はてなキーワード: 鈴の音とは
1月18日、母が亡くなってちょうど2年になる。74歳だった。
会社で近くの韓国料理屋でランチをしていたとき、家族のグループLINEに通知が入った。
急いで病院へ向かうと、一命は取り止めたとのことで、医師からは「大丈夫です」と説明を受けた。
自分はその言葉を疑わなかった。数日もすれば回復し、また家に帰ってくる。そう、当たり前のように思っていた。
しかし、その日の深夜、容態が急変した。
「母、容態急変。至急病院へ向かう」
その文面を見た瞬間、体の奥から力が抜けた。
泣きながら流しのタクシーを拾い、お茶の水の大学病院へ向かった。
母に抱きつき、「ありがとう」と感謝を伝えた、その直後だった。
心拍モニターから、けたたましいアラート音が鳴り続けた。そして母は、そのまま安らかに眠るように息を引き取った。
あれから、ちょうど2年。
今朝、夢に母が現れた。
夢の中で実家にいると、母が帰ってきたのだ。鍵につけている、小さな鈴の音で分かった。形見として、いまも自分が持っている鈴だ。
「ただいまー」
くっきりとした、はっきりした声だった。
これまで夢の中で母に会うときは、「亡くなっていない母」だった。
けれど今日の夢の母は、亡くなっているはずなのに、確かにそこにいる母だった。
夢の中で、涙が止まらなかった。
子どもの頃、コロコロコミックでその回を読んで号泣した、あの感じだ。
同じように涙が止まらず、朝6時、泣きながら目が覚めた。
2年経って、ようやく母の死を心の底から実感できた気がする。
1月18日、母が亡くなってちょうど2年になる。74歳だった。
会社で近くの韓国料理屋でランチをしていたとき、家族のグループLINEに通知が入った。
急いで病院へ向かうと、一命は取り止めたとのことで、医師からは「大丈夫です」と説明を受けた。
自分はその言葉を疑わなかった。数日もすれば回復し、また家に帰ってくる。そう、当たり前のように思っていた。
しかし、その日の深夜、容態が急変した。
「母、容態急変。至急病院へ向かう」
その文面を見た瞬間、体の奥から力が抜けた。
泣きながら流しのタクシーを拾い、お茶の水の大学病院へ向かった。
母に抱きつき、「ありがとう」と感謝を伝えた、その直後だった。
心拍モニターから、けたたましいアラート音が鳴り続けた。そして母は、そのまま安らかに眠るように息を引き取った。
あれから、ちょうど2年。
今朝、夢に母が現れた。
夢の中で実家にいると、母が帰ってきたのだ。鍵につけている、小さな鈴の音で分かった。形見として、いまも自分が持っている鈴だ。
「ただいまー」
くっきりとした、はっきりした声だった。
これまで夢の中で母に会うときは、「亡くなっていない母」だった。
けれど今日の夢の母は、亡くなっているはずなのに、確かにそこにいる母だった。
夢の中で、涙が止まらなかった。
子どもの頃、コロコロコミックでその回を読んで号泣した、あの感じだ。
同じように涙が止まらず、朝6時、泣きながら目が覚めた。
2年経って、ようやく母の死を心の底から実感できた気がする。
1月18日、母が亡くなってちょうど2年になる。74歳だった。
会社で近くの韓国料理屋でランチをしていたとき、家族のグループLINEに通知が入った。
急いで病院へ向かうと、一命は取り止めたとのことで、医師からは「大丈夫です」と説明を受けた。
自分はその言葉を疑わなかった。数日もすれば回復し、また家に帰ってくる。そう、当たり前のように思っていた。
しかし、その日の深夜、容態が急変した。
「母、容態急変。至急病院へ向かう」
その文面を見た瞬間、体の奥から力が抜けた。
泣きながら流しのタクシーを拾い、お茶の水の大学病院へ向かった。
母に抱きつき、「ありがとう」と感謝を伝えた、その直後だった。
心拍モニターから、けたたましいアラート音が鳴り続けた。そして母は、そのまま安らかに眠るように息を引き取った。
あれから、ちょうど2年。
今朝、夢に母が現れた。
夢の中で実家にいると、母が帰ってきたのだ。鍵につけている、小さな鈴の音で分かった。形見として、いまも自分が持っている鈴だ。
「ただいまー」
くっきりとした、はっきりした声だった。
これまで夢の中で母に会うときは、「亡くなっていない母」だった。
けれど今日の夢の母は、亡くなっているはずなのに、確かにそこにいる母だった。
夢の中で、涙が止まらなかった。
子どもの頃、コロコロコミックでその回を読んで号泣した、あの感じだ。
同じように涙が止まらず、朝6時、泣きながら目が覚めた。
2年経って、ようやく母の死を心の底から実感できた気がする。
死の床にあった妻が語り始めた。
「死ぬことは怖くはありませぬが、あなたがわらわの死後、再婚することだけが気がかりにございます」
男は強く否定した。
「お前の他に妻を得ようなどと思うものか。武士として誓って再婚などせぬ」
安心した妻は言う。
「本当に誓ってくださいますのね」
「ああ、お前以外に妻などあり得ぬ」
「嬉しい。再婚なさるならばと思ってお願いできませんでしたが、誓ってくださるならばひとつ望みがございます。わらわが死んだら、あなたの姿が見えるこの庭の、2人で植えた梅の元へ、小さな鈴を持たせて埋葬してください」
そう伝えて妻はなくなった。
男は悲しみ、妻の言うとおりにした。
しかし、周囲はそれを許さず、1年もたたぬうちに再婚の話が出るようになった。
「跡取りもいないのにあなた様に何かあればこの家はどうなるのですか。誰がご先祖の供養をするのでしょう」と。
家名を守るのも武士の勤めである、と説得され、ついにはようやく17となったばかりの妻を迎えることとなった。
