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はてなキーワード: 習い事とは

2025-12-09

スロースリップと言われると、

どうしても、鳥山明ドクタースランプアラレちゃんタイムスリップが頭に浮かぶだけど…😟

昨日、海外オタクマニア収集してる鳥山明の昔の第二次大戦兵士の絵とか観てたんだけど、

当たり前だけど、上手いというかいいよね、動物が兵装してるの宮崎駿ともダブる、改めて、こういう絵もいいよなあ、

自分の中ではドラゴンボールというより、子供の頃に地元イトーヨーカドー本屋で読んでた、

この時期の鳥山明イメージが強いんだよね、スターウォーズとか、タミヤ兵隊手に入れて、

ダグラムの多脚戦車の横のバルコニー土のう設置して、タミヤ兵隊置いて、

学校とか習い事とか外の世界地獄だったけど、あれはあれでいい時間だったんだなあ…😟

2025-12-08

遅刻癖が治らない。助けてほしい

診断を受けたわけじゃないけどADHDとかASDとかではないと思う。心療内科で軽度の躁鬱はあると言われた

書類の提出期限とか納期は守れるんだけど、毎日時間けが守れない。早起きしても絶対に5分とか遅刻する

遅刻癖が始まったと思われるきっか

小学校とき習い事クラシックバレエ)をさせられてたんだけど、教育ヒスママだった母親に「学校と塾の宿題公文終わるまでレッスン行っちゃいけません!」と言われ

習い事時間始まっても全然終わらないし、全然終わらなくて泣いてしまたか母親がキレてて送迎してくれないしで、子どもの足で号泣しながら走って30分、ついた頃にはレッスンはもう終わってた

先生がいつも厳しかたから、小学生自分的には人生終わった、、、しんだ、、、ぐらいの絶望だったんだけど、先生は(たぶん何か察して)普通な感じで「一人できたの?今日はお母さんは迎えに来てくれるの?」って言われ拍子抜け

それまで時間守らなかったら(朝家を出る時間とか)母親ヒスられるからビビって守ってたけど、それから↑みたいなことが数回起きて、時間通りに動くことがバカらしくなって(人生終わらないじゃんと思って)、時間全然守れない人間になってしまった

と思う

中学校時間通りに行った記憶がない(ほとんど不登校)、高校遅刻3回で欠席扱いのシステムで週3で遅刻するから出席はギリギリだった。大学文系試験一本勝負みたいな学部だったかほとんど行った記憶がない

会社新卒で入った会社をすぐ辞めて縁故採用会社入社、幸い社長事情説明して自分だけフレックス扱い(でも最終出勤時間の朝11時も全然遅刻しそうになる)

友だちとの約束も守れないし、自分で予約した店も時間通りに行けない。病院とかも早い整番取れても営業終了ギリギリしか行けない。15分以上遅刻したら自動キャンセルの店(美容院とかも、13分とか遅刻して迷惑かける

相手を舐めてるからできるんだろ、とか言われてるけど、目上の人がいる集まりにも普通に遅れるし(そもそも会社すら間に合わん)、自分不利益あるときちゃん遅刻する。その時は反省も後悔するけど次もまた同じこと繰り返す

早起きしても無理。なんなら朝は5時には起きてるのに始業の9時に間に合わない(通勤時間ドアトゥドア20分)。何してるのと聞かれたら、掃除とか、、、?何もできなくて玄関で座り込んでぼーっとしてたりもする。高校とき遅刻理由聞かれて「家を出るのに時間がかかりました」とか言って意味不明がられてた

予定通りに家を出れない。乗りたい時間電車殆ど乗ったことない

家出る45分前から準備すれば間に合う、、、みたいな場合、45分も準備だけにしか時間使えないのが人生無駄にしてるように思えて、30分前から準備し始めてだいたい間に合わなくなるみたいなことが多い

最近副業バイト飲食店)始めて油断してて、5分前には着替えて厨房いないといけないんだけど、うっかり油断して店についたのが5分前、厨房に入ったのが時間ちょうどでクソ怒られた(5分前から給料出るから実質遅刻

今年で30になるけど本当に情けないしやばい

取引先に訪問するときとかは遅刻が怖すぎて1時間前とかに近くのカフェで待機する(これはまだやらかしてない)けどマジで馬鹿らしい

すごく前の時間から待機するか、ギリギリ遅刻みたいな極端なことしかできない

遅刻癖をどうにかしたい

治せた人いませんか?

小学生の時に新興宗教を作った話

毎年クリスマス正月のような宗教色の強い時期になると思い出すので備忘録として書いておこうと思う。

とても長くなるので読んでも読まなくても構わない。

はいくらでもあるが、当時小学生お子ちゃまが頭を振り絞って考えたことだったので生暖かく見ていただければ幸いだ。

まり

増田が6年生だった頃のことである

当時通っていた小学校お受験が盛んで、クラスの半分以上が中学受験するような学校だった。中には体育や道徳など勉強関係ない授業が多い日は学校休み塾へ通うように親に指導される子供がいるような学校である

そんな雰囲気学校だったため増田も塾に通わされていたが、増田の親は仕事が忙しく放任主義だったため、どちらかというと自由に延長できる学童のような使い方をしていた。親が帰るまで子供1人は心配から大人がいる塾で勉強して暇を潰しなさい、という発想かと思う。

当然、遊びたい盛りの子供は不満である

から晩まで勉強で楽しくないし、学校教師子供達に学校勉強させようと胡麻擂りに必死だし、塾ではライバルたちと比較される。お子様なりにフラストレーションが溜まっていた。

小賢しく、自尊心が高く、承認欲求が強く、何よりも勉強以外で暇を潰したかった増田はそこで考えた。

そうだ、宗教を作ろう。


友人について

当時の増田立ち位置は「1軍グループにいるけどちょっと浮いてる変なやつ」だった。友人Aと友人Bの親友というだけで残酷子供達のカーストの中で辛うじてバラモンの仲間に入れてもらっていた。友人Aと友人Bの存在がなければきっとダリットだったと思う。

とにかく、増田には2人の親友がいた。勉強スポーツもできて誰からも一目置かれる友人A、とにかく話がうまく誰とでも仲良くなれる才能がある友人B。

入学した時にたまたま席が横並びになったというだけの出会いだったが、それからこの2人はこちらが申し訳なるくらい良くしてくれ、そのおかげで陰キャ性格がドブカスだった増田も「みんな仲良し♪」の仲間に入れてもらうことができたのである

表向き友人Aも友人Bもみんなの前では「気のいいやつ」だったが、実は2人とも性格にはかなり難があった。いや、だからこそ増田と仲良くなれたのかもしれないが。

友人Aはなんでもできるからこそ傲慢で、支配欲がある。少し早い厨二病であり、大きな声では言えないがナチに憧れていた。大きな声で言わないところが実に打算的であり、増田はそこが気に入っていた。

友人Bはとにかく人からの評判を気にしていて、いつも自分悪口を言われていないか怯えていた。それと同時に人の内緒にしておきたい部分を暴くのが大好きで、いつか何かあった時に脅せるように、仲良くなって秘密を握ることで快感を感じる癖があった。

増田はといえば親友2人を自慢に思うとともに、増田の言うことを疑いもしない人気者2人を操る優越感に浸るクズだった。

ズブズブに共依存している闇のズッコケ三人組である

そんな悪友2人に、こんな面白いことを共有しないわけにはいかないと増田は思った。

宗教を作ろうと思う」と増田は言った。

いいね、やろう」と友人Aは言った。

信者100人くらい欲しいね」と友人Bは言った。

増田は「こいつら話が早すぎるな」と思った。

そうして、宗教を作ることになった。

宗教を作ろう

増田キリスト教圏で育ったので神の存在に関しては割と思うところがあった。

そこで「神」不在の「思想」の宗教を作ることにした。

思想宗教の違いは難しいが、神の存在を論じられるほど増田信仰は深くなかった。ただ、人間熱狂宗教になりうる、と子供心に感じていた。

小学生だった増田の狭い狭い世界の中で、唐突宗教を作ろうと思ったわけではない。「これはいける」と思った出来事があった。

発端

どの小学校でも道徳の授業があったと思う。お受験組の気を引こうと躍起になっていた当時の担任は、その道徳の授業で「いいこと投票」というものをしていた。

その名の通り単純で、「いいことをした人を匿名投票して、得票数が高かった人を表彰する」という仕組みである

これは単純だが、小学生承認欲求をかなりくすぐった。なにしろ、いいことをするだけで教壇の上で褒められ、その上シール(子供にとってのシール!史上の喜び)を授与されるのである。名札の裏にいいこと投票シールを貼るのがステータスになるのにそう時間はかからなかった。

増田はヒネた子供ではあったが、それでも投票されたら悪い気はしないし、いいこと投票が頭をよぎって人助けをすることもあった。

それと同時に、「これは使えるな」と思った。

まり、「人の善意は操れる」と知ってしまったのだ。

増田が育ったキリスト教の教えでは、善行は死後の世界のために積むものとされていた(諸説ある)。だが、小学生にとって死後の世界など遠い存在である。「善行を積めば人々から尊敬されるという承認欲求」の方が何より魅力的なのではと思った。

