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「東武ワールドスクウェア」アジアゾーンから日本ゾーン

2024.10.24(17:14) 3466



「東武ワールドスクウェア」の続き の続きです。


アジアゾーンに入りました。

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タイのワット・アルン


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イランのマスジット・イ・シャー


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カンボジアのアンコール・ワット


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インドのタージ・マハル


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中国の故宮

映画「ラストエンペラー」の撮影シーンを再現した素晴らしいところは動画で撮影しました。


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やはり周りが山で囲まれたこの土地だからこそ其々の建造物が映えるのではないかと思います。


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中国の敦煌 莫高窟

これも雲崗の石窟と繋がってもっと長くて大きく素晴らしいのですが、動画しかない・・



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中国の万里の長城

これも動画で撮っていたのですが、横に階段があって上からも全体が見渡せます。
この中に三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄の一行がいるのですがうっかり見つけるのを忘れました。


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台湾の高尾龍虎塔の隣に韓国の景福宮 勤政殿・香遠亭



日本ゾーンに入ります。


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首里城 守礼の門

もちろん首里城も広く作られていました。


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厳島神社


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東大寺大仏殿


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春日大社


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法隆寺


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清水寺

舞台に今年の漢字があったり


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姫路城や金閣寺、銀閣寺、その他いろいろありました。

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日本の四季や民家、田舎の暮らし等が動く鉄道模型と共に見られます。
上下する踏み切り、カンカンという音、人々が細かく作られています。


102点あるので全部はご紹介できませんでしたが、次に行ったらもっと写真の撮り方を考えたいとか、もっと時間をかけてこだわりの細部をじっくり見たいとか思ってしまいました。

外国の方も結構いらっしゃってファミリーやカップルでたくさん写真を撮っていました。

ゆっくり見て、お食事などもしたら3〜4時間くらいは欲しいかな。

ケルン大聖堂もあったら良かったなぁ。

許可を取るのが大変なのかも?

それから今は北半球だけだけど南半球も増えたらいいな。

ペルーのマチュピチュ遺跡なんかをじっくり全体を見ることができたらいいかも。

思ったのは、やはり都会ではこの雰囲気は味わえなかったのではないかと。

まわりの自然も含めてビルなどが目に入らない場所で屋外で季節を感じることでリアル感が増すのではないかと思いました。

行った日が暑くもなく寒くもなくお天気も丁度よく最高の気候だったので余計に気持ちよくゆっくり見て歩けたように思います。

真夏のカンカン照りだったら・・・


とにかく私個人としてはとっても楽しめました♪

日々お手入れをしているスタッフの方々のおかげでとてもきれいに保たれています。

資金面も大変かもしれませんが続いていってほしいなと思いました。

今回は車でしたがディズニーランドの舞浜駅のように東武ワールドスクウェア駅降りてすぐなのもいいですね。

旅行で行ったところは懐かしくもう一度行ったような気になり、まだ行っていないところも正確な縮尺で単なる模型とは違って建造物という感じが味わえるので行ったような気になり

実際に行ったら見ることができない部分まで全て見ることができて本当に良かったです♪





GREEN TEA


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「東武ワールドスクウェア」の続き

2024.10.24(00:42) 3464



「東武ワールドスクウェア」が想像以上に楽しかった♪の続きです。


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一部をご紹介、と言ってもたくさんあります(^_^;)


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ウェルカム ミュージックモニュメント
1時間に3回開いて演奏されます。

まず現代日本ゾーンから

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国会議事堂前にはもう石破総理が。

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東京駅は新幹線と中央線が走っていて停まるとアナウンスが流れて本当に駅にいるようです。
ちょうど人がいたので大きさの比較ができますね。
右下は草取りなどの作業中の方と新幹線。


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お兄ちゃんが小さかった頃にはなかったはずのスカイツリー。

もう、これスカイツリーに行ってきたと言っても信じてもらえそう(⁠^⁠^⁠)

新東京国際空港は動画を撮っていて写真を忘れましたが、飛行機やトーイングトラクターかな?空港で働く自動車が動いていたりアナウンスがいいです。


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旧帝国ホテル

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国立代々木競技場ではこんな応援団がいたり

他にも東京タワー、東京ドーム等がありました。


アメリカゾーンへ。

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今はなきワールドトレードセンターやニューヨークらしい街並み。

