そら豆のプディングできました
2023.06.19(01:51)
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五月末の記事で
今年は良いそら豆が無くて待っていたら店頭に出なくなってしまい
毎年恒例、年に一度だけ鞘に入ったそら豆が出回る季節に作る「そら豆のプディング」が今年は結婚以来初めて作れないかもしれない
とお話したのですが
今日、スーパーに行ったらいい感じのが出てました!
秋田県産でした。
3本ずつ大事にトレーに入れられてパックされて。
例年だと5〜6本位ずつ袋に入っていたと思いますが。
なのでそれを11パック買うことに。
鞘33本使いました。
材料費だけで3000円。
大体3〜5月に作っていて、過去記事によれば2010年も出回るのが遅く、それでも6月3日に作っていました。
梅干しにする梅の実も今年はあまりいいのが買えなかったお話をしたのですが今とてもいい梅が出ています。
もう少し待てば良かったですね。
GREEN TEA
映画「苦い涙」とのコラボパン
2023.06.17(03:36)
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「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」の記事に書こうと思っていて忘れてしまったので追記しました。
よろしければまた見てくださいね。
こちら→「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」
GREEN TEA
「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」
2023.06.15(21:38)
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6月11日、吹替版 声優舞台挨拶付き「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」を新宿武蔵野館で見てきました。
フランス語版のサブタイトルは30年代に作られたシャンソンの曲名と同じ「幸せになるのに何を待つの」です。
映画の中にも流れています。
日本語吹き替え版
(スマートフォン版で動画がはみ出てしまう場合は横に回転させて見てください。)
私の書棚のプチ・ニコラ。右はフランス語のテキスト。
左の本は今回映画館でも同じものが売られていました。
私がこの本を買ったのはいつだったか確かこの映画のことを知ったときではないかと思います。
「フランスで50年以上愛される児童書」ということばに
昔から児童書が好きで書棚には小説よりも児童書の方が多いのではないかというくらいなのですが、
私は「プチ・ニコラ」を知らなかったのです。
そんな本があったのかと興味を持ち、これは読んでみるべきではないのか?と。
そして映画が始まるのを知って行ってきました。
この映画はその「プチ・ニコラ」の作者、イラストレーターのジャン=ジャック·サンペと小説家ルネ·ゴシニがどのように「プチ・ニコラ」を作り上げていったのかを描いたもので
本の中に出てくる物語もそのまま新しくアニメーションで見ることができます(実写版の映画は既にあります)。
2022年カンヌ国際映画祭正式出品。2022年アヌシー国際アニメーション映画祭 クリスタル賞(最高賞)受賞。その他いくつかの映画祭で音楽賞等受賞。
監督:アマンディーヌ·フルドン
監督·共同脚本·編集:バンジャマン·マスブル
映画が始まったときから「パリっぽい」(^^)
1950〜60年代のパリが舞台で当時の実在のお店等がそのまま描かれているらしい。
イラストレーターのサンペがパリの街を勢いよく自転車で駆け抜け、カフェで待つゴシニのところへ。
自分は絵を書くのは好きだが物語を作るのは苦手、だからゴシニが物語を書いて二人で作っていかないかと提案したことから始まり
ふたりはその後222もの物語を作りました。
サザエさんにでもありそうな子どもらしいエピソードが多く
ニコラはクラスの友達と毎日にぎやかに楽しく過ごし、そして両親や祖母に愛されて生きている、そういう主人公として描かれているのですが
それは親の愛情を感じることなく辛い子供時代を過ごしてきたサンペや、親戚がナチスの収容所に送られ皆帰らぬ人になってしまったフランス系ユダヤ人のゴシニが
自分たちが経験できなかった素晴らしい子供時代をニコラを通して自分達が体験しているような気持ちになっていて
ふたりとも物語を作りながら時々ニコラと対話をしている。
そしてある日突然ゴシニが51歳で亡くなってしまう。
呆然とするサンペとニコラが対話をする。
「僕もいつか死ぬの?」とニコラ。
サンペはゴシニとサンペが作り上げたニコラは永遠に行き続ける、ニコラを通してゴシニとサンペも生き続ける、と。
この映画ではゴシニの娘であり小説家のアンヌ·ゴシニが脚本に参加していて、細かいところでリアリティある作品になっているそうです。
また、制作過程を見守り、カンヌ国際映画祭でのワールドプレミア上映やアヌシーの最高賞を見届けて2022年8月に89歳でサンペは亡くなりました。
この映画の後に吹き替えを担当した声優さんの舞台挨拶がありました。
ルネ·ゴシニ役の堀内賢雄さん、ジャン=ジャック·サンペ役の小野大輔さん、ニコラ役の小市眞琴さん(女性)です。
堀内さんは台本を読んではまってしまったそうで、いつもよりも抑えた声でゴシニになって映画の中に入り込んだようです。
小野さんは堀内さんの台詞を聞いて自然にそれに合わせて自分のセリフが言えたようでふたりの相性バッチリだったみたいです。
そして小市さんのニコラを堀内さん、小野さんが大絶賛。
フランス語版の吹き替えは実際に9歳位の男の子(シモン·ファリュ)が担当しているのでそのイメージを壊さないように演じたとのこと。
堀内さんも小野さんも「あ、ニコラだ」と思ったそうです。
皆さんフランス語版の声(ゴシニ役アラン·シャバ、サンペ役ローラン·ラフィット)を聞きながらそれに合わせて吹き替えをしたことでそれぞれになりきったようです。
告白します。
実は···この日睡眠不足だったからか恐れていた通り···映画を見ているときに時々意識が···
それでなんだか大事な部分を見逃し聞き逃しているようで(いや、完全に見逃している)気が咎め、
13日にもう一度、今度は字幕版で見てきました(#^.^#)
1本の映画を続けて2回見るなんて多分初めてだと思います。
自分のせいで印象に残らないのはいけないと思って。
フランス語版
今度は絶対に目を閉じてはダメ!と自分に言い聞かせ頑張って見ました(^^)
でも何でしょうね、1/fのゆらぎ?