庭の梅の木からの呵責を感じながらも、新しい妻を迎えた男は少しずつ幸せを感じ始めていた。
その晩、新婚ながらひとり寝する新妻はなかなか寝付かれず、何やら恐ろしさを感じていた。
夜も更けたころ、女は何か音を聞いた。
リン、リン、リン、という音が遠くでなっていたかと思うと、今度は庭で音色が響く。
「おかしいわ、庭に誰が」と思った瞬間、女の閨に黒い影が入ってきた。
それは目が腐り落ちた女の霊だった。
「お主はうちにいてはならぬ。この家の女房はわらわじゃ。そなたは去らねばならぬ。里に帰れ。だが決して、このことを旦那様に告げてはならぬぞ。もし言ったならば、そなたを八つ裂きにしてくれよう」
「誓うか」
「誓いまする」
「ならぬ、お前に意地悪をしたものなどがおったならばわしがなんとかしよう。わけを話してくれぬか」
「誰にじゃ。お主には護衛もつけよう。訳もなく離縁などできぬ」
新妻は、本当のことを話さざるを得なくなり、霊との約束を破り昨晩の出来事をすべて伝えた。
男はすぐに、女の霊から逃げるため、新妻と遠くの村へ移住した。
怨念もここまでは届くまい、と安心していたある日、男は再び宿直を仰せつかった。
城まで向かう夜道、夜の川沿いを歩いていた男は、ふとした拍子に、昔住んでいた町の橋を見つけた。
その橋はもう何年も前に壊され、地図からも姿を消したはずのものだった。
川の対岸の橋のたもとには女が立っていた。
「あなた……わらわのこと、覚えておいでか?」
男は胸が締めつけられる思いでうなずいた。
「約束、したわよね。決して後妻は娶らぬと。
死んでも、わらわだけを愛すると。
誰とも結ばれないって、誓ってくれたわよね?」
「嘘つき」
風が止んだ。
夜の空気が凍りついた。
女の声は変わらず穏やかだったが、
なくなった目の奥にあるものが、男の背筋を凍らせた。
温かい家庭と、新しい妻だったのね。
それが悪いことだなんて、言わないわ」
女は静かに一歩、橋に足をかける。
水面に、二人の影が映る。
死んでも、約束が守られるなら、
この未練も、いずれ静まると思っていたのよ」
「……すまない、本当に……」
「ねえ、最後に教えて。
そんなにおかしいことかしら?」
女はゆっくり橋を渡ってくる。
その時、橋の上に、もう一人の女が現れた。
今の妻だった。
怯えた表情で、男を見ている。
風がざわめいた。
橋が軋み、川がざわつく。
三人がそこに立っていた。
できましたか?
では解説です。
男は、社会的立場を表します。家を守る、仕事を守る、社会的責任を果たすこと。
先妻は、愛、そして契約を表します。夫への愛、大切な人との約束。
後妻は、弱者性、無辜性を表します。若いながら貰われてきただけ、脅されただけ、仕方なかったこと。
男は、妻との約束を破ったこと、身を挺して新妻を守らなかったこと。
その落ち度に目をつぶれますか?
現在の妻が、過去の約束を知らずに夫と結ばれたことは、責められるべきことですか?
あなたがこの話の中で一番「怖い」と感じたのは誰ですか?なぜですか?
どうか、川を渡る前に、自分の影をよく見て。
何か今年○○のマンガ10選とかいうのがあったので、遅ばせながら俺も書いてみる。
色々世間的には不評なんだが、俺はベスト3の中で一番好きだったりする。
何せ「明るいガンダム」を目指した結果があれだぞ。
実際明るかったし。
前作Ζガンダムでエゥーゴとティターンズ(ジュピトリスを含む)、ネオ・ジオンが争って残ったエゥーゴ(地球連邦軍に編入)とネオ・ジオンが戦う話
とりあえずつよつよガンダムでΖΖ作ってみたよ、アーガマ単艦でネオ・ジオン叩いてねという無茶ぶりな内容
えらいざっぱだけど、書いてみてなんか無茶苦茶だよな……改めて考えると。
最初の10話(アーガマ入港~ジュドー達の生活描写)は結構コロニー内の生活がどんなものであるか、という生活感の描写が多くて他の宇宙世紀ものにはなかなかないのよね。
ジュドーの両親は税金が払えないので他のコロニーへ出稼ぎに、妹のリィナは頭がいいので山の手の学校に進学させてやりたい、だからジャンクや稼業で稼ぐんだ、という描写もありなかなかハードである。
アムロ(親父が連邦の技術士官)、カミーユ(両親が軍勤務の技術者)と金銭・経済・教育的に恵まれているのに対して、ジュドーは持ち前の活力をを生かして金を稼がないといけなかったということも評価して欲しいのですよ……
そしてコロニーの市長はネオ・ジオンからの賄賂を受け取り……等、まあ何かと戦闘描写よりもそういった細かい描写を見ていくとなかなか腑に落ちるものがあるのではないか、と。
例えばシャングリラで補給中のアーガマで食料搬入の際に生きた鶏を運んでたりするんですね。
艦内でどうやって処理するんだろう……と気になったりするんですが。
また月面のグラナダでアーガマが補給に寄った際の「泣き虫セシリア(前・後)」なんかも見ごたえのある内容である。
描写的にヤングケアラー(当時そういう言葉はなかった)らしいセシリアが一家の家計を支えていて(雰囲気的にそんな感じではある。親父はアル中っぽい?)、ゴットンにそそのかされてアーガマの入港している港を教えるスパイ的なことをさせるのは今の闇バイトみたいなのにも通じているよなあ、と思ったり。
その現場をジュドーとエルが取り押さえて、幼馴染のトーレスがいなすのだが……。
そしてゴットンからもらった報酬のトランクが……そしてそのトランクを……と。
無事ネオ・ジオンの船が片付いて、セシリアが乗っているのを見送ったシャトルが無事出港しているのを見てトーレスが「良かったな、セシリア!! 運が向いてきたんだよ!!」と。
明るかったろう……ゴットンの乗った輸送艦が爆発して……