もちろん自由の女神像も実物大の足跡もありました。

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ホワイトハウスにはバイデン大統領が。


エジプトゾーンへ。

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ハロウィンの季節なのでちょこちょこ至る所にハロウィンバージョンの小さな仕掛けが。

砂漠の中でこんな撮影をしていたり、新東京国際空港でも滑走路でお化けがカボチャを追いかけて走っていたり(⁠^⁠^⁠)

ラクダ(もちろん作り物)の背中に乗って広い砂漠やピラミッドをバックに記念撮影もできました。


ちょっとお腹が空いたので湯葉あんかけたこ焼きやドリンクで一休みして


ヨーロッパゾーンへ。

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イタリアのコロッセオでは「ローマの休日」の撮影をしていたり

ピサの斜塔では私の指1本で倒しているみたいな写真を撮ったりして(⁠^⁠^⁠)

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ギリシャのパルテノン神殿

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フランスの凱旋門からスペインのサグラダ・ファミリアをのぞいちゃうこともできる(⁠^⁠^⁠)

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スペインのサグラダ・ファミリア

これも細かかった。
ぐるっと一周すると工事中のところにハロウィンの飾りがあったりして。


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フランスのエッフェル塔からイタリアのサン・マルコ寺院を見てしまう。

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フランスのヴェルサイユ宮殿

どれも360°見られるのがいいですね。どこから見ても抜かりなし。


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スペインのアルハンブラ宮殿

あのギターの名曲が流れています。


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ドイツのノイシュバンシュタイン城

ここもぐるりと回りから上から見られます。


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バチカンのサン・ピエトロ大聖堂

この人達が激しい雨でなぎ倒されないか心配。


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イギリスのバッキンガム宮殿

修復している方がいい感じに大きさの対比になっている。

ここもそうですが、100円を入れると音楽がなって人形が動き出したりするところが14ヶ所あります。

衛兵が足を上げて行進します。

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イギリスのビッグベン英国国会議事堂


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イギリスのウェストミンスター寺院ではおそらくダイアナ妃とチャールズ皇太子の結婚式が。

この時計は現地時間を指しているらしいです。つまり動いている(バチカンのところにも書いてありましたから、もしかしたらここにある時計は全て現地時間でちゃんと動いているのかも)。


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イギリスのタワー・ブリッジ

フランスもアメリカも日本も一度に見える(⁠^⁠^⁠)


本当はオランダもロシアもノルウェーもオーストリアもあってそれらも素晴らしいのですが

次の記事でアジアゾーンに行きます。

長々とお付き合いくださいましてありがとうございますm(_ _)m



「東武ワールドスクウェア」アジアゾーンから日本ゾーン





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「東武ワールドスクウェア」が想像以上に楽しかった♪

2024.10.23(18:00) 3462



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お兄ちゃん(息子)が2歳くらいの時だったか、ジイジとバアバがここに行ってみようかと言っていたのになぜか行かずに終わった場所。

確かに駅に停車したり発車したりする電車や空港を動く飛行機、船等を見るのは小さな子どもも楽しいと思いますが、

行ってみるとこれはきっと大人の方が楽しい(⁠^⁠^⁠)

咳が出るのでお留守番だったいい大人になったお兄ちゃんに見せてあげたくなる(^ν^)

世界中の世界遺産等、行ったことのあるところ、行ってみたいところを数時間で見て回るのですが

ミニチュア的な物が好きな人には絶対におすすめです。

全て25分の1の縮尺で精巧に再現されていて、普段なかなか見ることのできない裏側までぐるりと回ってみたり上から全体を眺めてみたり

そこにいる(置かれている)人々が本当にみんな違っていて色々な遊び心もあってとにかくよくできている。

22ケ国102点の建造物。うち世界文化遺産48物件。

「園内の展示物を作るにはその建物の設計者の許可を受けておりますが、建物の設計者がすでにいない建物もあり許可を受けるのに苦慮しました。ギリシャのパルテノン神殿は本物の大理石の使用を要請され、この展示物には本物の大理石の粉末を素材に混入しております。」とHPに書いてありました。

一部を除いてFRPという強化プラスチックでできているそうです。

動画を撮っていて静止画を撮るのを忘れていたりでしたけど

写真を撮ってどうするのかと思いつつ、ついつい撮らずにはいられない。

写真等は次の記事でご紹介しようと思います。


「東武ワールドスクウェア」の続き





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「夏日的檸檬草」

2024.10.18(11:37) 3461


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昨日から台湾ムービーウィークが始まりました。


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初日、TOHOシネマズ日比谷で「夏日的檸檬草」(日本での読みは「なつびのれもんそう」で統一しましょうとのことでした)上映とツァオ・ヨーニン トークイベントがあり行ってきました。

