少し前から娘が「かわいい(^^)」と言っていつも見せてくるイラストレーター可哀想に!さんのキャラクター
おぱんちゅうさぎ
「なんかママっぽいんだもの」
え〜···どうして?
「こういう目にあっていつもウルウルしてそう(^^)」
いくつもある中の一部なんですけど
みんなの幸せのために一生懸命頑張っているのになかなか報われないキャラクターらしい
私がこういう時(このイラストと同じじゃないですよ(^^))、どういうわけかいつも娘が一緒なんですよね〜
そういうときに限って···
いつもじゃないんですよ。
滅多に!無いんですけどたまたま!なんですよ。
おぱんちゅうさぎちゃんと同じでなんかかわいそうな感じなんでしょうね〜···
GREEN TEA
この間娘が、乃木坂46のメンバーがレトロな喫茶店を紹介しているのを見たらパフェが食べたくなっちゃった、あれはどこだったかな?と検索していたので
「実はママも行きたいと思っていたところがあるの。そこのプリンがもしかしたらママ好みかもしれないから。COFFEE 西武なんだけど」
と言うと
「それだ!」と娘。
なんと偶然に母娘で別の理由から同じ所に行きたいと思っていたのです。
これは行かなくちゃね、と。
早速翌日娘から「今日は久しぶりに早く帰れそうだからパフェ食べに行けそう」と連絡があり、すぐに待ち合わせ場所に向かいました。
娘がはじめ行こうと思っていたのは西新宿店の方だったようですが、私が行こうと思っていたのは昭和39年創業の新宿三丁目の本店。
この本店は今年8月末竣工予定の「ハナミチ東京歌舞伎町」に移転し、10月からそちらで営業開始になるそうなのでこの貴重なレトロなお店に行っておかなくてはと本店の方に行ってきました。
若い人が多く、並んで待っていたのは乃木坂効果なのか?
多分昭和レトロな喫茶店はブームでもあるのでしょうね。
左がフルーツパフェ、右がプリン·ア·ラ·モード。
プリンだけというのはメニューにありませんでした。
プリンはどこ?と思うくらい真ん中に低く埋もれています。
でも硬めでフォークがささったまま立つというのは本当でした(^^)
カラメルも苦目でいいです。まだ理想にはもうちょっと··ですけど。
次はオムライスも食べてみたいです。
私達がいる間にもずっと待っている人が絶えませんでした。
ちょうど眼鏡のフレームの修理もあって直ぐ側の眼鏡屋さんに寄って直してもらい、ショッピングもして帰りました。
GREEN TEA
BSPシネマなど色々
2023.04.19(18:31)
3220
子どもたちが社会人になってこれまでの3月、4月のなんとなく落ち着かない感じとは無縁になった···
はずだったのですが、
子どもに関係なくやることが集まってしまってお話したいことは次々にあるけれど暫くブログも諦めようなんて思っていました。
でも今日は久しぶりに書こうと思います。
毎日午後1時から放送されているNHK BSPシネマはいつも良い映画で楽しませてくれていますが
ここのところ特に懐かしく好きなものが続いています。
ヒッチコックの「裏窓」だったり、昨日はヴィスコンティの「ベニスに死す」、今日は「小さな恋のメロディ」
ここでふと「小さな恋のメロディ」の監督は全然意識したことがなかったことを反省。
何度も見ているのに申し訳ないm(_ _)m
ワリス·フセインというインドから子供の頃にイギリスに移住した人でした。
多分何度も監督の名前を目にしているはずなのに恥ずかしながら初めて知ったと言ってもいいと思います。
メロディとダニエルの10年後はどうなっていたのかな。
「耳をすませば」の実写版のようかな。
そのBSPが今年度でBS1と統合されて新しい編成になるんですよね。なんだか心配。
先日はマリリン・モンローの「恋をしましょう」をやっていて見たのですが、
マリリン・モンローは子供の頃に抱いていたイメージと映画の中のイメージは違うと大人になってからテレビで見た映画(何を見たのか忘れましたが)で知ったのでした。
とても色っぽいイメージに捉えられがちだけれど実はとっても普通でかわいい人だなぁと思います。
生い立ちからもきっと寂しく悲しい思いをたくさんしてきたと想像し、誰か本当に心から愛して抱きしめてくれる人が男女問わずいてくれただろうかと
エルトンの「グッバイ·ノーマ・ジーン」の歌詞のような感情を抱いてしまう。
(スマホ版で動画がはみ出してしまう場合は横に回転させて見てくださいね。)