他にもネオ・ジオンに誘拐されていたリィナをジュドーが救出して、負傷していたリィナを休ませていた小屋にジュドーが撃破したドワッジが墜ちてしまい……
35話の「落ちてきた空」もなかなか胸に来る内容である。
サイド3を占拠したネオ・ジオンがダブリンにコロニー落としを敢行。
連邦軍は宇宙で止めることもしないでそのままコロニーはダブリンへ。
そしてダブリン市民の救出活動に向かったのはアーガマとカラバのアウドムラ「のみ」。
地球連邦軍は何もしない、お偉方はとうに逃げているという状態で……。
そして一瞬映る病院船……その後救出活動を妨害しているネオ・ジオンのラカンのザクIIIが映って画面が光るという……
Ζも結構理不尽描写が多かったけど、ΖΖはより分かりやすいという気がしないでもない。
個人的には砂漠編を終えてブナ屋敷をブライトが訪れた辺りがとっても厭な感じで好きなんですよ。
あの辺りはプルがいなかったら作品の清涼剤としてきつい。
けど、そのプルも……もういいよね。
それ故に最後のジュドーがブライトを殴るシーンは……来るものがある。
後、おまいらの好きなかわいい女の子キャラが現役で通じるような子ばかりじゃないですか。
ポニーテールだしw
それに型落ちのMk.IIで無双だぞw
ルーもシゴデキ女だけど、エルもシゴデキ女だと思う。
けど、人間的に一番まともなのがリィナなんだよなあ……コア・ファイターの操縦もできるし。
というか、ガンダムヒロインの中でまともな女性キャラ選ぶとなるとリィナかリィズじゃあないかなと思う。
まあ何がともあれ、ΖΖは再評価してもらいたくはある。
アムロとジュドーが邂逅して、最後のシャトル発射シーンでのやり取りがあそこが最高にいい。
MSはGM IIIとドーベン・ウルフがカッコいいと思います。
しかし、あの頃手書きでよくあれだけの作画を週間でこなせたよなあ……
どんなストーリー化というと「ガンダムでラピュタをやってみた」。
ラピュタってどんな話かっていうと、「少年がお姫様の女の子を助けに行く話」じゃない。
それをガンダムでやってみた。
そう思ってる。
そしておまいらの大好きなきれいなおねーさんがたくさん出てきて大活躍だ!!
大活躍だ!!
それだけでなく、ガンダムお約束の敵と味方とが心判りあう瞬間もあるぞ。
「これは壊しちゃならない。これは、人類全部の宝だってことを、アンタだって知っているだろう!!」
「褒めてやる」
ね?
……ね?
他にも色々印象的なシーンは数知れず。
今まではガンダムを作っていたのが父ということが多かったんだが(1st:テム・レイ、Ζ:フランクリン・ビダン)、今回はF91に続き母がガンダムを作るという。
どこかでちらっと読んだんだが、Vガンダムは女性の社会進出を意識して描いたと。
バブル崩壊以降の情けない男性と、その中で女子供が奮闘する姿を、と。
そういうことを考えると女性がガンダムのエンジニア、というのもありなんだなあ、と。
なお、第36話「母よ大地に帰れ」。
見てください(予告でシャクティが言っているし)。
そしてそのまま第40話「超高空攻撃の下」まで駆け抜けるんだ!!
ラゲーン基地でマチス・ワーカーの家族と出会ったしまったウッソは……そして夜間に空襲を受けるラゲーン基地からマチス・ワーカーの奥さんと子供を避難させるためにカサレリアに連れて行って……
もうこれでもか、という展開にもっと評価されてもいいと思うんですよ。
最後のリーン・ホース特攻はだらしない大人たち、老人たちが始めた戦争の後始末、と解釈している。
「軍は有給休暇をもらえるところだと思っていた」というゴメス艦長がリガ・ミリティアに参画して、だらしない大人の男たちの象徴であった面々が後始末のために、と。
Vガンダムに関して思うのはウッソとシャクティの描写が幼馴染とか恋人同士というより、「夫婦のそれ」感がするのは俺だけか?
カルルマンもいるし。
「「どっちがきれいなお姉さんなんだい?」」
「違います!!」
特に最後のシャクティとカテジナとの邂逅のあのやり取りは奥さんみしかない。
まあ「カテ公だわ!! あんなことして生き延びやがって!!」で(ry でないだけマシだがw
副読本で「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム」を置いておくことをお勧めします。
その他色々見どころはあるんだけど、Vガンは語りだすと長くなるのでこの辺で切り上げ。
これは劇場版ではなく13話全話見て欲しいなあ。
ストーリーを簡潔に言うと、
ジオン残党の排除を目的にガンダム開発計画で核兵器搭載型ガンダム作ったらパチられてえらいことになった
以上。
いやあ……色々あるけど、13話の中できちんと初代~Ζの間の中できちんと辻褄が合うようにきちんと考えた内容なんだよなあ。
どこぞやの謎パワー連発のガンダムと違って。
サ〇コフレームと言えば何でも許されると思うなよ(謎)。
最近ではデラーズフリートなんて単なるテロリストじゃんという風潮があるけど、それに対しては後付けになるがこれを言いたい。
「グローブという街があった」
これは後付けだが、それ以外にもジオン共和国内等で類似の事があってデラーズフリート内にも話が届いていたのを……と考えたらどうなのだろうか、と。
そう考えるとデラーズフリートの決起も理解できるのでは……と思わなくもない。
それがいいとは思わないが。
13話だしサクッと見られるしね。
バニング隊長色々あるけど、いい年の取り方をしたおじさんキャラとして描かれているし。
なお、俺はヒロインはルセットさんに交代した方が良かったんじゃあないかなあ、と思う。
