はてなキーワード: 帰宅とは
ここ最近私が一人大騒ぎ騒いでいる食材を蒸したら蒸すだけで美味い!ってやつ。
あれジャガイモ何回か繰り返して、
蒸して食しているのね。
初回はフライパンで使える新しい蒸し網を買ってションテン爆上がりの上でのそれの初めて使う感動だけでジャガイモが美味しくなってたのかな?って思っていたいわゆるポテトビギナーズラック的なことだと思ってたの。
でも
2回目!美味し!
3回目!美味し!
うーん、
いわゆる品種とか拘らず無視して蒸してとにかく一応なんでもやってみようってポテトスタイルで挑む、
ここ何回か蒸してきたジャガイモなんだけど。
総じて全部全回美味しいのよ。
もう逆に思うにこのジャガイモの蒸しただけでの不自然なまでの美味しさに怪しく思っちゃうの。
蒸しただけでこんなにジャガイモの旨味を引き出すことができるの!?って。
しかも残念なことに私の蒸しパワーと蒸しレヴェルはまだまだ1なので、
私の超絶蒸しテクニックが超絶技巧ではないのは間違いないのよ。
つまりこれ、
誰が蒸かしてもジャガイモばっちばちに美味しく蒸し上がる?ってこと?
ここ最近試していた蒸す時間は数学者の秋山仁先生もビックリするような5の倍数の定理を守りつつ、
さすがにほっこりホクホクしすぎて、
もっと私のダイレクトに刻む歯応えを確かなものにしたいと蒸し時間を調整して短くしてみたの。
15分!
はい!
蒸し上がりました!
美味しいジャガイモのアルデンテやー!って
少し歯応えがあり固く仕上がっているけれど、
芯まで熱は通ってるのでホクホクには間違いないんだけど、
食べ応えのある歯応えになったのは大成功だったの!
そして、
なんか作ってもこれ美味しく仕上がってんのかしら?って
まーこんなもんでしょ?って首をかしげながら食べていたビーフストロガノフと焼きたてパンのオックスベーカーを浸して食べるんだけど、
これが私が美味く作ることができたのか、
よく正解が分からないままビーフストロガノフと焼きたてのオックスベーカーを食べていたのね。
手間かけた割りにはそうでもなくない?って
あまり飛び上がるような美味しさでは無いのよね。
なのになのによ!
それだけで美味さがいきなりマックスになるライドオン!なにこれ?って思っちゃうじゃない。
たしかに、
煮たり茹でたりしてルーシーのスープは美味い!とは感じていたけど、
これ全部茹でたり煮たりしたときに
野菜たちとかの素材の旨味のポテンシャル成分が全部流れ出ていたってことらしいの。
それを一切の一滴もこぼさずに
野菜や食材達の美味しいポテンシャル成分がモイスチャーな湯気に包まれるようにして蒸すことで、
そのポテンシャル成分が少なくなってしまうことがないってことなのよ。
マジもうこれこの冬シーズン、
つーか余裕でジャガイモ美味いしそれだけで暮らせそうなぐらいの味わい!
帰ってからパスタ茹でる11分ですら面倒くさがって夜茹でパスタ王になるんだー!って思いは強くても、
手間のコストを遙かに凌ぐジャガイモの美味さで全てが帳消しになるの。
むしろ蒸しだけにってワケじゃ無いけど、
そんな手間は惜しまない!って蒸したい気持ちが私がマックスに余裕で帰宅してクタクタになったヒットポイントが少ないわずかな1ポイントでも
面倒くさいを乗り越えてでも食べたい蒸しジャガイモなのよ!
こんな夜に
美味しい蒸したジャガイモとか食べてたら逆に美味しすぎて身体に害になるのでは?って思って一応AIたちChatGPTちゃんやGeminiちゃんに尋ねるけれど、
野菜とか最高すぎるやろ!カップラーメン食べて寝るよりかははるかにマシ!って計算結果を叩き出すのよね。
ホクホクの美味しさだけしかない、
しかもわりとビタミンCとかも含まれているジャガイモは完全食品とまで言わないけれど、
完全食品よりな食材であとズーチーのチーズとか乳製品さえあれば大丈夫とのこと。
ジャガイモ1つ蒸して食べてるだけなのに、
やっぱりこれはおかしい!美味しすぎる!怪しい!って思いつつも
あっと言う間に小ぶりなジャガイモを2つホクホクと食べ切ってしまって罪悪感のない満足感に包まれるの!
でね、
ぱく!
食べるでしょ、
美味っ!甘くてホクホクでカボチャも美味すぎるでしょ!って
1打席で2本のホームランが打てちゃえないけど打てちゃった感じの、
うーん、
こんなに美味しくていいのかしら?って不安になるレヴェル。
でも箸でほぐれるぐらいのもうとろける寸前!
蒸すってこんなに凄かったの?って
何度でも感動してしまうそのフライパンの上の蒸し網のステージの食材達への拍手喝采なのよ。
自炊の謎ミラクルに奇跡的に美味しく仕上がっても再現性のない二度と再現できない料理とくらべて、
これは蒸し時間だけなので、
蒸す時間という意味での再現性に必要な要素はそれしかなくてどう考えても間違えようのないバッチリ感なの!
こんな毎晩ションテン爆上がりしてていいのかしら?って
私のションテンメーターがたった1つのジャガイモだけで壊れてしまいそうだわ!
あまりにも相手の戦闘力が高すぎて計測出来なくてスカウターが爆発してしまう、
新しいションテンメーターを博士に開発してもらわなくっちゃ!って。
また恐ろしいことに、
これまた美味しい食材をシンプルに蒸しただけのワンパン何品かそろったやつをションテンメーターで計測したらたぶん計測不可能な美味しさになってしまいそうで計測するのが怖くなっちゃうわ。
なんで毎回蒸したジャガイモがこんなにも美味しい?
