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「ゴジラ−1.0」

2024.02.20(02:19) 3355



「ゴジラ−1.0」を見てきました。

もしかしたら見なかったかもしれなかった映画。

いつも見ているYouTubeチャンネルで鑑賞後にユーチューバーさん達が泣いていて

その凄さを語っているのを見てやっぱり見に行こうと即チケット購入。

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ゴジラロードの向こうにゴジラ

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着いたのがちょうど夕方5時ちょっと前だったので

先にパンフレットを買ってからゴジラロードに戻ってきました。

なぜなら・・・

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ほらほら、あのゴジラの音楽とともにゴジラが・・・

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ガオ~ッって熱線を出して雄叫びをあげます(⁠^⁠^⁠)


今日は映画館のロビーに「君たちはどう生きるか」の時にいたゴジラはもういませんでした。
(こちらにゴジラの画像あり→「君たちはどう生きるか」

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席に着いてパンフレットでも読んでいようかとページを開いたら

「これより先、本編の結末に触れている部分がございます。
ご鑑賞後にお読みいただくことをお勧めいたします。」

と赤で強調されて言われてしまったので読むのはやめました。

そして今もまだ読んでいません。あとでじっくりと読みます。


「ゴジラ−1.0」

2023年 日本 2時間5分

監督・脚本・VFX∶山崎貴(「ALWAYS 三丁目の夕日」「STAND BY MEドラえもん」等)

東宝 ゴジラ70周年記念、国産実写30作品目記念の作品として製作。

音楽∶佐藤直紀


テレビの色々な番組に映画の宣伝で神木隆之介さん、浜辺美波さんが出演していたときにお話を聞いたり、YouTubeの映画メイキング映像や裏話を聞いていて

まー本当に大変な努力と知恵の撮影だったと思います。


第2次世界大戦の特攻隊員の生き残りの敷島(神木隆之介)の苦悩が最後の最後に終わるのか?

あの焼け野原の東京に復興の兆しがほんの少し見えてきたところにゴジラ現る。

何も無いどころかマイナスだということ。


今回は内容をあまり話さないでおきましょう。

このゴジラは全く可愛げがないのです。

容赦ないです。

悪に容赦ない大魔神と戦ったら大魔神に勝って欲しいけど多分無理。

そしてとってもしぶとい。

もはや生き物ではなく人間が勝つことのできない自然災害なのか。

実際には見えない相手と戦っている役者さんたちの演技がすごい。

そして戦争は二度と繰り返したくない。

亡くなった方も生きている方も苦しい。

そんな中の人々の助け合い、思いやり。

そして「生きてこそ」。


やはりウルっとくるところがありました。

予算と戦ってゴジラと戦っていたこの映画に携わった方々お疲れ様でした。



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帰りもちょうど8時少し前だったのでライトアップされているゴジラを見ていたら

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ライトが消えてからガオ~


でしたがちょっと熱線撮影に失敗。

動画は撮れました(⁠^⁠^⁠)






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いつもと違うアップルパイを焼きました

2024.02.18(18:03) 3354



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お皿のヒビのように見えるのはグラニュー糖が飴のように伸びたものです(⁠^⁠^⁠)

りんごを横に輪切りにして真ん中の芯を取り、細く切ったパイシートを巻いて、照り卵をしてグラニュー糖を控えめにパラリ。

それだけ。

あとはオーブンのアップルパイメニューでお任せしただけなので本当に簡単。

りんごを煮ないで生のままなのでオート調理で大丈夫かな?と思ったのですが

ちゃんとりんごもいい感じに焼けて(蒸し煮のよう)周りはサクッで余計な甘さもなく家族にも好評でした。

甘さ控えめなのでお好みでかけるようにシナモンシュガーとメイプルシロップも出しておきましたがパパと娘はそのまま完食。

私とお兄ちゃんは何もかけない部分、味変的にシナモンシュガーだけの部分、メイプルシロップだけの部分、両方の部分と試しました。

どれも美味しかったです♪

次はもっと手間を省いて普通に縦に4分割や8分割にカットしたりんごに細く切ったパイシートをミイラのように巻いて行くだけにしたり

パイシートで挟むだけにして焼こうと思います(⁠^⁠^⁠)