(※上記文章は何が言いたいかはご察し下さい……ご察し下さい……これ以上書くと(ry)
ルセットさんきれいだったよなあ……どうして……どうして……
デラーズフリート側も何だかんだと言って俺は好きなんですよ……デラーズ閣下も、ガトーも、カリウスも、ノイエン・ビッター少将も。
己が正義を通すための意地、と。
シーマ様はドラマCDとかで補完されているらしいが、未聴なので判断は保留にさせてください。
富野監督が「こんなもん作りやがって!!」と怒ったとかなんとか真相はいかに。
御大が怒るのは……もういいよねw
一年戦争時中立コロニー群サイド6の「リボー」コロニーで起きた戦争をアルフレッド・イズルハの視点で描いた作品
全6話と短いので初めての人にもおすすめ。
取り合えず、ジオン側的には「新型ガンダムが出来たんだけど、それパチるか壊さねーとやべーから中立コロニーでドンパチやるか」
連邦側は「俺達戦況有利だし、戦後の後始末あるからコロニー内駐留していいよな? ン?」
まあ……こんな感じでしょう。
ジオンのザクカッコいい!! と思っていたアルがバーナード・ワイズマン(バーニィ)、クリスチーナ・マッケージ(クリス)と出会い、一生忘れられないクリスマスを迎えるという……
作品内容がクリスマスの季節なので、24日に合わせてみることお薦めします。
後戦時の食糧事情とかも描写されていてなかなかコロニー生活の実態が、と。
某VTuberが24日に合わせてみていたなあ……今度も見る人出るんだろうか……「最近ガンダムって面白いの?」って訊いている某VTuverがいるんだが。
是非クリスマスに合わせてY民(仮名)さん達と見て欲しいなあ……。
……もう、いいよね。
個人的にはMSをピックアップすると、ケンプファーのカッコよさも悪くないんだが、寒冷地ジムや量産型ガンキャノンがカッコいいと思うんですよ。
そしてこの作品の一番俺が推したいのは毎回流れるエンドロール。
これは絶対飛ばさずに見て欲しい。
なんか年末YouTubeで流すらしいから、是非見て欲しいと思う。
あー、みんな大好きΖガンダム。
盗んだガンダムで走り出す17の昼さ「一方的に殴られる怖さを教えてやろうか!(ズバババババッ) ハッハッハッ!!」
あー……何かストーリー書くのめんどくさくなったので、だれか頼む。
「サボテンの花が咲いてる」
とか
「もう一度言ってみろ、カミーユ!!」
だっけ、まあ主人公サイドだけでも何かとボコボコやってましたね。
「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でもそれ以下でもない」
後、ジェリド君、やたら機体落とされるよね。
後はやりダカール演説がないと何故エゥーゴとティターンズが戦っているのかが不分明なので、やはりTV版だな。
MSの評価としては、やはり百式+メガバズーカ・ランチャーじゃあないかと。
「機動戦士」を外してアナザーガンダムの嚆矢となったガンダム。
まあ当初は滅茶苦茶叩かれました……叩かれていました……こんなのガンダムじゃあねえ……と。
けど、12話以降空気が変わって……45話実質最終回を迎えては……!!
先々週45話サンテレビで放送していたんで見たんですよ……最高ですね。
ストーリーとしては
武力戦争で政権取っていたら人類破滅するから、ガンダムファイトで4年ごと優勝国家が政権担おうぜ、という国際ルールで決められた平和な世界
とまあスポーツの祭典的な決め方ではあるんだが、そこに渦巻く表に出ない闘い、陰謀、思惑が……
そして45話が実質最終回だと思う。
あの悲しみに満ちたマスター・アジアの拳……人を思い、絶望し、導き出した結果……そして最後には……
最初は散々「ガンダムじゃあねぇ」とか言って叩かれていたけど、東方先生の叫びを聞いて「……ガンダムだっっ!!」と。
ドモンが途中で「もうあんたのことは師匠とは呼ばない!!」とか言っていたのに、時折漏れる「師匠!!」と言ってしまうツンデレぶりを見るのも楽しいぞw
後、タイトルでストーリーが判るので安心してみることができます。
この三作は全て見てようやく全てが繋がる、という感じで。
もしくは無印だけでの完結か。
大まかなストーリーとしては、
遺伝子操作技術が進化し、人工的に優性遺伝で作られた人類(コーディネーター)と自然遺伝妊娠に基づく人類(ナチュラル)が互いの尊厳をかけて戦争をする
というなんか人類的にありえそうだよなあ……という怖い内容と俺は思う。
で、まあそんな中地球連合側(基本的にナチュラルで構成されている政府)側のGメカ4機がザフト(コーディネーター)側にパチられて、残った一機を民間人だったキラ・ヤマトが操縦してザフトと戦っていく……そして戦っていく相手は親友だったアスラン・ザラと相まみえて……どうすればいい、と言いながら模索していくという……
なかなか殺伐とした内容で、キラが親友の彼女を寝取る(2回)とか、連合兵が降伏しているのに「ナチュラルの捕虜なんていらねえぜっ!!(ズババババッバッ)」とか……結構うん、アレな感じ。ウン。
だから他のガノタから「治安コズミックイラ」とか言われるんだよw(※他も大概酷い)
無印は無印でいいんだけど、Destinyがねえ……オーブで中立を保つキラをはじめとするアーク・エンジェル群がきれいごとの言い過ぎ且つ戦場にしゃしゃり出て混乱を生み出しているだけ感があるんですが、後半になってザフトに戻ったアスランが追放されている姿を見ていると、もうカオス感しかねえ……と。
そして、DESTINY(HDリマスター版)のラストでキラが「僕達は……また花を植えるよ」という抽象的な言葉で占められてモヤモヤ感が……それを抱えたままの感想でしかなかった……
