰が移動の用に足を踏み入れても問題ないということになる。

誰の土地でもないので、ぶっちゃけそこに勝手に家を建てても問題はない。早い者勝ちだ。ただし別の人がその家を打ちこわししても問題ない。問題ないというのは語弊があるなら「その家を建てた人がその土地での所有権根拠狼藉を主張することはできない」ということだ。

まりこの場合器物破損だし、この公有空間のなかで先にいた人を後から来た人がそこを自分お気に入り場所として見出し喧嘩になったら暴行罪だし、というように、個々の事例に合わせて既存法律で裁くべき問題ということになる。

頭でっかちに「すべての土地は誰かの土地だ」という固定観念ありきで法律を作ったために、はっきりいってスマートじゃない法体系になってると思う。

なぜ「誰の土地でもない土地」と別に難しくもなんともない概念を素直に受け入れられなかったのだろう?

dorawiiより

2024-02-08

ChatGPTにフジサン構文つくらせてみた。

蕎麦手打ちってね😆、富士山🗻みたいに高い理想がアルんだケド😅、実際にやってみると、あれ?ってナルことが多いんダヨネェ😓。まず、粉と水の配合からして😤、富士山のようにピークを目指スわけダケド😌、混ぜる力加減一つで、あっという間に山崩れしちゃうんダヨ😱。

そしてねェ、伸ばす工程に入ると😣、今度は富士山🗻の斜面を滑り降りるスキーヤーみたいに🎿、テキパキと手際良くやらないと、生地乾燥してシマッテ😵、頂上にたどり着く前に旅が終わっちゃうんダヨ😖。

切るときもサ😉、富士山のように一直線に美しく切りたいトコロだケド🗡️、ちょっと気を抜くと、登山道が曲がりくねってシマウように🌀、蕎麦も曲がったり、太さが不揃いにナっちゃうんダヨネェ😂。

でもねェ、最後に茹で上がった蕎麦を食べる瞬間は😋、富士山🗻の頂上から見る景色のように最高ナンダヨ👍。自分で打った蕎麦の味は、多少の山あり谷ありがあっても😝、それがまたいいんダヨ😊。だから蕎麦打ちに挑戦するのは、富士山登山みたいなモノ🏔️。途中で挫けそうにナッテも😢、頂上を目指して頑張るンダヨ💪。