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デビュー50周年「林明子の世界フェア」

2024.02.18(03:04) 3353


 
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東京国立博物館で「特別展 中尊寺金色堂」(過去記事→建立900年 特別展「中尊寺金色堂」)を見たあと

紀伊國屋書店新宿本店の絵本、児童書のコーナーに行ってきました。

実はお兄ちゃん(息子)が連休に鳥取砂丘に行ってきて

雪と砂の紋様が見たかったらしいのですが残念ながら砂丘に雪が無かったとのこと。

鳥取砂丘ビジターセンターに行くとちょうど林明子さんの絵本「こんとあき」パネル展をやっていたというのを聞いて

ああ!そうだ!鳥取砂丘だ!と絵本の場面を思い出し

きつねの「こん」のぬいぐるみの写真などを見せてもらい

そして林さんのデビュー50周年だということであちこちでイベントがあったらしいことがわかりました。

娘と鳥取砂丘に行こうかな(お兄ちゃんは小さい時に一緒に行ったことがありますが娘は行ったことがありません)なんて言っていたら鳥取砂丘ビジターセンターのパネル展は12日までだったことがわかり、

お兄ちゃんはギリギリでラッキーだったみたい。

お兄ちゃんが赤ちゃんの時からある絵本で何度も何度も読んでいた「こんとあき」。

ネットで調べていたら紀伊國屋でも「林明子の世界フェア」をやっていることがわかりました。

それで国立博物館帰りに寄ったのです。

私が持っていない本のうち

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まぼろしの初期作品と書かれていた林明子絵本作家デビュー50周年限定復刊の「しゃぼんだま」



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こちらを


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店頭で買うと林明子さんのイラストプリント入りレシートが♪(2月29日まで)


林明子さんについては何度かこのブログでもお話しています。

(過去記事→林明子さん)










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建立900年 特別展「中尊寺金色堂」

2024.02.18(01:40) 3351



金曜日に上野にある東京国立博物館で開催されている

建立900年 特別展「中尊寺金色堂」を見に行ってきました。

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中尊寺金色堂は大昔に見たことがあるのですが、

なんか周りから眺めたような記憶はあるものの詳しくは覚えていなかったため見に行くことにしました。

えっ、こんなサイズだった?と思うくらい記憶の中の金色堂よりも小さく感じました。

というのも入ってすぐのところにある幅約7メートル×高さ約4メートルの大型ディスプレイ上に超高精細な8KCGで原寸大の金色堂が映し出されるのですが

まず扉の高さが大人の身長に比べると中に入るには頭がぶつかってしまうのではないかというサイズだったからです。

この8KCGはとても良かったです。

原寸大だけではなくズームアップして須弥壇の中央壇、左(西北)檀(向かって右)、右(西南)壇(向かって左)それぞれ11躯ずつの仏像を見せてくれます。

なので金色堂の中に入れたような気分が味わえます。

入る時だけではなく出る時もまたこのディスプレイを見てはもう一度仏像を確認したりしていました(⁠^⁠^⁠)

今回、中央壇の11躯の仏像全てが集まり見ることができます。

その仏像が思っていたよりも小さかったことで金色堂のサイズも納得です。

奥州藤原氏初代藤原清衡が建立。

それにしても900年前、京都の職人の手によって作られたという細工のひとつひとつが本当に素晴らしいです。

金銅迦陵頻伽文華鬘(こんどうかりょうびんがもんけまん)に透かし彫りにされている極楽浄土に住むという人頭鳥身の迦陵頻伽(かりょうびんが)はどう見ても天使で

どの宗教も共通した存在が古くからあったのだなぁと感じました。


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迦陵頻伽


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1/5サイズの模型


金色堂の須弥壇には今現在も中央壇に清衡、左檀に秀衡、右壇に基衡の遺体が安置されているそうです。

また泰衡の首を納めた首桶も右檀に安置されているそうです。

金色堂が素晴らしいのは全てが黄金で包まれている(空の棺も展示されていますがその内側も金箔がはられていたようです)だけではなく、

清衡が戦で亡くなった人々(敵も味方も関係なく全ての人)、そして人だけではなく動物や虫や花、全てのものの魂が成仏できるようにとの願いを込めて建立したということです。