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開場までドリンクを飲みながら日比谷公園を眺める


さて、「夏日的檸檬草」ですが

2024年 台湾

監督:ラオ・モンジエ

2013年?に台湾の小説家 瑪琪朵(マキアート)が書いた人気ウェブ小説が原作らしいのですが、

これが観てみたら私が好きだった2018年中国で放送され、日本でも放送されたドラマ「駆け抜けろ1996」にそっくり。

内容は過去記事をご参照ください。

(「駆け抜けろ1996」の過去記事はこちら→「駆け抜けろ1996」ロス

ほとんどの設定が同じで主人公の女の子シアオシアを演じている女優さん(ファーストサマーウイカさんに似ているムーン・リーさん)も感じが似ている。

これは原作が同じだったのだろうか?

ハンサムな転校生が教室に入ってくるところの映像もそっくりで。

ただ違うのはシアオシアの幼馴染でいつもシアオシアの家で食事をしている柚子(ロウ・ジュンシュオ)は「駆け抜けろ1996」の同じ設定のリーユーと違ってヤンチャで熱血漢的なところ。

こちらでは転校生チョンイーとシアオシアのはじめの出会いはずっと小さかった頃でチョンイーはずっとシアオシアのことが忘れられずにいたけれどシアオシアは全く覚えていない。

「駆け抜けろ」ではヤンシーがある高校の前を通った時にその高校の実験室にいた(後に転校してくる)ファービャオが爆発事故を起こした時だった。

そして「駆け抜けろ」では転校生ファービャオは認知症のおばあさんと2人暮らしでしたが、「夏日的」ではおじいさんも一緒に暮らしていて

このおじいさんの認知症の妻に対する愛情が素敵で、こんな風に接してあげられたらいいなと思いました。

「駆け抜けろ」でヤンシーのことが小さい時から好きだったリーユーに対して片想いをしているクラスメートがいたように、「夏日的」でもシアオシアのことがずっと好きだった柚子に対して片想いをしている軽音楽部の全校男子憧れのまと的先輩がいて

ライブで演奏直前に柚子の気持ちを知った先輩がステージ上でボーカルを放棄してしまう。

そこで司会を頼まれていたシアオシアが急遽歌い始めるとこれが上手。

先輩よりもずっと。

そして幼馴染同士の息ぴったりのギター兼ボーカルの柚子とシアオシアの歌を会場で聴いていたチョンイーはそっと去る。

(柚子を演じているロウ・ジュンシュオはSHOUという名のラッパーでもあるんですね)

だがしかし・・・



転校生チョンイー役のツァオ・ヨ−ニンのこの視線は「ヤンヤン夏の想い出」のヤンヤンを思い浮かべてヤンヤンが大きくなったのかと思いました(⁠^⁠^⁠)
(「ヤンヤン 夏の思い出」の過去記事はこちら→「ヤンヤン 夏の思い出」


実はこの高校生たち30歳近い人達が演じているのですが、全く違和感がない。

ツァオ・ヨーニンはトークで老けていないか心配だと気にしていました(⁠^⁠^⁠)

10年後も演じます。

そこが「駆け抜けろ・・」とは少し違って10年後の「耳をすませば」のような感じです。

遠距離恋愛がリアルな感じでした。

この映画を見始めて、これは「駆け抜けろ」??と頭の中にずっとありましたがそのうちに引き込まれて彼らが泣くともらい泣きしたりして。

ラストも良かった。

見終わると爽やかになります。


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上映後のトークイベント


シアオシアが一目惚れする転校生チョンイー役のツァオ・ヨーニンは野球選手としても活躍していました。

今は俳優に専念していますが二足の草鞋を履いていたこともあるそうですよ。

私は観て居ないのですが「KANO〜1931海の向こうの甲子園〜」という映画で日本でも人気になったようです。


わかりにくいレビューですみませんm(_ _)m


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TOHOシネマズ日比谷がある東京ミッドタウン日比谷を出たらゴジラ像の上にスーパームーンが。