話はコロッと変わって
マイナポイント第一弾はもうもらっていたのですが第二弾がまだだったので先日保険証と紐づけしてポイントもらいました。
本当はマイナンバーカードは使わないつもりで金庫に保管してあったのですが(^^)いずれ保険証はこれに変わるので仕方ありません。保険証に関しては色々自分でしなくても自動的にやってくれることができたり便利にはなると思います(なんとなく持ち歩きたくはないのですが···)。
あとパスポートの更新。
海外旅行復活でカタログがどんどん送られてくるようになって今度はどこに行こうかなぁなんて眺めていたら
お兄ちゃんが「あ、パスポート切れてる!去年の学年の海外研修がコロナで今年の2月に延期されるかもしれなかった(結局中止になった)んだけど危なかったー」なんていうので
えっもう10年経った?と確認するとお兄ちゃんが1月のJAと6月のJUを勘違いしていたとはいえ(^^)今年の6月で切れるとは思っていませんでした。
そうだった、そうだった、本籍地をパパの実家の方から現住所に変更したからちょうどドイツ·オーストリアに旅行をするタイミングであと数年期限が残っていたパスポートの元々の同じ有効期限までの新しいパスポートに変えたのだった。
お兄ちゃんが気づいて良かった。
ちょうど3月27日からスマホで更新のオンライン申請ができるようになったのでしようと思ったら写真をスマホで自撮りしないといけなかった。
このスマホの自撮りは悲惨なので(私の素材が悲惨(^^))やっぱり都庁で撮って申請することにして申請用紙だけダウンロードして記入してプリントしました。
でも今年は行かないかな。なんとなく。
実家のこともお恥ずかしいことにちょっと相続問題が発生して面倒なことになって(そんなことは我が家にはないと思っていたのですがあるんですねぇ)一度話が決まってからまた半年以上放置されてしまいましたが、もう一度本腰入れてやるときが来ました。
ふ〜 乁 ˘ o ˘ ㄏ
来月は娘がプレゼントしてくれたチケットで姉と温泉に行ってお疲れ様会というか最後までもう少し頑張ろう会をする予定です。
いつだったかパパが私の実家の庭から掘り出して持ってきたシランを鉢に植えて屋上に置いておいたら何日か前に花が咲いたと写真を撮って見せてくれたので見に行ったら
本当に元気に育ってきれいな花が咲いていました。
花が咲いてからスマホで検索して名前がわかったらしい(^^)
以前、庭できれいに咲いていたのを覚えていて持ってきたらしい。
パパ、グッジョブ👍
お話が色々飛んでまとまりのない記事ですみません。
GREEN TEA
カップヌードル シンガポール風ラクサ
2023.04.04(13:43)
3217
なんとシンガポール風ラクサが復活とのこと。
先行販売のお知らせで買いました。
探していたのですが何年も見ていませんでした。
どうしてこれが無くなってしまったのだろう、人気がなかったのか?と思ったり。
蓋に「お客様からの復活リクエストNo.1」と書いてあるのを見てやはり人気だったんだと復活を喜んでいます(^^)
ちょっとだけ違うような気もしますが気のせいでしょう。
この味ですね~。
2015年の記事→CUP NOODLES シンガポール風ラクサ
GREEN TEA
レスリー・チャン没後20年特別上映「流星」と「欲望の翼」その②
2023.04.03(21:21)
3216
昨日のその①の続きです。
(その①はこちら)
ああ、関係ないですけど「空から降る一億の星」、とうとう今日が最終回でした。
やっぱりラストはさんまさんと泣いてしまう
(木村さんには申し訳ないのですが)多分最初に見た当時、木村さんだけの主演だったら見ていなかったかも···
結果見て本当に良かったと思ったドラマでした。
最後に向かうにつれてのキムタクの演技も良かったです。
しつこいようですが(^^)吉俣良さんの音楽が良い♪
関連過去記事はこちら→「空から降る一億の星」
どうしても親子、兄弟等の(例えそれが義理でも実でも)無償の愛に弱い。
そう、昨日見たレスリー・チャンの「流星」のように。
「大地の子」も「北京バイオリン」もそう。
さて「欲望の翼」のお話に行きましょう。
「流星」が終わって「欲望の翼」が始まるまでの間にまたロビーラウンジで今度はスフレチーズケーキとホットティーを。
これが本当に最後のこのロビーラウンジ。
