7月20日、おばあちゃんが急に帰らぬ人になってしまいました。
夕食の支度をしているときに施設から電話がかかってきて
前回と同様に夕食を喉に詰まらせて救急搬送するように連絡をしたとのこと。
救急隊が来たときにはもう意識も呼吸も・・
病院についたという連絡をもらい駆けつけましたが
パパも私も間に合いませんでした。
それでもパパが確認した時をお医者様が死亡時刻にしました。
おばあちゃんは全然苦しそうな顔をしていなくてとってもきれいでした。
こういう時には一応警察も入ることになっているようで死因など調べることに。(何の問題もなかったです)
それからは怒濤の日々でした。
毎日ひとつひとつクリアしていっているところです。
まだまだ終わりませんが少し先が見えてきました。
おばあちゃんが亡くなって悲しい涙は勿論ですが
おばあちゃんの弟妹である叔父や叔母達に「長い間ありがとう」と言われた時にどっと涙が溢れてとまらなくなってしまいました。
後で思えば多分、感謝していただけるほどのことを何もしていないのにという思いと、わかってもらえてたというちょっと矛盾した訳のわからない感情だったと思います。
そして、パパにも本当にありがとうと言われて泣けました。
時々おばあちゃんのお部屋に来ていたと思われる亡くなったおじいちゃんがこんな嫁で心配しておばあちゃんを連れていってしまったのかもしれません。
なんだかまだ、あの、おばあちゃんのお部屋に行くような気がしてしまいます。
ちょっと不思議なことがありました。
いつも私の顔を見るとおばあちゃんが「さっき○○ちゃんがお母さんを探して泣いていたから早く行ってあげて」、とか「○○ちゃんがお腹をすかせて待っているから早く帰ってあげて」とか、おばあちゃんのおやつを「○○ちゃん、これが好きでしょう。そこにいるから持っていって食べさせてあげて。」と言うのですがその○○ちゃんという名前に誰も心当たりがないのです。
私の娘の設定らしいので話を合わせていましたが、今度その名前が出たときに思いきってそれは誰なのかを聞いてみようと思っていたのに聞けなかったのです。
お通夜の時にでも親戚の人に聞いてみようと思っていて忘れてしまいました。
おばあちゃんのお部屋から持ち帰った荷物の中にたくさんのノートや手帳、紙切れがあってビッシリと文字が書き込まれているのですが、
今日、それを見ようと一番はじめに手にとった大きめの手帳はなぜか何も書いてなくてそこに紙切れが挟んであったので見てみると、
○○ちゃんの名前がフルネームで書かれていて
「○○○○(○○ちゃんと言っている名前)は○○さんの外孫です。」
とまるで答えを教えてくれているように書かれていました。
それが合っているのかどうかわからないのですが、
というのも他のノートには○○ちゃんの名字が複数変えて書かれていたのです。
でも何となく私が聞こうと思ったことに答えてくれたような気がしています。
四十九日に納骨をしに行ってきます。