なにか目に見えない癒しのビームが出てる?っていうくらい気づくとちょっと(数秒)目を閉じていてハッとした所がありました。危ない危ない。
皆様もお気を付けください。ってきっと私だけですね(^^)
本当はここでは書ききれないくらい隠された細かい映像の秘密みたいなものがあることにパンフレットを読んで気がついて
1回目に見たときにそんなことには気づかなかったので確かめるためにも2回見ることにしたのでした。
追記:書き忘れていました。
最初に見に行った日に売店で見つけて家族へのお土産に買ってきた"苦い苦い涙パン"。
上映中の「苦い涙」(「プチ・ニコラ」の右隣り)と新宿武蔵野館とのコラボパン。
涙の形のパンの中にフランス産のビターチョコレートと苦みのあるジンジャーピールが入ったチョコレートパンで
これはビターで美味しいかも♪と思って買ってきました。
確かに甘すぎず美味しかったです(^^)
期間·数量限定です。
GREEN TEA
映画の前に「ビアホールライオン」と「笹倉鉄平展」の後に丸善丸の内本店併設の「エムシーカフェ」
2023.06.13(16:39)
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今日は先日の吹替版に続いて字幕版の「プチ・ニコラ パリがくれた幸せ」を見に行ってきました。
映画のお話はまた別の記事で。
映画の前にビアホールライオン新宿ライオン会館でランチ。
ビールを飲みに行ったのではありません(^^)
なんとなくビールを飲みに行くところというイメージがあって実は一度も入ったことがなかったのですが
いつだったか娘と前を通ったときにウィンドウのサンプルを見て普通にランチやお茶ができそう、と話していました。
それで今日はここに入ろうと決めていました。
私は1階の方に入りましたが地下の方がビアホールという感じみたいです。1階でもビールは飲めます。
なぜかランチメニューに銀座ライオンオムハヤシライスがなかったので、単品でオムハヤシライスと銀座ライオンオリジナルレモネードスカッシュのレモン度Lv.2 スタンダードレモン(レモン度が選べてレモンのトッピングもできます)を。
そして、これが期待していたプリン♪
恐る恐る一口。
うん、これは良い♪私好み。
苦めのカラメル、硬めのプリン。
うれしい♪
その後映画を見て、その足で急いで丸善丸の内本店で開催されていた「笹倉鉄平展」へ。
今日が最終日で最終日は16時までだったので急いで行きました。
暖かな画風がいいですね。
海外の風景だけではなく日本の風景画もありました。
その後、エムシーカフェへ。
そこで今記事を書いています。
ああ、今日はカロリー取り過ぎかな。
ごちそうさまでした。
さあ、帰りましょう。
GREEN TEA
「水は海に向かって流れる」
2023.06.10(03:38)
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今日(9日)は人がたくさんいました。
「リトル・マーメイド」や「怪物」もやってましたから。
でも私が見たのは「水は海に向かって流れる」。
明日の広瀬すずさん達の舞台挨拶付きは抽選に漏れてしまった。
私は田島列島原作の同名コミック(第24回手塚治虫文化賞 新生賞受賞)を全3巻(電子書籍)を持っていて読んでいたので映画化されたと知って見ようと思っていました。
田島列島原作といえば「子供はわかってあげない」も上下持っていてそちらが先でした。
フランソワ·トリュフォーの「大人は判ってくれない」をもじった?と思って試し読みで読んだのが最初でそちらも映画化された時に見ようと思っていて結局見ていませんでした。
同じ作者の新しい作品のオススメで試し読みして買ったのが「水は海に向かって流れる」でした。
監督:前田哲(「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」「老後の資金がありません!」「そして、バトンは渡された」)
123分
主題歌 スピッツ「ときめきpart1」
熊沢直達(大西利空)16歳は高校通学のために学校から近い叔父(母親の弟)の歌川茂道(高良健吾)の家から通うことになった。
漫画の原稿締め切りが迫り手が離せない叔父(通称ニゲミチ先生)に代わって雨の中駅に迎えに来たのは同居人のOL榊千紗(広瀬すず)26歳。
叔父さんの家と思っていたら実はシェアハウスで、他にバイトで女装の占い師をしている泉谷颯(戸塚純貴)、世界中を旅行している大学教授の成瀬賢三(生瀬勝久)が住んでいた。
そして河原で拾われシェアハウスで飼われることになった子猫のミスタームーンライト(通称ムー)。この子がもう本当によく遊んでかわいい♪