不思議に思うわ。
私一人で大騒ぎしているみたいよね。
でもジャガイモが美味すぎるのはどうやら毎回蒸しても大成功なので間違いないみたいね。
美味しくっていいんだけど、
やっぱりどう考えても蒸すだけでこんなにも美味しくなってしまうのは
怪しいと首をひねってしまうわ。
また今夜もパクパクとあっと言う間に美味しく蒸したジャガイモを食べながら唸るに決まってるのよ。
目に見えているわ。
うふふ。
そう思っていて迷っている自分を反映している鏡に映しているかのようだわ。
でも今朝はそう迷いは無かったはずなのに、
そう言うことにするわ。
美味しいことに変わりはないから。
美味しくいただいて身体が温まったところ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
プレッシャーはあったけど仕事は好きだったし、やりがいもあった。
仕事一色の人生になるのは嫌で、週末も平日も飲み会や人との予定を入れまくってオールしたり、とにかくお酒を飲んで1人で回復する時間を取らなかった。
どんどん新たな出会いを見つけて人生を繋げていきたかった。でも虚無感は消えなくて、酒鬱はどんどん酷くなって、帰宅後は反動で朝方に泣く。
正直行きたくない誘いも沢山あったし、終電で帰りたいこともたくさんあった。
でも人の期待を裏切れなかった。
誰も期待なんかしてないのに。
ノリが良くて明るくて酒の強い自分を降りられなかった。
性格的に断ることの方が心理的コストが高くて、めんどくさいからとりあえず行く、を続けてた。
自分が行きたくないから、乗り気じゃないから断るっていうことは断る理由にはならないと思ってた。
当然ずっと体調も悪くて、風邪や感染症を繰り返していた。発熱しない月はなかった。
仕事はなるべく休みたくなかったし、でもプライベートも絶対削りたくなくて、最低限回復したらもう良しとして体のサインを無視して走り続けた。
私はまだまだ走り抜けたいのに、何で私の邪魔するんだと、いきなり弱くなった体が疎ましかった。
仕事が怖いとかつらいと思うことはほとんどなかった。自分はやろうと思えばできるし、難しい案件だってやれば終わる。何より仕事だし、昇格して給料も増えたし、やるしかないからやるだけだ。
飲み会も、最初は行きたくなくても行ったらその場はちゃんと楽しい。
そんな生活を半年以上続けてたら、ある朝突然動けなくなって出勤できなくなった。
人生終わりだと思った。
やっと苦しいと思わず働ける仕事を見つけたのに、こんなことで終わるのかって。
人に弱みを見せたことがなかったから、動悸と不安でパニックになってるのを、こんな状態であるということが会社に言えなかった。
最悪電車に飛び込めば全部終わらせられるしと、動悸が止まらない中で色々考えたけど、冷静に死にたくはないし、せっかく見つけた仕事も辞めたくないと思ってる自分がいた。
観念して、会社に連絡して、次の日心療内科に行ったらすぐに診断書が出た。
2週間くらい休んだら、またすぐ働けますって医者に言ったけど、とりあえず1ヶ月は休みなさいと言われて、悔しくて泣いた。
夢の中でも働いてた。足に全く力が入らなくて、全然立てなくて、立ち上がっても転び続けるのに、同僚はそんな私に普通に接して、私も床に座り込みながらいつも通り仕事の指示を出してる。
そんな夢を見続けて、起きたら泣いて、こんなはずじゃなかったと思ってまた寝る。
自分は怠けてると思って、会社の人に申し訳なくて、ご飯を食べることと、お風呂に入ることが最初の5日間はできなかった。
ご飯を美味しいと思うことも、お風呂に入って綺麗な状態になることも、裏切りだと思った。抑うつだとか適応障害なのだから、苦しんでいないといけないから、快適な状態になることは許されないと思っていた。
人混みも一時的に怖くなった。
駅で人がたくさんいると、一人一人に顔がついていることが怖い。予想外の大きい音が耳に入ってくると、不快で泣きそうになるからイヤホンも手放せなくなった。
前職や前々職では、とにかく心が辛くて会社に行きたくなかったけど体は元気だった。今回は心は辛くなかったのに体が私にストップをかけた。
診断書取って休職することが1番メンタル強いよって思ってた過去の自分。本当にそう思う。ちゃんと復職できるか不安だけど、復職だって淡々と、事務的に、やれば終わると思ってやるしかない。
生活は少しずつ戻ってきている。お酒に関してはしばらく距離を取ろう。お酒を介して出会った仲間も本当に自分の人生に必要なのか考えるべきだ。
素晴らしい人生だ。
心が苦しいので告白させてほしい。
昨日俺の誕生日だったんだ。妻が盛大に祝ってくれて、うちは結婚して五年目。子なしだが夫婦仲は良好で、これまで特別大きな喧嘩はしたことがない。
事の次第は去年の四月一日。エイプリルフールだ。俺が仕事から帰宅すると妻の胸が大きい。え…と思わず二度観してしまうレベルで妻はそんな俺を観て大爆笑。種を明かせば胸にパッドを入れていて、Bほどのはずの妻の胸がFぐらいあった。
そのときは俺も一緒に笑って、楽しいエイプリルフールで終わった。だがあのときの胸がどうしても目に焼き付いて離れず、去年の六月に一度そういったお店に行ってしまった。無論妻はこの事を知らず、そして昨日は俺のことを大好きと言ってくれた。その度に心が傷む。本当に勝手な話だとは思うが、それでも俺は妻のことを傷つけたくはない。だからこの話は墓まで持っていくつもりでいる。そしてここに書き出すことで少し落ち着くことができた。
昔、日記でもなんでもいいから今の気持ちを書いてみると案外落ち着くぞと言われたことを今体感として知った心地でいる。これも少ししたら消去するので記録したりする行為は、やめてくれ。
### プロローグ
大阪の喧騒がまだ眠りにつかない夜、鶴橋の路地裏でニシガミ・マコトは生まれ育った街の匂いを嗅いでいる。在日朝鮮人の血筋は、彼の人生に影を落としているが、それを表に出すことはない。本業は非公開とされ、YouTuberを副業と称しながら、実際はノマドワーカーとして生きている。チャンネル名「交通系動画/マトリョーシカ」で知られ、視聴者からは「マトくん」と呼ばれ親しまれている。口癖の「シーキビ」は、厳しい状況を笑い飛ばす彼のトレードマークだ。
大学生時代から始めたYouTubeは、瞬く間に人気を博す。毎日数レグのフライトをこなし、LCCからファーストクラスまで乗りこなす姿に、視聴者は憧れを抱く。荷物は常にリュック一つ。思いつきで飛び立つ自由奔放さは、ジャンケンで負けて即座に海外へ向かう動画で象徴される。「ジャンケンで負けたんで、これからiPhoneと充電器だけ持って韓国行ってきます。いやもうありえないんですけど(笑)」そんな軽いノリがファンを増やす。ワンワールド、スターアライアンス、スカイチームの上級会員資格を持ち、今年はデルタ航空のステータスを目指す。空港でのラウンジホッピングは彼の楽しみの一つだ。
しかし、その裏側には闇がある。資金源を疑問視するコメントが絶えない中、彼の本業はキャッシュカードやクレジットカードを使ったマネーロンダリングと海外への違法送金だ。反社団体が考案したスキームで、多くの大学生が同様に「旅行系YouTuber」に仕立て上げられる。依頼主から渡されたカード類だけを持ち、海外で現金を引き出し、手渡す。記録が残らず、税関の目を逃れる完璧な仕組みだ。北朝鮮への送金目的で生まれたこの方法は、外為法や経済制裁をくぐり抜ける。航空会社は気づいているが、黙認する。彼らは無料の広告塔として機能し、「修行」ブームを巻き起こすからだ。
2026年の幕開け。ネットの善良な市民たちが動き出す。観光ビザでノマドワークを続ける彼らの違法性を告発する声が高まる。マコトはまだ捕まっていないが、風向きが変わり始めている。彼を知る者たちが、静かに網を張る。
ニシガミ・マコトは大阪の自宅で目を覚ます。朝の陽光がカーテンを透かし、部屋に柔らかな光を投げかける。大学生時代から変わらぬ習慣で、毎朝スマートフォンをチェックする。YouTubeのチャンネル「交通系動画/マトリョーシカ」の通知が鳴り響く。視聴者からのコメントが溢れている。「マトくん、今日も飛ぶの?」「資金源教えてよ!」そんな声に、彼は軽く笑う。「まあ、会社経営してるって言ってるやん。シーキビな質問ばっかやな」関西弁が自然に混じる。