どうせ宗教を作るなら、ハッピーな方がいい。

3人の意見はまとまった。

その週末、3人で図書館に行った。親は大喜びでお駄賃までくれたが、目的宗教について調べることであった。当時インターネットはかなり普及してきていたが、学校コンピューター室で宗教のことを検索するのはかなり気が引けた。そこで図書館へ行くことにした。

日中調べて回って、以下のことを決めた。

小学生なりに考え、実行に移せる最大限を考えた。

そしてそれを実行に移した。これが6月の頃である

〇〇〇〇教の立ち上げ

結論から言うと、〇〇〇〇教はバカウケした。

結成時に十数人を集めて行った友人Aの演説は素晴らしいものだった。増田が授業中書いた原稿と同じ文言とは思えないほど力に満ち溢れ、説得力があり、心に訴えかけるものがあった。その場にいた全員が信者になると誓い、お札を下駄箱に貼り付けた。

友人Bの勧誘も実に巧みだった。誰に話せば一番噂が広まりやすいかを友人Bは知り尽くしていた。すぐに手元にあったお札はなくなり、増刷をすることになった。学年のほとんどが入信し、シールは飛ぶようになくなった。匿名投票のための空き下駄箱は常に紙が入っている状態で、ランドセルの蓋にシールを貼るのが大流行した。

3人はそれで満足し、たかを括っていた。小学生拡散力を舐めていたのである

拡散組織化

夏が来て塾の夏期講習が始まってから、他校の生徒に声をかけられることが多くなった。もちろん入信の申し出で、最初は喜んで案内をしていた。

だが、20人を超えたところで不安になり始めた。なにしろ、塾でしか会わない人間である匿名投票匿名性は失われ、よく知らない人間善悪判断しなければならない。

3人は作戦会議をし、組織化をしなければならない、と結論を出した。信者たちを支部に分け、各支部ごとに信者たちをよく知る支部長を置くことにしたのである

それと同時に、今まで全て3人で行っていた運営テコ入れをすることにした。

まず、専門のデザイナーを雇った。非受験組の絵が得意な信者シールとお札のデザイン一新させた。毎月シール図柄を変え、飽きの防止とインフレの防止を図った。

また、情報屋も雇った。告解で得た情報さら価値のある情報を交換するためである。これは画期的で、「この秘密を話すので誰々の好きな人を教えてください」とかが大変多くなった。

支部長の下に秘密内部監査官も置いた。これは支部長の不正信者との癒着告発させるためである

組織化したことにより、3人の地位は確固たるものになった。カリスマ教祖の友人A、人に響く教えを説く友人B、善悪を裁き組織をまとめる増田

夏休み中もムーブメントは衰えを知らず、信者は増え続けた。3人は有頂天になっていた。

そして学校が始まり、始業式の後、3人は応接室に呼び出されたのである

お叱り

〇〇〇〇教は教師陣の間にも知れ渡っていた。

当然である人間の口に戸は立てられない。小学生なら尚更だ。

つの学校ではなく塾や習い事によりその地区の他校にも伝播した〇〇〇〇教の信者は把握できるだけで数百人を超えていた。

夏休み中、先生方は連携をとり、学校再開とともに終わらせようと話し合いがされていたらしい。

説教は3時間に及んだ。これは、先生方の話が長かったこともあるが、こまっしゃくれたクソガキだった我ら3人がいちいち反論を仕掛けたかである

そもそも、我々は何も悪いことをしていなかった。ただ「いい人になろう」「いい行いをしよう」「いい人たちを尊敬しよう」と言って回っただけである。「ご利益がある」とお札を売りつけたり、告解で得た弱みを握って脅したりもしていない。ただ、善行を行わせて噂を流通させただけなのだ

教師陣もそれがわかっていたのであまり強くは追及してこなかったのだが、我々があまりに舐め腐った態度をしていたのでだんだんヒートアップし、複数教師が入れ替わり立ち替わり講釈を垂れ、最終的に「解散宣言をしなさい」と一方的要求押し付けてお開きになった。

応接室を出て、下駄箱に向かい、校門をくぐった瞬間、3人は爆笑しながらハイタッチをした。

馬鹿め、もうそんな段階にないのだ!」と知っていたからだった。

子供と接しているのに大人である先生の皆皆様方は全くわかっていらっしゃらない。子供禁止されたらもっともっとやりたくなるんだよ!

受験用に詰め込まれ知識であるキリシタン気持ちがその時はよくわかった。抑圧された宗教は熱を増すのである

〇〇〇〇教は密教と化し、いよいよ肥大化していた。

隠語で呼ばれ、ミサと称した会合秘密裏に行われ、塾に通うために学校を休んでいた層もせっせと体育館裏に足を運び秘密を囁くようになった。

教師陣は躍起になっていたが当時流行り始めた学校掲示板mixi日記などで〇〇〇〇教は着実に広まり信者は増え、もはや我々3人の手に及ばないものになっていた。

知らないデザインシールが増え、知らない告解が増え、知らない宗派ができていた。

秋が来て、塾で勉強している間に冬になった。

祭りの後

冬季講習の最終日、いつもの公園ジャングルジムの上に集まり、80円の缶ジュース乾杯をした。

「そろそろやめよっか」と増田は言った。

教祖しかったなぁ」と友人Aは言った。

卒業、さみしいなぁ」と友人Bは言った。

正直、もうその段階ではないことはわかっていた。これはただの勝手な「一抜〜けた!」である

教祖司祭裁判官も全てを誰かに押し付けて、こそこそと逃走するのだ。信者からすれば大きな裏切りであり、大罪だろう。

でもぶっちゃけ、飽きちゃったのだ。自分たちを置いて勝手物事は進んでいくし、勝手教祖を名乗るものも出てくるし、勝手布教されているし、勝手に人が人を裁き始めるし。

だって子供だし、受験もあるし、そもそも進学したら続けられないし。

色んな言い訳をして、色んな人と話して、時にやり合って、押し付け合って、そうしている間に受験学校に行かなくなって、ようやく卒業のために帰ってきたらどうやら全てが終わっていた。

あれだけ熱狂的だった信者たちは激減しており、卒業とともに誰かに譲られるためランドセルの蓋はシールなんてなかったように綺麗になり、空き下駄箱は使用禁止になっていた。

教室の後ろの「いいこと投票」の模造紙は取り払われ、「卒業おめでとう!」の垂れ幕に変わっていた。

こうして、我々の宗教活動は終わった。

最後

友人Aは卒業と共に他県へ引っ越した。6年生になった時から決まっていて、増田たちと最後に何かしたい、と言っていたので「何か」は間違いなくできたと思う。

友人Bは志望校に落ちたので増田とは違う中学に進学した。あれだけ熱心に活動に勤しんでいたというのに引っかかったのは幸運だと自ら笑っていた。

増田中学で若干いじめられそうになっていたが、入学した時に席が前後になった友人に助けられなんとかグループの輪に入れてもらい事なきを得た。教訓としては、コミュニティに入って一番初めにできた友人はなんとしてでも大事にした方がいいということだ。

それぞれ無事進学して、就職して、結婚して、最近オンライン飲み会なるものを開催している。

この間、家族で親元へとUターン引っ越しをした友人Bが酔っ払いながら教えてくれた。

最近子供ランドセルの裏に変なシールをくっつけて帰ってきてさぁ」

友人Aはしばらく黙った後爆笑したが、増田は少し泣きそうになった。

この歳になると涙腺が緩くなって困る。

キリシタン、まだいるのかぁ。

2025-12-06

暇すぎる

30代社会人女性です。最近暇すぎて何をしていいかわかりません。

ランニング読書は昔からやっていて、それでも時間が余っています習い事に行こうかとも思いますが何が良いのかよく分かりません。

皆さんが没頭してる趣味はありますか?参考にさせてほしいです。

2025-12-05

兄が嫌いだ

私は兄が嫌いだ。

幼少期、母に言ったことがある。

「私は兄が恥ずかしい」

母は私にこう言って泣いた。

「なんでそんなこと言うの」

私はその日以来、家で本音を話すことをやめた。

私はよく「悩みなさそう」だとか、「恵まれてるよね」だとか言われる。

実際、恵まれていると思う。

小中高大と私立に通わせてもらい、望んだ習い事は全てやらせてもらった。

大体のことにおいて成功してきたし、容姿も恵まれている方だとは思う。

性格もとんでもなく前向きで、嫌なことはすぐに忘れられる。幸せに生きることに適性がある。

何より私自身も「幸せそう」だと思われるように振る舞ってきた。

が、「悩みなさそう」「恵まれてるよね」と言われるたびに、

「悩みのない人間なんているわけがないのに、想像力のない奴だな」と思ってしまうのである

私の兄は知的障害者だ。

というか、知的障害なのか、自閉症なのか、私はよく知らない。

兄に対してそこまでの興味関心がない。

しかし、一目見て「障がい者だ」とわかるくらいには障がい者だ。

昨今ADHDだとかASDだとかHSPだとかを自認するのが流行っている。

私の周りの人間も9割ADHDを自認している。これは盛っていない。

そういう人間を見るたび私は、

「本当の障害者でもないくせに、ファッション障害者を名乗るな」とイライラしてしまう。

本当にそういった障害を抱えて本気で悩んでいる人には申し訳なく思う。

しかし、本当にADHDやらを自認している人間全員が、心から自分発達障害だと声高らかに言えるのか?