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会場を出てからもベンチに座ってNHKの映像を見られるところがあります。


さて、博物館を出てお腹が空いたのでこの日は

goodspoon Cheese Sweets & Cheese Brunch エキュート上野店で

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ブッラータチーズパンケーキ  ホワイトチョコ&オレンジと紅茶を。美味しかった♪

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レジでこの割引券をいただきました。
もうチケット買ってあって見てきたところでした(⁠^⁠^⁠)


このあとは紀伊國屋書店に行きましたがそちらは本のカテゴリで。
デビュー50周年「林明子の世界フェア」



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Choci Tokyo

2024.02.11(16:16) 3350



お昼、テレビで紹介されたお店

Choci Tokyo チョキ東京


パパがここに行こう!というので急でしたが四谷のお店に行ってきました。(結局私一人で行くことになったんですけど)

チョコレートボールのお店。

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BOXタイプやジャータイプでも売っていますが、袋を取ってそこに好きな物を入れて量り売りもできます。

スタンダードとプレミアムがあり値段が違うので袋を分けて入れます。

お店の方はとても親切で味見もできます。

ビターがあるのがうれしいです。

全種類買いたいところですがうっかりするとすごい金額になってしまうので気をつけないと・・・

しかも出す加減がいくら少〜しずつ動かしても上手く行けば1個出せますが、失敗するとジャラジャラって(^_^;)

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今年のバレンタインデーは自分で手作りチョコをあげようと実はもう準備もしていたのですが、

ここに来たので写真左の箱入りで出来ていたフルーツミックスとベリーミックスをどちらか好きな方を選んであげることにしました。

そして家族みんな用に写真右側の上プレミアム、下スタンダードを数種選んで入れました。
 
箱入りのものはシールが貼ってあるのでお見せできなくて残念。

冷蔵庫の野菜室で保管してくださいとのこと。

そうすれば3月の終わり頃まで大丈夫とのこと。

お兄ちゃん(息子)は金曜日の夜から出かけていますし、娘も出かけています。

渡すのはバレンタインデーがいいか、どうしようかな。

私はお先にパパと家族用をいただきますよ(⁠^⁠^⁠)

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3000円以上買うとこのバッグをプレゼントしてくれるみたいでここにちょうど全部収まる大きさでした。

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左プレミアム 
ストロベリーストロベリーチョコレート、キャラメルミルクチョコレート
右スタンダード
オレンジコーヒーダークチョコレート、バナナミルクチョコレート、さくらサワーチェリーダークチョコレート、ポップコーンキャラメルダークチョコレート




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「ゴースト・トロピック」「ヒア」

2024.02.07(17:00) 3349

 
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3日(土) Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下で

脚本・監督バス・ドゥヴォスの「Ghost Tropic」と「Here」を観てきました。

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開場前、今日はこちらのノンアルコールを。



この日15分の休憩を挟んで2本続けて同じバス・ドゥヴォス監督の映画を観ましたが

良い意味で眠くなりました(⁠^⁠^⁠)

決してつまらないとか退屈だとかいうのとは違うんです。

どちらも静けさの中に自然の音が満ちているような、そう、音楽もアコースティックギターや2小節位のチェロとかがいい感じに少しだけ使われていて非常にナチュラル。

見逃したくなくて頑張って眠気と闘っていた感じ(*^^*)

会場からイビキが聞こえてきた時、うん、わかるよ〜って(^m^)

許されることならこの2本を「聴き」ながら2本分ぐっすり眠られせていただいて、目が覚めたらクリアな頭でもう一度シッカリ観たい、そんなことを思ったりしました(^^ゞ
(失礼にもほどがあるm(_ _)m)

