ジェフ千葉→ 2024年のJ2は36節が終了した。残り2節となったが、清水のJ1復帰が確定した。清水以外で自動昇格の可能性を残しているのは勝ち点「74」の横浜FC、勝ち点「69」の長崎の2クラブになる。ただ、残りは2試合なので、長崎は2連勝が絶対条件になる。「横浜FCが圧倒的に有利」と言えるが、どちらかが自動昇格を達成して、どちらかが3位に回ることはすでに確定している。自動昇格争いは大詰めを迎えている。
プレーオフ争いは混沌としている。4位の千葉、5位の岡山、6位の仙台がともに勝ち点「61」を獲得しており、7位の山形も勝ち点「60」となる。山形は7連勝中。勢いに乗っており、4位から7位までわずか「1差」となる。8位のいわきFCは勝ち点「51」なので、すでに8位以下が確定している。千葉、岡山、仙台、山形の4つのうち、3クラブはPOに進出することができるが、1クラブはPOに出場することはできない。
得失点差が「+24」なので4位の千葉が少し有利な位置にいるように見えるが、37節は長崎戦(H)、38節は山形戦(A)なので、残りの対戦カードは極めて厳しい。「4位に位置するが、7位に転落する可能性が最も高いのは実は千葉」と言える。大事な残り2試合になるが、当然、4位の座をキープしたまま、プレーオフに出場したい。岡山や仙台もここ最近は調子を上げているので、2連勝しないと4位はキープできないだろう。