「印象派 モネからアメリカへ」ウスター美術館所蔵
2024.01.31(03:11)
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東京都美術館で開催されている「印象派 モネからアメリカへ」ウスター美術館所蔵展を観てきました。
ウスターと聞いてすぐウスターソースを思い浮かべてしまいますが、
ウスターソースを調べてみるとイギリスのウスターシャー州ウスターの主婦が作った(偶然にできた)のが始まりらしく
ウスター美術館はアメリカのマサチューセッツ州ウースターにある美術館なので関係はないのかな?
ところが出口のところのお土産コーナーにはウスターソースが売られていましたよ(^^)??
東京都美術館は今更ですが前川國男設計の美術館です。
江戸東京たてもの園での前川國男邸を思い出します。
過去記事→「江戸東京たてもの園 紅葉とたてもののライトアップ」
ウスター美術館はモネの「睡蓮」を世界で初めて購入した美術館で
ウスター美術館の印象派コレクションを紹介する展覧会は日本初だそうです。
今回の展示にはウスター美術館の館長とフランスの美術商との商談でやり取りされた手紙が展示されていて
割引をお願いしたりして確か「睡蓮」が2万フランだったか。
ハッサムの「朝食室、冬の朝、ニューヨーク」が3500ドルのところ300ドル値引きして3200ドルなどなかなか面白いですね(^^)
アメリカの印象派もなかなか良かったです。
その絵はあの大きさだから自分がその中にいるような癒やされる気持ちになるのだと絵はがきのコーナーで見て思いました。
ウスター美術館だけではなく日本の美術館所蔵のパリで学んだ日本の画家達(黒田清輝や久米桂一郎など)の絵も展示されていました。
今日は先着100名にハッサムの「花摘み、フランス式庭園」(一番上の写真の右上の絵)のクリアファイルがもらえる日だったとはうっかりしていました。
なんだか家を出るのが午後になってしまって^_^
また国立西洋美術館で10月5日から「モネ 睡蓮のとき」という展覧会が開催されるようですよ。
先日の上野の森美術館(過去記事→「モネ 連作の情景」)ではちょっぴり物足りない感じでしたが
モネ晩年の大画面作品が集うということで、「《睡蓮》の大画面に取り囲まれ、たゆたう水と一体になるかのような展示空間」という言葉にやはりまた観てみようという気になっています(^^)
GREEN TEA
今日は父の命日なので浅草のお寺にお墓参りに行ってきました。
お墓参りのあとはいつものようにブラブラと見て歩き、今日は舟和本店喫茶室に入りました。
右上のお芋のバスクチーズケーキと迷いました(^^)
温かい焼いてある芋ようかんにバターが添えられています。
アイスクリームは抹茶かバニラを選び、最中の餡は粒か濾しを選びます。
こちらの最中は皮が香ばしくてサクッとして餡(こし餡を選びました)の甘さ控え目で、最中がちょっと苦手でしたが(アイスの最中は好き♪)美味しくいただきました。
歳のせいかな?(*^_^*)
カウンター席で道行く人を眺めながらのんびり。
そして今年は辰年。
金の鱗の龍が降りてきたから金龍山というくらいで龍がたくさんいる浅草寺に今年初めてお詣りを。
雷門の反対側
左は天龍(男)、右は金龍(女)
本堂の天井絵や提灯の下に龍が。
本堂にお詣り。
節分の福豆を買いました。
浅草駅へ。
映画「PERFECT DAYS」の役所広司さん演じる平山さんが毎日通っていた地下。
この外に出てるテーブルで飲んでましたよね。
(私は観ている時ここだと思いましたがどうでしょうか)
過去記事→「PERFECT DAYS」
GREEN TEA
「君たちはどう生きるか」
2024.01.22(15:46)
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今日、TOHOシネマズ新宿でスタジオジブリの「君たちはどう生きるか」をついに観てしまいました(?)(^^)
この映画については観た方の感想をいくつか読んだのですが
よくわからなかった、理解できなかった、つまらない、早く映画館を出たくなった等
私が見たものは不評がほとんどだったので
これはもしかしてジブリの中の私が苦手とするタイプか?