今日は特別な日だ。2025年の終わりに卒業し、本格的にノマド生活を始めた彼は、初めての国際線動画を撮影する予定だ。荷物はリュック一つ。iPhone、iPad、充電器、そして依頼主から渡された数枚のキャッシュカード。表向きは旅の道具だが、これが彼の本業の鍵だ。反社団体からの指示で、韓国へ向かい、現金を引き出して指定の人物に手渡す。マネーロンダリングのスキームは完璧だ。入金された口座から海外ATMで出金し、手渡せば記録は残らない。現金を持たないので税関の目も逃れる。
関西国際空港(KIX)へ向かう電車の中で、彼は動画のオープニングを撮影する。「よし、みんなおはよう! マトくんです。今日はジャンケンで負けたんで、急遽韓国行ってきます。荷物これだけやで。シーキビやけど、楽しみやわ」軽快な喋りがカメラに映る。空港に着くと、チェックインカウンターでPeach Aviationのカウンターへ。LCCのエコノミークラスを予約する。PeachはLCCでアライアンス非加盟だが、彼のアメックス・プラチナでセンチュリオンラウンジを利用する。
センチュリオンラウンジに入ると、広々とした空間が広がる。メニューは豊富で、寿司コーナーでは新鮮な握り寿司が並び、温かい味噌汁やカレー、フルーツサラダが揃う。マコトはカメラを回す。「みんな見て! センチュリオンラウンジの食事。寿司が旨いわ。シーキビなスケジュールやけど、これで元気出るで」寿司を頬張りながら、視聴者に説明する。ラウンジのソファに座り、iPadで動画のラフ編集を始める。パソコンは持たない主義だ。すべてモバイルで完結する。
搭乗時間になり、Peachのフライトで仁川国際空港(ICN)へ。機内ではエコノミーシートに座り、窓から大阪湾を眺める。着陸後、韓国での仕事が始まる。指定のATMでカードから現金を引き出し、ソウルのカフェで待ち合わせの男に手渡す。すべてスムーズに終わる。「よし、任務完了。次は動画のメインや」彼は思う。仁川空港で散策し、動画を撮影する。パラダイスシティのカジノエリアや、免税店を回る。夕方のフライトで帰国する。帰宅後、動画をアップロードする。「韓国日帰り! LCCでシーキビ旅」タイトルが視聴者を引きつける。
しかし、夜の自宅で彼は考える。大学生時代からこのスキームに巻き込まれた。北朝鮮ルーツの縁で、鶴橋の知人から紹介された。最初は旅行の資金源として魅力的だったが、今は抜け出せない。視聴者の疑問コメントが増える中、彼は笑顔を保つ。「本業は会社経営やで。ノマドワーカーやから、自由なんよ」だが、心の中ではシーキビな現実を感じる。この旅は、彼の二重生活の始まりを象徴する。毎日数レグを飛び、表のYouTuberと裏の送金人を演じる。関西弁の軽快さが、闇を隠す仮面だ。
大学生時代の初フライトは国内線だった。伊丹空港(ITM)から羽田(HND)へ、ANAのエコノミークラス。スターアライアンスのステータスを初めて意識した時だ。ANAスイートラウンジで、軽食のサンドイッチやコーヒーを味わい、興奮した。そこから国際線へ。初の海外は台湾桃園国際空港(TPE)で、チャイナエアラインのダイナスティラウンジ。スカイチーム所属で、デルタのステータスで利用した。メニューは点心やヌードルバー、トロピカルフルーツ。動画で「シーキビ旨い!」と叫んだ。あの頃の純粋さが、今の闇を際立たせる。
今日の韓国旅も、似た興奮がある。次はヨーロッパか。思い浮かべるだけでワクワクするが、裏の仕事が付きまとう。リュックの中のカード類が、重く感じる夜だ。
マコトは成田国際空港(NRT)の喧騒の中で、リュックを肩にかける。今日はスターアライアンスの旅。ANAのビジネスクラスでシンガポール・チャンギ空港(SIN)へ向かう。チャンネルの動画企画は「ラウンジホッピング in アジア」。視聴者からは「マトくん、いつも豪華やな!」のコメントが。笑って返すが、本業の送金任務が絡む。依頼主から渡されたクレジットカードで、シンガポールでの引き出しを予定する。
出発前にANAスイートラウンジへ。メニューは和食中心で、天ぷら、うどん、デザートの抹茶アイス。カメラを回す。「みんな、ANAラウンジの天ぷら! シーキビ熱々やで。旅のスタートに最高やわ」人当たりの良い喋りが、ファンを掴む。ラウンジでiPhone編集をし、搭乗する。
機内ではビジネスクラスのフルフラットシートでくつろぐ。シンガポール到着後、チャンギのシルバークリスラウンジ。メニューはラクサやチキンライス、トロピカルジュース。動画撮影後、街へ。ATMで現金引き出し、指定のバーで手渡し。記録なしの完璧さ。
帰路はシンガポール航空のエコノミーでクアラルンプール国際空港(KUL)経由。マレーシア航空のゴールデンラウンジで、メニューはナシレマッやサテー。動画で「シーキビスパイシー!」と笑う。クアラルンプールからJALで帰国する。旅の間、本業のストレスを旅で紛らわす。
鶴橋の過去、北朝鮮ルーツの影。視聴者の疑問が増え、「資金源は?」のコメントに「会社経営やで」と返すが、心は重い。次はデルタのステータス修行。スカイチームを目指す。
シンガポールの街並みは賑やかだ。チャンギの庭園や、街のナイトマーケット。取引の緊張感、汗ばむ手。帰宅後の編集作業、iPadで夜通し。ノマドの自由と闇の狭間。鶴橋の知人から連絡が入り、次の任務を告げられる。動画の再生回数が伸び、喜びと不安が交錯する。
### 第3章:スカイチームの野望と潜む罠
マコトは羽田空港(HND)のターミナルで、リュックを調整しながらチェックインを待つ。今日はスカイチームの旅の始まりだ。デルタ航空のビジネスクラスで、アトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン国際空港(ATL)へ向かう。今年の目標であるデルタのステータスを目指すための「修行」フライト。動画タイトルは「アメリカ横断ラウンジツアー! デルタでシーキビ旅」。視聴者コメントはすでに活発で、「マトくん、デルタのラウンジどんな感じ?」「また日帰り?」という声が。軽く返信しつつ、リュックの中のカード類を確認する。アメリカでの送金任務が待つ。
出発前に、デルタスカイクラブへ向かう。羽田のデルタスカイクラブは、広々とした空間で、メニューはアメリカンスタイルの朝食が中心。バーガーやホットドッグ、フレッシュサラダバー、フルーツジュースが並ぶ。マコトはカメラを構え、「みんな見て! デルタスカイクラブのバーガー、シーキビジューシーやわ。アメリカ行く前にこれ食べて気合い入れるで」動画を撮影しながら、一口かじる。ラウンジの窓から滑走路を眺め、iPadで過去動画のコメントをチェックする。資金源を疑う声が増えているが、無視して笑顔を保つ。
搭乗し、デルタのビジネスクラスシートに座る。フルフラットベッドで太平洋を横断する長時間フライト。機内食はステーキやパスタを選び、ワインを味わう。動画の機内レビューを撮影する。「デルタのビジネス、シート広々でシーキビ快適やけど、寝て時差ボケ対策やな」アトランタ到着後、すぐに街へ移動する。指定のATMで現金を引き出し、ダウンタウンのカフェで待ち合わせの男に手渡す。緊張の瞬間、周囲を警戒しながらの取引。汗が背中を伝うが、笑顔で終える。
次は国内線でロサンゼルス国際空港(LAX)へ。デルタのエコノミークラスだが、上級会員特典で優先搭乗。アトランタのデルタスカイクラブで待ち時間を利用する。メニューは南部風で、フライドチキンやコーンブレッド、ピーチコブラーなどのデザート。動画で「アトランタのスカイクラブ、チキンシーキビ旨い! 南部魂感じるわ」撮影後、フライトする。LAX到着後、デルタスカイクラブへ。LAXのクラブはハリウッド風で、タコスやナチョス、トロピカルカクテルが特徴。カリフォルニアロールやアボカドトーストも並ぶ。「みんな、LAXのタコス! シーキビスパイシーでカリフォルニア気分やで」カメラを回す。
ロサンゼルスでの散策。ハリウッドサインを遠くに眺め、動画素材を収集する。夕方、ヨーロッパ経由の帰路へ。アムステルダム・スキポール空港(AMS)で乗り継ぎ。KLMのクラウンラウンジを使用する。メニューはオランダらしいチーズプラッターやヘリングのピクルス、ストロープワッフル。温かいスープやサンドイッチも豊富だ。「アムスのクラウンラウンジ、チーズ多すぎてシーキビ幸せやわ」動画を編集しながら味わう。アムステルダムの運河を少し散策し、取引の余韻を振り払う。