混んでいて並んでいたので焦りながら待って急いでお腹に入れて(^^)ル・シネマに戻りました。
「欲望の翼」デジタルリマスター版。
1990年 香港 95分
ウォン·カーウェイ監督
ここに出てくる俳優が、レスリー・チャン、マギー·チャン、トニー・レオン、アンディ・ラウ、ジャッキー·チュン(チェンではない)、
と、昔良く聞いていた名前が勢揃い。
今大変な人気なんだと彼らの名前は聞いていて知っていても恥ずかしながら実際のところちゃんと見たことがなかったと思う。
監督も彼らが一堂に会するのは香港映画史上後にも先にもこれ一度きりだろうと言っている。
クエンティン・タランティーノも影響を受けたと公言している監督ウォン·カーウェイの初期代表作。
2005年以降日本での上映権が消失してから13年ぶりの2018年2月にここBunkamuraル・シネマ他で上映された映画だった。
「脚のない鳥がいるらしい。脚のない鳥は飛び続け、疲れたら風の中で眠り、そして生涯でただ一度地面に降りる。
-それが最期の時。」(テネシー・ウィリアムズの「地獄のオルフェウス」から引用されたらしい)
これがこの映画の主題なのか。
ヨディ(レスリー・チャン)がサッカー競技場の売店の売り子スー·リーチェン(マギー·チャン)のところに毎日同じ時間に来ては1分だけ会話し(1分だけ彼の腕時計を見させたり)、この1分僕等は共に過ごしていた的なことを言ったり、しっかり寝て夢で僕に会えと言ったり何だかんだ口説くような感じ。
で、スーはいつの間にか彼に心奪われて
でもヨディは自分の養母レベッカ(レベッカ·パン)が経営するナイトクラブの踊り子ミミ(カリーナ·ラウ)を部屋に誘ったり
で、ヨディとミミが部屋にいる時に親友サブ(ジャッキー·チュン)が外の壁を伝って窓から入ってきてすぐに出ていくけれどなんとサブは一瞬でミミの虜に。
で、ミミと暮らし始めたヨディに会いたくてその部屋を訪ねてきたけれどためらって入れずに雨の中ずぶ濡れで外にいたスーと一緒に警官タイド(アンディ·ラウ)が部屋を訪ねる。
ミミの存在を知って飛び出したスーにタイドはタクシー代を貸す。
そのタクシー代を返しに来たスーとタイドが夜の街を巡回しながら互いの身の上や夢など話すようになり、
「寂しいときにはここの公衆電話にかけてきてベルを鳴らすように。自分はいつもこの辺にいるから」とスーに伝え、かかってこない電話を毎晩公衆電話の前で待っているタイド。
養母レベッカが恋人とアメリカに渡ることになり、実母を教えるようにヨディに迫られフィリピンにいると伝える。
ヨディが車をサブにあげてフィリピンへ実母に会いに行く。
置いていかれたミミはヨディを探し歩く。
スーのところにも行くが「今度はあなたが泣く番ね。私はもう平気」と言われてしまう。
ヨディを隠していないかと養母のレベッカのところにも行き、フィリピンにいると告げられる。
サブはミミを車に乗せてあげようとするもミミに「車の次は私をもらうのか」と言われ、ミミを想うサブはその車を売って作ったお金をミミに渡しフィリピンに行けと言う。
ヨディの実母はフィリピンの貴族の娘でヨディは不義の子だった。
大きな屋敷を訪ねたヨディだが母は不在だと言われ帰される。
会うことを拒否されたのをヨディは背中に向けられた視線を感じてわかっていた。
でも振り返らない、僕に顔を見せないから僕も顔を見せないんだ、と振り返らずに屋敷を立ち去る。
養母が自分をずっと縛り付けていたのはヨディが18歳になるまでこの実母から毎月お金が送られてくる契約になっていたからだった。
傷付いたヨディは荒れて船乗りに助けられるが、その船乗りはなんとあの警官のタイドだった。
スーと夜道を歩きながらタイドが「船乗りになりたかったが母親が病気だったから離れられず、なれなかった」と話していたが母親が亡くなり船乗りになったようだ。
ヨディは偽造パスポートでアメリカに行こうとしていたが、そのお金が払えずマニラのギャングと争い
ヨディとタイドは列車に逃げ込んだもののタイドが離れているときにヨディはギャングに撃たれて命尽きる。
ただ一度飛ぶのをやめて地面に降りた時なのか。
その間、ミミはフィリピンに来てヨディを探していた。
そして、ここが問題。
唐突に身なりを整えてお金やトランプをポケットにしまっている男(トニー・レオン)。
最後の最後に何の脈絡もなく登場のトニー・レオン。
で?え?終わり?
