我が国の技術は世界一~~

前回は切り離しが出来ないで飛べなかったH3ロケット
今回は無事に衛星軌道に乗りました。
これは関係各社の努力が功を奏したという事実以外にほかなりません。
前回の経験を生かして無事富んだロケット、反日左翼は悔しがっていることでしょう。
H3ロケット2号機打ち上げ、目標軌道に到達 衛星も分離
[東京 17日 ロイター] - 日本の新型主力ロケット「H3」2号機が17日午前9時22分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、1号機で失敗した2段目エンジンは正常に着火・燃焼し、超小型衛星2基のうち1基の分離にも成功した。機体は順調に飛行し、目標の軌道に到達している。
主要国での宇宙開発競争が厳しくなる中、H3は日本の宇宙ビジネスに欠かせない主力ロケットとして期待されている。昨年3月に実施した1号機の打ち上げでは、上昇中に2段目エンジンが着火せず失敗していた もっと見る 。このため、2号機の打ち上げが成功するかどうかに注目が高まっていた。
H3は現在の主力ロケット「H2A」の後継機で、JAXAと三菱重工業(7011.T), opens new tabが2014年から共同で開発。災害時の観測や気象情報の収集、偵察などを行う国の人工衛星の宇宙への輸送、世界で高まる商業衛星打ち上げ需要の受注獲得のため2000億円余りを投じてきた。
と云う訳で無事衛星軌道上に登ったH3ロケット、前回の問題を糧にして見事に成功しました。
日本の技術は世界一なのです(`・ω・´)
そして月への探査機を下すことが出来た日本、そのスリムに搭載している太陽光パネルについての記事がありました。
「歴史的成功の一助」 スリムの太陽電池開発、シャープ安堵
月面に着陸した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型実証機「SLIM(スリム)」の電源復旧を受け、太陽電池パネルを開発したシャープは29日、「歴史的な成功の一助となれたことを大変光栄に思う」とのコメントを発表した。
スリムは20日午前0時20分ごろに目標から東に約55メートルというピンポイント着陸に成功した。しかし、着陸直前の高度50メートル付近で2基あるメインエンジンの片側が脱落したことでバランスを崩し、予定の姿勢から90度傾いた状態で着陸。太陽電池パネルが西側を向いたため、太陽光が当たらずに発電できずにいた。
JAXAによると、28日午後11時ごろにスリムとの通信が確立された。西から光が当たるようになったことで、太陽電池が発電を始めたとみられる。
シャープの太陽電池パネルは、従来のものと比べて重量が約5分の1に軽量化され、曲げても割れない柔軟性を持ち衝撃にも強い。スリムには縦29・7センチ、横27・1センチ、厚さ0・25ミリのシート状の太陽電池が26枚搭載されており、総出力は約540ワット。総重量はわずか1・07キロに抑えられている。宇宙空間を想定し、マイナス198度の低温から160度の高温でも耐えられるという。
シャープ傘下で太陽電池事業を手がけるシャープエネルギーソリューションの五角博純社長は「当初の想定とは違う着陸姿勢となったが、シャープの太陽電池が月面でも機能できたことに安堵(あんど)する」とコメント。同社は今後も宇宙用太陽電池の開発に力を入れていくという。
無事に着陸したスリム、次の活動は2月下旬と言われております。
厳しい環境下で活動できるか否かが肝となりますね。
量子コンピュータの部門においても日本の躍進が続いています。
量子コンピューター「国産機」稼働相次ぐ、日本が世界に伍する足場が固まった
3月、量子コンピューターの国産初号機「叡(えい)」が埼玉県和光市の理化学研究所で稼働した。10月には2号機が稼働し、量子技術の研究開発競争において、日本が世界に伍(ご)していくための足場が固まった。これまで国内にある量子コンピューターの実機は米IBM製の商用機と試験機の2台のみだったが、国産機の相次ぐ稼働により、産業界との共同研究にも弾みがつきそうだ。
国産初号機は超電導方式で64量子ビットを形成できる仕様。まずは53量子ビットでスタートし、エラー耐性への対応などの技術革新に挑むとともに、産業界とのアプリケーション開発を促進するテストベッド(試験環境)の役割を担う。
一方、2号機は初号機と同様に、理研と富士通の共同開発の成果。理研の中村泰信量子コンピュータ研究センター長は「初号機と2号機はハードウエア開発とソフトウエア開発で両輪となる」とそれぞれの役割を述べる。
2号機は民間主導では初の国産機という位置付けもあり、富士通の佐藤信太郎量子研究所長は「既存の古典コンピューター上で動作する40量子ビットの量子シミュレーターと、量子コンピューターをシームレスに連携するハイブリッド基盤を実装した」と特徴を強調する。
