虎ノ門にあるニッショーホールでの試写会に行ってきました。
「一分間だけ」
原田マハのベストセラー小説「一分間だけ」を台湾のスタッフ・キャストにより映画化した台湾と日本の合作映画。
112分。
監督 チェン・フイリン 本作が映画初監督となる新鋭女性監督。
制作総指揮 吉田正大 ガン・リー (アカデミー賞監督アン・リーの弟)
吉田正大という人は様々な日本カルチャーを世界に発信するクリエイティブグループbeachwalkers.の創始者。
ワンチェン(チャン・チュンニン)というファッション雑誌編集者が貰い手を探しているゴールデンレトリバーの子犬に出会い、その可愛さにリラと名付けて育てることにする。
ワンチェンにはハオジェ(ピーター・ホー)という同棲相手がいて、彼は家でお料理の研究をしているようだ(で、コピーライターみたいなことをしている)。
ヤンチャなリラに手を焼き、大家さんに睨まれながらも楽しく過ごしていたが、
気兼ねなくリラを育てられる郊外の一戸建てに引っ越すことにする。
環境は抜群だが通勤にはバスで2時間かかる。
ワンチェンは仕事が忙しくなり、2人でしようと言っていたリラのお世話もハオジェに任せきりになってしまったりする。
仕事のイライラもあってついついハオジェに「あなたは1日中家にいるんだから・・」
などと言うようになり、
2人の間はギクシャクしてくる。
ハオジェはリラを連れて家を出て2人の友人になった女性のお店に行くことに。
ところがリラはよくわかっているんですね、なかなかハオジェの車に乗ろうとしない。
やっとなんとか乗せたものの、とちゅうでリラは車を飛び下りてワンチェンのもとに走っていく。
それでワンチェンがなんとか自分ひとりでお世話をすることに。
ワンチェンは会社の男性と親しくなっていくが
そんな中、リラの様子がおかしくなり余命がわずかと知る。
その最期までの時間、そしてそのあとの時間。
ワンチェンとハオジェは大切なものに気付いていく。
ワンチェンを演じているチャン・チュンニンがきれい。
リラが本当にいい演技をして可愛いんです。
動物を飼うということについてもいろいろと考えさせられます。
犬を飼っている人、飼ったことがある人、特にゴールデンレトリバーを飼っている人にはたまらない映画だと思います。
そしてこれからペットを飼おうかと考えている人にも観て欲しい映画です。
そして仕事と家庭を持っている人の大変さも・・・・
5月31日 から ロードショー
GREEN TEA
この季節に行きたいと思っていた「ねむの木の庭」に行ってきました。
土曜日、友人とそのことを決めていた頃、なんと天皇皇后両陛下が「ねむの木の庭」を訪れていたとは。
日曜日の新聞で知りました。
車でいらっしゃってそこにいた方々と20分ほどお話もされたとか。
「ねむの木の庭」というのは美智子様のご実家、正田邸跡地に作られた公園です。
平成15年に品川区がこの土地を譲り受け整備し、皇后さまがお誕生から御成婚まで過ごされた場所にふさわしい公園として平成16年8月に開園したものです。
昨日の記事でご紹介したお店「ルパドナオシマ」(記事はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/ochasukineko/40255826.html)を出てすぐ目の前の坂を上っていきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/ochasukineko/40255826.html)を出てすぐ目の前の坂を上っていきます。
お店の前とはがらりと雰囲気が変わります。
お庭の木や草花は美智子様の御歌とともに紹介されています。
上の写真のフタをめくったところ。
プリンセス・ミチコ
我が家のバラたちもたくさん咲いているので、今頃きっとこのバラが美しく咲いているでしょうと思ったのです。
美智子様とは違い、結構トゲがすごいんです。
赤いトゲ。
陛下との仲睦まじさが伝わります。
皇居内で飼われている蚕に美智子様が桑の葉を与えていらっしゃいますよね。
GREEN TEA
五反田 Repas de Naoshima ルパドナオシマ
2014.05.21(15:33)
2130
五反田駅のすぐ近く。
地下に下ります。
ちょうど席が空いていなくて少しだけ待ちましたが、
待っている間も後ろから次々にお客さんが入ってきていましたよ。
サラリーマン、年配の方、若い女性、様々で
誰が行っても良さそうなお店です。
テーブルには温かいお茶が用意されています。
本日のおばんざい御膳 930円。5種類のおかずにお漬け物、ご飯、お味噌汁。
中央のお刺身の写真を撮り忘れましたが、鯛とマグロとイカのお刺身の下にはワカメがしいてあります。
ポテトサラダのような卯の花(おから)です。
カジキのフライ。
つくねのハンバーグ。
小松菜と帆立の煮物。
プラス150円で飲み物を。
私はホットコーヒーにしました。
コーヒーの味はちょっと・・・かもしれませんが・・まあ気にせずに・・^m^
お店の方の接客もとても感じがいいですよ (^^)
1080円也。美味しくいただきました♪
GREEN TEA
バチカンで逢いましょう
2014.05.08(02:12)
2128
