「石田組」日本武道館コンサート
2024.11.11(18:25)
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弦楽合奏集団「石田組」結成10周年記念の日本武道館コンサートに行ってきました♪
昨年の大晦日に家族で石田組のコンサートに行った時(過去記事→硬派弦楽アンサンブル「石田組」コンサートに行ってきました)、
「来年、念願だった武道館でのコンサートが決まりました」
の報告を聞いてから約1年、この日を待ちました。
今年に入ってからは組長、石田泰尚さんが所属する別のグループ「YAMATO Strings Quartet」のコンサート(過去記事→YAMATO Strings Quartet 30th Anniversary 2024)
そして組長がコンサートマスターを務める神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサート(過去記事→井上道義指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団 定期公演)
と聴いてきて、これで今年は組長見納めになります。
本当はもっともっとたくさん組長が演奏するコンサートはあるのですが、選んだ結果です。
スモークが出ていて白っぽくなっている会場。
ということは、ライティング等演出に期待。
これからクラシックのコンサートが行われるとは思えませんよね。
海外アーティストの来日公演で何度も訪れている大好きな武道館に久しぶりに来ることができて嬉しくて嬉しくて♪
まずは日本武道館限定スペシャルティのサムライコーヒーと瀬戸内レモン香るクリームチーズカレーパンで準備OK。
もっちりしてて美味しかった(^^)
この満席の武道館の景色をステージから見たら組長は感動するでしょうね。
今回はセットリストは公表されずにコンサート終了後夜8時からネットで発表とのことでした。
いよいよ暗いステージにメンバーが出てきて演奏が始まると
ステージ中央後ろにパッと派手にライトを浴びた組長がポーズをとって出現すると会場は笑いと拍手で大喜び。
そして前に進み素晴らしいヴァイオリンの演奏が始まりました。
出演組員
石田泰尚 – Solo Violin (神奈川フィルハーモニー管弦楽団・京都市交響楽団)
佐久間聡一 – 1st Violin (フリー)
塩田脩 – 1st Violin (東京都交響楽団)
村井俊朗 – 1st Violin (フリー)
田村昭博 – 1st Violin (日本フィルハーモニー交響楽団)
双紙正哉 – 2nd Violin (東京都交響楽団)
大宮臨太郎 – 2nd Violin (NHK交響楽団)
ビルマン聡平 – 2nd Violin (新日本フィルハーモニー交響楽団)
丹羽洋輔 – 2nd Violin (NHK交響楽団)
中村洋乃理 – Viola (NHK交響楽団)
生野正樹 – Viola (フリー)
萩谷金太郎 – Viola (東京都交響楽団)
古屋聡見 – Viola (フリー)
辻本玲 – Cello (NHK交響楽団)
西谷牧人 – Cello (愛知県立芸術大学)
弘田徹 – Cello (新日本フィルハーモニー交響楽団)
大宮理人 – Cello (フリー)
米長幸一 – Contrabass (神奈川フィルハーモニー管弦楽団)
高山智仁– Contrabass (日本フィルハーモニー交響楽団)
市川哲郎– Contrabass (群馬交響楽団)
そしてツェッペリンの「天国への階段」のあのイントロが美しく流れて来て、はぁ〜いいですねぇ〜
もうライティングがクラシックじゃないもの。
お楽しみのひとつは間にあるメンバー紹介。
これがひとりひとりとっても楽しくおかしく組長が言葉少なに紹介してくれるのですが
メンバーの所属している楽団とか住んでいるところとか、ご家族が会場に聴きに来ていることを紹介したあとのお馴染みの
◯◯のお母さん、とか、◯◯の妹 、
に続く
「俺のファン」(^^)
会場の人はもうこの言葉が来る、来ると思って言われる前から笑ってしまうのです。
そして出た〜という感じで大拍手。
メンバーのひとりひとりがまた素晴らしいのです。
N響や新日本フィルや都響等の首席奏者等が集まって来られるのですから。
