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【V・ファーレン長崎】今オフに「獲得できたら面白いと思う選手」を10名だけ挙げてみた。 | | |　

〇　今オフのV・ファーレン長崎の主な補強ポイントは・・・。

　① DF田中隼が抜ける可能性が高いCBのレギュラー候補。
　② 打開力のあるウイング。
　③ 手薄な左SBのバックアッパー。
　④ キーパーのレギュラー候補。
　⑤ MFマテウス・ジェズスが流出する場合は攻守に要になれるIHの選手。

1人目： MF 吉田源太郎 (カマタマーレ讃岐)　2000年10月26日　177センチ/75キロ

→　大卒2年目にして「J3屈指のドリブラー」に成長した今オフの移籍市場の目玉の1人。フィジカルが強くてゴリゴリとサイドから仕掛けることができる。「ドリブル数」は185回。これは2位のFW森晃太(福島)の155回を大きく上回ってJ3最多となる。「J3でナンバー1のドリブラー」ということが出来る。前半戦は左サイドハーフ、後半戦は左WBで活躍した。今オフにJ2のクラブなどに個人昇格する可能性は高い。

　　▲　ドリブルでどんどん前進できるアタッカー。

2人目： DF 下川陽太 (奈良クラブ)　1995年9月7日　178センチ/70キロ

→　右利きでありながら左サイドでプレーすることを好む攻撃型のSB。松本山雅などで活躍して昨オフに地元の奈良クラブに完全移籍したが32試合で1ゴール7アシスト。チームは下位に低迷するが自身はたくさんのチャンスに絡んでいる。奈良クラブはJFL降格の危機を迎えているが「J3屈指の左SB」であるDF下川陽はJ2のクラブなどに個人昇格しても不思議はない。正確な右足のクロスでチャンスを演出する。

　　▲　左45度からのミドルシュートが十八番になる。

3人目： MF 鍬先祐弥 (ヴィッセル神戸)　1998年5月15日　175センチ/72キロ

→　東福岡高で活躍した万能タイプのボランチ。2021年に大卒で長崎に加入すると主力として活躍。昨オフにJ1の神戸に個人昇格したがJ1では10試合のみ。先発は2回だけ。MF山口蛍、MF扇原、MF井手口がいて、中盤の層が厚い神戸で多くの出番を得るのは難しかった。長期離脱中のMF齊藤未も控えていることを考えると、今後、さらに出番を得るのは難しくなる。レンタル移籍などで長崎に復帰する可能性あり。

　　▲　2021年～2023年まで長崎で活躍した。

4人目： DF 江川湧清 (ガンバ大阪)　2000年10月24日　175センチ/67キロ

→　こちらも長崎で活躍して関西のJ1のクラブに個人昇格したがG大阪では出番に恵まれておらず。2023年は9試合、2024年は3試合の出場のみ。「今シーズン限りでG大阪を離れる可能性は高い。」と言える。175cmながら長崎時代はCBとして活躍したが175cmなのでJ1でCBとして活躍するのは難しい。左SBもDF黒川がいるので難しい環境だった。「古巣の長崎に戻ってやり直す。」というのは十分に考えられる。

　　▲　長崎U-18出身。左利きのディフェンダー。

5人目： GK 藤田和輝 (ジェフ千葉)　2001年2月19日　186センチ/85キロ

→　J1の新潟からJ2の千葉にレンタル移籍しているパリ世代のキーパー。2023年の秋に行われたアジア大会のときはレギュラーとして銀メダル獲得に大きく貢献した。千葉でも開幕からずっとスタメンだったがここ最近はGK鈴木椋が先発で起用されている。GK鈴木椋に代わってからチームは結果が出ているので今シーズンはこのままサブで終わる可能性が高い。ビルドアップ能力が高くて高さもある若手キーパー。

　　▲　レンタル元の新潟にはGK小島亨介がいる。

6人目： DF 新保海鈴 (レノファ山口)　2002年8月16日　171センチ/64キロ

→　J2を代表する攻撃型の左SB。今シーズンも山口で8アシストを記録。縦に仕掛けてから精度の高い左足のクロスでチャンスを演出することが出来る。「ドリブルで縦に仕掛けることが出来る。」というのは彼の大きな武器となる。「クロス数」はJ2で3位、「ドリブル数」もJ2で5位。高い攻撃力を持っている。「J1行きの可能性は高い。」と考えられる。オフの移籍市場で大きな注目を集めるのは確実と言える。

　　▲　C大阪U-18出身。高卒で山口に加入した。

7人目： MF 岡野凜平 (ギラヴァンツ北九州)　2000年9月15日　165センチ/62キロ

→　長崎U-18出身で日本文理大を経由して2023年にJ3の北九州に加入した165cmのアタッカー。2024年に躍進した北九州で主力に定着。トップ下や右サイドハーフで起用されているが多くのチャンスに絡んでいる。33試合で1ゴール4アシスト。ブレイクのシーズンになった。165cmなのでサイズに恵まれた選手ではないが運動量が多くて攻撃を活性化させることが出来る。DF江川湧(G大阪)などがユースの同期になる。

　　▲　北九州は増本監督になって躍進した。

8人目： DF 山村和也 (横浜F・マリノス)　1989年12月2日　186センチ/80キロ

→　国見高校出身。関塚JAPANのときにキャプテンを務めて2012年のロンドン五輪のベスト4進出に貢献した大型プレーヤー。C大阪時代はトップ下で覚醒。「浪速のジダン」と言われた。CBとボランチが本職になるが足元の技術が高くてサイズもある。Jリーグ史上でも屈指のマルチプレーヤーと言える。近年は出番が減少しており、横浜FMではJ1で2試合の出場のみ。最後に地元に戻ることは十分に考えられる。

　　▲　長崎県の長崎市出身。地元の選手になる。

9人目： GK 沖悠哉 (清水エスパルス)　1999年8月22日　186センチ/82キロ

→　鹿島ユース出身で186cmのキーパー。2020年は24試合、2021年は33試合に出場。元・韓国代表のGKクォン・スンテがいる中、鹿島で定位置を確保したが、2022年以降は出番に恵まれていない。昨オフにJ2の清水に完全移籍したが、元・日本代表のGK権田がいることもあってチャンスは限られた。まだ25歳。ビルドアップができる現代的なキーパーなので「控えに甘んじるのはもったいない選手」と言える。

　　▲　ビルドアップ能力の高い現代的なキーパー。

10人目： MF 持井響太 (アスルクラロ沼津)　1999年1月20日　168センチ/63キロ

→　J3で屈指の攻撃型のサッカーを展開する沼津で中心になっているアタッカー。主にインサイドハーフの位置で起用されているが33試合で5ゴール2アシストを記録している。昨シーズンも36試合で7ゴール3アシストと活躍。J3を代表するアタッカーに成長した。明治大出身で技術が高い。沼津は「4-1-2-3」を採用しているので長崎と同じシステムになる。長崎に移籍をしたとしてもチームにフィットしやすい。

　　▲　東京V時代は出番に恵まれなかった。

（サッカーコラム J3 Plus チャンネル）

　【モンテディオ山形編/V・ファーレン長崎編】オフの補強クラブ別の大展望 (J2編：7回目)

　　　　　☆　投稿日： 2024年11月29日(金)　
　　　　　☆　チャンネル登録者数 = 9,370人

　　→　クラブ別に「獲得できたら面白いと思う選手」を20名ずつ、挙げてみました。

　　　　　　　※　音声合成ソフトを利用して、声が聞き取りやすくなりました。

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