劇場版の話を聞いて幾星霜。
約20年後に狼煙が上がって、まあ今更作ってもかよ感しかもって思ってなくって、香典を供えに行くか、と思って見に行ったら「祭り発生!!」のFREEDOM。
いやあ……7回ほど見に行ったねw
ストーリーについては……もういいいよね。
ファウンデーションという新しい国が好き勝手やって「分身はこうやるんだあぁっ!!」で終わるという。
意味不明だが後半戦はそんな感じなのよ。
ラクスが寝取られそうになっていて思ったけど、「やはりNTRは滅ぼすべき文明!! 青き正常なる世界のために!!」と。
アスランのMS登場シーンが最高で、あのシーンは屈指の名シーンですわ。
見た人のほぼ9割はあのシーンは良かった、と思っていると思うw
まあ、見れw
続き
いかつい顔したいかにもツッコミのおっさんと、様子のおかしいロン毛のおっさん、いや、赤ちゃんのコンビ。
前者はヤマゲンというらしい。いい名前だ。後者は舘野というらしい。いい名前だな。品がある。
さまざまなスタイルの漫才やコントを経て、今の赤ちゃんにたどり着いたらしい。いろいろあったんだろうよ本当に。
このまま売れたらどうなるのか。
もうええわで舞台が暗転を始めても舘野はまだ赤ちゃんだ。なぜなら彼はプロだから。
ひな壇で赤ちゃんを振られる舘野。
SNS、駅のホーム、新幹線の中、渋谷センター街、新宿、下北、高円寺、ここは東京。
「赤ちゃんのひとですよね」、「舘野さんですよね」、「握手してください写真撮ってくださいサインください」
マスクを下げる。
ピースを構える。
うるさい夜道
昼みたいな夜
星を見ることはとっくに諦めた
まぶしい
しつこい
空が狭い
愛想のない店員
来る客は全員死ねと思っているんだきっと
安心する舘野
赤ちゃんを降りる
飯を食うのは41歳 芸歴およそ20年
ベジファーストをやってみる
ドレッシングをかけてみる
べたつく容器もへっちゃらだ
セルフサービスの水の近くに座るのがコツ
みそ汁の蓋は早めに開けておかないと熱すぎる
このまま売れるぞ。売れるんだ!
帰ってくるのはいつも深夜
今日は何人笑かした?
当たり前にタクシー移動
グリーン車?ああもちろん!
いつ収録したかなんて覚えちゃいない
拍手笑いの観覧客
CMまたぎにも使われちゃった
みんなはいいよな
みんなのままで
低音のげっぷが静寂を裂く
肌も髪も艶はない
朝から夜まで稼働だぜ
ああ売れるってこういうことなんだろうか。
ちがうちがう
つやもちのほっぺたが赤ちゃんか?
いいや、ちがうな。
な?舘野。
鈍感にならないとやってられない大人たち
舘野を見ろ
赤ちゃんを見ろ
懐かしい表情筋の動き
懐かしい心が燃える感じ
あの頃みたいに笑うんだ
舘野みたいに、大人を降りるんだ!
これまでもこれからも、いろいろあるだろうけどさ、2人ともおじさんからおじいさんになっていくだろうけどさ、どんな形でもいいから笑わせてな。
東京のビルの窓の数じゃなくても、たまたま横の便器に立った誰かひとりでもよくて、それできっと救われるんだよ
2人も笑っていてな!そのままでいいよ!
増田ではいつもジェンダーがどうとか、リベラルがどうとか、男女差別、チー牛!なんかを話題にしては毎日わいわい賑やかだ。
でも、外に出た。
ちょっと出かけてきたんだ。
一歩外に出てみればクーラーは効いてなくて、空気は暑くて、ただ立っているだけでじんわりと汗がにじんでくる。
蝉の鳴き声。生暖かい風。
席について、年季の入った赤いソファはふわふわで、初めてのお店なのでブレンドコーヒーを選んで。
待っている間、周りの話声に耳を済ませれば皆ジェンダーとか、リベラルとか、男女差別、チー牛なんて全く話題にしない。
みんな、身近なことを話しては楽しそうにしていて、クスクス笑っている。
コーヒーが運ばれてくる。店内はクーラーがよく効いていて、ホットを頼んだことに後悔はない。
一口、口に含んでおどろいた。芳醇なナッツの香りが口いっぱいに広がり、とてもおいしい。
初めての味。
初めてのお店だけど、大正解だった。
ゆっくり味わって飲んだ。今日ばかりはネットのことは忘れて、じっくりと。
外の世界はみんなが言うような殺伐さはないし、言い争いもないし、必死さもない。
穏やかな時間が、そこにはあった。
増田はたまに恐くなる。
そして心配になる。
増田では、まるで増田での話題こそが高尚で、シニカルで、俺たちは他とは違う、みたいな選民思考の主張を唱えるような、そんな雰囲気をたまに感じてしまう。
彼らは、ちゃんと外に出ているんだろうか。
現実の、なんでもない、意味もないし意味も分からないけど、でもほっこりしてしまうような会話に耳を向けることがあるんだろうか。
余計なお世話かもしれない。
でも、生暖かい風も、意味のない会話も、悪くないものなんだって、また昔みたいに思ってほしい。
そんなことをふと思った。
https://anond.hatelabo.jp/20231116221220
とてもすてきなねこと長い間ずっといっしょに暮らしてきたのですがしばらく前に亡くしてしまい、いろいろあって今は代が替わったやっぱりすてきなねこと暮らしています。ひととともにくらすねこにも触っていいねこと触って欲しくないねこがいることはみなさまはとうにご存知かと存じますが、幸いなことに先代も二代目も触っていいねこなので毎日思う存分撫でさせていただく日々を送っています。
