1人目 : DF 田中隼人 (V・ファーレン長崎) 2003年11月1日 188センチ/80キロ→ 12節を終えた時点で8勝1敗3分け。J2で2位に位置する長崎の守備の要として活躍している。188cmの長身を生かした空中戦に加えて精度の高い左足のキックも武器となる。CBに不安を抱えるU-23日本代表なのでオーバーエイジを利用してのDF板倉滉(ボルシアMG)やDF冨安(アーセナル)の招集が噂されているが本大会までにDF田中隼がテストされる可能性は高い。柏時代は出番に恵まれなかったが長崎で定位置を確保。年代別の日本代表(U-19日本代表/U-20日本代表)で主力だった選手なので国際経験も豊富。
2人目 : DF 市原吏音 (大宮アルディージャ) 2005年7月7日 185センチ/77キロ→ J3に降格して1年目になるが開幕から11試合負けなし。8勝3分けと快進撃を続ける大宮の守備の中心になっている18歳のCB。2005年生まれなので「4年後のロス五輪を目指す世代」になるがパリ五輪の候補としてにテストされても不思議はない状況と言える。前回の東京五輪のときも大会前に2003年生まれのDF中野伸(当時:鳥栖)が飛び級で選出されているが次の大会を見据えて若い選手を選ぶケースは珍しくない。185cmと高さがあって左右両足ともキックが正確。「早期の海外進出」は十分に考えられる。
3人目 : MF 倍井謙 (名古屋グランパス) 2001年4月4日 173センチ/68キロ→ 名古屋U-18出身で関西学院大を経て大卒で名古屋に戻ってきたプロ1年目のドリブラー。即戦力になることが期待されていたがキレ味鋭いドリブルを武器に名古屋の大きな武器の1つになっている。8節の磐田戦(A)ではJ1初ゴールを記録した。左サイドからの仕掛けが大きな武器となるが左SHだけでなく左WBでもプレー可能。「複数ポジションをこなせる。」という点も大きな武器となる。MF佐藤恵、MF平河悠、MF三戸、MF小見などが競争相手になるが五輪代表入りのためにはJ1でインパクトを残し続ける必要がある。
4人目 : GK 藤田和輝 (ジェフ千葉) 2001年2月19日 186センチ/85キロ→ J1の新潟からJ2の千葉にレンタル移籍中。千葉で定位置を確保している。昨秋に行われたアジア大会のときはU-22日本代表の正キーパーとして銀メダル獲得に大きく貢献した。ビルドアップ能力が高くて左右ともキックが正確。「現代的なキーパー」と言える。GK鈴木彩(シントトロイデン)を筆頭にパリ世代はキーパーがとにかく豊富なのでU-23アジア杯のメンバーには選ばれなかったが「選出されていても全く不思議はない実力と経験を持ったキーパー」と言える。新天地の千葉ではPKストップでも目立っている。
5人目 : MF 俵積田晃太 (FC東京) 2004年5月14日 175センチ/71キロ→ 爆発的なスピードが武器となる高卒2年目のサイドアタッカー。2023年は高卒1年目ながらJ1で27試合に出場。2ゴール2アシストを記録した。最大の武器は縦への仕掛け。スピードがあってアグレッシブ。ダイナミックなプレーが出来る。左サイドが主戦場になるが「五輪代表でテストされても何ら不思議はない活躍を見せている。」と言える。こちらもMF佐藤恵などがライバルになるが1クラブから招集できる人数には限りがあると言われている。同僚のMF荒木遼、MF松木玖、DFバングーナガンデ・佳史扶などもライバル。
6人目 : FW 鈴木章斗 (湘南ベルマーレ) 2003年7月30日 180センチ/73キロ→ 阪南大出身で高卒3年目のストライカー。高校3年生の時に出場した冬の高校選手権では7ゴールを挙げて得点王に輝くなど大きな注目を集めた。プロ2年目の2023年は27試合で3ゴールを記録。プチブレイクしたがエースのFW大橋祐(→広島)が流出した今シーズンはレギュラーを確保。FWルキアンとの2トップで躍動している。J1で9試合に出場して3ゴールを挙げている。万能型のフォワードになるがシュートが巧み。類まれなゴールセンスを持っている。五輪代表入りのためにはJ1でゴールを奪い続ける必要がある。
7人目 : DF 濃野公人 (鹿島アントラーズ) 2002年3月26日 179センチ/67キロ→ 今、売り出し中の若手の右SB。大卒1年目ながら鹿島で右SBの定位置を確保すると8節から3試合連続ゴール中。大きなインパクトを残している。179cmとサイズに恵まれており、高い攻撃センスを持っている。大津高のときは「10番」として活躍したが「大学進学後に右SBにコンバートされた。」という。五輪代表の右SBは人材が豊富。U-23アジア杯で活躍中のDF関根大(柏)、フル代表経験のあるDF半田(G大阪)以外にもDF畑大雅(湘南)やDF内野貴(デュッセルドルフ)がいる。競争は激しいがチャンスはありそう。
8人目 : MF 横山歩夢 (サガン鳥栖) 2003年3月4日 170センチ/65キロ→ 「親子Jリーガー」で「兄弟Jリーガー」になる若手のスピードスター。「Jリーグ屈指」と言われる爆発的なスピードがウリとなる。高卒2年目だった2022年にJ3の松本山雅でブレイク。29試合で11ゴールを記録した。この活躍が評価されてJ1の鳥栖への個人昇格を果たしたが「異例の2段階昇格」だった。松本山雅のときは2トップの一角でプレーする機会が多かったが鳥栖では主に左SHで起用されている。2023年は全て途中出場だったが17試合で4アシストを記録。チャンスメーカーとしての能力も非常に高い。
9人目 : MF 大西悠介 (いわきFC) 2001年5月20日 174センチ/67キロ→ 前評判を覆して5位とプレーオフ圏に位置するいわきFCの攻守の要になっている大卒1年目のボランチ。開幕当初は「3バックの右」で起用されていたがすぐに本職であるボランチに戻ってレギュラーを確保。ボランチになった後、最初の数試合はWボランチの一角だったがここ最近はアンカーの位置で起用されている。最大の武器は驚異的な身体能力を生かした守備になる。可動範囲の広さは圧巻と言える。デュエルにも強くてボール奪取はJ2屈指。母親がブラジル人とのハーフ。彼自身はクオーターになるという。
10人目 : DF モヨ・マルコム強志 (V・ファーレン長崎) 2001年6月3日 181センチ/80キロ→ 五輪世代の右SBは「将来を嘱望されている若手の多いポジション」になるがその中でも最も大きな可能性を秘めた選手と言える。レギュラーのDF飯尾竜(長崎)が大怪我した後、チャンスが巡ってきたが、抜群の身体能力を生かして右SBの位置で圧倒的なパフォーマンスを見せている。スピードとパワーは驚異的。クロスの精度もまずまず高い。181cmとサイズに恵まれている点も大きな武器となる。DFモヨ・マルコム強志がスタメンに定着してから長崎は5勝1分けと負けなし。快進撃の立役者の1人になっている。
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【パリ五輪】 「U-23日本代表に召集して欲しいと思う選手」を20人選んでみた。 (前編) ・
【パリ五輪】 「U-23日本代表に召集して欲しいと思う選手」を20人選んでみた。 (後編)
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