2024-12-03

どんなプロンプト打ったらそうなるんでしょうね?

元増田カジュアルメモひとつも難しいことを書いてないが、増田anond:20241203143657)にはこちらの方が向いてるかもしれない

 

対話が成立しない際にある、価値観とか、知識とか、IQとか、コミュニケーション問題とかの前にある、認知の仕組みの問題

Honey Crispという品種りんごを見て、その黄色味に注目し、「黄林檎」と表現するのは個人価値観知識問題で、特に気になるところはないです。

こうした発言をする人と問題なく会話は成立する思います

 

だけど、Honey Crispを見て「これはりんごではない」と言う人については、認知の仕組みに問題がある気がします。

極端に表層的な学習を行い、それに気づけていない可能性とかありそうです。

こうした認知のズレを持つ相手との会話の成立は難しく、まず「どのような形状や状態りんごと見なされるのか」から話を始める必要があります

 

もっとも、この世のどこかにHoney Crispのように見えるが実際にはりんごではない果物実在する可能性や、見た目が同じでも研究の結果「りんごではなかった」となる可能性も、ゼロではないです。その場合、「りんごではない」という主張は成立するので、「りんごではない」発言する人について、この増田内ではOKします。 

 

 

しかし、「サッカーボールボールだが、ラグビーボールボールではない」という発言する人についてはどーでしょーか?

個人的には、哲学的な問いを仕掛けてきてる?概念境界の話や、本質主義 vs. 構成主義みたいな話がしたいの?

ラグビーボールボールカテゴリーに入れて話を進めて貰うのは無茶な要求ですか?と言った気持ちになる。

 

 

この問題を別の話に置き換えてみましょう

 

- A、B、C、Dとディーラーがいる。

- ディーラートランプの山からカードを1枚ずつ取り、決まった場所にセットする。カードが何かを確認した後に公開する。

- 正解を当てるまでゲームは終わらない

- 24枚目のカードがセットされたところで状況が進む

 

A:「セットするときチラッと見えたけど、ダイヤのKで間違いない。ハートのKはすでに出ているし、見間違えるはずがない。回答はダイヤのKでいいよな?」

B:「当たるか外れるかは1/2だからダイヤのKでいいよ。」

 

- 幸運なことに24枚目のカードダイヤのKだった。

 

C:「やっと終わったか。このゲーム考えたやつ、バカだろ?マリカーやろうぜ。」

D:「これはダイヤのKじゃない。」

 

 

##各発言について:
・Aについて

Aは観察した事実を述べており、問題なく対話可能です。ただし、状況によっては、Aの動体視力や観察力について確認裏付け必要になるかもしれません。

 

・Bについて

Bは残りのカード枚数という前提条件を無視し、「当たるか外れるか」の1/2に単純化して発言していますが、対話可能そうです。ただし、状況によっては、なぜそのような単純化を行ったのか確認をする必要があるかもしれません。

 

・Cについて

CはダイヤのKを当ててクソゲーが終わったことへの率直な感想を述べています対話自体問題なさそうです。ただし、状況によっては、発言が周囲の空気を読めていない、配慮に欠けていると受け取られる場合があります。たとえば、Aが精力的にゲームを進行していた場合、Cの発言不快感を招く可能性も考えられます。これはコミュニケーション上の配慮問題であり、Dのような「認知の仕組みのズレ」とは異なります

 

・Dについて

Dは「これはダイヤのKではない」と主張しています理由を聞くと、自宅のトランプカードのKとフォントが違うからだと言います。Dとの対話は困難を極めます

  

 

##嘘のような本当の話:

Dのような発言をする人は、現実存在します。本人に皮肉ギャグを言っているつもりはありません。意図的に話を混ぜ返しているわけでもないです。

ただ特定の細部に過剰に焦点を当てているだけです。

りんごではない、ボールではないと同じノリです。

 

Dの視点のものがすべての場面で悪いとはまったく思わないです。でも、この文脈でのDの発言は、対象への理解が極端に浅いか認知の仕組みに問題があると解釈するのが自然よね?

実際、Dと対話を続けるには、トランプカード基本的な形状、ダイヤというスートの概念、Kというランク概念を一から説明する必要があって困難を極める。

 

 

これでも難しい人がいるみたいなのでさらに補足

対話本質的に成り立たない理由は、Dが提示する論点現実や共有された前提(コンテクストから逸脱しており、対話が成立する土台そのものを欠いているからです。

 

A、B、Cの発言はたとえ偏りや誤解があったとしても、それぞれ一定範囲内で共有された認識価値観に基づいており、訂正や調整を経て合意に近づける可能性がありますしかし、Dの場合認知の仕組みそのもの問題があり、前提を共有するために基本的概念から再構築しなければならず、その労力が極めて大きいのです。

 

多くの人が「価値観の違い」「IQ問題」「知識の不足」「コミュニケーション能力の欠如」に原因を求めがちですが、Dのようなケースはそれらの問題を超えており、根本的には認知のズレによって引き起こされていると考える方が適切です。

 

例として:

 

1. 価値観の違いなら、Aのように「ダイヤのK」と主張しても、議論裏付け解決可能

2. IQ知識の不足であれば、Bのように「1/2」と単純化していても説明次第で改善可能

3. コミュニケーション軽率さは、Cのような態度に現れるものの、感情修正配慮で調整可能

 

しかし、Dの「フォントが違うからダイヤのKではない」という主張には、認知のもの根深問題があり、共通認識にたどり着くまでに膨大な時間と労力が必要となります

この問題認識しない限り、議論本質からずれてしまい、解決にたどり着けないことが多いと言えるでしょう。

記事への反応 -
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