先代のころと違い、二代目との生活では在宅勤務が普通になっているのでほぼ一緒に過ごしているのですが、増田もたまには出社することもあって、帰宅時扉の鍵を開けるとトトトトという軽やかな足音とちりちりというちいさな鈴の音と共に暗い部屋からねこが小走りでやってきます。増田の顔を見て軽くにゃあと鳴いたあとおもむろに壁に背を擦り付けくるんと回ったあと、これみよがしに倒れ込んで仰向けの姿勢でこちらを覗き込むので、増田はねこねこかわいいのうたを歌いながら頬とのどとお腹をぐるぐると撫で回したりしています。
先日はコロナ以来ほんとうに久しぶりの泊まり出張だったので、二代目ねこにとってはじめての留守番となりました。40時間ぶりくらいに部屋に戻ってくると普段よりちょっと早いテンポの足音でトトトトとやってきてくれて、ほっとすると同時にこのような賢くてよいねこと共に暮らせてほんとうによかったと思うのです。だって仕事ってめんどくさいし、他のひとに合わせるのはもっとめんどくさいのだけど、家にかえると素敵なねこがいて、扉を開けるとトトトトと走って来てくれるのですよ。これ以上なにも望むことはないと言っても過言ではないのです。
ということで、元増田さんもぜひまた保護ねこカフェに行って、ねこを撫でて、トトトトとねこ走る様子を眺めるのがよいと思います。
その中でも未来永劫、宇宙の果てまで語り継いでいきたい、ハチャメチャに良い曲を教えてほしい。
10年以上前に活動していたTomato n' Pineというアイドルがいる。
おれはそのアイドルのことを何も知らないのだが、解散するという話だけアイドルオタクづてに聞いて知った。
試しに聞いてみた楽曲はとてもノスタルジックで、ちょうど今日みたいな冬の日に聴くにはもってこいの曲だった。
曲名は「ジングルガール上位時代」。
シャンシャン鳴る鈴の音や、ミドルテンポのドラムが心地よい、けれど間奏の台詞パートは要らねえなあ、
なんて思いながら聴いてると、どうしても「ライブで聴きたかったなあ」と思うわけだ。
AKBが編み出したマネタイズ手法により、アイドルグループが雨後の筍のように結成された。
中には「こういう音楽をやりたいんだけど、普通にやっても売れないから、アイドルに託す」という形で実を結んだ音楽がたくさんある。
そうして数多く生み出された珠玉のアイドル楽曲は、10年ちょっとの間にレッドオーシャンとコロナの渦に飲まれて消えた。
おれは今でも聴きたい。
Maison book girlの「karma」を。
Dorothy Little Happyの「恋をしてるの きっと」を。
MELLOW MELLOWの「WANING MOON」を。
飲み屋横丁の外れに店を構え、レンガ調の外壁は色が擦れている。
錆びた看板。溜息のような、湿気交じりの風が吹き込み、鈴の音を二度鳴らす。
彼女の姿は既にあり、温かみのあるランタンの光が顔をうっすら照らしていた。
いつも通り隣に腰かけるとハニーウッドの香りがわずかに鼻をくすぐった。
このバーで知り合った女性で、酔った俺がいっぱい奢ったのが、こうして話すようになったきっかけだ。
増田は既にほろ酔いで、俺のことを一瞥するとすぐにグラスへ目を戻す。
端整な顔立ちの増田は言う。
「そういえば、この前に面白い話の聞いたんだけど」
へぇ、どんな?
同じものを、と俺。
「トランスジェンダーって知ってる?」
増田は置かれた酒をいっぱい、軽く傾け喉に流すとそう言った。
もちろん。まあ、なんとなくだけど。
「わたし、誤解してたんだ」
何が?
「ほら、トランスジェンダーって、要はホモとかレズとか、そういうのでしょ?だから」
だから?
聞き返すと増田はクスりと笑って眼を細くする。
増田は言う。
「ホモって男が好きってことでしょ?ってことは、そのホモっていうのは、自分のことを女だと思ってる~って思ってた」
それに気づかないふりをして俺は酒をあおり、それで?と促した。
「でもほんとは違うみたい。聞いたのよ。本人に。そしたら、”男のことを好きな自分のことも男だと思ってる”だって」
くく、ふふっ、と増田は体を折って笑う。
やれやれ、と俺は思う。
軽々しくも、”ハルキスト的”だなんて称されるのが気に食わないからだ。
そもそも「やれやれ」といった表現を流行させたのは村上春樹ではなく、それは寺山修司の舞台『青森県のせむし男』に出てくる萩村の口癖が元だ。
閑話休題。
増田は「レズはレズでも自分は女だって思ってるってことだよね?」と俺に問い、俺は何となく頷いた。
ただそれだけの話。
俺は再び、酒をあおった。
鈴の音を纏うように凛と歩く人だった。顔立ちは美人だった。他は可愛いい人だった。
僕が好きになったその人は、僕のことが好きではなかった。イバラのようなバリアを張った。近づこうと踏み込むたびに、それ以上に遠ざかり、棘が刺さった。
自分から離れる事が出来なかった。近づこうとすることしか出来なかった。離れていくあの人、近づくことはない。今日が残りの人生で一番近くにいられると思う日々だった。
挨拶されるのが嫌だったと、噂する声を聞いた。隣に立っていたら、一歩距離を取られた。そうやって毎日、毎日、何度も心を痛めた。いつも新鮮に、全力で傷ついた。
それが二年続いた。毎日、顔を合わせる。目が合うことはない。毎日、挨拶をする。心が通うことはない。もし一緒にいれたらとても楽しいと思った。楽しいのは自分だけだと思い直した。とても迷惑だったろう。謝罪すらできないけれど。
長い時間をかけて、少しずつ、心が剥がれて、離れて、あの人を考えなくなった。穏やかな日々が戻ったようで、僕はなんだか安心して、はた顔を見つめた。
鈴の音を纏うように凛と歩く人だった。顔立ちは美人だった。他は可愛いい人だった。
僕が好きになったその人は、僕のことが好きではなかった。イバラのようなバリアを張った。近づこうと踏み込むたびに、それ以上に遠ざかり、棘が刺さった。