そう、宮崎駿監督の作品の中には何度もテレビで観るチャンスがあるものの、どうしても観始めてから最後までキチンと観られないものがあるのです。
なので苦手というのはキチンと最後まで全部観た結果の感想ではありません。いつかは最後まで観たいと思っています。
そんなわけでどちらかというと観ない方向にやや寄っていっていました。
ところが
昨日娘が日本橋の映画館でお友達とこれを観てきたというのです。
お友達が提示したいくつかの映画の選択肢の中で娘が観たいものを観ようということになり、娘はその中なら「君たちはどう生きるか」かな?と選んだそうです。
それを聞いてまず
「わかった?」と聞いた私^_^
首を横に振った娘^_^
やっぱりそうなのね・・・
そして私が見た批判的なコメントを読み上げて聞かせると
「そうそう、まさにそんな感じ」
だと言う。
そしてこれは映画のせいじゃなくて久しぶりの映画館だったからかわからないけれどと言ってましたが、頭が痛くなってきてかなり最後の方は観ているのが辛くなってきた、長かったと。
ふむふむ。これはもしかしたら家で観ていたら途中で寝てしまうタイプか、もしくは観ていられなくて家事を始めてしまうタイプか(^^)
ならば強制的に映画館で観た方がいいかもしれない。
と逆に皆さんの仰る感想の酷さにどれほどのものか怖い物見たさ的感じで観てみたくなって娘に言うと
「うん、観て欲しい。それで感想を聞きたい。観るなら早いほうがいいと思うよ。もうすぐ終わってしまいそうだから」と。
それで早速今日行ってきたというわけです。
日曜日だったからか日本橋の方は観客がいっぱいだったそうですが今日は月曜日の朝ということもあり10人ほどでしたか。
何故かほとんどの映画館でこの映画は朝か夜しか上映していないのです。
まだ観ていない方はこの先は読まずにまずご自分で観て感じた方がいいかもしれません。
監督∶宮﨑駿(この映画のみやざきの「さき」は崎ではなく﨑なのは何か理由があるのでしょうか)
2023年 124分
もうこれはきっと宮﨑さんの好きなタイプの女の子や蛙やまっくろくろすけ的キャラが出てきて、いろいろなものが飛び交って爆発して、そして宮﨑さんの頭の中に浮かんだもの、心の中にあるものを我儘に映像化して
サー、皆さんこれを観てどう感じる?何を言おうとしたかわかる?って宮﨑さんは笑っている、
そんな映画に違いないと皆さんの感想から先入観ありありで観始めました(^^)
始まって割と早い時間に席を立って続けて出ていった方達(其々離れた席に座っていた)は、いったい・・・
やはり嫌だったのか?それとも何度目かの鑑賞なのか?と思いながら観ていました。
あれっ?
思ってたのと違うみたい···
これは普通にジブリ的ファンタジーとして面白いし
何よりも私にとってはタイムリー過ぎて驚きでした。
だってこれって先日書いた記事そのものではないですか。
こちら→「胎内記憶」
このメタモンみたいな白いたくさんのワラワラ達が生まれる時なんて私にはその渦がDNAの鎖にしか見えなかった。
生まれ出る前に邪魔されてなくなってしまったり。
娘たちは空の上から見ていて降りてきたようですがこの子達は海の中から来たのですね。
確かに生命の始まりは海からか?
そして記憶違いでなければ宇宙から来たとも言われていたように思います。
その宇宙から来たというのも表されているのではないかと感じました。
あくまでも私個人の感じたことなので宮﨑さんがそういうことを表したかどうかは不明ですけど。
処々に生きていく上で気をつけなければいけないこととか、どう生きるかの選択肢の中で自分で選んでいかなくてはいけない時があることなども織り込まれていたように思います。
私はエンドロールを観ながら、米津玄師さんの歌を聞きながら不覚にも(?)ウルウル(:_;)と来てしまいました。
えっ、ちょっと待って、これってそういう映画だった?
えっ、どうして?これ観て泣く人っている?