量子と古典のハイブリッド化は旬のテーマだ。理研は国産機の開発とは別に、11月に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業として、スーパーコンピューター「富岳」の活用をベースに、量子・スパコン連携プラットフォーム(基盤)の研究開発に着手すると表明した。
これに基づき、理研はIBM製の超電導型量子コンピューターと、米クオンティニュアム製のイオントラップ型量子コンピューターの計2台を2025年度以降に国内導入する。同プロジェクトにはソフトバンクも名を連ねているなど、プレーヤーも多彩になってきた。24年も量子研究の動向から目が離せない。
スパコンと量子コンピュータ、様々なものがあります。
日本の国産化量子コンピュータが相次いで稼働しているとの事、様々な予測が可能となりそうですね。
核融合に対して原型が作られています。
核融合発電「原型炉」開発着手へ、量研機構が主体に
文部科学省は核融合発電の発電能力を実証する原型炉について、量子科学技術研究開発機構(QST)を開発主体とする方針を固めた。QSTを中心に大学や企業などが原型炉開発に関わる“オールジャパン”体制を構築し、原型炉の早期実現を目指す。将来は日本の多様なサプライチェーン(供給網)を生かして商用炉を開発できる企業を育成し、核融合発電の産業化を急ぐ。
原型炉開発は4月にも着手する。QSTを中心にしながら、原型炉設計や超電導コイルなど、開発項目ごとに大学や企業を対象に公募して参画を促す。原型炉による発電実証から産業化へ素早くつなげるため、日本の産業界の総力を結集して取り組む体制の構築を目指す。将来は企業を中心とした原型炉開発に移行し、商用炉を開発できる企業を育成することも視野に入れる。
また大学間の連携を促し、核融合発電の開発人材を育成する。QSTの日欧共同の実験炉「JT―60SA」なども活用する方針だ。
日本企業は国際プロジェクト「国際熱核融合実験炉(ITER、イーター)」やJT―60SAへの各種部品の納入で製造ノウハウを蓄積してきた。必要な部品を製造できる強みを生かして技術的な優位性を獲得し、原型炉や商用炉の開発にも役立てる。
米国や英国が核融合開発を加速する中、日本政府は2023年4月に国家戦略を初めて策定した。要素技術の研究開発を支援するとともに、原型炉を見据えた研究開発を加速する方針を示していた。原型炉の開発主体を決めて体制を整備・強化することで、早期に核融合発電の実現を目指す。
核融合発電は太陽のエネルギー運動を再現したシステム。重水素と三重水素をプラズマ状態でぶつけ、生じた熱で発電する。二酸化炭素(CO2)を排出せず発電できることから次世代エネルギーと期待される。
核融合発電で環境破壊発電を駆逐していく事が必要です。
それが出来て初めて地球にやさしい経済活動となるのです。
そしてトヨタは全個体電池を数年以内に開発、量産にこぎつけようとしています。
トヨタ、数年以内に全固体電池搭載EVを全世界で投入へ
ガンディナガール(インド) 11日 ロイター] - トヨタ自動車(7203.T), opens new tabは、充電時間が短くて航続距離を伸ばせる電気自動車(EV)用の次世代電池である全固体電池を搭載したEVを、全世界で数年以内に投入する。同社幹部が11日、インドで開催された投資サミットで明らかにした。
全固体電池はEVの航続距離を劇的に向上することが期待でき、トヨタが昨年6月に発表した戦略的転換の重要な項目の一つ。
トヨタと出光興産(5019.T), opens new tabは昨年、全固体電池の開発と量産で提携すると発表し、2027─28年の商業化を目指している。
トヨタのインド法人、トヨタ・キルロスカ・モーターを率いるビクラム・グラティ氏は「当社は今後数年以内に全固体電池搭載のEVを投入する。10分で充電でき、航続距離は1200キロメートルとなり、寿命は著しく伸びる」と説明した。
一方、サミット開催中の10日、スズキ(7269.T), opens new tabはインド子会社でトヨタの提携先であるマルチ・スズキ(MRTI.NS), opens new tabが、グループ初のEVを日本と欧州向けに輸出する計画を発表した。マルチにとって親会社の本国への初の輸出となる。
昨年のインドの自動車販売台数に占めるEVの割合は約2%だったが、政府はこの割合を30年までに30%に引き上げる目標を打ち立てている。道路交通相はサミットで、同国における年間EV販売台数が30年までに1000万台に達するとの見通しを示した。
現在、一晩近くかかっていたバッテリーの充電、それを10分で充電できるということはガソリンの給油と同じ土俵に立てるってことです。それが出来て初めて量産が可能なのです。
今の様に時間が掛かり、発火の危険もある充電方法ではなく確実に充電できるのが素晴らしいですね。
なんだかんだといって様々な技術開発が行われている日本の技術革新
これからもどんどん新しい技術を開発していきましょう。
我が国の技術は世界一~
(ブラッキー)


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