三保松原(みほのまつばら)
2023.02.04(20:41)
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日本平ロープウェイの記事(こちら)の続きです。
次に向かったのは天女の羽衣伝説で有名な三保松原です。
パパは駐車場の車の中で待っているから行ってきなさいと言うので二人で海岸へ。
途中に「みほしるべ」という静岡市三保松原文化創造センターがあります。
こちらも隈研吾氏設計か?と思ったりしたのですが、様々な教育施設、文化施設その他を手掛けているアプルデザインワークショップの設計でした。
そちらを見学して(天女の羽衣の切れ端と言われている生地が残っていて展示されていたりします)海の方へ。
「みほしるべ」で松葉を使った松葉飴やお茶の葉クッキー、三保松原の松から抽出したアロマミストをお土産に買いました。
次に向かったのは登呂遺跡です。
それはまた次の記事で。
こちら→登呂遺跡
GREEN TEA
「すべてうまくいきますように」の記事に追記しました。
2023.02.04(11:53)
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映画を見ていて気づいた事で書こうと思っていたことを書き忘れていました。
追記したのでまた読んでくださいね。
こちら→「すべてうまくいきますように」
GREEN TEA
「すべてうまくいきますように」
2023.02.04(02:15)
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Bunkamura ル・シネマ2で「すべてうまくいきますように」を見てきました。
2021年フランス·ベルギー 113分
監督·脚本:フランソワ·オゾン
「すべてうまくいきますように」とは、つまりちゃんと安楽死させられますように安楽死できますようにということ。
今まで贅沢にわがままに生きてきた84歳の父アンドレ(アンドレ·デュソリエ)が脳卒中で倒れ身体が自由に動かせなくなり、
娘の小説家エマニュエル(ソフィー·マルソー)に「人生を終わらせてくれ」と頼む。
そう頼まれたときどうするか。
思いとどまってくれることを密かに望むエマニュエルと妹のパスカル(ジェラルディーヌ·ペラス)だが、
最初に言われたときにはショックで掴まれた手を振りほどいて病室を出たものの、その後よくあるように本人を強く説得したり「何言ってるの」と無視したりしない。
でも命を任された苦しさ、これは母を亡くした時に人工呼吸器のための喉の切開手術等、姉と思い悩んだ時を思い出した。
違ったのは母は倒れたまま意識が戻らず意思の疎通ができなかったから、そこに母自身の希望等わからなかったということ···
フランスでは安楽死は許されず罪になるけれどスイスならできそうだということがわかり、アンドレの思いを尊重し計画を建てながらも心の中ではアンドレが自分からやめることを最後まで望む姉妹。
この映画では暗くならずに頑固だけどユーモアのあるアンドレと彼の周りの人とがうまく絡み合って進んでいく。
おしゃべりなアンドレが計画をすぐに人に話してしまったり、
計画を知った何者かに通報され警察に事情聴取されたり、
さて、うまくいくのでしょうか。
私はどうするでしょう···
頼まれた立場だったら本当に苦しいと思うけれどアンドレの立場、例えばものすごい痛みと闘い続けなければいけなかったとしたら安楽死も認めて欲しいと私なら思うでしょう。
認める国も増えてきているそうです。
尊厳死と安楽死は似ているけれど尊厳死は延命治療をしないで自然に亡くなるようにすることで、安楽死は人為的に寿命を短くすることだそうです。
アンドレのことば
「生きること」と「延命」は違う。
この映画は実話と言ってもいいもので、原作はエマニュエル·ベルンエイムの同名の実体験に基づく小説で
エマニュエルは映画と同じく美術コレクターのアンドレ·ベルンエイムと彫刻家のクロード·ド·ソリアの娘。
ところでソフィー・マルソーはラ・ブームの時から全く印象が変わらないんですよね。
追記:そうそう、言おうと思っていて言い忘れていました。
アンドレが入院していた病院のエレベーターのドアが開く音を聞く度に「ラ・ブーム」のテーマソングの「リアリティ」(リチャード·サンダーソン)のイントロだと思っていたのは私だけでしょうか?気のせい?
この出だし、違うかな〜···
監督のジョークじゃないかなんて思ってパンフレットも読んだけど何も書いてなかった···
それともフランスのエレベーターはこの音だったかしら?
そして映画の前にいつものロビーラウンジでランチを。
今日はキッシュプレートにしました。
遠慮して下からこっそり撮ったので周りの空間が写らなかった。
両サイドでローザンヌ国際バレエコンクールの映像を見ながら。
この静か〜な空間を残して欲しい。
時間によっては並んでいるときもあります。