ちょっと「PERFCT DAYS」(過去記事→「PERFECT DAYS」)に似ている雰囲気がある。

どちらも舞台はベルギーのブリュッセル。

ベルギーが移民の国であるということを勉強不足で考えたことがありませんでした。

総人口の3割位が異なる文化背景を持った人々らしいです。

多言語、多文化なヨーロッパの縮図的国。



先ずは「Ghost Tropic」から。

「ゴースト・トロピック」・・・・・真夜中の一期一会

2019年 ベルギー 84分


第72回カンヌ国際映画祭 監督週間出品



誰もいない部屋が定点カメラで映し出され朝から夜へ。

夜間の清掃員(ほとんどが移民のようだ)をしている女性ハディージャ(サーディア・ベンタイブ)は仕事が終わり駅に向かう途中、旅行会社の広告なのか南国の景色が大きなモニターに映し出されているのを立ち止まって見ていた。〘サーディア・ベンタイブは「Here」にも出てくる〙

「Get Lost」と書かれていた。

それはこれから起こることを表していたのか。

恐らく広告の言葉は自分からすすんで見知らぬ何処かへ迷子になりに行こう!っていう感じではないかと。

ハディージャは地下鉄に乗っていつしか南国の夢でも見ていたのか寝てしまい乗り過ごして気付くと終点だった。

もう帰りの電車はなく息子の留守電に寝過ごしたこと告げ、かなり冷え込んでいる街を歩き出す。

「日本では電車の中で寝ている人がたくさんいて信じられない、自分の国でそんなことをしたらスリに何かを取られてしまう」という海外からの旅行者の声をよく聞いていました。

この映画で静かな地下鉄の中でウトウトと寝てしまう様子や夜の人気のない道を危なげなく一人で歩く女性、数少ない関わり合う人々の優しさを見て

ブリュッセルは日本的なのか?こんなに治安が良いところだったのかと思いながら見ていました。

後でブリュッセルの治安について検索したら、やはり比較的治安は安定しているとはいえスリ、ひったくり、置き引き等の軽犯罪は場所によってはよくあるようですし

最近では日本人を狙ったものもあるようですので注意は何処でも必要ですね。


話を戻します。


ハディージャはショッピングセンターの前に警備員がいることに気がついてATMでお金を下ろしタクシーで帰ろうと考え開けてくれるように頼む。

〘この警備員を演じているのはこの後観る「Here」の主人公シュテファンを演じているシュテファン・ゴタ。

因みにどちらの映画も携わっている人はほぼ変わらない〙

なんとか中に入れてもらったもののATMでは残高不足で現金は引き出せず、

警備員が大丈夫かと心配してくれても「問題ない」と答える所は人に迷惑をかけないように心配させないようにと思うからか。
 
警備員がバス乗り場を教えてくれて乗ることができたと思ったらいきなり運休に。

説明もなく何人かいた乗客はよくあることだと思っているかのように文句も言わずにみな降りていき

戸惑っていたハディージャも最後に降りて結局寒い人気のない街を歩いて帰ることに。

その道中には歩いていなければ気づかない人とのふれあいがある。

ハディージャも優しいし出会う人も優しい。

娘の知らなかった行動を偶然に見てショックを受けたりもする。

出演者はとても少なく会話も多くはない。

自宅に辿り着きベッドに倒れ込む。

でもまたすぐに1日が始まり出かけていく。

朝からの仕事もあるのか。

また同じ誰もいない部屋の定点カメラが時間の経過を映し出す。

聴こえてくるのは街の音、声。


最後の南国の海辺にいる娘の映像は何を表しているのか。

誰もが「Get Lost」ということなのだろうか?