もちろんこんなものはただの八つ当たりだ。

正直私自身もADHDの素質があると思う。

何と言っても血のつながった兄が本物の障害者なのだから、私にも何らかの障害があってもおかしくはない。

が、兄を見ていると「私なんかが障害者を名乗ってはいけないな」と思ってしまう。

人並みの社会生活を送れて、人並みに友達がいて、そんな人間障害者を名乗ってはいけない。

ここで言う人並みの人間とは、一見して“普通人間”として社会に溶け込める人間のことである

常ににやにやした笑顔を浮かべ、爪を噛み、くたくたのシャツを着るような、一目で障がい者とわかる人間ではない、“普通人間”に擬態できる人間のことである

ただの生きづらさを抱えた人間を、私は障がい者として認識はできない。

小さい頃から兄が嫌いだった。

勇気を出して、母親に「私は兄のことが恥ずかしい」と笑いながら吐露したことがある。

少しでも冗談ぶって言わないと、言えなかったからだ。

しかしそんな私に母は泣きながら「何でそんなこと言うの」と繰り返し繰り返し言い聞かせた。

涙を流す母を前に、私は何も言えなかった。

それ以来、私は兄に対する気持ち家族に話すことを諦めた。

私にとって家は、本音を話せない場所になった。

潔癖だった私は、爪を噛むことが癖の兄が触った場所を触るのが嫌だった。

兄の存在のもの気持ち悪いと感じるようになった。

結果、どんどん潔癖症悪化していった。

私にとって家は、不潔な場所だった。

両親の口癖は「あんなに優しいお兄ちゃんはいないよ」だ。

から兄は心優しかった。

しかし、どうしても私は兄のことが好きになれなかった。

どうしても生理的に受け付けなかった。

何度も好きになろうとしたが、どうしても無理だった。

同じ空間にいるだけで不快感が腹の底から湧き上がってくるのだ。

両親は本当に立派な人だ。

まともなコミュニケーションが取れない兄を立派に育て上げ、兄はきちんと働いている。

この両親でなかったら、兄はここまでしっかりと育たなかっただろう。

私自身も、愛されて育った自覚はある。

この両親の元に生まれてよかったと、心の底から思う。

感謝気持ちしかないし、尊敬している。

しかしそれでも思ってしまう。

兄がいなかったら、と。

私の反抗期はなかなか凄まじかった。

私立学校に通っていたおかげで、所謂“グレる”ようなことはなかったが、

家の窓を割り、車を傷つけ、ヒステリックに泣き喚いていた。

今思うと、私にとって家は「安心できる場所」ではなかったのである

兄が同じ空間にいるだけで不快感が押し寄せ、両親はそんな私の気持ちを汲み取らず、反抗期もない兄の味方をする。

まあ当たり前の話である

両親にとっては兄は可愛い子供なのだ

私にとっては恥ずかしい兄でも、両親にとっては愛すべき一人息子なのだ

しかし、兄がいなければ私は、もっと両親と仲良く本音を話せる仲になれたのではないか

何でも言い合える関係になれたのではないか

そう思わずにいられない。

我が家は年に2.3回、家族旅行をする。

両親は常に朗らかで、良い家庭を築こうとしている。

実際、私がいなければ何の問題もない家庭なのだ

障害を持った息子がいるだけの、温かな家庭なのだ

私だけが馴染めていないのだ。

旅行中私は常に不機嫌である

兄がいるからだ。

兄の隣に立つのは恥ずかしい。

周りから変な目で見られている気がする。

家族なのに、他人のふりをしたくて仕方がない。

旅行中は常にそんな気持ちに苛まれている。

私は子供を産むつもりがない。

兄が障害を持っているならば、私が産む子供障害を持っている可能性が高いだろう。

兄を愛せない私が、障害を持った子供を愛せるはずがない。

無邪気に結婚し、子供が生まれたら〜と話す友人を見るたび、黒い気持ちが湧き上がる。

本当にあなたは、子供健康に生まれてくると信じているの?

本当にあなたは、障害を持った子供が生まれても愛せるの?

本当にあなたは、そこまでの覚悟を持って子供のことを考えているの?と。

両親は、私に「結婚は?」だとか、「良い人はいないの?」だとか聞いてくる。

余計なお世話である

何度「兄のせいで結婚する気になれない、両家顔合わせでどんな顔して兄を紹介すれば良いんだ」と言おうとしたかからない。

しかし諦めている。

どうせまた「なんでそんなこと言うの」と泣かれるに決まっている。

まあありがたいことに、あまりにも幸せに生きる適性がありすぎて、結婚せずとも一人で幸せに生きていけそうである

仮に結婚できたとしても、やはり子供は産まないだろう。

なんだかんだ言ったが、私は兄に不幸になって欲しくない。

幸せになってほしい。

両親の言うとおり、優しい人間からだ。

しかし、それでもどうしても一緒にいるのが苦痛で仕方がない。

から、私の知らないところで幸せになってほしい。

早苗ーーーッさつきーーーーッ年少扶養控除を返してくれーッ

どうも、年収中間層共働き夫婦です。

もうすぐ2歳になる子供がいます

がっつり35年ローンで小さな家を建てたので、ローン返済のため子供は0歳児から保育園に預け、両親共に働いて、働いて、働いております

核家族のため、祖父母アシストもなかなか受けられず、かなり苦しいですが、毎日必死に働いて、働いて、働いております

うそう、まずはこどもNISAの導入検討ありがとう

ジュニアNISA廃止になってから子供学費をどうやって貯めるか悩んでいたから、返してくれて助かりました。

今後は生活をきりつめて、きりつめて、きりつめて、子供分のNISAやっていくつもりです。

しかし、こどもNISAでやったーとぬか喜びしていたところに、悲しいニュースが飛び込んできました。

高校生扶養控除縮小のニュース

正直絶望しました。

皆さんもご存知の通り、かの民主党政権がこどもの年少扶養控除を廃止しやがったため、高校生以下の子供たちは税制上の優遇がない状態であります

ちなみに高齢者大人ニート扶養している場合ガッツリ控除がきいてきます。なんで?

現状、子供手当は3歳までは月15,000円、3歳以上からは月10,000円貰えますが、

子供ご飯をもりもり食べ、すくすく成長するので洋服はすぐにツンツルテンテンになるし、大きくなって習い事や塾に行くようになればそれだけ出費も増えるし、大変です。

我が家方針では、子供は取り敢えず2人にする予定ですが、もう少し生活に余裕がもてるようなら3人目も産みたいと考えておりました。

でも子供扶養控除のさらなる縮小のニュースを見て、3人を養育するのは無理だなと感じました。

この扶養控除縮小について、私立高校無償化を引き合いに出されていましたけど、県や公立ならともかく、私立高校無償化って必要なのですか?

田舎では、そもそも私立高校がごく少なく、皆公立高校に進学しまから、あまりピンと来ません。

それに私自身が中学3年生だった頃を思い出すと…

家が裕福ではない子は必死勉強して私立特待生を目指したり、公立高校レベルを落として安全圏を受験したりしていました。

成績が悪い子は、偏差値の低い県立に行くので、学校教育の受け皿はありました。

都会ではまた事情が違うのでしょうか?

片山さつき大臣は以前ご自身YouTubeチャンネルで、有権者に夢があるような政策がしたいとおっしゃっていました。

このタイミングでの高校生の年少扶養控除縮小のニュースは夢が無いです。夢が無いどころか悪夢であります

2025-12-03

anond:20251203183813

習い事行ってたら遊ぶ時間全くないみたいなのってキショおじのくっさい葡萄丸出しだよ

なんもなく自由だったお前はいまだにチンポ腐らせてるし

習い事行ってた方が出会い自体は増えるから

毎日習い事に行ってた子達

中学校時代毎日習い事に行かされてて、あんまり子供らしく遊んでこなかった子達が大人になって最終的にどうなってるのかが気になる

みんなそんな成功できるもんなんかね

2025-12-02

anond:20251202061747

地方だと、各種の習い事社会でどう結実するかがわからない。バレエをやっててもバレエの公演は観られない、水泳やってても水泳選手は見たことない。英語を習っても英語を喋る適法滞在してる外国人を見たことないとかね。美術館博物館存在すら知らず、故にハンデすら気づかない子もいる。

