ブラウブリッツ秋田→ オフに2023年のJ3で得点王に輝いたFW小松蓮(松本山雅)を獲得した秋田はプレーオフ初出場が大きな目標になるが17節を終えた時点では6勝6敗5分け。19得点/17失点となる。ここまで9位とまずまずの位置に付けている。「秋田一体+」というスローガンを掲げている中、今シーズンも自分たちのスタイルを貫いて中位に位置するが吉田謙監督になって早くも5年目。「秋田スタイル」は確立されている。
イーブンの成績なので「ここからさらに浮上してプレーオフ争いに参加できるのか?脱落するのか?」の分岐点を迎えているが「プレーオフ出場のチャンスは十二分にある。」と言える。長年、ネックになっていたJ1ライセンスの問題もひとまずクリアできている。J2に昇格してからの成績は2021年が13位、2022年が12位、2023年が13位。3年連続で中位グループだったが「過去最高成績は現実的な目標」と言える。
そのためには得点力UPが必要となる。17試合で17失点のみなので守備陣は今年も奮闘している。守護神のGK圍は今シーズンも安定しており、DF阿部海がレンタル終了となったCB陣はDF河野貴が大黒柱として活躍中。そのパートナーは固定しきれていないがDF喜岡、DF小柳、DF岡崎亮は出番が与えられたときはいいプレーを見せてチームに貢献している。堅守は今シーズンも秋田の武器になっている。