寒い街中の広告の南国に始まり南国で終わる。

「PERFECT DAYS」のようにひとりの女性の繰り返される日常にちょっとしたいつもと違うことが織り込まれている。

たまには自ら迷子になりにいきましょうか。



15分の休憩のあと「Here」を観ました。

「ヒア」・・・・・「この」瞬間で、「この」場所で、「この」偶然を

2023年 ベルギー 83分


第73回 ベルリン国際映画祭 エンカウンターズ部門最優秀作品賞&国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)



ブリュッセルのビルの工事現場で働くルーマニアからの移民のシュテファン(シュテファン・ゴタ)は少し長い休暇にルーマニアに帰ろうかと考え、冷蔵庫の中を空にする為に中にあった野菜でスープを作る。

それを小分けして友人や姉に届ける。

届けた時に交わされる少しの会話。

急な雨に降られ入った中華料理のお店でシュシュ(リヨ・ゴン)と出会う。

このお店はシュシュの叔母(or伯母)のお店。

シュテファンが修理に出している車を取りに近道なのか森の中を歩いているとひとりで何かをしている女性に出会う。

それは中華料理店で会ったシュシュだった。

実はシュシュは蘚苔類を研究している学者で大学で講義をしている人だった。

苔は生命力にあふれた小さな森だというシュシュの研究に興味を持ってシュテファンも同行する。

毎日新しい発見があると言い、それらの全てを熱心に記録に残しているシュシュを見ているシュテファン。

森の中でお互いの気持ちが近づいてきた様子が伺える。

そしてまたそれぞれの生活が始まるが、ある日シュシュがおばのお店に行くとある男性がスープを持ってきたと言う。

口髭に短パン(だったかな?)の人だと聞き、シュテファンだとわかったシュシュがなんとなく嬉しそうな様子なのを見て

おばが「彼の名前は?」と聞くと

あ・・・という表情のシュシュ。

そこで映画は終わり。

多分、お互いの名前すら知らなかったことに気づいたのでしょうね。


苔のように気付こうとして、知ろうとしていないと気付けない、知らないことがあるのでしょう。


こちらもまた静かで登場人物も限られていて優しく人との関わり合いが描かれています。



どちらの映画も起承転結的な物語があるわけではなく、ある人物の一日一日の生活が描かれているような映画でした。


映画鑑賞の後、バス・ドゥヴォス監督と「Here」のシュシュ役のリヨ・ゴンさんのトークショーとサイン会がありました。

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私が感じた通り監督は普通の起承転結的ストーリーを書くつもりはないようですね。

私にはブリュッセルが割と治安が良く、優しい人々を描いているようにしか見えなかったところが浅はかなところで

実はもっと深いことを描いていたんです。

「ゴースト・トロピック」で夜に出会う人々というのは夜に働いているきつい仕事の人やホームレス、空き家に勝手に住みついている人で、

そういう人はたいてい移民であるということ。

そしてその人達がブリュッセルを支えているということ。

あの定点カメラの誰もいない部屋は、もしかして彼女はこの部屋で寛ぐ時間もなく働いているということなのかと。

苔や底辺と言われる(監督の言う)移民の人達に目を向けた作品だったのですね。


トークショーでは皆さんがいい質問をしてくださるのでありがたいです。

雨のシーンのこととかどちらの映画も「よく歩く」ということについてなど。

ただ、まだ「ゴースト・トロピック」の意味がわかりそうでわからない。

あの南国の広告からくるナンチャラなのでしょうけどタイトルにした意味がうまく説明できない。

今思えばそこを聞いて欲しかったけど、そんな説明ができないのは私だけだったのかも。

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サインをいただいたプログラム
左リヨさん  右ドゥヴォス監督







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降りましたね

2024.02.05(23:11) 3348




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23時少し前です。


久しぶりにしっかりと雪になった東京地方です。

雷も鳴っていましたよ。

明日の通勤通学、心配ですね。

娘の同僚(先輩)は明日日本を飛び立って行くのですが

どうか飛不動様お護りください。

過去記事→飛不動尊









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飛不動尊

2024.02.04(17:42) 3347



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娘の同僚の方がお仕事で海外に行くので(娘がやりたくないお仕事(^_^;))