東京にきて「え?こんなに公演が?」とびっくりしたよ。一歩ずつ追いつくしかない。

2025-12-01

お金がないか子供が産めないは嘘。単なる贅沢病ですよね。

最近よく「お金がないか子どもを産めない」「子育て支援が足りないか少子化が進む」って言う人いるけど、正直あれを読んでいると違和感しかない。

とくに、はてブを読むと、まるで子育て支援さえ増やせば少子化は止まる、みたいな話をしている人までいる。

でも、それって本当なんだろうか。

よく考えてみれば、昔より今のほうが生活水準って圧倒的に上がっている。

今はほとんどの人がきれいな家に住んでいて、服だって昔よりずっと安くて質がいい。

外に出れば、コンビニでもスーパーでも安くておいしいご馳走がいくらでも買える。

洗濯掃除家電勝手にやってくれるし、ネットで何でも調べられる。

それなのに、少子化はどんどん進んでいる。

もし本当に「お金がないから産めない」が主原因なら、生活水準がここまで上がった現代ほど出生率が落ち込む理由がないはずだ。

技術も便利になって家事負担も減って、食料も衣服も圧倒的に安定して手に入る。

しろ産みやす環境だけを見れば、昔より整っている部分は多い。

それでも出生率は下がり続けている。

じゃあ何が起きているかと言えば、「昔より生活が苦しい」ではなく、昔より当たり前だと思う生活レベルが上がり続けているということだと思う。

広い家が必要子どもには良い習い事を……、進学も妥協せず……、旅行外食も楽しみたい……。

そうした自分たち基準を守ろうとすると、子どもを持つハードルがどんどん上がっていく。

結局、「お金がないから」ではなく、自分生活レベルを下げたくないか子どもを持てないというパターンが増えているだけなんじゃないか

という視点無視されがちだ。

もちろん、明確に経済的に苦しい家庭もあるし、子育て支援が一切不要と言いたいわけではない。

ただ、「全部お金のせい」という単純な話では説明できないのは明らかで、生活水準が劇的に上がった社会ほど少子化が進む、という現実無視できないと思う。

お金がないか子どもを産めないが絶対真実みたいに扱われているけれど、それだけでは説明しきれない。

しろ、豊かさに慣れすぎてしまった現代人の贅沢病のほうが、少子化の根っこにあるのでは?

そんなふうに感じてしまうのだ。

2025-11-30

新鮮な厨二病を浴びた

先日子供習い事(造形系)についていったら、同じ教室男の子ふたり取り組んでいて、そこでの会話が本当に厨二病まっさかりだった


「俺性格悪くなったけど成績上がったw」

世界平和って、人権を捨てなければなしえないんだよねw」

正義の反対は別の正義w」

正義とは勝った方で、悪とは負けた方w」

「いやーこの話すると部屋の空気www


その他にもネットミームの話がたくさん

物事の核心が分かってる俺!

甘っちょろい話には騙されない俺!

というのを1時間ほど浴びて、げんなりした

マスクしててよかった すごい顔になってたと思う

言葉遣いも(年相応に)悪いので、あんまり我が子に聞かせたくはなかったけど、そろそろこの教室卒業するそうなので気にしないことにした

話を聞いているとどうやら中1くらいのようで、なんというか、年頃の健全な成長である気もする

これを家で聞かされてる親御さんを思うと胸が痛いけど、我が子の作品を見て「すげえ!」と楽しんでくれたり、我が子がうまく作れないところを「こうしたらいいんですよ」と先生議論していたり、素直でかわいいところもある

男児育児って難しいな うちの子にもこういう日が来るのかな…………

しか厨二病、間近で浴びると疲労がすごい

先生もよく聞き流してるな そこはやはり子供相手にするプロなんだろう

どうか彼の経過が良いものでありますように

2025-11-27

anond:20251125190757

そこよりほんのちょっと人の多い場所で育ち今東京子育てしてるわいの意見

 

>・教育習い事選択肢が少ない。

習い事の意義は以下の2つ

・何か規則正しく努力をして向上するという経験を得ること

・親以外の信頼できる大人関係性を築く経験を得ること

習い事でなくともこれができる機会をもてるようにすると良い

 

ただ選択肢や機会が少ない分、努力したくなる何かや信頼できる大人出会いづらいのはある

学歴的な意味での勉強面は教材も動画もあるから何も問題ない

 

>・交通手段が車しか無い

大人は何も問題ないというか都会の公共交通機関利用より便利

 

一方で子供立場だとどこに行くにも親に送ってもらう必要が生じるのと

世にある様々な機会や場所存在普通に暮らす中で認知しづらい弊害が生じる

(これが自分の中ででかくて子供のためだけにチャリ行動圏が日本一充実してる場所に住んでる)

 

なんで親から積極的世界を広げるように連れ回したり

子がどこか行きたい時はいつでもどこでも喜んで足になるスタンスでいるべき

車で1.5時間くらいの範囲子供が興味持ちそうな場所は全部調べ上げて毎週末連れてこう

 

>・小規模な学校しかない

これは経験してないかわからん

2025-11-26

昔「子供1人に大学卒業までかかる費用は1千万」って保険屋のお姉さんに言われたから、ホントにそんなにかかったのか書き出してみた(暇人すぎる)

息子(20)の場合

学費

小学校 月5,000円×6年間=360,000

中学校 月5,000円×3年間=180,000

高校 月10,000円×3年間=360,000

大学 年間550,000×4年間=2,200,000

受験

高校 17,000

大学 50,000

入学

高校  5,000

大学 280,000

学用品

中学校 制服一式 30,000

高校 制服一式 50,000

   教科書 60,000

大学 パソコン 200,000

教科書  50,000

習い事

プール 月5,000円×3年間=180,000

ピアノ 月7,000円×13年間=1,092,000

定期代

高校 月1万×3年間=360,000

仕送り

大学 月10万×4年=4,800,000

総額10,274,000円!!!

かかってる!かかってた!保険屋のお姉さんの言ったこと嘘じゃない!!

ちなみに息子の場合

●小中高と塾無し

●小中高全て公立

大学国立大

受験高校大学公立私立それぞれ一校のみ受験

から、恐らくしっかり塾に通わせてるお子さんに比べると、圧倒的に安く済んでる方だと思う。仕送り総額480万だけど、中高で塾通わせたら同じくらいかかるよね?

もちろんここに書いていない、食費被服代医療代理美容部活お小遣いまで「子育てにかかるお金」とするならば、恐らくあと200万くらいはかかってるよね。

あと息子の場合大学院も行きたいって言ってるから仕送り学費プラス2年分増えるよね。あと350万‥‥。

息子1人に1,600万円!!!!!

このお金は何の見返りもない我が子への投資って考えたら、すごいよ、世の中のお父さんお母さん。私たちみんな頑張ってるよな。

人生終わった人間記

思えば俺の母親は"母"をやるには資質が無さすぎた。

子どもに言うことを聞かせるための(これも思い返せば躾の一環というより母の我儘を通すためのものだった)、例えば説得する能力だとか論理的説明する能力が足りなかった。

そして口で子どもを言いくるめられないとわかった母は、殴る蹴る・飯抜き・怒鳴る・大切なものを壊すという手段を選び、幼少期の俺にはそれらの効果がテキメンなことを理解しそれを繰り返すようになった。

また母は生来コンプレックスが強く、いつも誰かの学歴若さ自由であることをひがんでいた。そして同時に(守られる立場の)"子どもであること"にさえ嫉妬していた。

俺を自分コンプレックスを代わりに晴らしてくれる操り人形にしようとしたし、俺が"子どもであること"にムカついたときは憂さを晴らせるサンドバッグにしようとした。

英語空手水泳、塾、サッカーソフト……

毎日なにかしらの習い事が入っていた。

疲れた顔を見せると「自分がやるって言ったじゃん」とお決まり文句を言う。

しかに「やるよね?」とは聞かれて、「やる」と答えた。

そう言わないと、殴られたり蹴られたり「あんたのことを思っているのに! 恩知らず!」とヒステリックに怒鳴られる。

(どうしても嫌でずっと「やる」とは言わなかった時があった。母は自分の思い通りになるまで夕飯終わりから深夜にかけて、そして夜が明けてもずっと怒鳴っていた。眠そうな素振りを見せると殴られ起こされた)

こんなこともあった。

母が突然、量販店に俺を連れていったことがあった。

(俺が使っている)毛布を買い替えた方が良いと思って。

もう汚いでしょあれ。

新しいの選んで。

そう言った。

俺は嫌で、黙っていた。

母が汚いと言った毛布はあの頃の俺にとっては"あんしん毛布"で、家庭にも心休まる場所のない俺の精神にとってすごく大事ものだった。

それを替えたくなくて選ばずにいると、母はもういい!と怒って早歩きで駐車場へと向かっていった。

慌てて追いかけると、車が無い。

ここまで連れてこられた車が無い。

追いていかれたと思ってパニックになって、泣き叫んだ。

そのうちに店員さんに保護され1時間ほど経って母が帰ってきた。

にこやかに店員さんに「〇〇くん〜! 良かったー! はぐれちゃって心配したんだよ! 本当にありがとうございます!」と挨拶をし(外面だけはほんとに良かった。少し成長した後、周りの人間毒母について相談しても信じてもらえず「甘え」認定されて終わった)、もう一度毛布売場に俺を連れて行った。

「毛布選んで。選ばないと今日から寒い寒いだよ。汚い毛布はもう捨てたから」

やるせなさにいっぱいいっぱいになった俺を『してやったり』という微笑で見る母の顔を今でも覚えている。

小学校に上がるより前から、もう生きるのがつらかった。

心はずっとぐちゃぐちゃだった。

(今は、少年期でも鬱病はあるという認知が広がっているらしいが、この頃[20年前]は少年期の鬱病はおろか精神疾患に対する偏見が今よりもっと酷かった)

