11人目 : MF 西川潤 (いわきFC) 2002年2月21日 180センチ/70キロ→ 2023年の秋に行われたアジア大会のときに10番を背負って銀メダル獲得に貢献した左利きのアタッカー。C大阪ならびに鳥栖では出番に恵まれず。伸び悩んでいたが新天地のいわきFCでポジションを確保。リーチの長さを生かしたボールキープと推進力のあるドリブルと正確な左足のキックを武器に12節を終えた時点で5位と大躍進中のいわきFCの攻撃の中心の1人になっている。180cmなので日本人のアタッカーとしてはサイズに恵まれており、ポテンシャルは相当に高い。分かりやすい数字を残すことが求められる。
12人目 : MF 大迫塁 (いわきFC) 2004年10月13日 177センチ/69キロ→ MF西川潤と同様でJ1のC大阪からのレンタル移籍となる左利きのゲームメーカー。神村学園高のときはFW福田師(ボルシアMG)とのホットラインで注目を集めた。本職はボランチになるが新天地のいわきFCでは左WBで起用されており、正確無比な左足のキックで多くのチャンスを演出している。「ボランチがベストポジション」であるのは間違いないが運動量が豊富で献身的なプレーも出来る選手なので左WBもしっかりとこなしている。9節の横浜FC戦(A)では直接FKでプロ初ゴール。左足のキックはJ2でも上位クラス。
13人目 : MF 山根陸 (横浜F・マリノス) 2003年8月17日 173センチ/65キロ→ 横浜FMユース出身で高卒3年目のゲームメーカー。2023年のU-23アジア杯とU-20W杯のときは主力として活躍するなど国際経験も積んできた。J1の強豪の横浜FMでも準・主力として活躍中。五輪代表のボランチの候補に入ってくるのは間違いない。MF遠藤航(リバプール)やMF田中碧(デュッセルドルフ)などボランチの選手がオーバーエイジで選出されるようだとパリ行きはかなり難しくなるがそうでなければチャンスはある。MF山本理(シントトロイデン)、MF川崎颯(京都)、MF田中聡(湘南)などとの競争になる。
14人目 : MF 平岡大陽 (湘南ベルマーレ) 2002年9月14日 173センチ/68キロ→ 五輪代表に召集された経験のあるサイドアタッカー。「4-2-2-2」を採用する今シーズンの湘南では左SHで起用されているが「3-1-4-2」のときはインサイドハーフでプレーする。中盤であればどこでもこなすユーティリティー性は武器の1つになるが最大のストロングポイントは走力になる。「走行距離」と「スプリント回数」もどちらもJ1でトップクラス。献身的なプレーで攻守両面でチームに貢献することが出来る。五輪代表に復帰するためにはゴール数やアシスト数といった分かりやすい結果を残すことが必要。
15人目 : MF 柴山昌也 (セレッソ大阪) 2002年7月2日 161センチ/59キロ→ 大宮U-18出身のドリブラー。2023年の夏にC大阪に個人昇格したがJ1のC大阪でも準・主力として活躍している。大宮のときは左右のサイドハーフやウイングでプレーする機会が多かったが「4-1-2-3」を採用するC大阪ではインサイドハーフでプレーする機会が多くなっている。4節の鳥栖戦(A)でJ1初ゴールを記録したが持ち味であるドリブルに加えて豊富な運動量やポジショニングの良さも武器になっている。たくさんボールに触って攻撃の起点になることが出来る。五輪代表入りのためには数字を残すことが求められる。
16人目 : MF 南野遥海 (栃木SC) 2004年5月13日 176センチ/71キロ→ G大阪ユース出身のストライカー。高卒1年目だった昨シーズンはJ3の宮崎に育成型期限付き移籍して38試合で10ゴールと活躍。高卒2年目の今シーズンはJ2の栃木SCにレンタル移籍となったが12試合で3ゴール1アシスト。攻撃の中心として活躍している。ストライカー系の選手になるが栃木SCでは主にインサイドハーフで起用されている。プレーの幅を広げつつある。最大の武器は左足のシュートとゴールへの意欲。強いメンタルも魅力となる。「インサイドハーフでもプレー可能」という点はアピールポイントになる。
17人目 : FW 木村勇大 (東京ヴェルディ) 2001年2月28日 185センチ/84キロ→ 今年のJ1リーグならびにU-23アジア杯で大ブレイク中のFW山田楓(東京V)とともにJ1の京都から東京Vにレンタル移籍している185cmの大型ストライカー。2節の浦和戦(A)、3節のC大阪戦(A)でゴールを決めるなど序盤からインパクトを残している。185cmとサイズに恵まれているがスピードがあって裏への飛び出しを武器とする。即戦力の期待がかかったプロ1年目の2023年は京都でも金沢でもあまり活躍できなかったがプロ2年目にしてブレイクしつつある。「CFとしてのスケール感はパリ世代の中で屈指」と言える。
18人目 : MF 松澤海斗 (V・ファーレン長崎) 2001年2月5日 174センチ/66キロ→ 静岡県にある富士市立高出身。西鉄や太平洋クラブや巨人で活躍した元・プロ野球選手の加藤初さんを輩出しているがサッカーの強豪校として知られている高校ではない。2024年が大卒2年目になるが2001年の早生まれなので「パリ世代」になる。最大の武器はドリブルになる。高卒3年目のFW笠柳が左ウイングの位置でレギュラーを獲得しているのでベンチスタートになっているが「打開力はJ2屈指」と言える。左サイドでボールを受けたときに決定的な仕事が出来る。キレ味鋭いドリブルは一見の価値がある。
19人目 : DF 石尾陸登 (ベガルタ仙台) 2001年8月7日 181センチ/72キロ→ JFAアカデミー福島出身で大卒1年目の左SB。即戦力の期待がかかっていたが開幕から左SBのポジションを確保。新生・仙台の重要な戦力になっている。181cmとサイズに恵まれているが左右のSBをそん色なくこなす。右足のキックも左足のキックも精度が高い。左SBは今回のU-23アジア杯ではDF大畑歩(浦和)とDF内野貴(デュッセルドルフ)が選出されたが「決め手に欠けるポジションの1つ」になる。オーバーエイジを含めて絶対的な選手はいないポジションなので「DF石尾陸にもチャンスはある。」と考えられる。
20人目 : DF 新保海鈴 (レノファ山口) 2002年8月16日 171センチ/64キロ→ 高精度の左足を持った左SB。開幕ダッシュに成功した山口の中心の1人として目覚ましい活躍を見せている。父親は元・日本代表のDF田中隼、母親はモデルのMALIA.さんになる。2022年は宮崎、2023年は岩手で経験を積んだ。満を持して山口に復帰したが久々のJ2で躍動している。縦に仕掛けてから高精度のクロスをゴール前に供給することが出来る。「攻撃力の高い左利きの左SB」は非常に少ないので「希少価値の高い選手」と言える。C大阪U-23でJ3の試合を経験しているので21歳ながらJリーグ通算103試合。
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【パリ五輪】 「U-23日本代表に召集して欲しいと思う選手」を20人選んでみた。 (前編) ・
【パリ五輪】 「U-23日本代表に召集して欲しいと思う選手」を20人選んでみた。 (後編)
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