10位 : MF 落合陸 (水戸ホーリーホック) 1999年5月23日 175センチ/72キロ→ 大卒1年目だった2023年はJ1の柏で4試合の出場のみ。総プレー時間は72分のみだった。ほとんど出場機会を得られずに即戦力の期待に応えることは出来なかったがレンタル移籍先の水戸でトップ下のレギュラーを獲得。開幕から9試合連続でスタメン出場を果たした。初めてベンチスタートとなった10節の栃木SC戦(H)で初ゴールを挙げたが運動量が豊富で基本的な技術も高い。現代的なMFと言える。得点力不足に苦しんでいる水戸は、今後、2トップを採用する試合が多くなるはず。ボランチがメインになるか?
9位 : FW 梅木翼 (レノファ山口) 1998年11月24日 183センチ/75キロ→ 大卒3年目だった2023年の秋以降にプチブレイク。31試合で6ゴールを記録した。さらなる飛躍が期待された今シーズンはフォワードの軸として絶対的な存在になっている。「空中戦勝利数」が105回。これは2位のFW近藤慶(いわきFC)の57回を大きく上回ってJ2で断トツ1位となる。183cmの高さを生かした空中戦は山口の大きな武器になっているが長身でありながら動けるタイプのフォワードなので守備面での貢献度も高い。ここまでの9試合で2ゴール1アシスト。6位と躍進中の新生・山口の顔の1人になりつつある。
8位 : MF 南野遥海 (栃木SC) 2004年5月13日 176センチ/71キロ→ 2023年は高卒1年目ながらJ3の宮崎で10ゴールを挙げた19歳のストライカー。レンタル元のG大阪には戻らず。引き続いてレンタル移籍でJ2の栃木SCに加入したが10試合で3ゴールと結果を残している。開幕戦はフォワードでプレーしたが良さを出せず。その後はベンチスタートが続いたが7節の長崎戦(H)でIHとして先発起用されて後半45分に同点ゴールをゲット。10節の水戸戦(A)では2ゴールを挙げる大活躍を見せた。フォワードではなくIHで定位置を確保しつつあるが抜群のシュートセンスを持っている。
7位 : DF 住吉ジェラニレショーン (清水エスパルス) 1997年10月5日 182センチ/84キロ→ 水戸で頭角を現したアメリカ出身のCB。182cmというのは「現代のCBとしては標準以下のサイズ」になるが驚異の身体能力を武器にレンタル移籍先の清水で欠かせない主力になっている。オフに守備の要だったDF鈴木義(→京都)が移籍をしたので清水の最終ラインはかなり不安視されていたがDF鈴木義の穴を完璧に埋めている。広島ではあまり出番を得られなかったが驚異のポテンシャルは清水で完全に花開いた。9節の甲府戦(A)では後半45分に劇的な決勝ゴールを記録するなど攻撃面での貢献度も非常に高い。
6位 : DF 田中隼人 (V・ファーレン長崎) 2003年11月1日 188センチ/80キロ→ 昨オフに柏から長崎にレンタル移籍すると不動のレギュラーとして活躍中。10節を終えた時点で2位と自動昇格争いに絡んでいる長崎の守備の中心になっている。柏時代からポテンシャルの高さは折り紙付きだったがようやく定位置を確保することが出来た。188cmの高さを生かした空中戦に加えて正確な左足のキックも大きな武器となる。パリ世代は長身CBが非常に少ないことを考えると「パリ五輪のメンバー入りも十分に可能」と言える。2023年はU-20日本代表としてアジアならびに世界の舞台を経験している。
5位 : MF マテウス・ジェズス (V・ファーレン長崎) 1997年4月10日 187センチ/80キロ→ 昨夏に長崎に加入した大型ボランチ。昨シーズンは12試合で1ゴール4アシスト。「才能の片鱗を見せた程度」にとどまったが2年目でブレイク。開幕当初は控えだったがルヴァン杯で活躍してスタメンの機会を得ると10試合で5ゴールを記録。2位と自動昇格争いに絡んでいる長崎の中心として圧巻のプレーを続けている。サイズを生かしたダイナミックなプレーが何よりの武器となる。課題だったスタミナ面も改善されており、「J2屈指のプレーヤー」と評価される選手になった。スケールの大きさは並外れたものがある。
4位 : MF 石田凌太郎 (栃木SC) 2001年12月13日 176センチ/72キロ→ 名古屋U-18出身のアタッカー兼サイドプレーヤー。フォワードや2列目でもプレーできるほど高い攻撃センスを持っているがレンタル移籍先の栃木SCでは主に右WBで起用されている。昨夏に名古屋から加入して今シーズンも栃木SCでプレーしているが不動の右WBとして絶大な存在感を発揮している。最大の武器は高い身体能力を生かした守備になる。「デュエル勝利総数」はJ2で3位となる。「こぼれ球奪取総数」もJ2で8位。タフに戦えるサイドプレーヤーに成長して「J2有数のウイングバック」になりつつある。
3位 : MF 豊田歩 (ロアッソ熊本) 2000年11月25日 171センチ/67キロ→ 大卒1年目だった2023年はJ2で10試合の出場のみ。スタメンは2回だけ。わずか280分のプレー時間にとどまったが大卒2年目で大ブレイク。10節を終えた時点でフルタイム出場を果たしており、熊本の攻守の要として目覚ましい活躍を見せている。「デュエル勝利総数」は2位、「タックル数」が3位、「こぼれ球奪取総数」と「パス数」と「プレー総数」は4位、「インターセプト数」は7位。たくさんの項目でJ2上位の数字を残している。最大の武器は正確無比な左足のキックになる。開幕戦ではFKから初ゴールを記録した。
2位 : FW 神代慶人 (ロアッソ熊本) 2007年10月25日 178センチ/70キロ→ 2007年10月生まれなので高校2年生になったばかり。であるにも関わらず、10節を終えた時点で5試合に出場して4ゴール。J2の得点ランキングで6位タイと信じられないような成績を残している。4ゴールのうちの3ゴールはPKによるものなので、流れの中で決めたゴールは9節の長崎戦(H)の1つだけになるが16歳の選手にPKを蹴るチャンスが訪れるだけでもかなり珍しい。勝ち点のかかったPKを確実に決めている点は高評価できる。年代別の日本代表では得点源として活躍中。万能型のストライカーと言える。
1位 : MF 大西悠介 (いわきFC) 2001年5月20日 174センチ/67キロ→ 国士舘大出身で大卒1年目ながらのいわきFCの主力として目覚ましい活躍を見せている。174cmなのでサイズには恵まれていないが驚異の身体能力を生かした守備は圧巻。主にボランチの位置で起用されているが開幕当初は「3バックの右」で起用された。「デュエル勝利総数」はJ2最多の54回。2位はMF豊田歩(熊本)の34回なので断トツの数字になる。「タックル数」もJ2最多の56回。こちらも2位のMF天笠(群馬)が30回なので異次元の数字になる。母親がブラジル人とのハーフ。自身はクオーターになるという。
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