シネマート六本木での試写会に行ってきました。
「バチカンで逢いましょう」
2012年 ドイツ映画。105分。
監督 トミー・ヴィガント(「飛ぶ教室」)
マリアンネ・ゼーゲブレヒト(「バグダッド・カフェ」「ロザリー・ゴーズ・ショッピング」)がかわいいオマ(ドイツ語でおばあちゃん)マルガレーテを演じています。
他にジャンカルロ・ジャンニーニ(「流されて・・・」「イノセント」「007慰めの報酬」)
ミリアム・シュタイン(「ゲーテの恋~「若きウェルテルの悩み」~」)
ラズ・デガン(「ポー川のひかり」)
アネット・フィラー
夫を亡くし、カナダで一人暮らすドイツ人のオマを心配して娘がちょっとだますような感じでオマの家を売り、そしてローマ法王に会いにいかせると約束し自分の家(アメリカだったかな?)に連れていくのだが、老人ホームをすすめるし、法王に会うという約束もうやむやにされて。
オマは家族に書き置きをして1人でローマに住んでいる孫娘を訪ねて行ってしまう。
オマはなんとしてもバチカンでローマ法王に会いたかったのです。
なぜならどうしても直接会って懺悔したい秘密があったから。
このポスターの写真を見てなんだかほのぼのとして良さそうだと思って見に行きましたし、
あらすじを読んで映画に出て来るドイツの家庭で作るお菓子、カイザーシュマーレンがどんなふうに使われているのかとか、
どんなドイツ料理が出て来るのかということも楽しみでした。
でもカイザーシュマーレンの使われ方も、ドイツ料理の登場も想像していたものとはちょっと違いました。もっと多くの部分で使われるのかと思ったのですが。
とても元気でかわいい善良なおばあちゃんの冒険物語であり祖母、母、孫娘3代のそれぞれの胸の内、生き方、関わり、恋愛問題などが織り込まれたファミリー&ラブストーリーでもあるでしょうか。
だからと言って家族みんなで楽しめるかというと大人向けだと思いますのでご注意を。
年をとっていくつになっても自由で楽しく活き活きと暮らしたい、オマはそんな年配の人々の気持ちを代表して行動している気がします。
さてどうしても懺悔しておきたかったことは何でしょうか。
見るまで内緒にしておきますね。
H.I.S.協賛なので試写会の前にH.I.S.からイタリアツアーの紹介が30分ほどありました (^^)
この映画で見るローマはちょっと印象が悪くなるかもしれませんが^m^ イタリアはもう一度行って今度は街の路地をブラブラ歩きたいです。
4月26日(土)より新宿武蔵野館で上映。
愛知 栄の名演小劇場でもやっているようですがもしかすると9日まで??記事が遅くなってしまってごめんなさい。
GREEN TEA
一ツ橋ホールでの試写会に行ってきました。
「ブルージャスミン」
監督・脚本 ウディ・アレン
主演はこの映画で本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞したケイト・ブランシェット(「ロード・オブ・ザ・リング」での姿が印象的)
ケイト・ブランシェットが演じるのは、ニューヨーク・セレブリティ界の花と言われていたジャスミン。
彼女が妹を訪ねて(居候をするために)サンフランシスコ空港に向けて飛んでいる飛行機の機内から話は始まる。
その時からずっと彼女は隣に乗り合わせた人に一方的にしゃべり続けるのだが、内容は自分がどんなに素敵な人と結婚してどんなにリッチな生活をしているかということ。
ところが本当は既にそんな生活のすべてを失い、お金も仕事も住むところもないのが現実。
というのもその自慢の夫が詐欺のようなことで資産を作り、しかも浮気し放題だった事が発覚。
ジェラシーからジャスミンが夫の悪事を警察に通報し、夫は逮捕され、そして何もかも失い夫は自殺。
愛する息子にも恨まれてしまう。
そんなどん底でもどうしても今までのゴージャスな生活が忘れられず、知り合った人には嘘をついてしまうし、現実的ではないことをしてしまったりする。
そんな彼女を見ている身近な人たちには精神を病んでしまっていると思われている。
実際彼女は独り言を言っていたりするのだが、それは過去のことを思い出している時。
その思い出している過去から彼女がどのように今に至ったのかがわかってくる。
それを見ていると彼女は多分とてもいい奥さんだったと思うし、気の毒だと思う。
本当にショックが大きすぎて今の状況が受け入れられないのでしょう。
彼女にもう一度セレブな生活のチャンスが巡ってくるが、直前で嘘がばれてそのチャンスを失ってしまう。
ラストはここで終わるの?という感じがするのですが、その後の彼女を想像する機会を観客に与えているのかとも思います。
確かにケイト・ブランシェットの演技は主演女優賞を受賞するだけの迫力を感じます。
でもなんていうか・・すごく感動するものでも「観てよかった」と言ってお勧めするものでもないかもしれません・・・が、それは個人的感想です(^-^;
他のウディ・アレンの映画は何か見たのですが内容が思い出せません。
ただ映像のイメージがあって、それらとはずいぶん違う気がします。
ウディ・アレン ファンの方は観てみてください。
もちろんそうじゃない方も (^^)
そしてケイト・ブランシェットのものすごい迫力の演技、台詞回しは注目です。
5月10日(土) 全国ロードショー