と自分の身体の反応に驚きつつ映画館を後にしました。
もう予想外の感想でこれは映画館で強制的に観ておいて正解でした。
もしかしたら好きな部類だったのかも。
これは胎内記憶のお話をしたすぐ後だったことも関係しているかもしれません。
きっかけを作ってくれた娘に感謝です。
今日娘が帰ってきたらどんなふうに話しましょうか。
GREEN TEA
「PERFECT DAYS」
2024.01.20(03:11)
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Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下にて「PERFECT DAYS」を見てきました。
始まるまでの時間、いつものように今回はドゥ マゴ パリ プチカフェで、上映中の「燈火(ネオン)は消えず」に合わせたシーズナルメニューのチャイティーホットラテを。
帰ったら直ぐに記事にしようと思っていたのですが
パンフレットを読み始めたらQRコードの先も含めて何時間もかかってしまって。
原作本を1冊読み終えた感じです(原作本というものは無いのですが)。
とても読みでがあって嬉しいですね。
監督∶ヴィム・ヴェンダース
脚本∶ヴィム・ヴェンダース 高崎卓馬
制作∶柳井康治
主演の役所広司さんはエグゼクティブ・プロデューサーでもあります。
2023年 日本 124分
元々は東京オリンピック・パラリンピックが開催される機会に渋谷区の17の公衆トイレを著名な建築家やデザイナーの手で生まれ変わらせるという柳井康治さんが発案、資金提供したプロジェクト THE TOKYO TOILET(TTT)(←泣いている顔文字ではありません^_^) でトイレの清掃員を主人公にした短編映画を作ろうということになり、
ヴィム・ヴェンダースに監督を頼んだところ日本に来て清掃員の日常を取材しているうちにこれを映画にしようと決めたらしい。
第76回カンヌ国際映画祭で役所さんが最優秀男優賞を受賞。
ハァ・・なんか・・いい映画だったなぁ
静かで落ち着いていて。
日本の、東京の日常がそのまま。
渋谷区のトイレの清掃員として働く平山さんは東京スカイツリーが間近に見える押上のアパートに住んでいて、毎日明け方に目覚まし代わりの近所の方が竹箒で家の前をお掃除する音で目覚める。
そこからはおふとんを畳んで歯を磨いて髭を剃って植物に霧を吹きかけ、玄関に並べて置いてある持ち物を身に着け外に出て鍵をかけてアパートの前の自販機で缶コーヒーを買い、お掃除道具を積んだ車で現場に向かう間に車内でカセットテープの音楽を聴く。
このカセットテープはその日の気分で選ぶようだが、それがまた選曲が良い♪
アニマルズの「朝日のあたる家」から始まって毎日毎日選ぶ曲が全部良い♪
現場に着いたら慣れた動作で丁寧にトイレを磨き上げていく。
そしてある場所のベンチでいつもサンドイッチと牛乳でランチ。
フィルムカメラを大事にしていて木漏れ日を撮ったりする。
仕事が終わって帰宅したら自転車で銭湯に行き、いつも浅草駅の地下のお店で「お疲れさん!」といつものを出してもらい
寝る前に必ずおふとんの中で100円で買ってきた古本を読み、眠くなったら寝て夢を見て
ご近所さんの竹箒の音で目覚める。
おふとんを畳み歯を磨き・・・
お休みの日にはコインランドリーに行き、フィルムをお店に出し、出来上がっていた写真を受け取り、家で整理し、石川さゆりさんがママのお店でお酒を飲む。
この毎日繰り返される日常に毎日違う何かがちょこちょこと加わって同じようで同じではない。