自分から離れる事が出来なかった。近づこうとすることしか出来なかった。離れていくあの人、近づくことはない。今日が残りの人生で一番近くにいられると思う日々だった。
挨拶されるのが嫌だったと、噂する声を聞いた。隣に立っていたら、一歩距離を取られた。そうやって毎日、毎日、何度も心を痛めた。いつも新鮮に、全力で傷ついた。
それが二年続いた。毎日、顔を合わせる。目が合うことはない。毎日、挨拶をする。心が通うことはない。もし一緒にいれたらとても楽しいと思った。楽しいのは自分だけだと思い直した。とても迷惑だったろう。謝罪すらできないけれど。
長い時間をかけて、少しずつ、心が剥がれて、離れて、あの人を考えなくなった。穏やかな日々が戻ったようで、僕はなんだか安心して、はた顔を見つめた。
お隣に老夫婦が引っ越してきた。たいてい新しく入ってきた住人は隣近所に挨拶するものだろうと思っているし、実際これまで引っ越して来られた方々は例外なく挨拶に来られていた。その老夫婦は一切来ない。
その老夫婦の奥さんは鍵に鈴をつけているらしく、部屋の出入りに鈴が鳴る。騒々しいまでに鈴が鳴る。部屋にいると、外からこちらに近づいてくる鈴の音が敷地の外からも聞こえてくる。鈴の音とは涼しげなものだろうと思っていたのだが、耳障りに聞こえる鈴の音とは初めてである。
家内が、家の中に奇妙な気配を感じると言い出した。先日は髪の長い女の姿を室内で見たと言う。そんなものを見たらものすごく怖いではないかといったところ、気味は悪いが害意は感じられないのでそれほど怖くはないという。そういえば部屋のなかの空気がよどみがちな気がした。以前、九字を切るおまじないをやって見せて、家内にも教えていた。家内が寝室で、お隣に向かって九字を切ったところ、全身に鳥肌が立ったと見せに来た。なるほどすごく立っている。家内の話を聞いていたらこちらまで鳥肌が立った。鳥肌が立つという感覚は、ちょっと重めにとらえていいのかもしれない。
そんなある日の明け方、4時過ぎにふと目が覚めた。熱帯夜の続く昨今なので、喉が渇いたからかなとぼんやりしていたところ、玄関の方から物音がする。家内は隣で寝ているし、誰もいないはずなのだが、コトリ、カタンと音がする。気持ちが良いとは言い難い感覚を覚えた。ところで、これを書いていて軽く鳥肌が立った。
水を飲みに起きて寝室に戻ろうとした時、視界の端に小柄な何かが動く影を見た、ような気がした。夜が明けて家内に、昨夜こんなことがあった、こんな影を見たとその場所を指差すと、私が女の人の影を見たのもそこだと言う。
小皿に塩を盛って玄関脇に置くようにした。すると奇妙な気配を感じる事はなくなった。初め、盛り塩が溶けたのだが、その時は雨が降り続いていたので湿気を吸ったせいだろう。塩が固まる時もあって、塩を換えようと一旦盛り塩を家の中に取り込んでおくと、その日の夜とかなんだか気味の悪い気配が漂うようになるのだ。
そろそろ引っ越し時かなと考えている。

2日後の早朝、猫は旅立った。
5時に起きた時にはもう息をしていなかった。
猫の手足は冷たく固まっていたけれど、そっと抱きしめた細い細い身体は温かかった。
夫と二人で猫にがんばったね、お疲れさま、ありがとうと言って泣いた。
前日は猫と一緒に過ごした。
オシッコをしたらペットシーツを替えて身体を拭き、数時間おきに寝返りをさせてマッサージをした。
鼻が詰まったらコットンで拭いたり、赤ちゃん用の鼻吸い器で鼻水を取った。
ごはんを食べる量が減り始めてから昔のように鼻を垂らす事が増え、薬を飲ませてもなかなか治らなかった。
猫の目は薄く開いたまま、静かにベッドに横になってゆっくり大きく呼吸をしていた。
口をクチャクチャ動かしたらスポイトで数滴水を飲ませた。頭を支える私の腕に小さな手を乗せて満足そうな顔をして、時々ポロっと緑色の目から涙をこぼした。健気で強くて優しい猫だった。
猫に話し掛けてたくさん名前を呼んで撫でた。
夜になり、夫が猫の隣で寝ると言った。
猫の生活スペースの囲いを外し、敷き詰めていたペットシーツも全て片付けた。
19年前、猫を拾ったのは夫だ。鼻水を垂らして所々ハゲたボロボロの子猫が近寄って来たのをそのまま連れて帰ったらしい。
夫は猫を飼った事はなかったけれど、猫に一目惚れだったそうだ。私が来たのは15年前だ。猫を保護して大事に育ててくれた夫には感謝しかない。
夫の膝の上や隣が猫の定位置で、いつも夫の隣で寝ていた。
猫のベッドの隣に布団を敷き、夫は猫の小さな手を握って寝た。夫の隣で寝る事が出来て猫も安心したのだろう。
私達が悲しむから、死に目は見せたくなかったのかもしれない。最期まで優しい猫だった。
亡くなった猫に手を合わせ、身体を拭いて毛がふわふわになるようにブラッシングした。
そっとベッドに寝かせた猫は穏やかに眠っているようだった。薄く開いた目もキレイに澄んでいた。今にも起きてこちらを向きそうなのに。
夫は猫に突っ伏して泣いていた。
猫が体調を崩してから、老猫介護や看取りのブログ、ペット葬儀の事を少しずつ調べていた。
棺は大きめのダンボール箱を買った。
猫は狭い所と箱が嫌いな猫らしくない猫だから、大きめで底の浅いものにした。
棺の底にペットシーツを敷いてベッドごと猫を寝かせ、ピンク色のタオルをそっと掛けた。
寒がりなのにごめんね、と言ってタオルを巻いた保冷剤を多めに入れ、断熱シートを被せた。顔を見たらどうしてもたくさん撫でて声を掛けたくなってしまう。
線香と棺に入れる花を買い、祭壇に飾る写真も用意した。