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新紙幣と曽祖父と古地図

2024.10.16(18:28) 3456



現金を使うことが少なくなり、新紙幣はつい最近やっと私の手元に来ました。

同じ頃、実家の金庫から持ってきていたもののうち古い戸籍謄本を見つけて私の曽祖父が住んでいた場所に興味を持ちました。

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場所は東京市日本橋区。

それでその住所がどの辺りか古地図を見てみました。


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ちょうど明治40年の地図があったのです。

今の兜町ですね。

そしてその番地がちゃんと載っていました。

旧渋沢栄一邸の近くでした。

叔母が曽祖父(叔母の祖父)は渋沢栄一さんのお話を聞きに行っていたらしいと母の遺品を整理していた時に話していたのを思い出しました。

また祖母から曽祖母の家は日本橋で金融業を営んでいたのではなかったかと聞いたことがあったのでそれも繋がりました。

ある方の代筆をしていたとも聞いたことがありました。

その曽祖母は私の祖父の実母ですが確か祖父が幼い頃に病気で亡くなり曽祖父は再婚したので私も一緒に住んでいたことのある曽祖母とは別の方です。

祖父からは小さい時からちょこちょこ昔のお話は聞いてはいましたが、

最初の曽祖母のお話、もうひとりの長生きだった曽祖母のお話、私が生まれた時には既に亡くなっていた曽祖父のお話をもっともっとたくさん聞いておけば良かったと思います。

もう聞くことはできません。

おそらく関東大震災で焼けてしまったのでしょう。

現在はどうなっているかも地図とGoogle Earthで見てみました。

驚いたことに阪本小学校や坂本公園はこの頃からずっとあったのですね。

今度その場所に足を運んでみたいと思いました。




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出光美術館から東京都美術館へ

2024.10.12(18:12) 3453



昨日はまず出光美術館へ。

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出光美術館の軌跡 ここから、先へⅣ
物、ものを呼ぶ
伴大納言絵巻から若冲へ


「1966年秋、東京・丸の内の帝劇ビル9階に開館して以来、皆さまに親しまれてきた出光美術館は、ビルの建替計画に伴い、2024年12月をもって、しばらくのあいだ休館する運びとなりました。−HPより−」

そんなこともあり、チケットを持っているもののうちこれが一番早く公開が終わってしまうこともあり、また興味深いこともあり行ってきました。


伊藤若冲、酒井抱一、与謝蕪村らの絵も素晴らしかったですが

小野道風、紀貫之らの(伝)書も興味深かったです。

中でも藤原公任(伝)のものもあると知っていたのでNHK大河ドラマ「光る君へ」で町田啓太さんが演じている公任を思い浮かべながら鑑賞しました。

見応えもあり良いものを観させていただいたと感じました。


会場出口すぐ横にフリードリンク(お茶・ほうじ茶・烏龍茶のホットorアイス)コーナーがありひと息入れることができます。

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このコーナーの窓から皇居が見渡せます。




出光美術館を出てその足で次に上野の東京都美術館へ。

金曜日は夜8時までなので見てしまおうと。

その前に

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お腹が空いたので美術館内でお腹がならないように(*^^*)上野精養軒 カフェ・ヒビキ東京文化会館店でツナサンドを。

いつもはテラス席ですが今日は中も空いていました。


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カフェ・ヒビキの目の前の国立西洋美術館では5日から始まった「モネ 睡蓮のとき」を観ようとすごい行列でした。