平山さんはほとんど喋らない。
だけど晴れた空や木漏れ日や植物に、そして目にした人にちょっと微笑んだりする。
その表情で観客は平山さんの気持ちがわかる。
まだ見ていない方はこのあとは読まないほうがいいかもしれません。
ある日姪のニコが突然訪ねてきた辺りからセリフが増えてくる。
そしてその辺りのニコの母親とのちょっとした会話などから平山さんは元々はこういう人だったのかと想像できたりする。
柳井康治さんと川上未映子さんの対談で川上さんが「選択的没落貴族」という言葉を使っていて、なるほど上手い表現だと感心。
つまりそういう人なんだと観客はそこで想像することができる。
全てが説明くさくないとでも言いましょうか、平山さんの一見同じことの繰り返しの淡々とした日常を描きながらちょっとした言葉や表情、行動で観客にはいろいろなことがわかってくる、或いは想像できるような映画でした。
私は単純に見ていましたが川上さんはもっと深く色々な部分に目を向けていました。
そして映画の中に出てきたトイレ。
見ているときに、あ、あそこ、と思ったので映画館から出てきたその足で行ってきました(^^)
森から生まれたきのこをイメージしたらしいですよ。
そういえば中に入ろうという考えが全く無かった。
平山さんの気持ちになってベンチから木漏れ日を写してみました(^^)
GREEN TEA
去年YouTubeを見ていた時、「のぶみ」さんという方のチャンネルが出てきて
その時に映っていた本の表紙の絵にあ!これは!と思い
即、その本を探して購入。
なぜならどうしても娘にその絵を見せたかったからです。
その時は電子版しか手に入らなくなっていたのですがどうしても紙の本で手元に欲しくて探して手に入れました。
この記事を書くために昨日のぶみチャンネルを見ようと思ったら一昨日この絵本のことがちょうど更新されていて、紙の本の方も増刷されて手に入りやすくなるようです。
それは
私が注目したのは雲の上にいるおじいさんと子ども。
これは娘が2〜3歳の頃に突然話し出したその光景そのものではないかと。
これはこのブログでも過去に何度か記事にしているので詳しくはその記事を読んでみてくださいね。
(過去記事はこちら→「生まれる前の記憶」)
ダイニングテーブルのところに座って何かをしながら(絵を描いていたのかも)確か私の方も見ずに話し出したこと。
私はこの表紙を娘に見せました。
「あ、そう!この人!」
私は社会人になった娘が今でも覚えていたことにも驚きました。
私「髭の?」
娘「そう、長い髭で白い服、もうこのまま」
私「杖を持ってた?」
娘「う〜ん、持ってたかな···あ、持ってたかも···その辺ははっきりしない」
絵本の中の絵を見せて
私「こんな感じだった?」
娘「そう」
私「こんな感じで天使とかいたの?」
娘「天使はいなかったと思うけどおじいちゃんはこの人」
そうか、昔聞いた時はその一緒に私達を見ていたというおじいさんのことを詳しく聞いていなかったから娘の祖父達なのか誰のことなのかわからなかったけれど(おじいちゃんって誰?って聞いても首を傾げていたような···多分娘にはわからなかったでしょう)
やはりおじいちゃんというのは誰かのおじいちゃんということではなく神様(のような人?)だったのね。
なぜあの時もっと詳しく私達家族の何を見ていたのか、どうしてウチを選んだのか聞かなかったのか。
いや、もしかしたら聞いたかもしれない。
「もう忘れちゃった」とか「わからない」とか言われたような気もする···
ああ、どうして私の記憶もあやふやなの?