この旅の間、北朝鮮ルーツの記憶が蘇る。鶴橋の路地で過ごした幼少期、桃谷のコミュニティでの秘密の話。反社団体のスキームが北への送金から始まったことを思い出す。ネットでは、善良な市民たちの告発運動が静かに広がり始めている。同類のYouTuberの観光ビザ違法が話題に。マコトは気づかず、動画をアップする。「アメリカ修行完走! ラウンジ満喫」再生回数が伸びるが、疑念のコメントも。「本当に会社経営?」「ノマドビザ持ってるの?」心がざわつく。
アトランタの街並みは蒸し暑い。取引時のカフェの喧騒。LAXのビーチ近くの散策、波の音と日没。アムステルダムの自転車だらけの街、運河のボート。編集作業でiPadのバッテリーが切れかかり、充電しながらの苦労。鶴橋の知人からメールが入り、スキームの継続を促す。内省の時間が増え、二重生活の重さを思う。視聴者とのライブ配信で、関西弁混じりの軽快トークでごまかすが、心の闇が深まる。
マコトは成田空港でJALのカウンターに並ぶ。今日はワンワールドアライアンスの旅。JALのファーストクラスでロンドン・ヒースロー空港(LHR)へ。動画企画は「ヨーロッパラウンジホッピング! 豪華シーキビ編」。リュックにカードを忍ばせ、英国での送金任務。視聴者コメントは「マトくん、ファーストクラス羨ましい!」「資金どうしてるの?」増える疑問に、「会社 Permalink | 記事への反応(0) | 19:22
そして、相変わらず特にやることがない いい歳をして恥ずかしい限りである
読みかけの小説を片付けるのもいいが、平日の隙間時間に出来ることを休日にやるのもな・・・・
なので美術館に行くことにする。徒歩で。
出かけるのを決めたのは良いが、なかなか億劫だ。トロトロと支度をする
古い日記を歌ってた中学生、良かったな エレカシの大学生も良かったぞ。彼は不合格だったみたいだけど
推理小説の書評が載っていた タイトルはダサいと思ったが、内容は面白そうだ
いつか読むかもしれない。いや、多分読まない
このコンビニは雑誌類が充実しているので、末永く続いて欲しい。
ニュートンとかここでしか読んだことない。パラパラめくる程度だけど
だいたいは親子連れとかが遊んでいるが、今日は誰も居なかった。
せっかくなので、鉄棒で懸垂をしてみる。
割と本気を出してみたが、一度も顎まで体を持ち上げることが出来なかった。中学生の頃から変わっていない
悔しかったが、無理をしたら腕を痛めそうなので諦める。
そもそも自分の年代で、適正な懸垂の回数っていくつなんだ?0回で正解の可能性も無きにしも非ず
こちらは結構、賑わっていた 凧揚げしてる人を久々に観た気がする
広場の奥では、七五三なのか、ウェディングフォトなのかよくわからんが、
盛装した夫婦とお子さんが、プロっぽい人たちに写真を撮られていた
2人の会話が聞こえてきたが、旦那さんの相槌があまりにやる気が無くて面白かった
1400円って高ぇな、といまだに思っている
が、物価が何もかも値上がりしているのに今のところ据え置きであることを考えると、
実質値下げしてくれているのかもしれない。今のところはだけど。
企画展は「中村宏展 アナクロニズム(時代錯誤)のその先へ」らしい。
入場して早々に、かなり後悔する。
やたらと暗く、陰鬱な画が並んでいる。辛い。
おい、中吊り広告のポスターと大分印象が違うぞ。騙しやがったな
奥をチラ見すると、多少は明るい色調が見えていたので変わってくると信じて観ていく
解説を読むと、ルポルタージュがどうのこうので、文学の手法を絵画に応用したとかどうとか。
うん、興味ない。つまらん。
「いっそ、便器がいくつ出てくるか数えてみようか」と頭を過ったが、辛すぎるのでやめておく
「お、ようやく陰鬱な画が終わるのか?」と思ったが、描かれているのは真っ赤な便器だった。
解説の文章に「セーラー服と蒸気機関車」みたいな文言があって、明らかに「セーラー服と機関銃」を意識してるよな・・・・と思ったが、どうなのだろう
しかし、こいつはまともに人物を描きやがらねぇ 一つ目だったり、首が伸びたり。何なんだ
セーラー服のマネキンが現れたのはちょっと面白かった。絵画じゃなくて、立体のマネキンが絵を眺める構図で置いてある。
あのマネキン、目元に何か文字が書かれていたんだけど、双眼鏡を装着しているせいで何が書かれているのかわからなかった。気になる。
それと覚えているのは、漫画やら動画やらの表現を取り入れた作品だったか。
ズームを表した連作?は時間も経過しているのかと間違い探しをしてみたが見つからなかった。つまんねぇぞヒロシ
途中、土方巽とやらの舞台の映像があったけど、退屈というか不快だったのでチラ見して通り過ぎる
ヒロシの作品は観終わったので、もう一つのおまけの企画展?を見ていく
デカくてカラフルで、ヒロシとは対照的なヤツが多かった気がする
なんか観たことあるなーと思ったやつは、石田徹也なる人の奴だった
ついでに常設展の地獄の門を観に行く。何度も観ているので通り過ぎるだけ。
掲示を観てみると、何やらVtuberが絡んだイベントなのか、音声解説なのかをやってるらしい。その関係か?
よし、満足した。帰ろう。
絶筆がどうのこうのと言っている。死にそうなのか?ヒロシ。元気そうだし、もっと頑張れよ。
たい焼きを買いたくなるが、我慢する。代わりに、スーパーで今川焼を買おう。
こーゆーの見ると、中国人の方が正しいし、中国人の方が賢いよね。
何年か前に、中国人がお婆さん轢いたあと、車から降りて確認して、入念に死ぬまで何度も轢き殺してから逃げてく防犯カメラ映像が話題になったけどさ
防犯カメラ無かったら轢いて逃げたもん勝ちだよ
職場にいる悪意のないおじさんの話をしたい。
おじさんは50手前、モテるタイプの風貌ではなく、子どもから大人まで誰が見ても「人の良さそうな明るいおじさん」と評するであろう容姿と性格である。同性にも異性にも気軽に話しかけ、冗談を言っては周りを和ませている。独身で、おそらく話を聞いた限りでは女性との交際歴もない。代わりにオタク寄りの趣味があり、休日はさまざまな現場に行っているようだ。
ここまで読んでくれた人は「ああ、無害な良いおじさんなんだな」と感じたと思う。私もそう思っていた。
おじさんはよくお土産のお菓子などをくれたので、私も時々お返しにカルディで売っているようなお菓子を渡したりしていた。そこに何の他意もなかった。
しかし、ある日のこと。おじさんはスマホを片手に「前に話してた店あるじゃん?俺顔馴染みだから今度連れてってあげるよ」と言ってきた。
その時私が考えたのは(プライベートでの誘いはわたし的にはちょっと一線越えてるな⋯⋯いやでも、おじさんはフレンドリーな人だから、性別に関わらず公私の境目があまりないのかも。私の自意識過剰かも。でもどっちにしても、職場の人と休日に会うの嫌だな〜)と言う事だった。そして、とりあえず無難にかわしておく事を考え、「あっ、いいですね、またそのうち〜」と答えた。
私の中では「そのうち」「いつか」「また今度」というのは、先延ばしにしてフェードアウトする体の良い断り文句であったし、同性同士や同年代同士のコミュニケーションではそれで通じてきたからであった。
しかし、おじさんは引かなかった。
「じゃ、じゃあさ、LINE教えてよ。行くとき連絡先知らないと困るじゃん?」
「えっ、じゃあ連絡取る時どうしてるの?」
「あ〜、SMSとか⋯⋯」
「それじゃあ俺の番号教えるよ」
「あ、でも今スマホないので」
「紙に書くから後でメッセージ送っておいてくれればいいから!」
おじさんはいつもより妙に顔を紅潮させており、異様に強引であった。
そして私はメモの切れ端に書いた電話番号を渡されたが、その後一切連絡をせずにいたところ、2日ほど後におじさんが「いつメッセージ送ってくれるの?」と話しかけてきた。
(うわ〜、来ちゃったなあ)と内心思いながら、私はchatGPTにかねてから相談していた通りの返答を返した。
「すいません、私実は持病があって、休日は休むようにしてるんです。連絡もすぐ返せなくて申し訳ないので、あまり人と連絡先交換しないようにしていて(大体事実)」