台東区竜泉にある飛不動尊に行って御守りを買ってきて渡したいと言うので私も一緒に行ってきました。

こちらは創建後間もなくご住職がお不動様を背負って奈良の大峯山に修行に行った時

お不動様が留守になっている江戸に一夜にして飛び帰り、留守に祈っていた人々の願いを叶えたところから飛不動とよばれたそうで

そういうところから航空関係者や飛行機での旅行をする人、宇宙関係者等が無事を祈ってお詣りするようになったとか。

そしてよく飛ぶようにとゴルフ関係者も(⁠^⁠^⁠)

また「落ちない」ことを願うことから受験生も訪れるらしい。

また七福神の恵比寿様もいらっしゃいます。(写真左下)

私はこの写真右下の飛行護を買いに行きました。

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仕事で海外に行くかもしれない、そして受験生を受け持っているお兄ちゃん(息子)と自分のために(⁠^⁠^⁠)

娘はこの可愛いお守ではなく真面目なほう?の御守りを買っていました(⁠^⁠^⁠)


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飛不動のホームページアクセス記念のおすそ分け(⁠^⁠^⁠)





GREEN TEA


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節分

2024.02.03(15:19) 3346



今日は節分です。

もう春が近づいていますが、

これからまだひと雪ありそうですよね。

皆さんは恵方巻きを食べますか?

広島で初めてその存在を知ってから面白いと思い、我が家では毎年必ず作って食べます。
 
その時は確か「丸かぶり」と言っていたと思います。

そのことばも初めてでしたが(関東だと「丸かじり」になっていたのでは?)、丸ごとかぶりつく太巻きを良く表していると思いました。

今では「恵方巻き」が全国的に広まっていますよね。

我が家の恵方巻きはお刺身関係は入れません。

全形の焼き海苔1枚に寿司飯3合分の1/4が1人分。

だし巻きではなく甘い卵焼き、かにかま、きゅうり、ゆでたほうれん草にお醤油タラリ、シソ、紅しょうが、干瓢を甘辛く煮たもの。

大体毎年同じような具で、だし巻き卵にする年もありますしその時々で少し違ったりします。

7種類入れるのが良いそうなのですが、娘が桜でんぶが好きだとわかってから入れるようになりました。(今年はいつものスーパーに桜でんぶがなかったので入れませんでした)

でんぶ、子供の頃からあまり好きではなかったのですが子どものお弁当には使ったりしていました。

今はこれはこれでまた良いところがある(⁠^⁠^⁠)と思うようになりました。

「となりのトトロ」でサツキちゃんが自分で自分のお弁当を作っているとき、ご飯の上にさくらでんぶをかけていましたよね。

その恵方巻きを切らずに1本丸ごと恵方(今年は東北東やや東寄りだそうです)を向いて無言(これが大事)で心の中で家族の健康と幸せ等祈りながら食べきります。

お兄ちゃん(息子)が幼稚園生だった頃、無言で食べている途中でテレビに映った君島十和子さんを見て

「あ、十和子さん」ってうっかり言ってしまってから「あっ・・どうしよう」という顔をしてこちらを見たのが毎年思い出されておかしくなります。

今日は私が夕方から出かけるのでお昼に恵方巻きを食べたのですが私が作りながら思い出していたこのエピソードを食べ終わったあとにお兄ちゃんが「忘れられない」と話しだしたので同じことを思っていたんだとふたりで笑いました(⁠^⁠^⁠)

娘の分は夕食にと思っていましたが、今日は大学でお弁当が出るそうで夕食はいらないと連絡がきました。


お兄ちゃんがこっそりと豆まきをしてくれました。

先日浅草寺で買った福豆をいただきました。
過去記事→浅草にて








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2024年02月
  1. 「ゴジラ−1.0」(02/20)
  2. いつもと違うアップルパイを焼きました(02/18)
  3. デビュー50周年「林明子の世界フェア」(02/18)
  4. 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」(02/18)
  5. Choci Tokyo(02/11)
  6. 「ゴースト・トロピック」「ヒア」(02/07)
  7. 降りましたね(02/05)
  8. 飛不動尊(02/04)
  9. 節分(02/03)