何しろとっても驚いて感動したことは忘れられません。
のぶみさんによれば、お腹の中に入る前の記憶がある子達の話では
生まれる時に「忘れ薬」という薬を飲まされるらしい。
苦くて嫌だと飲まなかったりすると記憶を持ったまま生まれてきたりするみたい。
それを聞いて「あ、娘は錠剤とかカプセルが飲めない子だ」(^^)と思ったのです。
きっと娘は頑張って少しは飲んだけど全部は無理だったのでしょうね。
だからおじいさんのことは覚えているけど他のことは詳しくは覚えていないのかな。
いや、言わないのかも。
あの日、幼い娘の口から衝撃の事実が語られるまで胎内記憶(お腹の中にいた時の記憶)のことは知っていてお兄ちゃんにも聞いたことがあるけれど、まさかそれよりも前の、お腹の中に来る前の記憶があるなんて思ってもみなかったので
胎内記憶があるお兄ちゃんに聞くことができなかったけれど、もしかしたらその記憶があったかもしれない。
ああ、あの時に戻れたら聞いてみたい。
因みにお兄ちゃんは現在胎内記憶があったことすら全く覚えていない(^^)
絵本の後ろの方にのぶみさんと医学博士の池川明さんの対談が載っているのですが、その中に
「ママを抱っこして育てて守るために、ママを喜ばせるために生まれてきた」
ということばがあって、それを読んだ時に過去記事にも書いてある娘の私への行動が腑に落ちて真夜中にひとり涙しました。
まるで親子逆転みたいにいい子いい子してくれてありがとう。
私は昔自分がもしかしたら早くに亡くなってしまうかもしれないという思いがあり、
お兄ちゃんを心配しこの子が成人するまでは生きていないと、と思い
そして娘が生まれた時には更にこの子が成人するまでは生きていないと、と思ったのを覚えています。
3年位前に自分の前世が知りたくてある霊能者に聞いたときに私は前世ではいつも幼い時、若い時に亡くなっていたらしく現世が一番長生きの記録更新中だそうで
この記事を書きながら、ああ、そういうことかとたった今気が付きました。
どういうことかというと、漠然と感じていた自分の寿命の短さは前世の記憶。
そして私が長生き記録更新中なのは子ども達が生まれたからなのだと。
全然違うかもしれませんがなんとなく今そう思いました。
のぶみさんは過去のことなどから批判もされたりしたようですが、この絵本は10年かけて6000人の子ども達から聞いた話でできていて
こんなにも多くの子どもたちが娘と同じ話をしているのだということは真実だと思います。
そして、これもこれものぶみさんだったのかと恥ずかしながら今頃知ったりしています。
おまけ
ついでに見たらとてもわかり易くて最近よく海外の方に言われている日本人の民度についても納得したり。
因みにのぶみさんのご両親はプロテスタントでご実家は教会です。
GREEN TEA
今年もうっかりしていたブログ16周年
2024.01.13(23:49)
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昨年も同じことを言ったような気がしますが、
実は12日にブログ16周年を迎えておりました(^^)
一年一年が本当に早くてビックリします。
このブログを始めた時には小学生だった娘も社会人。
このブログには子どもたちとの思い出もところどころに散りばめられている。
このブログはずっと私の秘密基地。
日常のことを誰にということもなくおしゃべりするだけで
こんなにも楽しく心が豊かになっていくなんてブログに感謝です。
そう、一方的なおしゃべりばかりではなく、
ブログを通して知り合えたたくさんの方々とのコメントのやりとりが、知らぬ間にこんなに長い間続けている力になっていることも確かです。
本当にいつもご訪問、コメントありがとうございます♪
こんな独りよがりなブログですが呆れないでお付き合いくださいませ。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
GREEN TEA
共通テストが始まりました。
地震で被災し、避難所や車の中で勉強していたという受験生。
どうぞ試験が受けられ実力が発揮できますように。
お兄ちゃん(息子)は今年も受験生を受け持っているので今年も太宰府天満宮に生徒さん達の合格祈願に行ってきました。
祈願でいただいた御札は学校に持って行きましたが一緒にいただいた梅酒は家でいただきました。
今日はお兄ちゃんも試験会場へ。
門の辺りで待っていてあげたいらしいです。
GREEN TEA
10日、上野の森美術館で開催されている「モネ 連作の情景」展に行ってきました。
行こうかどうしようかと思っていたのですが、テレビで「光の画家モネを追いかけて芳根京子、パリへ行く」という番組をやることを知って見てから行こうと録画予約をしておきました。