おじさんは本質的には好人物であるので、こう言うと「ああそうなの?」と、それ以上何かを要求してくることはなく、私はこれで二度と誘われる事はあるまいとほっと胸を撫で下ろしたのであった。
しかし、現実はそれでは終わらなかった。おじさんとはその後も普通の雑談などはしており、たまに服の模様などが被った時に昭和のセクハラおじさんみたいなノリで「お揃いじゃん」などと言われ、心の中でキモいボタンを押したりしていたのだが、そんなある日、たまたま帰宅中におじさんと偶然遭遇してしまったのである。
おじさんは自宅が反対方向なのにも関わらず、「駅まで送るよ」などと言い、こちらが「大丈夫です」と何度言っても引くことなく、結局駅までついてきて、私は内心げんなりしながら諦めて雑談に付き合った。
道中、おじさんは終始楽しそうであった。
途中、雨が降り始めたので私は傘を差したのだが、おじさんは傘がなく、1人で傘を差しているのも申し訳なく思って「傘に入りますか?(他意なし)」と声をかけたりもしたのだったが⋯⋯。
それから数日して軽く残業していると、おじさんが「帰りに駅前の居酒屋に行こうよ」と、以前のごとく頬を紅潮させながら話しかけてきた。
私は心の中のキモいボタンを連打しながら「私お酒飲まないんですよ〜、誰か別の人誘ってください」と笑顔で答えたのだが、おじさんには伝わらなかった。
「酒飲まなくても飯食えばいいじゃん。奢るからさ。あっ、あの店カード使えたかな?途中でコンビニで金下ろしてもいい?」
おじさんは「断わられる」という可能性を考えていなかったのか、どんどん自分の中で話を進めていく。危機感を覚えた私はさすがに焦り、「いや、行きませんって!(笑)」「行きませんよ!!」と何度も念押しをした。
すると、おじさんは「え〜、なんで?」「いいじゃん、行こうよ」と食い下がりつつ、「相合傘までしようとした仲じゃん」「あ〜あ、誰かさんと相合傘したいなあ〜」などと言い始めた。
この時点で、キモいボタン連打のカウントは一億を超えており、メガキモいランプが点灯を始めていた。
私は自分の仕事を努めて冷静に続けている振りをしながら、「雨降ってたら誰でも傘くらい入れますよ(笑)」と答え、おじさんはようやく、渋々その場を立ち去っていった。
おじさんの行動が度を越してきたのはその頃からだったかもしれない。
また別の日、帰宅中に再び偶然会った時、私が駅まで付いて来られるのを回避しようと「用があってお店に寄るので」と言ったりすると、「俺も一緒に行くから気にしなくていいよ」などと言いながら、結局駅まで付いて来た。以後、それが何度も続くようになった。
どんなに固辞しても「気にしないで」「遠慮しないで」と言われる。私は遠慮したり気遣いをしているわけではなく、「本当に嫌で迷惑だが、そう言うと角が立つのでやんわり伝えている」つもりであったのだが。
結局コンビニ、スーパー、ドラッグストアの入り口や、時には店内にまでおじさんは付いてきて、本当は買うものなどなかった私が会計を済ませるのをホクホク顔で待っているのであった。
そうして駅まで仕方なく同行していると、おじさんは「おっと、女の子を車道側歩かせる訳には行かないから場所代わって」などと言い出すようになった。私は力なく笑っていたが、何度目かに「そういうの本当に嫌なのでやめてもらっていいですか⋯⋯」と伝えたが、意図は伝わらなかったようだった。
もう本当にやめてほしくて、そろそろストレスで胃腸に変調を来たしていた。そんなある日、私の住んでいる地元でとあるイベントが開かれた。以前おじさんとその話をしたことがあるのだが、数日前になって、おじさんは「◯◯のイベント行くでしょ?俺は◯時頃行くから◯◯で会おうよ!待ってるからね!」と言い出した。
私は実際に休日はほぼ寝ているので、「多分行かないです」と答えていたのだが、おじさんの中ではすでに確定事項となっていたようで、前日にも「明日◯時ね!」と言ってきた。私は全く行くつもりはないまま、「行けたらですね〜。多分行かないですけど」などと答えていた。
当日、私は当然現地に行かなかった。そして週が明け、月曜日。会社でおじさんとばったり会うと、おじさんの様子がおかしい。普段ならテンション高めに挨拶を返してくるのに、怨みがましいような、怒っているような真顔で、無言のままじっと私の顔を見て、しばらく間を置いてから低い声で「お疲れ」とボソッと挨拶を返してきたのだ。
怒らせる心当たりと言えば、「イベントに行かなかった」ことだが⋯⋯⋯。一方的に「会おうね」と言われて行かなかった事が、おじさんにとっては「無断でドタキャンされた」という事になったのだろうか?
おじさんは私以外の社員とはいつも通りに話しているようだったが、その後も私とは目を合わせようとはしなかった。それは私にとっては迷惑でもあったが、セクハラまがいの絡み方をされずに済むのは好都合でもあり、特に関係を改善しようとも思わなかった。こうしておじさんから誘われる問題は自然解決した⋯⋯⋯⋯となれば、万事良かったのだが。
しばらくすると、おじさんは再び何事もなかったかのように話しかけてくるようになり、帰り道に偶然会うとかを通り越して、会社の前やエントランスで待ち構えているようになってしまった。
私はできるだけ同僚の女性と行動を共にするようにしていたのだが、それでも一緒に付いてくる。さらにはその女性の前で、「誰かさん(私)は冷たいからなあ」などと、妙な匂わせをするようになったのである。
キモいボタンは連打しすぎてすでに爆発し、私は死んだ目でこの世界が今すぐ終わることを願う「終わり」ボタンを押すようになっていた。
おじさんは会話の中で「月に一回は一緒に帰りたいんだよ」などとも言っていた。私の意思はどこにあるんだ????
先日は同僚の女性も一緒に、三人で仕事帰りに飲みに行こうと誘われた。「タダ飯だよ?」「1時間だけ飲んですぐ帰ればいいじゃん」と言うのに、「仕事終わったら1秒でも早く帰りたいので」と断り続けていたが、もはや押し問答のような状態になり、しまいには「1時間だけ寄り道するのも嫌なくらい居心地いい家なんだねえ?」などと言われる始末であった。
それに対し私が全てが面倒になり、「さっさと帰って全裸になりたいんで」と言い放つと(今思えば失言であった)、おじさんは水を得た魚のように、「えっ?何何?もう一回言って?」とセクハラの構えに入るのであった。もう思い出しながら書いていて疲れてきてしまった⋯⋯⋯。
おじさんの誘いは全て断っており、連絡先も教えておらず、セクハラ的発言にはストレートに「最悪」と言うことすらあるのだが、おじさんはそれらの全てを『じゃれ合い』の文脈に回収してしまっているようである。chatGPTに相談したところ、「拒否を拒否として受け取らず、交渉すれば通ると認知している」「距離を詰めることが目的になっているようですね」とも言われた。さすがchatGPTは芯を食った事を言う。
『じゃれ合い』と取られるのは、私が年下で、社歴も短く、また職場で評判が悪くなったり雰囲気が険悪になることを避けたいがために半笑いだったり冗談に紛れさせるような態度を取らざるを得ないことも原因なのかもしれない。(女性的なコミュニケーションの取り方と言えばそうでもあるのだろう)
何でもかんでもハラスメントにする面倒な人間と思われそうで、会社にも報告はしていない。しかし、もうそろそろ限界なので、来週また何かあればおじさんには『これ以上しつこくされるようなら職場の問題にするしかない』と伝えるつもりではある。
しかしそうしたらしたで、私は『善意で優しくしてやったのにセクハラで訴えようとした勘違い女』と言われたりするのだろうか⋯⋯とも思う。気が重い事である。
しかし、自分の行動の全てをおじさんへの好意と受け取られるような状態に、本当にノイローゼ気味になってきた。
最近一番キモかったのは髪がサラツヤストレートなのをホクホク顔で褒められた事である。このところおじさん以外にも職場で気が重い事が多いので、自分の気分、モチベを上げるために、トリートメントやアイロンに時間をかけて髪のコンディションを良くしていたのだが、それさえもおじさんにとっては「俺のために髪をサラサラにしてきたのかな?可愛い事をする奴め」と認知されているのかもしれない。本当に、本当に勘弁してほしい。私は自分のために身だしなみを整える事さえ許されないのか?????