そこには入らず東京都美術館へ。

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目的は田中一村展。

6年前に箱根まで観に行った田中一村。
(過去記事はこちら→岡田美術館 田中一村

田中一村は東山魁夷等と同年に現東京芸術大学に入学したものの家事都合でたった2ヶ月で退学。

その時と同時の1926年5月1日この東京都美術館がすぐお隣に開館。

存命中には一度も個展を開いたことがなかった一村。

退学後も終の棲家となった奄美の家で朝食の支度中に亡くなるまでずっと絵への情熱を失わなかった人。

神童と呼ばれていた一村の6歳くらいの作品を観ても確かに神童と呼ばれていたに違いないと思える絵で、

その後も観進めて行く度に年齢を見るとこれが小学校低学年の絵?とその才能に驚きます。

帯留めや木魚等の木彫をしたり、着物や帯の絵付けもしていました。

まわりのお世話になった方々へのお礼の絵やハガキをマメに書いていて人柄もわかります。

それでも世の中に広く知られるようになったのは亡くなったあと3回忌に奄美の人達が個展を開いたのをメディアが報じてからだという。

世の中の天才芸術家達に昔はよくあったことでなんとも言えない気持ちになります。

とにかく魂を込めて絵を描きたいからその資金が貯まるまで工場で働いて切り詰めた生活をして

そしてやっと集中して死ぬまで絵だけを描いて暮らしていけそうだ、とハガキに書かれていましたが

それから短い間に亡くなったようで、確かに最後まで絵に情熱を向けていた生涯になったのですね。

絵のタイプが同じ人が描いたとは思えないタッチだったりします。

奄美での絵と観音様を描いている絵等はまるで違います。

写真から肖像画を鉛筆で描くこともしていたようでとても写実的です。

今回は発見されたばかり、初公開の絵がいくつかあって中にはこの展覧会の公開1週間前に発見されたものもありました。

小泉孝太郎さんのガイドでしたが、小泉純一郎さんのお祖父様が田中一村に関係している資料も展示されていました。

今回は本当に見応えがありました。

もう多分私は次に観る時は奄美市の田中一村記念美術館でしかないかもしれません。





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梨と暖かい杖

2024.10.08(16:23) 3452



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中学1年生の時の担任の先生から10年ぶりに梨が届きました。