というワケで、富士山ジョークを交えながら😂、蕎麦手打ちについて語ってみました😄。おじさん構文と富士山ネタ、意外と合うカモしれないネェ🌟。

2023-10-08

また登山者が死んだらしい

この間ジジババが6人死んだけど、「蟻の塔渡り」とかいう幅1mにも満たない登山道登山者が滑落して死んだらしい

もう好きで登山やるやつは全員自殺志願者ってことにして、救助なんか行かなきゃいいんだよ

2023-10-06

anond:20231006154918

その10msの差で生死が分かれるんだから当然こだわる

登山道具と同じ

遊びじゃないんだ

真面目にやれ

2023-07-15

何年か前に、山に登っていたら突然大粒の雹と目の前が見えないくらいの大雨が降ってきた。

痛かったし寒かった。

登山ルート3分の1程度のところだったこともあり、引き返してる最中

母と子供2人の家族が対面から来た。

子供はおそらく未就学児。

彼らは

ごく普通サンダルに手持ちの日傘(もちろん遮光はついてない)、近所に買い物に行くような運動向きではない格好で、

前述の天気の中、山を登ってくる。

当然止めるが、こちらの話を全く聞かない。

子供は雨でびちょ濡れ。

肩にかけているトートバッグには3人分の雨具が入ってるようには思えなかった。

「今からでも引き返したほうがいいですよ」

「はぁ…」

「この登山道はまだ入り口手前の方なので、今からでも引き返せますよ」

「はぁ…」

壁と話してるみたいだった。

父親らしき人は周囲に居なかった。

の子達まだ生きてるのかなとたまに思い出す。

2023-07-12

女の人の趣味

俺も今婚活してると会話の入口趣味はなんですか?というものが出てくるとおもうんだけど、女の人の趣味って「それって趣味?」みたいなのが多い。

最近だとダイヤモンドアートかいうのをやってる人が多いけど、あれは指示どおりにビーズ?を置いていくだけらしい。

あとフラワーアレンジメントとかみたいに教室に行くと材料がそろってて先生の言う通りにすればモノが完成するっていうのとか。

それは趣味とは違う気がする。

まりレディメイドお金を払えば材料があってマニュアルがあってだれでもある程度の出来が保証されてる みたいな。

そういうのは教室に通ってるとか習い事だとか表現が正しいと思う。

登山をやってるっていう女性と会ったことあるけど、その人は行きたい山に向けてランニングしたり登山道具を調べたり、自発的アクティブな人だった。

俺は登山はしないけど、そういう人とだと「趣味って大変だけど楽しいですよね」みたいなトークが展開できて楽しかった。

でも女性の大半はそういう趣味を持っていなくて、かと言って仕事に打ち込んでるでもなくて、何を楽しみに日々生きてるのか?が分からにひとが多くて謎ではある。

2023-07-04

anond:20230703235018

十二万できちんとした登山道具と旅費が用意できるとも思えないから、倍額積んでグラボスペックあげようぜ

2023-06-25

山で遭遇した不思議なこと

・林の間に列車が見えた

公民館広場で遊んでいたとき標高300メートルの裏山の尾根付近の林の間に列車が行くのが見えた。

林業用のレールとかではなく、大き目な客車舗装道路を行く揺れてない自動車が連なったみたいなもの登山道はない。

実家に帰るといつもその辺りを見てしまう。


・木が話してるのを見た

当時、NHK教育着ぐるみが出てくる子ども向けの夕方番組で木が話すキャラゼルダの伝説のデクの樹様みたいな)がいて、こういうのがいたら怖いな、と思っていた。

姉と姉の友達神社で遊んでて、自分一人だけ歩くのが遅れて階段から降りてると脇に生えてる木があって、これが話したら怖い怖いと思ってたら、2本の木が急に悪口を話しはじめた。

内容は覚えてなくてただ悪口の口調だとわかって、穴みたいな目と口があった。

先に行った姉に「なんて言ったの?(←木の声を私の声だと思って?)」と言われたか幻聴ではない感じがしてあれは何だったのか、と今も思う。


父親夕方、山で明かりを見た

今ウチで所有してる檜と杉ばっかりな山が10所以上あるのだけど、昭和初期以前は口約束境界線を引いたり自分たちが勝手に作った紙切れで売り買いして、境界線あいまいで複雑になってる、そういう全国によくある山。

それで地籍調査を全国でやるってなって、10数年前もウチの山を地籍調査しますってなったわけ。地籍調査は隣接する境界線相手確認して自分杭打ちとかする必要ある。

相手方はどこも高齢で後で確認するから勝手杭打ちしといてくれと言うから親父は週末に一人で杭打ちに行くんだけど、ある日青ざめて帰ってきた。

夕方遅く、懐中電灯みたいな明かりが見えたから誰かいると思って近づいても離れていくし、離れても追ってくるし、手で持った懐中電灯の揺らぎもないし、足音もなく声かけても返事もない、道路に出るまで一定距離で追ってきたから逃げてきたって。

ちなみにハイカーが入るような山ではないし、近所に登山道もない。

それ以来、地籍調査杭打ちには母か子である自分相手所有者を連れて行くようになった。

2023-02-11

Ingressおかしくなって和歌山県山中正気を取り戻した話

なああんた、あんたはゲーム脳って信じるか?

ゲーム脳なんてインチキだ、って答えるだろうなあんたは。オレも信じちゃいない。それでもゲーム人間が狂っちまうことはある。あのときオレは復讐者になっていた。警告がてら、ちょっと思い出話に付き合ってくれ。

何年か前にIngressってゲーム流行っただろ。青組と緑組にわかれて陣取りゲームやる、ポケゴーの元になったゲームだ。ポケゴーのジムポケストップIngressではポータルって呼ぶが、占拠したポータル同士を直線で繋ぎ合わせて三角形をつくると自分の色の陣地にできて、ヘッドフォンからは「素晴らしい成果です」とお褒めの言葉が流れてくる。シンプルに見えて奥の深いゲームだったからオレはやる気になって青色三角をつくりはじめた。

Ingressは誰かがポータル占拠したり三角を作ったりするたびに行動ログ流れるから、オレの成果はすべてのエージェントプレイヤー)に筒抜けになっている。はじめのうちは会社帰りに大きめの青い三角きれいな三角をつくって帰宅し、風呂からあがってビールを飲みながらパソコンの画面で自分の成果を確かめドヤ顔していた。遊べば遊ぶほど成果が可視化されて他のエージェントにそれを誇示できるゲーム。それがオレが遊びはじめた頃のIngressだった。

