■ J1に昇格できるのは3チームに・・・。2023年のJ2は清水・磐田・いわきFC・藤枝の4クラブが新たに参戦するが2024年からJ1のクラブ数が20に拡大される影響でJ2からJ1への昇格条件が緩くなった。1位と2位のチームが自動昇格となるのは変わらないが、J2のプレーオフを勝ち上がったクラブ(3位~6位)とJ1のクラブが最後の最後に対戦する参入決定戦が廃止されてJ2のプレーオフを勝ち上がったチームが最後の切符を手にすることができるようになった。
結局、J1には確実に3チームが昇格できるレギュレーションになった。2022年の熊本のようにプレーオフを勝ち上がっても最後の最後にJ1勢に勝てずに昇格を逃すケースが続いていたことを考えるとJ2勢にとっては朗報である。昇格へのモチベーションは大きく高まっていると思うがJ1とJ2のクラブに与えられる配分金の割合が大きく変わる見込みなので「2024年をJ1で戦えるのか?否か?」は相当に大きなポイントである。
クラブの未来を大きく左右することになるのは確実。それもあっていくつかのJ2のクラブが今オフは積極的な動きを見せている。オフの移籍市場では仙台や町田の活発な動きが目立ちに目立っているが大きな注目が集まる静岡の2チーム(清水と磐田)も主力がたくさん抜けるような事態にはならない可能性が高まっている。静岡勢や仙台や町田を中心にハイレベルな戦いになる可能性は高い。面白いシーズンになるだろう。