芳根さんは本展の展覧会ナビゲーター、音声ガイドを担当しています。
その番組が放送されたのは去年の11月11日。
なかなか録画を見ることができなかったのですが、やはり行っておこうとチケットだけは買っておきました。
そして録画を見たのはなんと見に行く日の前日^_^
この日はたまたま「今日は割と空いているので」、と予約時間の30分くらい前に着いてしまったのですが入れました。
ソニーの技術で作られた不思議な感触と足を着くたびにそこから広がる波紋が面白い床。
う〜ん、ちょっと思っていたのと違いました。
えっ?もう出口?と間違いかとキョロキョロしちゃいました(^^)
それでも来る前に録画した番組を見てから来て良かったです。
近くで筆のタッチとか色の置き方などを確かめることができました。
第一回印象派展から150年の節目の年、国の内外から60点以上のモネの代表作が集められ、連作に焦点をあてたコーナーが作られ
日本初公開の人物画の大作「昼食」も見られました。
私は特にモネのファンということでもなく「睡蓮」の絵に惹かれるということでもないのですが(モネの睡蓮の庭は好き)見た瞬間なんとなく心に感じる絵が3点ほどありました。
いつもは美術館や博物館は2〜3時間はいるのですが、今回は一時間で出てきました。
グッズも一応見て回ったのですが、初めてくらい何も買わずに出てきました。
いつもなら買ってしまうファイルや絵が描かれた缶のクッキーなども物が増えるか、と諦めました(^^)
娘が翌日(昨日)午後休で見に行って職場の方に頼まれたグッズと自分のお土産を買ってきたのですが、
娘が自分のために買ってきた物を見て思わず「あ!同じ同じ!」と言ってしまいました。
何が同じか。
何も言っていなかったのに私が心に感じたその絵を絵葉書2種とファイル1種で買ってきたからです。
「ママもこの絵がいいと思ったの」
すると
「私にとってモネは『睡蓮』じゃないの」
という娘の言葉に同じ感性を感じました。
思ったよりずいぶん早く出てきたら目の前の清水観音堂が気になり、そういえば一度も入ったことがなかった、と入ってみました。
千手観音にお詣りをしてお堂の中を見ると隅に「願い玉」というものがあり、
どうやら舞台(京都の清水寺と同じようなつくりになっている)からあるところに投げてその願い玉がそこに乗れば願いが叶うというものらしい。
それで買う前にどこに投げるのか確認の為に舞台の周りをのぞいてみたけれどわからなかったので
舞台の上でお守りか何かを売っていた方にどこに投げるのか聞いてみました。
するとその方がとても親切に場所と投げ方のコツ等教えてくださり、もし投げるならと衝立を前に(ほんの少しだけ近くに(*´ω`*))動かしてくださったので急いで買いに行き戻ってきました。
そのため写真が撮れなかったのですが、小さなお手玉のようなものが5個。
アドバイスに従って投げました。
近そうに見えたのにもう少し向こうだったので次は加減して投げたら入りました♪(手前に乗ってる1個、見えないかな?)
残りは全て惜しいところでダメでした。
でもなかなか入らないよと言ってくださったし「1個入ったから願いが叶うかな」と言ったら
「その願いは難しいものなの?」と。
「いえ、家族の健康とか···主人が手術をしたりしたので」
というところからその方も前の年に同じ手術をしていたことやおすすめの病院のお話等本当に親切にしてくださって
「あの願い玉、僕が始めたんだよ」
って。比較的新しいものだったんですね。
暖かく気持ちの良い日でしたし、お詣りして心もなんだか温かくなりました。
行ってよかったです。
ついでに
美術館等のチケット半券(QRコードでも)でトッピングサービスしてくれます。
娘が買ってきたモネの絵の缶や箱のお菓子、一緒に食べようって。
GREEN TEA
7日には七草粥をいただきました。
しめ飾りも7日までで外し、神社で御札や御守りと一緒にお焚き上げをしていただきます。
ことしの初詣のおみくじは大吉。
でもいつも大吉をひいたときこそ心引き締めて注意をしなくてはいけないような内容になっていますね。
教え
言い訳がうまくなるほど
他人からの信頼は失われていく。
言い訳がうまくなるほど
他人からの信頼は失われていく。
はい、忘れないようにしますm(_ _)m
そして今日(8日)は成人の日。
成人式を迎えた皆様、おめでとうございます。
被災地のことが気になります。
18歳が成人となっても式への参加はしばらく20歳の人となっています。
なかなか複雑ですね。
お兄ちゃん(息子)は今日、卒業生の成人式後のホテルでの同窓会に呼ばれて花束をいただいて帰ってきました。
美味しそうなお料理がたくさんあったけれど皆さんとのおしゃべりが尽きなくて全然食べないで帰ってきたと嬉しそうに話していました。
自分が思い描いていた先生になれたかな?