ムーをきっかけに直達の同級生で美人でモテモテの泉谷楓(當真あみ)が実は同居人の泉谷颯の妹だったと知る。
そんな関係で楓もこのシェアハウスに遊びに来るようになり、学校でも仲良くなる。
直達は迎えに来たときから笑顔一つ見せずに不機嫌そうな榊が気になっていた。
原作を読んでいるあるあるなのですが、それぞれの頭の中に思い描き動いている主人公たちというのがいてそのイメージが実写化でどうなるかというのがひとつの問題でもあり楽しみでもあるのですが
広瀬すずさんのイメージは全く無くてどんな感じなのかというのも興味がありました。
かなり個性的だけどどこかほのぼのとしたシェアハウスの住人達、
重くなりがちな問題を抱えながら直達の両親や榊の父親、楓も含めた登場人物がなんとも優しい空気をまとっている、そんな物語なのですが
今回の榊を演じている広瀬さんの演技は、原作の榊が10年前からの心の闇のようなものを抱えながらもどこか飄々としていてどこか隠せない良い人感があって、笑顔じゃなくてもどこかユーモラスで、
というキャラクターに感じるのに比べると出会いの時からずっと無表情でつっけんどんで不機嫌そうなのが強いかなという感じはします。
それは広瀬さんご自身も完成した映画を見て「原作よりも気の強い榊さんに見えるかな」と仰っていたし、
原作者の田島列島さんとの対談でも「私の演じた榊さんは、原作のイメージとはちょっとズレていると思うんですよね。」「原作の榊さんは、滞った感情や状況を流すのが上手な人だと思います。ときどき、ぱたんとその流れが止まって閉じてしまうときがあるけれど、何かの拍子に不意にまた流れ出す、みたいな。でも私が演じようとすると、彼女ほどさらっとした佇まいではいられなくて、どうしてもぐるぐる渦巻く感情に翻弄されてしまった。もう少し透明度高く演じられたらよかったのかもしれないけど、直達くんとの出会いや過去との対峙を通じて感じたものを、どうしても無視できない泥臭さみたいなものが滲み出た気がします。」「原作の榊さんを覆っている殻は薄くて何重にもなっていて、破れたと思ったらその奥にまだあった、という感じ。対して私の演じた榊さんは絶対に破らせまいとするぶあつい殻が1枚。だから原作ほどの柔らかさがなくて、『意外と毒舌じゃん』みたいなギャップもない。『ああ、そういうこと言いそう。やりそうだよね』っていう気の強さを出してしまったのは、いまだにちょっと反省しています。」(ダ·ヴィンチより)
と仰っているその言葉が本当にそのままそう感じる上手い表現で、うんうん、それだ、流石にわかっていらっしゃると思いました。
実は直達と榊、直達の父·熊沢達夫(北村有起哉)、母(山口香緒里)と榊の父·榊謹悟(勝村政信)、母·高島紗苗(坂井真紀)は10年前のあることで実は深い関係があった。
それが運命のいたずらか何も知らずに皆が其々集まってきて。
榊だけはニゲミチ先生に頼まれて直達を駅に迎えに行く事になった時にニゲミチ先生から(直達の顔がわかるように)渡された写真付き年賀状を見て知るのだ。
映画ではそれを知ったから直達に対してあんな態度になったかのように捉えられるけれど、原作を読む限りではそうではなく10年前の事があって多分迎えに行く以前から榊はそんな感じの人で多分上辺は榊にとっては平静を装っていたのではないかと私は感じます。
台詞はほとんど原作通りで設定で省くところは省いてよく作られていると思います。
省かれている美術部の藤浪さんもいいキャラクターなんだけどな(^^)
原作を読んだときは泣かなかったと思うのですが
直達が泣いて榊に訴える場面で背中でそれを聞きながら広瀬さんの目からジワッと涙が出てくるシーンで思わず涙が出てしまいました。
そういうところが二人の演技の素晴らしいところなのだと思いました。
帰ってきてパンレットを読んだらスタッフの方もそこで皆さんもらい泣きをしたそうです。
映画のラストはこれから二人はどうなっていくんだろう?という余韻を残して終わりますが原作ではもう少し先があります。
今度は「子供はわかってあげない」も見なくては。
GREEN TEA
時々お世話になっている西光亭。
今日は代々木上原の本店で買いましたが、デパ地下で買うこともあります。
実はパパには帽子をプレゼントしたのですが、なんとちょっと微妙にキツ目だったようで髪の毛が無くなったら被れるかも、なんて言っていましたが(^^)
かわりに娘が使ってくれるらしい。
普段、帽子は被らない娘ですが紳士用の中折れ帽がスリムなスタイルに思った通り良く似合う。
なので値段はかなり違ってしまいましたが(^^)かわりにクッキーを。