サッカーコラム J3 Plus+　

J1・J2・J3・日本代表などを幅広くカバーするサッカーコラムです。基本的には毎日更新しています。よろしくお願いいたします。

最近のエントリー (20記事)

　2024/01/14 【J1：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：342名)
　2024/01/09 【J2：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：172名)
　2024/01/10 【J3：順位予想】 2024年の予想の受付を開始しました。 (現在の参加者：83名)

お勧めしたいエントリー (15記事)

【U-15日本×U-15ポルトガル】欧州の強豪国を相手に3連勝！DF相馬陸人は185cmの逸材CB。 | | |　

■　International U-15 tournament“Vlatko Marković” 2024

「International U-15 tournament Vlatko Marković” 2024」のGLの3戦目。ここまで2連勝のU-15日本代表は3戦目でU-15ポルトガル代表と対戦した。日本代表は初戦はベルギーと対戦して3対2で競り勝った。続く2戦目はメンバーを大きく入れ替えたがU-15フランス代表に2対1で競り勝った。後半39分にCKから鹿島JrユースのFW高木瑛が勝ち越しゴールを奪った。日本は勝てば決勝戦に進出することが出来る。

日本は「4-2-2-2」。GK川中碧音(C大阪西U-15)。DF中村孝成(バディーJrユース横浜)、DF相馬陸人(FC東京U-15むさし)、DF草野陸(横浜FMJrユース)、DFエゼモクェチメヅェ・海(C大阪西U-15)。MF和田武士(浦和Jrユース)、MF長南開史(柏U-15)、MF池田顕太(横浜FCJrユース)、MF北原槙(FC東京U-15むさし)。FW永添功樹(C大阪U-15)、FW高木瑛人(鹿島Jrユース)の11名がスタメンで起用された。

ベンチスタートになったのはGK大下幸誠(鹿島つくばJrユース)、DF茂木・勇人・チュクソム(柏U-15)、DF石田慶次(福岡U-15)、DF倉橋幸暉(鹿島Jrユース)、DF伊藤優(三菱養和SC巣鴨Jrユース)、MF齋藤太陽(名古屋U-15)、MF小枝朔太郎(磐田U-15)、MF佐伯俊哉(横浜FMJrユース追浜)、MF滝澤周生(鹿島Jrユース)、FW高橋成海(徳島Jrユース)、FW川村求(横河武蔵野FC U-15)の11名。FW川村求は追加招集になる。

■　3戦目はU-15ポルトガル戦

試合は日本ペースになった。2戦目のフランス戦は5月16日(木)の17:00キックオフだったが今回のポルトガル戦は5月17日(金)の11:00キックオフだった。中0日の連戦になったこともあって日本は右SBのDF中村孝以外の10人を変更。総入れ替えに近かったが立ち上がりから主導権を握る展開になった。前半17分に右サイドでFKを獲得するとFC東京U－15むさしのMF北原槙が右足でゴール前に鋭いボールを入れた。

ニアサイドに入ってきた鹿島JrユースのFW高木瑛が頭で合わせて日本が先制に成功する。10番を託されているFW高木瑛は3戦連発となった。さらに前半20分にもゴールやや右寄りでFKを獲得すると相手のクリアミスからCBのDF相馬陸が決めて大きな追加点を奪った。DF相馬陸もFC東京U－15むさしでプレーしている。セットプレー(FK)から2ゴールを奪った日本が2対0とリードして前半を折り返した。

迎えた後半7分に横浜FMJrユースのCBのDF草野陸が相手を倒してPKを献上する。絶体絶命のピンチだったが相手のキッカーのシュートコースが甘くてC大阪西U-15でプレーするGK川中がPKをキャッチ。失点を許さなかった。後半はそこまでチャンスを作れなかったが2対0で逃げ切った日本は3連勝。首位で決勝進出を果たした。5月19日(日)に行われる今大会の決勝戦は日本とアメリカが対戦することになった。

■　欧州の強豪国を相手に3連勝！

GLの初戦はベルギー、2戦目はフランス、3戦目はポルトガルとの対戦だった。言うまでもなく、3カ国とも世界有数のサッカー強国になる。今年度のU-15日本代表が国際大会に参加するのは初めて。ほぼ全員が「初めての国際大会だった。」と思われる。外国人選手と対戦することに慣れていない選手ばかりだったと思うがGLは3連勝。これは大きな自信になるだろう。U-15日本代表は幸先のいいスタートを切った。

今年のU-15日本代表は2009年1月1日以降に生まれた選手が対象となるので8年後の2032年のブリスベン五輪のときに主力になることが期待されている。8年後のブリスベン五輪に向けても好スタートを切ったがFKから2つのゴールが生まれた。過去のU-15日本代表やU-16日本代表と比べると高さのある選手が多いがそれでも欧州のベルギーやフランスやポルトガルと比べると見劣りする。キックの質が非常に高かった。

前半17分に先制ゴールを奪った鹿島JrユースのFW高木瑛はこれで3戦連発。素晴らしい活躍を見せている。174cmなのでそこまでサイズのある選手ではないが動き出しが良くてシュート精度も高い。彼に限らず、年代別の日本代表に呼ばれ続けるというのはかなり大変なことである。ライバルはたくさんいるので所属クラブと代表チームで結果を出し続けないと招集されなくなるがいいアピールが出来ている。

■　DF相馬陸人は185cmの逸材CB。

2点目もFKから生まれたがFC東京U－15むさしでプレーするDF相馬陸のゴールだった。相手のクリアが不十分でDF相馬陸のところにボールがこぼれてきたがしっかりと押し込んだ。DF相馬陸は185cmの長身。サイズに恵まれている。高さがあって統率力があってパス出しも出来る選手なので「CBの有望株」と言える。FC東京の下部組織からはDF木村誠(鳥栖)などサイズのある大型CBが続々と出てくる。

後半7分にPKを献上したがC大阪西U-15でプレーするGK川中がPKをセーブ。今大会初のクリーンシート達成に大きく貢献した。GK川中は180cmなのでそこまでサイズのあるキーパーではないが安定感があってキャッチングもビルドアップもミスがない。ポジション争いのライバルであるGK大下(鹿島つくばJrユース)は184cm。こちらも安定したプレーを続けている。キーパーの2人に関してはいい争いが出来ている。

右SBは初戦のベルギー戦でスタメンだったDF茂木・勇人・チュクソムが試合途中で怪我をして交代。2戦目も3戦目もプレーすることは出来なかった。代わってDF中村孝が起用されているが彼は神奈川県の横浜市で活動するバディーJrユース横浜に所属しているので街クラブの選手になる。身長はそこまで高くないが運動量が多くて効果的に攻撃に関与することが出来る。質の高いプレーが出来るSBと言える。

投票

　・【J1編】「2024年に面白いサッカーをしている。」と思うクラブはどこですか？　→　61票

　・【J2編】「2024年に面白いサッカーをしている。」と思うクラブはどこですか？　→　47票

　・【J3編】「2024年に面白いサッカーをしている。」と思うクラブはどこですか？　→　34票

★　現在の投票数　→　61票

　　　→　最大で10クラブまで投票することができます。
　　　→　「コメント」のところは何も書かなくてもOKです。(投票可能です。)