広報担当というヴィオラ奏者の生野君がとってもお話し上手で合間に組からのお願い(主にグッズ購入(^^))等を話してくれるのですが、これもまたいつも楽しい。
20分の休憩ですが、改修工事をしても相変わらずトイレは少ないので長蛇の列です。
ギリギリの私の後ろのたくさんの方達は間に合うのかと心配でしたが、少し遅れて2部が始まったのはそういうことも考えたからでしょうか。
さて、組長、2部はどんな登場の仕方をするのかと思っていたら
なんとステージの下からせり上がってきた。
笑いと拍手が起こります。
いつも笑わない組長(実はお笑い好き)は真面目な顔でなんかおかしいことをしてくれるんですよね。
2部の演出は凄かった。
ライティングもクラシックコンサートではないです(^^)
ディープ・パープルの「紫の炎」の時はステージ前部に炎が何本も上がり、
それが曲に合わせて公園の噴水のように。
そしてあの「Burn!」のところではBurn!と同時に全部がバーンと。
さすが武道館。
やっぱり武道館でやるからには!だったでしょうね(^^)
そして最後の最後には曲の終わりに合わせて大量の金と銀のテープがクラッカーのようにパーン!と客席に向かって打たれ会場がキラキラ。
あ、言い忘れていました。
席に置いてあったパンフレットに
「銀河鉄道999」が始まったらご自身のスマートフォンのライトを照らしてください。出演者には内緒です!皆さんで一緒にライトで銀河を作りましょう!
と書かれた紙が入っていました。
そしていよいよその時が来て、客席にしか見えないスクリーンに「次の曲でスマートフォンのライトを点けてください」というメッセージが出され急にみんなでゴソゴソ。
組員の皆さんビックリしたかな。
そして綺麗な銀河が出来上がりました。
クラシックもロックも武道館も大好きな私には最高でした♪
クラシックの楽団が武道館を満席にしてこんな炎の演出までするなんて初めてではないでしょうか。
それも子供からお年寄りまでものすごく幅広いファンを持ち
ただのクラシックコンサートでもない、ロックのコンサートとも違う。
石田組なら武道館で何かやってくれるとは思っていましたが想像以上でした。
石田組でもこういうのは武道館だけだと思うので行ってよかったです。
グッズはもうプログラム以外は買わないと決めていたので開場前にプログラムがあるか見たらなかったので何も買わずに入ったものの
座席に置いてあったパンフレットを見ていて、ああ、そうだ、初めての第1回目の武道館限定の小さなキーチェーンだけでも買っておけばよかったかな、とコンサート後に買いに行ったら完売でした(T_T)
去年はトートバッグしか無かったグッズも色々と種類が増えました。
それで開場前に行った時には気が付かなかったのですがパンフレットを見ていたらクリアファイルの後ろが組長直筆の「俺のファン!!」ではないですか。
それとメモ帳のメモの紙1枚1枚に「俺のファン!!」が薄く入っているではないですか。
やっぱりコンサートでの「俺のファン」のファンがいるんだなぁと思いました。
トートバッグは前回買ったので買いませんでしたが、今回のデザインはこのメモ帳と同じ岡崎マリーさんのイラストでした。
前回のトートバッグを下げていると「どちらの組の者?」と言う感じがなきにしもあらずでしたが(^m^)、今回のは可愛いですね(^^)
帰ったらお腹が空いたので前の晩にたくさん作っておいた初おでんの残りを食べました。
各自でお食事をしてくれるように言っておいたので既にそれぞれ済ませていた子どもたちもなぜかまた一緒に(^^)
そんな夜でした(^^)
ムックと石田組のコラボ。
ガチャピン組長登場(^^)
石田組ではありませんが、「天国への階段」つながりで
これもまた雅な東儀秀樹さんの雅楽による「天国への階段」を(^^)
出だしがイントロではないので注意です。
0:06くらいから静かなイントロが始まります。
なんだか本当に天国に行っちゃいそう・・・なんて(^m^)
追記∶
武道館コンサートの日(11/10)の夜9時から
Eテレで放送された「クラシック音楽館」(N響 第2017回定期公演)の最後にある「コンサートα」で組長石田泰尚さんと﨑谷直人さんのユニット「ドス・デル・フィドル」の演奏が紹介されました。
NHKプラスで11/17午後11時まで配信されています。