供養写真は何枚でも良いと言われたので、昔大判プリントした写真をメインにした。7歳くらいの健康的でモコモコのかわいい姿。
スマホに変えてからの写真が圧倒的に少なかった。いつでも撮れると思ってほとんど撮っていなかった。
猫の大好物の猫草も買った。ごはんだよと呼んでも来ないのに、草買って来たよーと言うと飛んで来る子だ。
6年前にごはんに見向きもしなかった時も、猫草を買って来たら大喜びでムシャムシャ食べていた。
猫草とちゅーるとお花の他に、思い出の物をいくつか棺に入れた。
夕方にお寺へ行く前も、葬儀の合間にも二人で何度も棺を覗いては猫の名前を呼んで撫でた。
亡くなったら触れないかもと思っていたけれど、とにかく愛しくて名残惜しくて、かわいい猫に触れたくなってしまう。
猫の毛の手触りを忘れたくなくて、たくさん撫でた。頬の下の毛が特に柔らかくてふわふわで大好きだった。
お坊さんは棺で眠る猫と写真を交互に見て、キレイな身体ですね、珍しい模様だと言っていた。
猫を見送り、火葬が終わるまでお寺の休憩所で夫と過ごした。猫の思い出を話して時々二人で泣き、これからの事も話した。
あの子は私達の大切な子で、たくさんの幸せと思い出をもらった。
火葬は辛いけれど、待っている間に次第に気持ちが穏やかになっていくから不思議だ。
猫と夫が出会ったのはたくさん狛犬が奉られている神社の駐車場だった。
猫はなぜか大きな犬が好きで、ゴールデンレトリーバーやラブラドールがテレビに映るとうれしそうにじっと見ていた。
病院でも猫には無反応なのに、大きな犬が来るとキャリーの隙間から覗いて楽しんでいた。
性格も犬みたいな所があった。
猫はひょっとしたら狛犬の神様の子で、神様の所に帰ったのかもしれない。
神様の所なら安心だ。甘え上手のとてもかわいい子だから、きっとみんなに好かれて幸せに過ごせるだろう。
二人でお骨を全て拾い、花柄の骨壺に納めた。お骨はとても立派だった。
腕の細い骨がしっかり残っていて、担当の人がこんなにキレイに残っているのは初めて見ましたと言っていた。
4月までは流し台に飛び乗れた、足腰の丈夫な猫だった。
白い布で包んだ骨壺を抱えひっそりと静かになった家へ帰った。
お寺から名前と命日や忌日の入った供養表も届いた。オプションで遺影を入れてもらい、とてもかわいい供養表になった。近くに良いお寺があって良かった。
仏壇はガラス扉付きラックのDIYキットをホームセンターで買って色を塗った。
四寸の骨壺カバーがぴったり納まる高さで、位牌と供養表、遺影の他に遺髪ケースとお守りの鈴や首輪、毛玉を飾った。
気に入っているけど、手を合わせるといつも泣いてしまう。
毎朝仏壇にごはんと水をお供えしてお線香を焚き、二人で手を合わせる事が新しい習慣になった。
夫は必ず猫におはようと声を掛けている。
私は流し台と洗面所の水飲み場の水を相変わらず毎日替えている。
お世話になった病院へ挨拶に行き、後日お悔やみのお花を頂いた。もう病院へ通う事もないのだろう。
猫のいない生活はとても静かだ。
そろそろ猫が起きる頃かなとふと思っても鈴の音や小さな足音は聞こえてこない。
特に実感するのは帰宅直後。ニャーニャーと急かして抱きついて来るあの子はいない。
いっぱい撫でて、かわいいねと言って名前を呼んで抱っこしたい。会えるものなら会いたい。同じ模様の猫はどこを探したって出会えない。
猫と一緒に過ごしていた毎日が当たり前ではなくなってしまった。
5月の初め頃、夜に突然猫がニャーニャー鳴いて居間で寝ている夫を起こそうとした事があった。
ニャーと呼び掛けながら片手で夫の肩を何度も掻いている。春頃から甘えた声で鳴く事が減って来ていたので、珍しいなと思った。
爆睡している夫にあきらめると、今度は私のお腹に乗ってニャーニャー言いながら片手で顎の下を撫でて来た。
猫がいつも私にする撫でろの催促で、爪を立てずに小さな手でチョイチョイと頬や顎の下を撫でる。肉球と毛が両方楽しめるとても幸せな感触。
うれしくて猫をたくさん撫でた。
猫は満足するとまた夫の所へ行き、一生懸命起こしていたがやっぱり夫は起きなかった。
猫は思い出を作りたかったのかもしれない。
お別れが近い事をもっと前から知っていて、少しずつ準備をしていたのだろう。
私達が気づくのが遅くて猫に辛い思いをさせてしまったのが本当に申し訳なくて、あの時こうしていたら今も一緒に居たのかなと何度も思う。1日でも元気に長生きして欲しかった。
小さい頃から家に猫がいるのが当たり前だったけれど、猫の死と直接向き合ったのはこれが初めてだった。
実家に最初に来た猫とは仲が良くていつも一緒に寝ていた。ちょっと素っ気なくて「ニャ」と短く鳴く猫だった。
その猫は腫瘍が原因で13歳で亡くなった。最期は怖くて何も出来なかった事をずっと後悔している。
積極的な治療も緩和ケアもしなかった親を恨んだ。自分がもし世話をしたら親に何か言われるのが嫌で。とても幼稚だった。
動けなくなった猫が弱々しい声で何度も「ニャーー」と長く鳴いていたのが今でも耳に残っている。
その実家猫への思いもあって、最期まで悔いのないように看たかった。
猫がいない生活をするのは一人暮らしの時以来だ。その時も猫を保護して実家に連れて行った。
猫は欠かせない大事な存在だ。見たいし触りたい。毎日一緒に過ごし、寝顔を眺めたい。
でもこの先、猫と一緒に暮らす事はないのかも。
いつか縁があったらとは思うけど、たくさんの幸せを猫からもらうほど別れが辛くなる。
今はネットニュースの保護されて幸せに暮らす猫達の記事を読んで、猫ちゃんよかったねと癒されながら毎日過ごしている。
未開封のごはんや猫砂やペットシーツをもう少ししたらどこかへ寄付しようと思う。