おじさんには悪意はなく、その非モテ的認知、ジェンダー観もおじさん個人の責任というよりは社会的に作られたものであるのだろうが、私はおじさんのために存在しているわけではないのだ。
それを何よりもわかってほしい。それだけである。
miniTOTO当選した。3500円。
売り場のお姉さん。鐘をならす。ガランガランガランガラン。「当選おめでとうございます!!!!」と叫ぶ。
淀んだ川崎の空気が一瞬乾燥し澱に包まれたように粘っこく体にまとわりつく。
3500円なのに。
宝の焼酎をもってぺろぺろなめてたおじいさんが近寄ってくる。はぁはぁいってるジャンパーの兄さんも近寄ってくる。
このまま帰宅したらヤバイ。だいぶヤバイ。駅と逆の方法に向かってあるいてみた。
なんでついてくるんだよ!3500円なのに。
「女性も専業主夫を養えるくらい稼げば、夫婦の役割は柔軟になる」「少子化対策のためにもっと産め」。この二つを同時に実現しようとすると、現実には破綻しやすい構造になっている。
典型的なパターンはこうだ。妻がバリバリ稼ぐキャリアウーマンで、夫が専業主夫になる。夫は家事・育児を一手に担うはずだが、実際には子供が2~3人いると、1人で回しきるのは極めて困難になる。朝食作り、幼稚園・学校の送迎、掃除・洗濯、夕食準備、宿題チェック、習い事の付き添い、病気時の看病……。どれもフルタイム労働に匹敵する量と質の仕事だ。しかも、妻の帰宅が遅いケースが多いため、夫はほぼワンオペ状態で疲弊する。
ここで重要なのは、「稼いでいる妻が家政婦やベビーシッターを雇えば解決するのでは?」という疑問に対する現実だ。多くの場合、妻は「夫が主夫なんだから自分でやるべき」「家政婦に頼るのはお金の無駄」と考える傾向がある。あるいは、夫自身が「俺がやるって決めたんだから」とプライドで助けを拒むケースも少なくない。結果、家事・育児の負担は夫一人に集中し、限界を超えたところで「家族の協力」という名目で、長男・長女といった上の子にしわ寄せが行く。「ヤングケアラー」と呼ばれる状態だ。子供は自分の勉強や遊び、部活動、友人関係を犠牲にせざるを得ず、精神的・学力的負担が積み重なる。親は「家族なんだから当然」と言うが、子供にとっては「自分の人生を差し出されている」感覚になりかねない。
結局、この構図は「女性の社会進出」と「少子化対策」という二つの社会的要請を、家庭内で無理やり両立させようとした結果、最大の犠牲者が子どもになっている。妻は「稼げる女性」の証明を、夫は「家事育児を完璧にこなす主夫」の証明を求められ、どちらも限界を超える。社会は「産め」「稼げ」と言うが、産んだ後の現実的なサポート体制はほとんど考えていない。
これが顕著に出たのがこの間の探偵ナイトスクープだ。
家政婦や保育サービスを積極的に活用する選択肢を「贅沢」「甘え」と切り捨てる風潮がある限り、この問題は解決しない。子供を産むということは、ただ産むだけではなく、子どもが健やかに育つ環境を整える責任を伴う。親の理想や社会の期待を満たすために子どもを犠牲にするのであれば、最初から産まない選択をしたほうが、よほど子どもに優しいのではないか。
自分の班は健常者が自分1人だけで残りの3人は特別学級所属の知的障害者。教員の付き添いは無し。自分が優等生なのをいいことに、本来は教員が果たすべき役割を自分に押し付けられてしまった。
日中は生徒だけでジャンボタクシーに乗って京都市内を観光するんだけど、観光地に到着するたびに3人が即座にそれぞれ迷子になるのでタクシーの運転手のおっちゃんと手分けして捜索・捕獲してた。観光なんて全くできなかった。予定していたコースは半分も回れなかった。運転手のおっちゃんは途中からブチギレてた。
夜は宿で暴れる3人を入浴させたり宥めたりと奮闘してなんとか就寝。漫画で「修学旅行の夜は友達とおしゃべりして夜ふかし!」みたいなシーンを見るたびに悲しくなる。自分のの修学旅行の夜は知的障害者の介護しかなかったのに。
修学旅行を終えて帰宅してから自室で泣いた。親に修学旅行の代金を払ってもらったのに修学旅行を全く楽しめなかったことへの罪悪感でいっぱいだった。親に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
今から10年程前、大学時代の友人から卒業後一度も会っていなかったのに、突然連絡が来た。
「久しぶりに会わないか?」
懐かしかったので喜んで快諾したら、当日現れたらなぜかイケイケの水色のスーツ姿で、EXILEみたいにガチムチで刈り上げツーブロックだった。「だいぶ雰囲気変わったね…」と言うと、「最近、ジムで鍛えてるんだよね!」と言われて、半分ドン引きしながら居酒屋へ入った。
懐かしい昔話をして、今の仕事の話になった時に「最近どう?」って聞かれて、「将来結婚した時のために保険には入っておいた方がいいぞ!」と言われて、そこから永遠と保険の素晴らしさについての話になり、「今、俺プルデンシャル生命で保険の営業やってるんだよ。お前の見積もり作ってきたから聞いてくれ!」と言われたが、宗教の勧誘みたいで気持ち悪くなり、丁重に断って帰宅した。
時給1117円。
交通費480円まで。
主要業績3件×3部、製本済。
その時点でだいぶ覚悟はしていたが、面接は想像より一段深い地獄だった。
面接官が言う。
「ところで、科学史をご専門とのことですが、高校レベルの数学はどの程度お分かりですか?」
嫌な予感がした。
「ええと……数IIIまでは一応……」
歯切れが悪くなった瞬間、相手の目が光る。
「では、この程度は大丈夫ですよね?」
ホワイトボードに書かれる、
平方完成。
頭が真っ白になる。
できない。
いや、正確には「昔はできた気がするが今は無理」だ。
沈黙。
と言われた瞬間、何かが切れた。
「違うんです!!」
気づいたら叫んでいた。
それと平方完成は別なんです!!」
面接官が少し困った顔で言う。
「でも、それって……
呆れた口調だった。
この瞬間、敗北を悟った。
「……はい」
としか言えなかった。
本当は言いたかった。
科学史とは、
でも、時給1117円の面接で
そんな説明をする気力は残っていなかった。
帰り道、思う。
自分は平方完成ができない。
だが、
それでも社会は言う。
たぶん、この学問は
時給1117円。
科学史とは、
今日もまた一つ、身をもって学んだ。
うんうん大変だったね、分かるよ
あなたが苦労しているのは、独身ひきこもり無職チー牛が無能のくせに下駄を履かせてもらって年収一千万の窓際社員で帰宅しても家事やらないせいだから
大丈夫だよ
昨日の朝、いつも通り職場に行こうと車に乗って、
マンションの駐車場出てすぐの道路で対向車にめちゃくちゃクラクション鳴らされてさ
住宅街の広い道で、邪魔になるような走り方したわけじゃないのに
何?なんで?って不思議に思って
気にせずこっちも走り出したんだけど
角を一つ曲がって信号2つぐらい越えたあたりで、
さっきの車が今度は後ろからやってきて
また何回もクラクション鳴らすの
しかも車間距離もめっちゃ近くて、ルームミラーにがっつり映るぐらい
あおり運転なんだろうけどなんで煽られてんのかよくわからなくて
もうそのときにはデカい道路だったから、他の人に見られてるのもあってすごい焦っちゃってさ
左側に寄せて止まったらその車もピッタリ後ろに止めてきて
しかも向こうはドア開けて運転手出てきて、こっちの運転席側の窓ドンドン叩いてきて
プルゴリ的な見た目のガッチリした男の人だった(余計に怖かった)
え、怖い怖い怖い怖いってパニックになって
めちゃくちゃコールしてやっと繋がったあと、「後ろの車の人に煽られて窓叩かれてて〜〜」って半泣きで喋ってたら
何故か相手が窓叩くのやめて、車乗って思い切り走っていった
本当に怖かった
ハアハア言いながら呆然としてたら母親と弟が家から駆けつけてくれて
というかまた来るんじゃないかという不安でいっぱいになってしまって
本当に怖かった
車の種類に詳しくないから分からないけど、相手の車はミニバンみたいなちょっとデカい車だった
「お前に非が無くても、朝からちょっと機嫌悪いぐらいの理由で煽ってくる奴はいるよ」という話を父にされたんだけど
そんなんで煽られたらたまったもんじゃないぞ!
