風の中に、土のにおいに、もういちど日本を見つける。私を見つける。
カツオ水揚げ日本一の気仙沼。昔も今も魚を追って日本中の漁船が集まる。近年は男女問わず都会からの移住者も多い。様々な人を受け入れてきた港町と、海に生きる人々の物語 カツオやマグロなどで日本屈指の水揚げを誇る宮城県・気仙沼。港では今日も、遠洋へ出漁する夫を大漁祈願の旗を振って妻が見送る。「大漁唄い込み」が響く昔ながらの漁師町には新しい風も。男たちと一緒に網を引くのは、都会から移住し漁師になった女性。「気仙沼は外国人も働きやすい」と聞きインドネシアからやってきた働き手も。世界三大魚場の一つ“三陸沖”を臨み、出船入船、出会いと別れが繰り返される港町・気仙沼の物語。
日本屈指の豪雪地帯、青森県の八甲田山。江戸時代からの歴史を誇る温泉と美しい樹氷で知られる。5mを超す積雪と地吹雪…過酷だから人も自然も美しい。秋から冬の物語。 森の中の一軒宿。夫婦2人に猫一匹、父が見つけた秘湯を守る▽スノーモンスター、美しき樹氷の山を滑る。バックカントリースキー▽八甲田を愛しすぎた男が訪ねる思い出の場所とは?▽標高750mの開拓地。人気の野菜直売所▽開拓農家、3代の女性たち。過酷な畑仕事を続ける家族に伝わる「魔法の言葉」とは?▽大人気!日本一雪が積もる温泉。発見は江戸時代▽通行止めにはさせない!八甲田の歴史を変えた除雪隊の冬ごもりの日々
朝廷や幕府など時の権力者から、その質の高さを認められ御用達や献上品となった品々がある。今も確かなもの作りに精魂を込める人たちを日本各地に訪ねる(2024年放送) 応仁の乱後の京都に生まれた「御所と餅屋の絆」に始まり、天皇の料理番が認めた「伝統味噌」や津軽の殿さまが愛した「温泉もやし」、会津の農家と皇室をつないだ「渋抜き柿」に北海道別海の漁師たちが復活させた「献上鮭」、平成・令和の天皇即位を彩った「馬具」、そして薩摩藩の歴代藩主が愛した「御用達温泉」まで。各地の風土のなかで育まれ、受け継がれてきた“よいものたち”と、それにまつわる物語をたどっていく。
日本各地に残された美しい風土や暮らし、人々の営みをオムニバス形式で描く本格的な紀行ドキュメント番組です。なつかしくかけがえのない日本の風景にひたり、あなたの日本を再発見してみませんか?
毎週月曜 午後9時00分
毎週火曜 午後8時00分
翌週日曜 午前6時00分
翌週金曜 午前8時00分
翌週水曜 午前11時00分
翌々週日曜 午前7時00分