大学の教授になって研究をしているタイプかと思っていたら、中学生か高校生の時だったか(あ、それは日本史の先生になりたいと言ってた時でその話をしたのは大学生の時だったかも?)「それじゃつまらないんだ。クラス担任になって生徒たちと一緒にいろいろやっていくのがいいんだ」というようなことを言っていたお兄ちゃん。
へ〜!そうなんだ、と意外に思ったのを覚えています。
学校生活が楽しくて先生方が好きで、きっと同じ思いを皆さんに感じて欲しいと思って尊敬する先生と同じ道を選んで今に至っている。
いい生徒さんたちに恵まれたこともありがたいことでしたね。
このあとは11日に鏡開きをしてお汁粉を作っていただきます。
それでお正月のイベントは終わり。
そして今月は父の命日があるのでお墓参りにも行きます。
GREEN TEA
硬派弦楽アンサンブル「石田組」コンサートに行ってきました
2024.01.04(21:11)
3331
2023年大晦日。
家族みんなで弦楽合奏団「石田組」のコンサートに行ってきました。
と言いたいのですが、チケットはとってあったのですがパパは手術して退院したばかりということもあって今回はやめておくとのことで私とお兄ちゃん(息子)と娘の3人で行ってきました。
とってもキャラの濃いヴァイオリニストの組長、石田泰尚さん率いる石田組は2014年10月10日にこのみなとみらいホールで誕生。
本当は教えたくない・・・チケットをとるのが難しくなるのが嫌だから
でも言わずにはいられない(^^)
組長 石田さんって
新星日本交響楽団のコンサートマスターから神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席ソロ・コンサートマスターへ。
数々の賞を受賞し、YAMATO Strings Quartet、Trio Japan、ドス・デル・フィドルのメンバーでもあります。
今回初めて生の演奏を聴きましたが、もう、何よりもそのヴァイオリンの音色の美しさと言ったら・・・
もしかしたらこんなに高音が気持ちの良い、最初から最後まで全く疲れない澄んだ音色は今までで一番だったのではないかと思うくらいで
なんていうかクリスタルみたいな感じ?
それともミネラルウォーター?
そして組員の皆さんが、その時その時で首都圏で第一線で活躍するオーケストラメンバーから招集されるのですが、ひとりひとりがまた素晴らしいのです。
ビックリしますがクラシックは勿論、ハードロックまで美しくこなします。
今回は昼の部だけ石田組ジュニアとの共演もありました。
将来がとっても楽しみな小1〜4年生の8名のジュニアたち。
素晴らしい数々の賞を受賞している子どもたちばかり。
昼の部と夜の部では違う曲目で、私達が聴いたのは
エルガー:弦楽のためのセレナード ホ短調 作品20
エルガー:序奏とアレグロ 作品47
マイケル・ジャクソン:今夜はビート・イット
(ジュニアと一緒)
クイーン:輝ける7つの海
(ジュニアと一緒)
シルヴェストリ:バック・トゥー・ザ・フューチャー
クイーン:ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ
クイーン:ドント・ストップ・ミー・ナウ
そしてアンコールでは
石田さん、キング・クリムゾンやピンク・フロイド、ツェッペリン、何でもやってくれてどちらも好きな私には最高のコンサートです。
なんと今年の秋には石田さん念願の日本武道館でのコンサートが決定。パチパチパチ
やっぱり言わないでおけば良かったかなぁ〜(^^)
持ち手が長めで肩にかけやすいタイプでとってもしっかりした作りです。
コンサートが始まる前に買ったのですが、コンサートの中でお話が出て今回初めてグッズを作ったそうです。
グッズはこのトートバッグの黒と生成りだけです。
年末の断捨離中にコンサートグッズはもう買うのはやめようと思ったばかりなのに・・・
やっぱりトートバッグは買っちゃうんですよね(#^^#)
スマートフォン版で画面からはみ出してしまう場合は横に回転させて見てくださいね。