上の階が深夜遅くにいつも騒音を出す。ゴトッゴトッという物音がずっと続く。
と思っていた。
しかし、別日には男3人組になっていた。
しかも、夜中2時半に出かけるようだ。
上の階の明かりを確認するために外に出るとばったり出くわした。
リーダーっぽい人は真面目そうな若い男性で、日本人と思われる。
あれ?女性はどこいった?
複数人で上の階を使っている?
なぜ夜中2時半に出かける?
住居じゃなくて倉庫か?
もともとおかしいとは思っていた。
上の階の住人は、うるさい時もあればうるさくない時もある。
うるさい時はこちらが壁ドンなどすると反撃してくる気性の粗さ。
住んでいる人が交互に入れ替わっていると疑っていた。
しかも朝は15分ほどでうるささが消える。たった15分で朝の準備したの?
夜は深夜23~27時ごろに帰宅してきて、30分~3時間ほどうるさいのだが、
風呂に入っている気配がなく、ずっとゴトゴトうるさい。
30分でうるさいのが終わることもあれば、3時間してもうるさいことがある。
これらの違和感は、住居ではなく、倉庫として使っているなら理解できる。
昼ではなく夜にゴトゴトしていることから、まともなところではないと予想できる。
リーダーは常識的な人のようだが、メンバーは柄の悪そうな人が多そうだ。
しかし、注意はしてもらえなかった。
深夜24時という遅い時間で、外からは騒音を確認できなかったかららしい。
反社の倉庫じゃないか?と話すと、昼間に巡回してみる、なにかあれば生活安全課に相談してみて、警察でも何かあれば上層部にエスカレーションする、
となんともはぐらかされたような返事をいただいた。
深夜に週に2~3回、大きな音を鳴らされて睡眠妨害されるくらいだ。
おかげで元気もあまりない。
自宅へ招待して女子会を開くのは当然知っていた。もちろん酔っ払ってしまうことも承知のうえで。そのうえで、私の夕食がなさそうなら「ご飯ないよ」とか一言送ることはできたんじゃないの?
見るからに酔っ払って「あまりものが出るかもしれないし、ないかもしれなかった」と言ったが、もちろんその可能性は考慮していたよ──。
私が仕事から帰宅したら、君はソファでくつろいでいて、知人はダイニングテーブルで談笑していた。私は帰宅後すぐに日課のジョギングへ出かけ、帰宅したら君はソファで寝ていた。知人は帰っていた。子供たちは遊んでいた。
君は、自宅に知人を招待しているのにソファで寝てしまったり、食事がどうなっているのかわからなくなってしまうような人なのか?
もしそうなら、私は心配になる。いくら自分の知人だからといっても、無責任すぎる。それを目の当たりにして、もう人を呼んで飲んだり、外食で飲むのは危ないと感じている。
今までずっと感じながら黙っていたけど、君は自分が飲める酒の量をいまだに把握できていないし、飲み方をわかっていない。油断しすぎている。
なのに、私と飲む時はそこまで飲まない。それは逆なんだよ。考えているのかもどうかもわからないけど、おかしいことに気付いているの?
話を戻すが、「そもそも今日は用意する気がなかった」そう言ってくれれば何も不満はないんだよ。
でも、君は「無くなったんだから仕方ないじゃん。シュウマイがあるからそれでいいじゃん」と言ったんだよ。
そりゃ冷蔵庫にシュウマイがあるのは確認していたさ。それは商品の包みのままで、もしかしたら今日のあまりものじゃない可能性があるから私が食べて良いのかわからないし、君は酔ってソファで寝ていて起こすのも悪いから手をつけないようにした。まずはやるべきジョギングへ行き、子供達に風呂を促し、それから自分の食事を考えたんだよ。俺が食べてよさそうに見えるものがないから、何か買いに行こうかと考えていたんだよ。
愚鈍なりに気を遣っていたんだよ。
そのタイミングで起き抜けに洗顔をして、風呂キャンでパジャマに着替えてきた君に食事は?と問いかけたら何も返事をせずにシュウマイを冷蔵庫から取り出した──。
「飲み会を楽しむのは大歓迎だから、これからは食事がないものとしておこう」と私が言ったら、君は無視した。少しの沈黙の後に全く同じことを反芻するでもなく、さも自分の意見のように言ったんだ。
君は酔っている。もちろんわかっている。はっきり言うけど、むかついた。
昨晩、買い物に行く途中で、転んで足をくじいた。
そういえば、昔、この季節にも足をくじいたことがあるのを思い出した。
デスマーチの谷間での一区切りしたタイミングで、「今週末はじっくり休め、金曜の晩も早く帰れ」という上司の命令で、会社の同僚何人かとスケートに行った。
はいいが、コケて足をくじき、医務室でテーピングしてもらって一人で帰宅した。
「今週末は、土日休めることになった。ゆっくりあなたに会いたいが、足を挫いてろくろく歩けないので、わたしの部屋に来てくれないか。」
しかし彼は頑なに家から出たがらないし、歩けない彼女を気遣う言葉もない。しかたなく、翌日の土曜日、痛む足をひきずって彼の部屋を訪れた。
足をひきずって歩く私を見て彼は一言。
「へー、本当に足を怪我しているんだ」
ひどい、と抗議したが何のリアクションもなかった。
数か月後に振られたわけだが、今にして思えば、この時点で既に彼の気持ちは既に冷めていたということか。
決して豊かとまではいかないが、親子3人で生活するには十分なくらいの稼ぎがあったのに(年収は800万ちょっと、貯金は1000万以上あった)
電気やストーブ、換気扇がついたままだとギャーギャー騒ぎ、ヒステリックに消して回っていた妻。
1時間以上つけっぱなしとかならまだ分かるけど、ちょっとトイレ行くだけの間とかでも絶対に許さず「電気代が勿体無い!」と怒鳴り付けていた。
冬、仕事から帰宅すると、部屋が異様に寒く、娘がエアコンもつけずに部屋で遊んでて「寒くないの?」と聞いたら「エアコンつけるとママが怒るからやだ」と。
「寒かったら気にせずエアコンつけていいんだよ」と言ったけど、それからしばらくしたある日、娘は部屋の中で凍死した。
斎場で妻、正確に言えば元妻は「なんで」と泣き崩れてた。
「お前のせいだよ」と言いたかったけど、言えなかった。
離婚して3年経ったけど、あちらは「(俺の)安月給のせいでエアコンもロクにつけられなかった」から死んだと言って回っているそうだ。
凍え死んだ娘に触った時の感触が忘れられない。
36歳男。子どもは2歳がひとり。妻は32歳。
いわゆる「ほぼ黒に近いグレー」だと思っている。
帰宅は深夜になることが多く、こちらが子どもと寝落ちしている間に帰ってくる日も珍しくなくなった。
束縛もしないし、詮索もしない。
決定的な証拠とまでは言えないが、限りなく黒に近い材料は出てきた。
家の車の駐車記録を見るとラブホテルの駐車場に数時間停まっていた日がある。
さらに、そのホテルの駐車場に車が出入りするところを私の知人が見たという話も聞いた。
現場を押さえたわけじゃない。
写真も動画もない。でも、もう頭の中では答えは出てしまっている。
そう考えた瞬間、正直、吐き気がした。
仕事を早く切り上げていたであろう自分がひどく馬鹿らしく感じた。
その一日が無事終わったと思っている時間に
妻は平然と嘘をついて別の男と会いに行っていたかもしれない。
その裏で誰と何をしていたのか。
怒りより先に、どうしようもない虚しさと呆れが来た。
妻はパート。
結果として、保育園の送迎や普段の世話は、どうしても母親側の比重が高くなる。
この状況だと
もし離婚になって妻が親権を主張した場合、離婚原因を作ったのが妻側であっても
さらに、不倫の件を問い詰めた結果、妻が子どもを連れて家を出てしまった場合になると
金の話も聞いた。
加えて、子ども名義の口座も全額。
婚姻期間も考慮すると、合計でだいたい350万円くらいになりそうだ。
原資を考えれば正直、自分が出している比重の方が圧倒的に高い。
それでも関係ない。
幸いな点として、うちは持ち家ではない。
そのため住宅を財産分与されることはない、と弁護士には言われた。
ただ、それを「不幸中の幸いですね」と言われても
正直、複雑だった。ちょうどマイホームも考えていた時期だったからだ。
家を買っていなくて助かったのか、もう自分でもよく分からない。
貯金も削られ、毎月8万円を払い続ける。
これが正解なのか?どうすればいいのか。
問い詰めれば、すべてを失うリスクが高い。
結局、
「気づかないふりをしてやりすごす」という選択肢が、
でも、それって本当に人間として正しいのか。
父親として、これでいいのか。
どうにもならないのかな。
なんとかならんもんかな。
健康でいたい。できるだけ若々しくありたい。
早起きするためには、早く寝なければならない。
7時間の睡眠を確保するには、22時30分にはベッドに入るべきだ。
そのためには19時までに仕事を終え、ジムに行き、軽いトレーニングをする。
それだけで精一杯だ。
YouTubeを見る時間も、Netflixを見る時間もない。
その代わり、朝には確かなご褒美がある。
頭は冴え、仕事も順調に進む。
それでも、孤独だ。
お酒に身を委ねる夜もない。
もしそれらを許せば、この慎重に保たれた生活は、一晩で崩れてしまうだろう。
家族をつくるのかもしれない。
この静かな空白を埋めるために。
けれど、私にはその生き方は向いていなかった。
そして、もっとも近くにいる人が私に関心を向けなくなったとき、
私はより深い孤独を感じた。
ときどき、耐えきれなくなって、
強い刺激を求める。
酒をたくさん飲み、
よく知らない他人と、
よくわからない、ただ疲れるだけの話をする。
一瞬だけ、心が埋まったような気がする。
けれど次の朝、前よりも大きな孤独がそこにある。
愛した人に、愛されたかった。
そうすれば孤独は消えると、
本気で信じていた。
ないものねだりだと、わかっている。
それでも思ってしまう。
きっと、そんなことを口にすれば、
治らない病を抱えている人に叱られる。
幸運だったでしょう、と言われる。
ねえ、もうすぐ40歳になるよ
誰とも分かり合えないまま
健康的で規則正しい彩りのない生活と孤独を抱えて生きるのだろうか、
ずっと?