というラスト。
実はこれ監督は二部作を作るつもりだったんですって。
だからこのトニー・レオンは次の第二部の映画につながっている人のはずだったらしい。
二部合わせての予算が一部で既に超えちゃってたらしく、そんなこんなでできなかったみたい。
この映画はただ不思議に入り組んだ恋愛と主人公の複雑な家庭環境、奇跡的なループをサーッと流しているようなのですが
それは監督がワザとこの映画には起承転結が無いような作りにしたようです。
一部二部つなげても起承転結なく登場人物は被っていることはあっても平行線で進んで行くようなものを考えていたらしい。
監督の言葉を借りれば「今までの香港映画、小説では何かを説明する、教える、ということに専ら重点が置かれてきたが、僕はそれには満足できない。何かを説明することも大事だけど、それをどのように語っていくか、その語り方自体も重視しなければいけない。これは外国の小説(特にマヌエル・プイグの「赤い唇」)を読んでいて気づかされた」と。
第一作の「いますぐ抱きしめたい」が非常に好評でこの作品もまたその延長線上にあると期待して見た人達が全く予想と違ったために不評で「この映画だけは観に行くな」とふれまわられたりしたそう。
確かに「空から降る一億の星」のように何かドラマがあったら最後にガツンと、とか、ほのぼのと、とか、なるほど〜とかそういう結末を望んでしまう自分を感じる。
起承転結にこだわることはないし、ただの何でもない日常を描いているものも好きではあるのだけれど、
結局は見終わったときに何かしらの感情が欲しい気がする。
多分、最後の一瞬だけ登場のトニー・レオンが???で全てが飛んでしまったのかも(^^)
ヨディがいなくなったあともミミは探し続けていて、スーはいつものように働いて、「私はもう平気」と言っていたけど誰もいない公衆電話のベルがタイドが出るのを待っているかのように鳴り、タイドは船乗りになっていて···
と今度は全てがすれ違いながら生活が続いて行く、
そこで終わっていたらまた違っていたかもしれない。
それと映画音楽についてもそういえば何も印象に残っていないと思ったら「欲望の翼」は音楽が少ないかわりに自然の音を全編に採り入れているとのこと。
私が一番記憶にあるのが喫茶店でのシーンで本当にナチュラルに周りの音(他の人達のカトラリーのカチャカチャする音)が入っていたこと。
そんなことも自然の音になるのかな。それはそれでとても良いと思う。
正直に言うとプログラムに助けられました。
何故ならこのレビューを書こうと思ったとき、一体何の話だったか?と頭の中が整理できなかったというか見たばかりなのに印象があまり···
「流星」はシークレット上映だったせいなのかプログラムが無くて残念でしたが「欲望の翼」はあって良かった。
読んでやっと噛みしめられ記憶に残ったと思う。
GREEN TEA
レスリー・チャン没後20年特別上映「流星」と「欲望の翼」その①
2023.04.03(03:17)
3214
3月11日の「RRR」がBunkamura ル・シネマで見る最後の映画になるかと思われたのですが(「RRR」の記事はこちら→「RRR(アール アール アール)」)、
これが最後になりそうです。
レスリー・チャン没後20年特別上映ということで「欲望の翼」は4月1日のみ、「流星」は4月1日·2日のみ、各1回ずつの上映でした。
それで1日に間45分あけて2本とも見ることにしました。
その前に、いつものロビー·ラウンジでランチ。
いつも私が行く時はとても静かな空間でしたが、この日は思った通りとても人が多く並んで待ちました。
それで最後にオムライスを食べようかと思っていたのですが今日は注文が重なっていて20分から30分かかりますとのことでしたので早めに食べられそうなBLTサンドにしました。
もう見られないかもしれない景色を撮っておきましょう。
同じ気持ちの方が何人かやはり写真を撮っていました。
ロビーラウンジの向い側シアターコクーン(写真左)もこの時はシアターコクーン休館前夜のグランドフィナーレ「シブヤデ マタ アイマショウ」の開場時間で人がたくさん並んでいました。
まずはル・シネマ2でシークレット上映だった「流星」。
レスリー・チャンは2003年4月1日に46歳で亡くなりました。
監督:ジェイコブ·C·C·チャン
1999年 中国 111分
チャールズ·チャップリンの「キッド」がモチーフ。
香港の映画労働者の雇用機会のために闘っていたレスリー・チャンがノーギャラで出演。
ネタバレありです。
ちょっと話が前後していたらごめんなさい。