お兄ちゃん(息子)が幼稚園の頃からだったでしょうか、ご実家のお兄さんが亡くなるまで 毎年欠かさず送ってくださっていました。

そしてそのたびに、ああ、その季節が来たのだと感じていました。

昨日届いたのは直径15cmくらいの特大の梨でびっくり。

今までの20世紀梨が季節的にもうなくなって今回は新高梨らしいです。

先日94歳の先生からのお手紙で足腰が弱り普段は杖をついて歩いているということが書かれていました。

長男さんのご家族とずっと同居されているのですが、次男さんが遊びに来て両手に暖かい杖で過ごせた2〜3日をとても喜んで涙が出たとおっしゃっていました。

その「暖かい杖」という言葉が胸にしみました。

母が亡くなる前、お墓参りで浅草に行った帰り、浅草駅へ降りる階段でなんとなく足元が危ない感じで思わず手を取ったあの手の感触が蘇り、

ずっと若いと思っていた母が当たり前ながら年老いていた事を改めて知り

家の中で転んで膝を痛めた時には折りたためる杖を買っていったりしましたが

もっとずっとそばにいて母の「暖かい杖」になってあげられなかったことを悔やみました。

人の温もりの「暖かい杖」。


私はそのことをお手紙で先生に伝えました。

すると先生から先週お電話があり、

その先生からのお手紙を息子さん達も読みたいという話になりコピーを送ってもらえないかとのこと。

その日のうちにコピーして送りました。

そして先生を驚かせようと中学1年生の時に先生から届いた初めての年賀状のコピーも一緒にいれて(整理をしていた時に見つけたもの)。

そしてそのことと梨のお礼をお伝えするためにお電話をすると

つい数日前はあんなに元気にハッキリとお話をされていたのに

補聴器をつけてもよく聞こえないとのことでゆっくり大きな声で何度お話しても全く噛み合わず、

一旦電話を切ってすぐにお手紙を書きますね、と何度もお伝えするもそれもわかっていただけず切ることもできずどうしたものかと。

先生が「もう電話も駄目になっちゃったのかね〜。情けないね〜。手紙のことも無理言って申し訳ない」と悲しそうに繰り返される。

かえって落ち込ませるようなことをしてしまったと本当に申し訳ない思いでいっぱい。

なんとか最後は伝わって電話を切ることができ、すぐにお手紙を書きました。

これからはお礼もお手紙にしよう。

先生の調子が良い時にまたお電話をくださるでしょう。

歳を重ねると日々調子が変わるものなのですね。

それでも先生はデイサービスに通って少しでも身体を動かしたり人と会話をするためにサボりたい日も頑張っているとおっしゃっています。

素晴らしいです。

どうぞいつまでもお元気で。





GREEN TEA


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「砂の器」

2024.10.05(01:35) 3451



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観てしまった。

観たらどういうことになるかわかっているのに。

私にとっては絶対に映画館では観てはいけない映画のひとつ。

どれだけティッシュが必要か・・・



テレビで今何をやっているかなと番組欄を見ていたら

「砂の器」が目に入ってきた。

1974年の方の。

デジタルリマスター版 ノーカット の文字

5〜10分過ぎていたけれど。

中居正広さんが和賀英良をやったテレビドラマの方では私もエキストラをやりましたが

やはりなんと言っても「砂の器」はこの「砂の器」が衝撃的でした。

加藤嘉さんの演技は目に焼き付いて忘れられない。


1974年 150分

原作 松本清張

脚本 橋本忍 山田洋次

監督 野村芳太郎


番組欄には

企画から完成まで14年を要した。松本清張をして「この映画は原作を超えた」と言わしめた。

と書かれていた。


加藤嘉さんと子役の春田和秀さんの辛いふたり旅の場面は台詞がなく、ただピアニストになった和賀英良が演奏する「宿命」(菅野光亮さん作曲)がドラマティックに流れるだけなのに

もう、言いたいことの全てが、二人の身に起きていることの全てが語られていて

その演技が素晴らしくて苦しくて悲しくて

今西刑事(丹波哲郎さん)は警察署でこの事件のことについて事情を説明しながらも、その悲惨な今までの和賀英良の生い立ち、その中で父親との愛情溢れる悲しき日々を想い涙する。

和賀英良と父親の気持ちがこんなにわかってしまう事件、警察も辛いでしょう。

始まりの全ては偏見・差別。


とにかく「火垂るの墓」と同じく嫌いだけど大好きな、観たくないけど観てしまう必ず号泣してしまう映画だ。

子ども時代の本浦秀夫(後の和賀英良)役の春田和秀さんの何年か前の記事を読みましたが

7〜8歳の頃で既に何本か演技の経験はあったものの、やはり台詞が無いということで不安だったし演技力を求められて大変な思いをしたようです。

そんな時、加藤嘉さんが本当に優しく力付けてくれたとのこと。

ボロボロのお遍路の衣装で極寒の中のロケで挫けそうになっても

加藤嘉さんが待っている間うしろからぎゅっと抱きしめていてくれたり、優しくアドバイスをしてくれたりして

撮影でなかなか学校にも行けず親にも会えずに何ヶ月も大人の中にいた時に、

本当の父親の様な気持ちになり自然とあの演技ができるようになっていったと。

10ヶ月かけて四季の移り変わりを撮影していたんですよね。

加藤嘉さん、素晴らしい俳優さん。


はぁ〜、当分見ないでおこう。


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2年前にお兄ちゃんが「砂の器」の舞台のひとつの亀嵩駅(実際の駅のロケは出雲三成駅らしい)に行って送ってきてくれた写真。










GREEN TEA


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運転免許更新

2024.10.01(02:07) 3450



無事に更新が済んで良かった。

本当なら先月(8月)行くはずだったのですが

腰を痛めて歩けなかったのでキャンセルして予約を取り直しました。

いつものように都庁に行ったのですが

今年から更新は予約制になり

今日なら、今なら、行ける、で行くことはできなくなりました。

なので期限が過ぎてしまう人が増えるかも。

私もいつ腰の状態が良くなるかわからなかったので

一応9月末に予約を入れておいたのですが

もしもそれよりも前の方が調子良くて

この日にまた調子が悪くなって

もうその後の日が全て埋まっていたら?

とちょっとドキドキ。

でも、予約制のおかげもあってかなり空いていて

私は念の為予約時間より30分くらい早く行ったのですが、

そのまますぐに予約時に送られたQRコードをかざしてチャッチャと進み

そういえば前は手数料の支払いはキャッシュのみだったと思うのですが

クレジットカード等キャッシュレスOKになっていたのを確認していたので1000円札でピッタリ出そうなんていう気遣いも要らず良かったです。

ただ、確か埼玉県だったと思うのですがキャッシュレスオンリーになったというのはまだまだ困る人も多いのではないかと。



そしてゴールド免許なので動画を観てすぐに新しい免許証を受け取り帰ってきました。

ああ〜、もう、この写真・・・嫌だ〜(ToT)





GREEN TEA


2024年10月
  1. 「東武ワールドスクウェア」アジアゾーンから日本ゾーン(10/24)
  2. 「東武ワールドスクウェア」の続き(10/24)
  3. 「東武ワールドスクウェア」が想像以上に楽しかった♪(10/23)
  4. 「夏日的檸檬草」(10/18)
  5. 新紙幣と曽祖父と古地図(10/16)
  6. 出光美術館から東京都美術館へ(10/12)
  7. 梨と暖かい杖(10/08)
  8. 「砂の器」(10/05)
  9. 運転免許更新(10/01)