母は一貫性が無い。

思いつきで俺を様々な方向へ行かせようとして、そしてそれに従わないと大人子どもの差を利用して心をめためたに潰してくる。

そして、たまに甘やかすのだ。

「母は愛してくれていて、期待に応えられない自分が悪い」って感情と、

「この苦しみの元凶はこの女である」という本能という相対するものが頭の中を絶えずぐるぐると回っていてこの時期が人生の中で一番辛かった。

なんとか死なず(死ねずに。自死は何度か考えたが、怖かった。怖すぎた)に中学高校と俺が成長していくにつれて、大人子どもの差を利用できなくなっていった。

殴る蹴るは成長した男の身体には効かず、飯抜きもどうにかできるようになり、大切なものもあらかじめ隠しておくようになった。

たこの頃からインターネットそもそも俺の移動範囲が増えて図書館から毒親(まだこの名称一般的では無かったと思う)や虐待に関する知識を得られて、前述の「この苦しみの元凶はこの女である」という本能確信を持ち始めていて、母に抗うようになっていった。

(言い返せるようになったからといって平気になったわけではなく、言い返すたびにエネルギーの消耗は激しかったし、なにより虚しくひたすら悲しかった)

母はおそらく焦った。

今まで好きなように動かしていた人形自我が湧いたのを。

そしてやはりそれを受け入れる資質が無かった。

高校3年生の冬、相変わらず母は毎日俺を"矯正"しようと怒鳴ったが(子の受験期よりコントロールを取り戻すのが大事なようだった)、俺はいっぱいいっぱいになりながら勉強を重ね、センター試験ではまあまあの結果を残し、県外の国公立大なら進学できるかもしれなかった。

だが(授業料等は自分でなんとかするにしても)、どうしても県外まで受験しにいくお金が無かった。

俺はここまで母への憎しみばかり記してきたが、この頃はまだどこかで『親は子を愛しているものだ』という偏見を抱いていた。

また高卒の母の息子が国公立大学に行くというのは、母のコンプレックスを代償として晴らすという点で目的合致しているように思われた。

から、金の無心をしに勇気を持って話し、そこで出願書類ビリビリに破かれた。

「お前のような親不孝者の人生なんか応援しない!」

真っ赤な顔をしてボロボロと涙をこぼしながらわめいていた。

全然言うことを聞かないで。生意気言って。親の言う通りにしないで。

都合の良い時だけ頼るな。

もう良い。

働け。働いて今までお前にかけた金を返せ。

そう言った。

子どもがおままごとかなにかをしていて、最初は楽しぬ遊んでいたんだけれど思い通りにいかなくなったとたん、どうでもよくなってすべてめちゃくちゃにするようなことがあるけど、それを実の子人生でやったのだ。

そうして少し落ち着いたあと、おそらく急に『人(子)の人生を壊した』ことに怖くなったのか「お前の人生からな」と俺を突き放した。

上の記事コメントで『体験を書いてみたら』というものがあった。

自分境遇省みる過程の中でネットにあまり虐待体験期は転がっていない(女性のものは時たま見かけるが、男のものはほんとに見ない。まるで存在していないかのように)のが気になった。

からここに記してみる。

"同じような境遇の人がいるんだな"程度でも役立ってくれたらいいな。

努力できるのは育った環境によるのか

努力ができるできないは、育った環境によって変わるというのは本当なのだろうか。

仲のいいネ友界隈でこの議題が上がった際に、自分発言複数人逆鱗に触れてしまたことがある。

そして、この身内内炎上ともいえることで、自分は平々凡々な人生を送ってきたが、そうではない、もしかすると箱入り息子だったのかもしれない、と思ってきた。

そうすれば、自分が今まで頑張ってきた勉強音楽父親仕事の都合で同行したつらい現地生活……こういったものは全部下駄だったのか。

あるフォロワーが、「今の時代努力でどうにでもなると思うなよ、」とつぶやいていた。

俺はそこそこ熱血根性のある性格をしているのと、感情論より論理派なので、違うのではないか、と異議を唱えた。

努力すればどうにでもなる」「今はまだ20代だけど、30、40になっても努力しないつもりなのか」「自分自分努力によりいろんなことを叶えてきたし、いい年した20代後半の男だけど、まだ叶えたい夢も目標もある。今が一番若いから挑戦しないのはもったいない」「未成年時代の勉学などの努力環境がよかったから、で一掃されるのは腹が立つ」

こんなことをいろいろ言った気がする。

俺は中学から進学塾に通い、某都内公立高校上位に進学し、早慶上位学部に進学。父親の転勤、自身留学で二か国に年単位で住んでおり、英語TOEICでは満点、現在普通会社員として都内会社に勤めている。テストの点数や学歴指標としてわかりやすいから載せた。

気持ちとしては能動的に何かをしなきゃ!となったことがあまりなかった。

しろ普通の人よりも試練ばかり与えられて、それをコツコツこなしてきた人生だったから、大変だった、頑張った、そんな気持ちが強かった。

父親の転勤による海外滞在別に自分の功績ではないし、塾も通いなさい、と言われていたから頑張っただけ。英語も現地で身につけないと生きていけないから、頑張っただけ。

大学も同様、周りが東大を目指して頑張っていたから頑張っただけ。

当然ガキの頃なんて勉強もしたくないし、知らない外国人に囲まれたくないし、英語勉強したくなかった。

附属高校に通って大学進学で楽をしたい、その思いで勉強していたような人間から、前向きな原動力ではなかった。

習い事としてやらされていた、バイオリンピアノ別に弾きたくなかった。乗馬だけは好きだった。馬が好きだから部活剣道茶道弓道も好きだった。

馬と和道・武道以外あまり前向きな思いで動いていたわけではなかった。

そのため努力をせずに、環境がよかったとぐちぐち言われると、なんでこれくらいできないのだろう、嫌々やっていた俺ですらできたことができないってなぜだ、そう思っていた。

逆鱗に触れたフォロワー父親がいなく、東北田舎のほうに住んでいた。

東京にずっと憧れていたが、親から学校なんて行く意味がないと言われ、高校留年し、当時付き合っていた方に毎日朝起こされて、なんとか卒業したらしい。

今は他人の家に居候し、風俗店黒服をやっている。趣味TikTok可愛い女の子を眺めることと、通話依存症で常にXでスペースを毎日開いている。

音ゲー太鼓の達人鉄道、化粧、カメラが好きで、気に入らない女フォロワーのことを平気で女性器の名前侮辱する。

なんとなくそフォロワーのおかれている状況は知っていたが、田舎の人は学校に行かなくていい、親が勉強理解のある人があまりいない、とかなりの人から意見をもらった。

かに、俺も都内公立中学校に通っていたが、休み時間勉強していたりするとマイルドヤンキーたちに絡まれて、いじられたりしていたからそういう層が一定数学社会日本にいることも知っている。