エージェントレベルA8になる頃には夜遅くまで近所をうろつきまわるようになった。他の娯楽はどうでもよくなってIngressだけ遊び続けた。ビールのかわりにプロテインを飲んで寝て、早朝からIngressをやった。ヘッドフォンからは絶え間なく「素晴らしい成果です」というお褒めの言葉が流れてきた。実際、最盛期の成果はほんとうに素晴らしくて自宅から会社までの約5kmが青色三角数珠つなぎになっていた。パソコン画面から眺めるとオレの成果は神龍のようなかたちに見えて、たくさんの青色三角が龍のうろこのように輝いていた。緑組のエージェントが襲ってきてポータル占拠するたびに青色のうろこが剥がれ落ちたが、そのたびオレは現地に向かってポータルを再占拠青色のうろこを保守した。

ここまでは良かった。オレがおかしくなっていったのはここからだ。

そうやって半年ほど遊ぶうちに緑組のエージェントが2~3人で襲ってくるようになった。車に乗り合わせて襲ってきたり北側南側から同時攻撃されて包囲されることもあった(Ingress三角の内側では三角が作れないルールなので包囲されたらほとんど行動不能になる。だから当時は日本列島を丸ごと三角で包んで日本じゅうのエージェントを行動不能にするようなスーパープレイもあった)。緑組のエージェントなかには、ニートなのか夜勤なのか昼間のうちにオレの自宅や会社のまわりを緑色三角で包囲してしまうやつがいた。オレはだんだんイライラしてきて夜中までIngressをやるようになった。物資が足りなくなったら隣町のファーム武器などが補給やす状態ポータルが集まっている場所)に出かけて補給した。それでもオレの通勤圏内は少しずつ緑組優勢に変わっていった。たまに隣町の青組メンバー遠征に来てくれたが焼石に水だった。頭がどうにかなりそうだった。

いや、その頃には頭がどうにかなっていた。青色三角創造するIngressが終わって緑色三角復讐するIngressが始まった。緑色三角を壊すたび全身に快感が走って、強い酒を飲んでいるみたいに胃が熱くなった。緑組のカップルが街全体を包み込む巨大三角を作ろうと暗躍しているのを邪魔しきった時には笑いがこらえきれなくなって、真夜中の公園のベンチでオレは笑い転げた。警察がいたら職務質問されていたと思う。

それと当時のIngressにはガーディアンポータルという仕様があった。同じポータルを守り続けていると、日数におうじて銅→銀→金→プラチナオニキスの「ガーポメダル」が貰える。自宅や会社のまわりは緑組のエージェントがうようよしているのでオレは20㎞離れた山間部のポータルをいくつか占拠し、ガーポメダルが手に入るのを待っていた。ところがプラチナメダルがもらえる直前の日、山間部のオレのポータルが全部焼かれてしまった。行動ログによれば、襲撃犯のひとりは例のニート野郎でもうひとりは山間部に近い地域活動している知らないエージェントだった。生まれから今までであんなに怒り狂ったことはなかった。オレは復讐を誓い襲撃犯たちのガーディアンポータル探しに夢中になった。

それから色々あって奴らのガーディアンポータルをついに突き止めた。ニート野郎占拠するポータルいちばん息が長かったのは5㎞ほど向こうの神社鳥居だったのですぐに遠征して焼き払った。もうひとりの知らないエージェントの最長ポータル和歌山県山中登山道入口から5㎞ほど登った場所にあるお地蔵様で、これを一年近く守り続けている様子だった。ある土曜の早朝、オレは復讐するために和歌山県に出発した。新幹線特急を乗り継いで近くの駅でレンタカーを借り、登山道に着く頃には霧雨が降りはじめたが頭に血がのぼっていたのでずんずん進んだ。今思えば危険判断だったが当時は彼奴のガーディアンポータルを焼き尽くすことしか考えられなくなっていた。目標のお地蔵様に辿りついてバースターを撃ちまくるとガーディアンポータルはあっけなく占拠できた。ずぶ濡れになったままオレはゲラゲラ笑った。帰りの新幹線で寒気に襲われて高熱を出した。熱にうなされながら、あのお地蔵様をちゃんとお詣りしなかったから罰が当たったんだとか、とりとめのないことを考えていた。それからゲームのために和歌山県山中まで出かけてずぶぬれになり、高熱にうなされながら帰る自分はどうかしていると思った。それで気持ちが醒めてきてオレのIngressは終わった。

あんたにはこの話、バカみたいに思えるかもしれないな。だがあの頃の復讐心を思い出すとオレは今でも身体がざわつくしN社のゲームはもうやりたくない。AR拡張するのは喜びや驚きだけじゃない。憎しみや復讐だって拡張する。当時のオレはそれがわかっていなかったし、あんたの顔をみるに、あんたもわかってない様子だな。N社のゲームそれからARには気をつけろ。あんたはあのときのオレみたいになっちゃ駄目だ。

 

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