証券アナリストのウェイ(レスリー・チャン)はトップセールスでバリバリ働いていたが株の大暴落で全てを失う。
家にしているクルーザーのソファに倒れ込んで眠ろうとした時に部屋の中で赤ちゃんの泣き声が聞こえた。
見ると「生きることに疲れました。恵まれた方に育てていただければ」の手紙とともに赤ちゃんが置き去りにされていた。
自分も生きることに疲れているとウェイはその赤ちゃんをまた外の別のクルーザーの前に置いてきてしまう。
ところがやがて激しい雨が降り出したことに気づき赤ちゃんが心配になり急いで見に行き、ずぶ濡れで激しく泣いている赤ちゃんを見つけ抱きしめる。
その子の名前はミン(エリクソン·イップ)、4歳になっていた。
ウェイに育てられ貧しいながらも周りの温かい人達に囲まれて元気にとても良い子に育っている。
ある日テレビに映った慈善家のリャン夫人に何故か惹きつけられるミン。
リャン夫人は子供達のための慈善事業をしているが実は子供が苦手だった。
子供が嫌いなのではない。
なぜそうなのか、それを克服できるようにメンタルクリニックのドクターにも診てもらっている。
ミンはテレビでリャン夫人を見たあと偶然にリャン夫人のクルーザーで彼女に会い「テレビに出てたね」と。
テレビの彼女に目が釘付けになり指をさしていた時から観客は察するでしょう。
子供って不思議なものだと。生まれたばかりで捨てられたはずなのにと。
まだ誰も知らない。
子供が苦手なリャン夫人は何故かミンは大丈夫だとドクターに話している。
やがてウェイはミンのためにきちんと就職をしようと決心をし誘われていた証券会社時代の同僚の会社に就職したが初日で以前の会社の雰囲気が蘇り逃げ帰ってしまう。
民生委員や役所の人が学校に行くための援助をしてくれるということで家を訪ねてきたときに出生証明書等を見せたことでミンが捨て子でその子を勝手に育てて一緒に住んでいることが違法だと
ウェイは誘拐罪で逮捕されそうになりミンは施設に預けられそうになるが絶対にミンと離れたくないウェイは逃げる。
そして危ないところでいつもこの地域の人々を温かく見守っている優しい警官(ティ·ロン)に助けられる。
既にミンを預かったりして二人と親しくなりつつあったリャン夫人は役所の人に見せた書類を見て気づく。
裏に書いたメッセージは自分が書いたものだと。
ミンはあの時の子であると。
元々天文学が好きなウェイはグリニッジ天文台に来ないかと誘われていたが一人で行くことが条件だったためにミンを置いていくわけには行かずに諦めていた。
その話を聞いた時、リャン夫人はウェイがグリニッジに行っている間ミンを預かると提案していた。
自分の子とわかってもこのウェイからミンを引き離すわけにはいかない、二度もミンに辛い思いをさせるわけにはいかないと思うリャン夫人。
周りの人からミンには母親が必要だと言われ続けていたウェイ。
この貧しい生活で気ままに生きていることが良いとミンに思わせてはいけないと言われていたウェイ。
リャン夫人がミンの実の母親と知ったウェイはためらうリャン夫人に「あの時はああしなければ(捨てなければ)いけない理由があった。でも今度は人間としてダメになる」と。
ミンは無理にウェイと別れてリャン夫人の子供になるということではなく、ウェイがグリニッジに行っている間リャン夫人のところで暮らすことになったのだったと思う。
ものわかりが良く、聞き分けのいいミンはすんなりリャン夫人とともに車に乗って新しい人生を始める。
この幼いミンを思うと胸が痛くなる。
まだリャン夫人が実の母親とは知らないと思う。
そして口には出さないけど不安と緊張もあるかもしれない。
そして優しいリャン夫人と一緒にいられる嬉しさもあるでしょう。
どうかミンがこれから先今までと全く環境の違う生活で息苦しさを感じることなく幸せに暮らしていってほしいと願わずにはいられない。
そしてこれからもウェイとしばらく離れて暮らしても仲良く変わらずに親子としての付き合いが続いていきますようにと願わずにはいられない。
私は平面的にさらっと内容を書いただけなのでそれだけかと思われるかもしれないのですが、同じビルに住む住人の事、優しい警官のこと、ミンの可愛さ、ウェイの切なさ、実際にはもっとここに書いていない色々なことがあって涙が出ます。
ちなみにこのリャン夫人を演じている美しくスタイル抜群のモデルのキーキー、夫は香港の俳優サイモン·ヤムで娘のエラ·ヤムが超非科学的な体型だと評判です(^^)
長くなったので「欲望の翼」は次の記事で。
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