でも、世の中学歴だけではないと思う。

俺はこの議論の時に、「どんなことでも努力している人はすごい」とも意見を述べた。

例えば、彼氏とすごく仲が良くて結婚まで行きそうとか、サブカルチャーに詳しくて自分の知らないことについてたくさん語れる人。

推しアイドルが大好きでその子についてなんでも知っている人、ポケモンカード大会にたくさん出ていること。

仕事情熱をもっていて海外赴任までたどり着く人。ディズニーにとても詳しくて電話をすればすぐにわからないことを教えてくれる人。

全部これまた俺の仲いい友達の特徴だ。

これらは全部一種努力なのではないか?まだまだ書ききれないものはたくさんあるが、どれも自分にはないものばかりだ。

そしてどれも自分が身に着けようものならそれなりの時間をペイしないと得られないものばかりだ。

から俺はこういった友達尊敬しているし、一緒にいて知見を得られる。楽しい時間を過ごせる。

努力する人が好きだし、努力できる人はかっこいいとも思うし、そうなりたいとも思う。

そしてこの友達バックグラウンドバラバラだ。地方済み、都内一等地住み、離婚済みの親、両親健在、一人っ子兄弟がいる、奨学金を借りた、大学中退一流企業に勤めている…

千差万別環境で育った人の中でもできる努力はあるし、努力によって磨かれた才能があると思うのはあまりにも性善説すぎる考えだろうか。

先ほど挙げたフォロワー自身も、ダイエットで数十キロ落としている。これも努力結晶ではないのか。

環境が仮に悪くても、自分とは違った努力の仕方をしている人はいるし、それはすごいことだと思うのはいけないことなのだろうか。

あとそもそも、成人したら親が~とか、環境が~とかは一切通用しないと思っている。むしろ成人してからが、親からのしがらみが溶けて本番だと思っている。

そのため俺はいまやりたいことや叶えたいことがいっぱいある。音楽を習い始め、歌の練習もしたり、ジムに通ったりしている。

努力すればなんでもできると思ってしまうのは、性格なのか、幼少期からの凝り固まった考えなのか。

また、この一連の自分の考え方がボンボン箱庭温室育ちの息子なのか、そうではないのか、誰か教えてほしい。

20代半ばにもなって、世間の事をあまりにも知らなさすぎるのかもしれない。

anond:20251125190757

習い事で何を想定してるのか知らんけど田舎民は当然に親が車で片道1時間程度の送迎すんだよ。

そこまでいかなくとも、レア習い事でもなければ田舎でもなんだかんだあったりするぞ。

塾くらいならそこまで遠くにもならんだろ。

あと、都会に暮らしてると「色んな事へのアクセスが楽」という安心感は確かにあるが現実的にじゃあ何にアクセスすんのよというと実際には大してアクセスしないだろ。

学校については公立が合わなかったら私立検討する程度で良い。

大学から一人暮らしさせるつもりで仕送り貯金しておけ。

最後に、首都圏なのかそれ以外か知らんけど、東京・都会への何となくの憧れ感みたいなのを息子氏へ刷り込むなよ。

ぼんやりした憧れを持った田舎育ちが特にプランも無く東京に出てくるとだいたいろくでもないことになる。

2025-11-25

追記田舎の子育て

30歳同い年夫婦

息子もうすぐ一歳

私は新卒から中核市市役所職員として働いていたが、小学校教員である旦那結婚後、お互いの職場が車で2時間半ほど離れていることもあり遠距離通勤だったので、この度旦那職場であり地元である市役所に私が転職することになった。

(ウン年ぶりにSPI勉強した。頑張った。)

引越し先は人口一桁前半万人の自然豊かな田舎町。

まれも育ちも政令指定都市で、大都市に出るには電車20分というところで大学生まで育った私にとっては、あまりにも未知の土地である

田舎の子育てに、私は不安で押し潰されそうになっている。

主に心配していること。

教育習い事選択肢が少ない。

旦那電車通学で少し都会に出て、中高一貫の私学に通っていた。大学まで公立しか通ってこなかった私は「中学から私学なんて金持ちだなぁ」と思っていたが、高校選択肢が少なすぎて、中学から私学に入れた方が安心だという親心だと後にわかった。

交通手段が車しか無い

車は1人一台必須

駅は家から遠く、大都市までは電車で1時間以上。本数は30分に一本。

習い事へは自転車で、なんなら小学生時代から勝手電車切符買って大都市に遊びに行ったり、親に内緒カラオケに行っていた私からすると、子供はどこで何して遊ぶんだ!?と思ってしまう。

・小規模な学校しかない

小学校中学校は基本1クラスクラス替えはもちろんなし。

人数が集まらないので、部活動選択肢がとても少ない。

校区が広すぎて、小学校から電車スクールバス通学のところもあるらしい。

小1の壁がエベレスト級。

その他都会と比べて、不便なところを挙げていくとキリがない。

それでも私の勤める中核市ではなく、旦那地元に行くのは、メンタル疾患の私を支える旦那職場環境を守るため、義実家が近いため、将来はでけえ義実家の家を丸々貰える可能性が高いためなど、メリットがあるから

でも本当こんな状況でどうやって子育てしていこう…。

もちろんそこで子育てしてる人はたくさんいるし、市役所からワーママもいるんだろうけど、都会から越してきた人間からすると、ハードルが高すぎるよ…。

田舎子育てしてる人、田舎メリットとか、乗り越え方とか、教えてください。


追記

朝起きたら多くの人に見られててびっくりした!

こうやって意見をもらえるの憧れだったから嬉しい~。

色々建設的な意見をくれた皆さんありがとう

ちなみに釣りではないです。私の知る情報だけ集めたか不思議田舎になってるかも…(笑)

こんなに読まれると思ってなかったから、特定はご勘弁を…。

頂いた意見を見て思ったことなど。

子育て環境よりメンタル疾患の方がよくない。自分で決めたなら腹を括れ。

田舎の子育てより、未知への不安が大きいのでは。

本当にそうだよなと思いました。

今は転職引っ越し子育ても始まったばかりで、私の人生の中でも一番と言っていいほど大きな変化の渦中にある。

子ども心配をしてるように見せかけて、自分不安を少しでも軽くしたいだけなのかもと思ったよ…。

息子よ、こんな母ちゃん申し訳ない…。

息子のためにも、困難を乗り越えて成長できる母親になりたいな。

もっと田舎で育った。その中でこんな経験をした。

大都市まで通勤圏内。そこまで田舎じゃない。

田舎で育った人の意見、本当に参考になる!

かに言われたらもっと田舎もたくさんあるし、そこで子育てしてる人もたくさんいるよね。

ないものを探すより、あるものを見る癖をつけていきたいなあ。

義実家との関係は各々の事情があるので、あんまり触れないつもり。

だけど田舎であっても旦那地元に行こうと思ったのは、人生で一番大切な人で、信頼しているから。

その旦那と頑張って子育てしていくためには、中核市よりも旦那地元の方が合ってると自分の中で納得できたから。

今は不安が大きくて、大変なことばかり考えちゃうけど、家族三人頑張っていこうと思います

2025-11-23

これはかなり的を射てるなと思った

なんであっても程々に習熟するのが人生成功のコツで、極めようとすると途端に茨の道になる

大学勉強学部修士レベルで終わらせるのが正しくて、研究者になろうとすると人生失敗する

習い事で妙に才能を見せてしまうことはマイナスであり、プロになるか?みたいな話が出てくるとまたまた清貧への道が開かれる。ピアノは4歳に始めて9歳までにやめるのが正しい

https://x.com/shenmacro/status/1992178430016942508

2025-11-22

anond:20251120233108

そんなにAI臭いのかこれ?俺も昭和全開だから時代の流れについて行けてないわ

 

俺も自分では勉強しなくて京大に入った口だ、努力習慣なくて出世から外れて今はしがない個人塾を経営してほそぼそやってっけど

  

塾で子供見てるけどさ、勉強でも部活でも活躍できないってなら、動物園公立中学は正直キツイと思うよ、俺自身中高一貫だったからかもしんないけど

所謂鈍くさい感じじゃないの? そういう子って公立中学自尊できるアイデンティティを築くの大変な気がする、イケメンなら別だが。

 

からでも中受間に合うと思うけどな。昔の子供余り時代と違って今ってどこの私立も超ウェルカムから、1年あれば下位私立にはねじ込めるよ

で、下位私立でも私立中はそれなりにちゃんとしているから、動物園公立中よりははるかにマシだと思う、まあ南関東愛知大阪京都兵庫都市郊外部って前提にはなるけど

親が頑張って入試説明会とか行けば、そこで加点してくれっからポイントでかなり合格に近づくよ、増田みたいな家庭なら歓迎だろう

  

  

あと仕事柄どうしても追記する気になったけど、小学校カラーテストで40-60点時には20点は本気で相当やばいよ、増田にはピンとこない世界すぎてヤバさ加減わかってないけど

「余り勉強が得意ではない」ではないよ、医者じゃないから診断は下せないけど、現場対応する教師からしたらLDスレスレって思いじゃなかろうか

20-40点の時は、そもそも問題意味がわかってなくて、なんとなく聞いた記憶があることやてきとーに書いてるだけ、問題を解くってステージに立ってない

 

このまま行くと、中学英語数学教科書自体が全く意味がわからない、学校の授業は座ってるだけになる

おそらく通分とかできてないだろうし、分かってないくせに無理やり書こうとするのが関の山。分かってないって状態理解してないから聞くこともできない

勉強得意なんだから横に座ってみてやってくれ、恐ろしく基本的なところからわかってないから。それか勉強スポーツ以外に得意な分野・好きになれる分野を一生懸命一緒にさがしてやれ。

ゲーム好きなら一緒にやってやれ、でもゲームも才能や努力必要だろ、ゲーム自分を好きになれるだけの資質があるかは一緒にやってりゃすぐわかるだろ

 

そういう学習状態中学に上がった子を塾で見てると不憫になるんよ

  

中1冬に入塾するまで、You意味が分かってない子とかいたよ。となりで見てたら、辞書の使い方わかってないから一個の単語を調べるのに10分とかかけてた、そりゃしんどすぎて勉強にならんわ(厳密には2字目以降もアルファベット順に並んでるってことを知らずに総当たりしてた)。辞書の使い方は国語辞書だけど小3で習うんだがな。そこからダメだったわけ。

当たり前だけど数学英語以上に小学生からの積み上げだし、今は子供が泣きながらでもわかるまでやる教師とかほぼおらんから、下手したら九九から7の段とか8の段とかは怪しいと思うよ。増田からしたらπが出てきたり方程式習ったりして中学数学ってなんて楽になるんだってくらいに思ったかもだけど、文字式って本当に算数数字感覚を積み上げて無いと、いきなり文字数字も一緒だからって言っても概念理解できんのよね

  

  

つらつら書きなぐっちゃったけど、勉強は才能なさそうだし恐らく相当苦戦するわな。勉強しか立身出世の道がない科挙時代じゃないんだから色々探しなよ。

「机に縛り付けて勉強させた方が良いんだろうか。金をかけて色々な習い事をさせた方が良いんだろうか」 

こんなとこにこんなこと書いてないで、さっさと色々やらせてみなよ。金かけるもんも手間かけるもんも。一緒に釣りでも行ってアタリを待ちながら息子の好きなことについてゆっくり話すとかでもいいじゃん。カネだけじゃなくて育児奥さん丸投げで手間もかけてないんじゃないってのが見えるようで悲しいわ