気まぐれで視聴し始めたが、回が進むにつれオーディション参加者たちの苦悩や葛藤や成長、候補生にかける審査員の熱意と寄り添いの言葉に胸を熱くし、審査員へも参加者へも感情移入し涙した。
最新話が更新されるまでの間は何度も繰り返し1話から見直した。努力し成長する美しい男たちの姿は何度でも泣けた。
オーディション終了後は約半年間楽しませてくれたお礼とご祝儀としてファンクラブにも入った。
雑誌CMバラエティー歌番組そして冠番組と、今ではテレビで見ない日はないほどの人気グループとなった。
今回の話は、惜しくも選考から漏れた1人が私の地元のイベントに来ると知り、興味本位で覗いてみたものだ。
顔が美しい。
ダンスの良し悪しについては判断することができないが、歌は上手い。彼自身もダンスより歌に自信があったのだろうと思う。
オーディション中も音程の合わない参加者の練習に付き合いピッチを合わせ、歌う必要のないダンスの練習中でも彼の歌が響いていた。チームのダンスカウントを合わせたのは間違いなく彼の歌声だった。
しかし自らそれを知らしめるようなことはせず、彼の人柄の素晴らしさはオーディション後に他の参加者から特に多く語られた。
彼のオーディション結果が公開なった後すぐにソロでアイドル活動を行うと発表があり、直後に開設したインスタはフォローしていた。
桜色の薄い唇をふわりと引き上げとろけるように微笑む笑顔の写真も、添えられる言葉も気高く美しかった。
そんな彼が地元で行われるイベントのゲストとしてやって来るらしいと知ったのは当日の朝で、出不精な私は数時間の逡巡の末、現場入りを決意した。
貴重な休日、寒いし外に出るのは面倒だけど、家にいるよりは楽しいことありそう。
欲しいものは特にないが、何かを期待して新装開店セールに行くような、そんな気持ちである。
駅前の超好立地でありながらタピオカやらフルーツサンドやらフルーツ飴やら、学生向けの流行りのテナントが瞬間的に出店しすぐに撤退を繰り返すような、常に今何が入ってるのかわからないようなビルだ。そんな中に特設ステージと言われても正直ピンと来ない。
SNSを見ても会場の様子が何もわからないので、予定より少し早めに着いた。
迷うような広さの建物ではない。
エスカレーターの真裏の特設ステージを視界に捉えた私はまず一度通り過ぎ、足早にトイレに直行した。
便座に腰を下ろしながら、思う。
きつい。
これはきついかもしれん。
特設ステージという名の、空きテナントと空きテナントの間のスペースが衝立で区切られ、舞台が組まれ、“何か”やっている。
この“何か”は明らかに私が目的としていたイベントなのだが、なんというか、思った以上にアットホームでハンドメイドでDIYだ。
意を決して会場入りする。
と言っても衝立の向こう側に入るだけなのだが。
上下の照明。
2〜30人ほどの女性の群れ。
既視感の正体は、今より景気が良かった子供の頃によく見た福引会場だ。あれによく似ている。
壇上には若い男が3人。
後で知ったがご当地アイドルらしい。この地に長く住んでるのに存在すら知らなかった。
演者と観客が軽快な音楽にあわせてコール&レスポンスしている。
きつい。
知らない曲、知らない男、ノリがわからない。
きつい。
何がきついのかわからないが、とにかく辛い。
何かから逃げ出したい気持ちのまま、ご当地アイドルの出番は終了した。
観客の1/3くらいが入れ替わる。
前方へ身を詰めた女性達がお揃いのペンライトを取り出し点灯する。
ペンライトも持っておらず立ち振舞いがわからない私はとりあえず会場の最後尾の端に立ち、防衛本能からか自然と体の前で腕を組む。そんなつもりは全く無かったが、偶然にも後方腕組み彼女面の参戦スタイルが完成してしまった。
前の方の女性たちがにわかに色めき立ち、歓声とともに、彼は登壇した。
画面越しで見るよりも色白で首が長くて顔が小さい。手足が長くて華奢だ。美しい。
喋り慣れているのだろう、臆することなく爽やかに軽快に二言三言挨拶をする。臆しているのは恐らくこの会場で私だけだ。
彼が笑顔で何かを言う度に、観客たちは笑顔で歓声をあげる。私以外の全てが笑顔だ。
爽やかな曲調。軽やかなステップ。歌が上手い。
だがきつい。
ずっときつい。
なんだこの感情は。
なんだかずっといたたまれない。
彼が歌い出す前から、いや登壇する前からずっといたたまれない。
なんだこれは。
なんだこの近さは。
つらい。
何がつらいのかわからない。
共感性羞恥とも違う。
つらい。
ずっと心のなかで何かを嘆き、よくわからない痛手を負いながら、イベントを最後まで見届け、ぼんやりとしたまま帰宅した。
冷静に今日のことを振り返る。
つらかった。
きつかった。
何がそんなにきつかったのか?
2週間ほど前。巨大な会場で、偉大な先輩たちとともに煌びやかな衣装でたくさんの照明と数万人の歓声を浴びて歌って踊る彼らを見た。
スタンド前方席で視力1.5の私でも肉眼では豆粒くらいにしか見えなかったが、それでも夢のような時間だった。
オーディション中は横並びで、彼もそうなり得た人であったはずが、結果によって片や数万人規模、片や田舎の特設ステージで無料イベントである。
この現場がどちらも映像で見たものであったなら、私と彼らの距離は全て「画面越し」で同等であったはずだ。
もちろん実際に触れ合える距離感を楽しみ、だからこそ応援したくなるというファンもいるだろう。そういう楽しみもあるだろう。
勝手にこんな気持ちになっている私の方に問題があり、本当に失礼極まりない感情である。
彼が悪いわけではないし、ファンやイベントを非難する気もない。彼は美しかった。
私自身が「選ばれない側」「持っていない側」の人間であるため、勝手に投影して勝手に落差に傷ついてしまった。
成功とは何か、幸せとは何か、人の数だけ答えはあり、個人のそれらは他人から推し量ることはできないしするものでもない。