ブラウブリッツ秋田→ J2に昇格して4年目の秋田は34節を終えた時点で13勝12敗9分けで勝ち点「48」を獲得している。J2は残り4試合。5位の岡山ならびに6位の仙台との差は「7」なので『まだプレーオフ出場のチャンスがある。』と言える。35節は長崎戦(H)、36節は大分戦(H)、37節は甲府戦(A)、38節は藤枝MYFC戦(H)になる。全勝に近い成績が求められるが「ホーム戦が3つ残っている。」というのはポジティブに考えられる。
33節は徳島、34節は仙台に勝利した。2連勝したことで「首の皮一枚でつながった状態は保つことが出来た。」と言える。34節の仙台との直接対決は終了間際にPKを献上。ドローゲームになりそうな雰囲気だったがGK山田元がPKをセーブ。ビッグプレーだった。より現実的な目標は「1桁順位」になる。2021年は13位、2022年は12位、2023年は13位だった。「クラブ史上最高成績」を残すチャンスがやってきた。
ここまでまずまず戦いを見せているが「スタイルが固まっているのは大きい。」と言える。「ボール支配率」は40.6%。J2ワーストになる。パス数もJ2ワーストになるが徹底的にロングボールを使ってセットプレーなどからゴールを奪って逃げ切るサッカーでしっかりと勝ち点を積み上げている。秋田のスタイルはJリーグの60クラブの中では独特。「対戦相手からすると厄介な相手」と言える。唯一無二の存在と言える。