  

…そういう淡々としたところがAIっぽいって言われてんのね。

ここまで長文書いてようやく納得した、俺もまじ馬鹿老害だわ

2025-11-21

anond:20251121045459

いいよね、ダンバイン…😟

子供の頃は部活動習い事があったので、ダンバインエルガイムZガンダムをあまり見た記憶がないのだけど、

大人になって改めて観て、ダンバイン文句なく素晴らしい。

エルガイムは途中から富野監督永野護に投げちゃうんで、段々酷くなっていって、あのオチ…😟

最近ザブングルYouTubeでやってるのを観てるけど、子供の頃にはこれの良さが分からなかった

今はキングゲイナーがあるからザブングルもなんか色々似てるところがある

というか、キンゲもいいよなあ…😟

ザブングル第一から、なんかごちゃごちゃしてる印象があって、段々話がスッキリしていくみたいな…

やっぱり、ファーストガンダム第一話は奇跡的なんだと思う、教科書にしたいアニメ

アニメ関係ない、映像関係者で、演出脚本は必ずこれを見ろ、みたいな…

2025-11-20

学校勉強運動も苦手な息子(小五)が将来独り立ちできるようになるため、親は何をするべきか

小五の息子。

学校テストはいつも40~60点の間をウロウロしており、悪いとき20点代もある。俺(父親)が自宅で勉強を見てやっても分かるが余り勉強が得意な方ではない。

運動も苦手で、小学校入学と同時に入ったサッカークラブは全く着いていけず半年で辞めてしまった。学校の体育も、補講を受けるほどではないが芳しい活躍はしていないようだ。

実は念のため幼児の時から発達検査などを受けていたが、全てシロ。なんの診断も降りなかった。

実際、学校の態度で何か言われたこともなく、サッカークラブを辞めたころ多少反抗期は有ったが基本的に優しい子だ。

要するにちょっとだけ要領が悪くて奥手なだけで、普通ゲーム好きな可愛い息子である

顔も、ゲーム好きなところも、ちょっと生意気性格も全部俺に似ている。

勉強以外は。

俺は公立の小中高を経て、実家から通える京大工学部に入った。特に勉強を頑張った記憶はないし塾にも行っていない。体育や音楽の実技はてんでダメだったが、五教科は学校の授業をなんとなく聞いていたらそれで十分だったからだ。陰キャ友達徹夜スマブラしたりしていたことの方がよく覚えている。

大学でもゲームサークルみたいなところに入ってポケモンモンハンにはまりバイトあんまりせずゲームばかり修士までの6年間続けて、学科の推薦で今のメーカー研究職に収まった。

こう書くと嫌みにしか聞こえないが、俺は学校勉強で苦労したことがないから、今息子に本当の意味で寄り添えている自信はない。

息子が小学校テストでつまづくとは正直思わなかった。彼は何が分からないのかが俺には分からない。教科書読んだらテストの準備なんてそれで終わりと思っていた。

妻は今からでも中学受験に切り替えればとか言っているが、正直今からでは間に合わないと思う。

それに、多分息子本人のためにもならないと思う。無理やり中受の勉強をさせても身が入らないだろうし。

でも、学校勉強で良い点を取って良い大学に受かって良い会社に入る、という昭和臭全開の人生しか俺は経験していないから、その勉強が出来ないとなったときに、将来息子が独り立ちするにはどうすれば良いかが分からない。勉強が苦手で、今のところ他に得意なことも見つけられていない我が子に対して、親は何をしてやれば良いのか分からない。

机に縛り付けて勉強させた方が良いんだろうか。金をかけて色々な習い事をさせた方が良いんだろうか。

息子が生まれから一度も心から可愛いと思ったことがない

寝てて静かな時は、助かった、このまま朝まで静かに頼む、となるべく触れないようにする。

”大変な毎日だが寝顔を見ると癒される”というよその人の子育てをネットで目にすると、精神構造が別物だなと思う。

高熱時や危険な行動でヒヤッとするシーンでは息子を心配一方で、心の奥底の実際の本音では「もしものことがあったら私の責任になるからやめてくれ」と思ってしまう。

逆に、私に全く非がない状態で、もしもものことがあったとしたら、きっと私は、しばらく静かにひとりの時間をすごしたのち、やっと解放されたと安堵するだろう。

昔のドラマイグアナの娘というのがあったが、あの母親気持ちがよくわかる。

子の異様さ。親の愛情を求める子が気持ち悪くて仕方がない。近づくな。私を求めるな。

息子が触れ合いを求めてくる時は「愛情に溢れた正しい親の振る舞いとは」を頭の中でいったん検索し、それらしくできるだけ演じる。でも息子はきっともう勘づいている。

寝かしつけの際、息子に触れてしまう側の半身は蕁麻疹が出るので、長年ビラノアを服用している。

「この子は何かおかしい」と思うし、離婚たこの子父親は確かに精神異常だったし、私自身にも問題があるのはわかっているが、なるべく「正常に育てたい」と10年間頑張ってきた。

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。

関わりたくない関わりたくない関わりたくない関わりたくない。

汚い汚い触らないで。

でも、まともに育ってくれないと困る。

怒られる怒られる私が怒られる。

ちゃんとして、あなたおかしいから。

触らないで。かわいいね。

汚い。えらいね

ちゃんとしなさい。がんばったね。

気持ちが悪い。今日は楽しかった?

マシになるか?マシにならない。

気持ち悪さは消えない。

息子はもうおしっこを漏らすことも、離乳食をひっくりかえして撒き散らすこともなくなったけど

文字がまともに書けない。服の裏表がわからない。筆箱もお道具箱もぐちゃぐちゃ。

まともになってほしい。どう教えてたら良いのか通院・療育・服薬、できることはなんでもやった。

相談できる行政機関教育機関医療機関も全て頼った。

うまくいかない。まともにならない。可愛くない。可愛いと思えない私が歪んでいるのだろうな。

私の親もおかしかった。親の親もおかしかった。父方の家系おかしいようだ。

こんな気持ち悪い生き物にもう関わりたくない。私の知らないところでまともになって生きて欲しい。

消えてくれ。私の目の前から消えて、2度と関わらないで欲しい。そうして、息子の記憶から私も消えてなくなってほしい。

あらゆる犯罪ニュースを見ると、あと数年経ったら息子が加害者になる可能性がある、と思う。

そうならないために、どうしたらいいのだろう?

親の愛?あたたかい家庭環境

頑張っている、努力している、少なくとも装ってる。

衣食住には困らせない、過度にならないしつけ、コミュニケーション、周囲と同程度の娯楽や習い事、お友達との交友関係学校行事への参加、なにをどう工夫しても、息子は気持ちの悪い、犯罪予備軍のまま

あなた母親としてもう十分にやっているよ」という気休めではなく、息子を遠くへやって誰かが真っ当な人間にして欲しい。

私のことは完全に忘れて、母に捨てられたとは傷にならず、社会に溶け込み、迷惑をかけず、標準で、うまいことやってもらいたい。

2025-11-19

下方婚した増田さんへのアドバイス

anond:20251118205909

下方婚増田さんへ。つらいお気持ちをここに書いてくれてありがとうあなたの年齢くらいには結婚生活を続けている人間から、多少のアドバイスをさせてください。

 

あなたはたぶん、自分が夫に対して主に金銭面での勾配を理由につらく当たりそうになることを

1. 自分の両親の夫婦関係

2. 自分と夫の年収格差

に起因するものであると考えているのでしょう。

 

それは違います

 

その二つはあくま十分条件です。つらく当たる理由は「あなたの元から価値観」です。

あなたはまず間違いなく、自身収入が元から低くても、夫よりも年収が低かったとしても、夫に対してつらくあたりそうになります

そして、それは元手がない状況では、すぐに沸点を通り越して、直接言葉に出すことでしょう。

あんたの稼ぎが悪いから○○なんだ」

こんなセリフは、世の中の夫婦特に90年代以前の専業主婦家庭では山ほど聞けるものでした。

 

2000年代以降の不景気日本の衰退から目を背けようとするけど、自分資本をたんまり持ってる金持ちで頭の良いバカもの価値観お金にとらわれない幸せ」が庶民にも浸透したため、こういうセリフは非常にみっともないものと思われるようになりましたが、あなたもおそらく気付いている通り「お金がなくても幸せ」はそのあとに「お金があればもっと幸せ」というセリフが隠れているのです。

あなたはそれを人生の中で自分で稼ぐことで満たしてきた。だからお金がない夫を心の底では見下してしまうのです。

 

この価値観はそう否定できるものではありません。

なんせ、実際にお金があればできることは指数関数的に増えていく現代社会です。増田さんの年収から察するにおそらくは都会住まいでしょう、これから子供ができたら、都会では金の使い方が地方と比べて一桁違ってきます

増田さんが年収を維持するためには、保育園に入れたり、お受験をさせたり、塾や習い事に通わせることも必要になるでしょう。

年収を維持しようとすると、なおのこと金がかかり続ける時代なのです。それはどうしょうもありません。

 

では、どのように解決するべきでしょうか。

多くのブクマカは逃げの親切心で「カウンセリングに通ったらどうか」と言っています

かにカウンセリングによって増田さんの過去のご両親との関係トラウマは解消できるかもしれません。でも、おそらく、ほぼ間違いなく、増田さんご自身価値観は変わりません。つまり意味ないです。

ましてや、仕事を楽なものに下方転職するのはもってのほかです。確実にもっとひどいことになります

 

たぶん、遅かれ早かれ一度、ならず何度か、増田さんは夫さんに爆発します。

増田さんは

たとえ私がライン超えの発言を夫にしてしまっても夫は「ごめんね、そんな風に思わせて、できるだけ頑張るから」と心の底から思って言ってくれていつも通りお茶を淹れてコップまで洗ってくれることだろう。

私がたとえ心身ともにボロボロになっても死ぬまで支えてくれると心から信頼できる。

と書いてますが、それは最初の数回です。

人間はみな「愛情のコップ」を持っています。コップのサイズは人によって違います。おそらく夫さんはすごく大きいのでしょう。

しかし、愛情のコップは相手に注ぐことで減っていきます。その代わり、減ったコップには相手愛情を注いで補充してくれます

なので、お互いのコップの量は注ぎあう愛情によってキープされるのです。

子どもができると夫婦関係改善するとよく言うのは、子供という第三者無償愛情を父母に注ぐからなのです。

片方が片方に愛情を注ぎ続けると、もう片方の愛情は減っていきます

また、愛情ではない負の感情相手にぶつけても、相手のコップは減っていきます。ちょうどコップを揺らして水をこぼすのと同じですね。

彼氏彼女に試し行動を続けた末に急に切れられるってのはまさにこの行動なわけです。試し行動なんかやるもんではないですね。

  

増田さんの現状も、夫の愛情を注いでもらいながら、自分は夫のコップを揺らして中身を減らそうとしているのです。

そんなの、あっという間に尽きるにきまってますよね。

なので、増田さんは自覚的に夫のコップを減らさないように努力する必要があります

それは夫に対して愛情表現をすることであり、夫に憎しみをぶつけないように努力することです。

愛情表現も憎しみの抑制もある種の技術なので、それをカウンセリングに聞きに行くのは否定しません。

しかし、結局のところ、増田さんの努力次第です。

 

こうした中で増田さんがとるべき最も有益な行動があります

それは夫婦ロールモデルを作ることです。

増田さんはおそらく普通愛情を持ちあった夫婦というものがわからないのではないでしょうか。

会社の同僚でも学生時代の友人でもかまいません。もちろん、増田さんの友人ではなく、夫の友人夫婦でもかまいません。夫婦でもしくは家族ぐるみの付き合いができる友人を作ってみてください。

そしてその二人の関係から、お互いが愛情をもちあうことはどういうことなのかを研究するのです。

昨今はなかなか家族ぐるみの友人というのは難しい時代になっていますが、そこにあえてチャレンジしてみてください。

 

この長文が多少なりとも増田さんのお役に立てることを願います

2025-11-14

スマホ育児

アホの息子(7歳、小1)が俺の部屋でRobloxをやってる。

ひみつのおるすばんブームは去り今はBrainrot系

スイッチのFortniteでもBrainrot系をやってる

Brainrotとはなんぞや、俺もよくわからん

イタリアンブレインロットというネットミームがあり、それをオマージュしたゲームのようだ。さっぱりわからん

タブレットバカ動画を見ながらカスゲームをやってる。しかも床オナしながら、絶望しかない。

からチラ見したところゲーム内でタスクをこなしながらキャラを集めているようだ、キャラはどれもアホみたいなモデリング

「キミさぁ、それ楽しいか?人生有益か?アホみたいなキャラの絵を集めるために時間と脳を費やす価値があるのか?

そこに哲学的な問いかけはあるのか?」

「無い!面白いからいいの!」

誰だよ、自制心の無い5歳にスマホを買い与えたのは

俺だ

 

「あとアホみたいな動画、観るの辞めなさい、資本社会奴隷だよ、悪い大人が知能の低い子供を騙して金を稼いでる

キミは貴重な時間を奪われている自覚はあるのか、搾取されていることに気づいてる?

その時間算数問題でも解いてりゃ利口になれるのだよ、有益な本を読めば人生がより豊かになるのだよ、わかっているのかい?」

「観たいものは観たい!面白いからいいの!」

誰だよ、前頭葉未発達の3歳からFire Tablet自由に使わせたの

俺だ

 

ペアレンツコントロールをかけているが制限時間が迫ると

「ぱぱぁ時間伸ばしてぇ」

ダメ、決めたれた時間で遊びなさい、自分自身スケジューリングしなさい」

今日だけ!お願い」

今日だけだよ」

 

で、毎日延長しているのは誰だ

俺だ

 

制限時間はもはや形骸化している

 

子供を愚かにしているのは子供責任ではない、親が悪いのだ

悪いのは誰だ

俺だ

 

から「なぜ僕を厳しく育てなかったのだ」と逆恨みされないよう保険はかけている

 

「息子よ、パパは甘い、厳しくしたほうが良いのかもしれないが、実はパパ自身答えを出せていない

デジタルデバイスを厳しく制限したほうが知能が上がり、QOLが上がり、将来の所得人生に好影響を与える

という明確なエビデンスが無いのだ、短期的にはスマホはアホになるって研究はあるが、長期追跡のデータが無い

故に、やりたいことやればいいんじゃね?パパは子供の頃にファミコンを買ってもらったが数カ月で見切って飽きた

刹那的享楽インスタント自己満足は得られるが、こんなもん熱中しても人生になんら有益性は無いと中1で悟った

キミも同じ程度の知性はある、いずれ身につくだろうと期待している、

ならば幼少期に好きなだけやらせるのも戦略としてありではないかと考えてる

決してキミの行動を容認しているのではない、気付きのための導線に過ぎないのだ、わかる?

なにを選択するかってのはキミ自身自己責任からね」

「難しくてわからん

 

3日に一度警告している、忘れた、聞いてなかったとは言わさんぞ

 

ぶっちゃけスマホ子育てデバイスであり、小さい頃はグズると与える、黙る。マジ楽

今小1だが、在宅中にデジタルデバイス無しで息子のひま時間を全て埋めてやるのは不可能だ。

なにも無ければ無いで子供は興味のあるものを探し、本を読んだり、モノを造ったり

古典的ブロックでも創造性を働かせば無限の楽しみを得られる、手先を動かせば脳が活性化され、想像力が養われる

的なことが子育てマニュアルには書いてる、ホンマかい

データあるの?エビデンスは?ソースは?それって貴方感想ですよね?

 

大学一人暮らしするまでゲーム禁止テレビは親の許可したものだけ、おやつ手作り駄菓子は論外、塾、習い事

っての数人知っているが、全員グレてんぞ。

偏差値の奴もいるが、自由を手にした瞬間にゲームヲタ菓子しか食わんに転生

人生的にいろいろ詰んでる奴しか知らん。

好きな人結婚して障害児を産む

最近恋人結婚の話をしている。

子供ができたらどんな習い事をさせたいか受験はさせるべきか、治安の良い地域に住みたい、と明るい未来の話をしている。

でも、自力で生きられず学校にも行けず、24時間介護必要子供だったら一体どうすればいい???

先天性の重度障害児(身体知的どちらも)を産んだ母親ブログを読んだ。障害突然変異で現れ、中絶は間に合わなかったらしい。

手術をしなければ死んでしま状態でも、手術の拒否は難しいんだって。実親が拒否した場合親権が取り上げられるが、医療費は払い続けなければいけない。とにかく延命。一度産んでしまったら、親の権限医療を止めることは出来ないようだ。

絶望。無理。リスクデカすぎて子供産めない。

私は自分仕事が好きだし、これから正社員として働きたい。恋人も同じ考えだ。

健常児や、後天的障害児ならまだしも、医療の発展によって生かされているような障害児を介護するために、仕事を辞めて人生を捧げることはできない。

覚悟のない人は子供を産むべきではない」

という言葉は至極最もで、私は重度障害児を母として愛する覚悟は全くできないので、恐らく子供を産む資格は無いのだろう。

恋人は多分、障害児が生まれリスクをあまり勘案していない。子供好きで、よく子供がいる未来について語る。自分の子供が欲しいんだと思う。

でも、私は産めない。リスクデカすぎて、あまりにも理不尽で、どんな子供でも愛し、自分人生を捨てる覚悟がない。

恋人のことが好きだ。恋人子供幸せ暮らして欲しい。だから、私じゃない人と将来を共にした方が良いと思う。もっと楽観的で、もしくは障害児でも愛せる覚悟があって、子供を作ることができる人と。

100%健常児が生まれるなら、絶対産むのにな。

最悪の可能性を受け入れることが出来ないから、私はいつか、将来像の不一致で恋人と別れると思う。

悲しい。どうしようもないね

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