■ 群馬を下してJ3優勝が確定金鍾成監督になって3年目となるFC琉球は11月3日(土)に行われたホームの群馬戦で4対2のスコアで勝利した。3位の群馬をホームに迎える上位直接対決だったが「引き分け以上でJ3優勝ならびにJ2昇格が決まる。」というシチュエーションだった。大一番だったが自慢の攻撃陣が爆発してJ3屈指の堅守を誇る群馬を圧倒。大量4ゴールを奪った。開幕から無敗が続いているホーム戦で「悲願のJ2昇格」を確定させた。
J3も大混戦になっていたが終盤にFC琉球が抜け出して最後は独走になった。24節は鹿児島に4対0で大勝して、28節は鳥取に3対1で勝利した。鳥取戦は相手に先制ゴールを許す苦しい展開だったが後半のアディショナルタイムに2ゴールを奪って劇的な逆転勝ち。J3屈指の攻撃力を誇る鳥取をアウェイで下した試合は今シーズンのFC琉球の強さと勢いと凄まじさを痛感させられる試合になった。
FC琉球は2017年の秋に初めてJ2ライセンスを取得することができたが2017年は6位だった。初年度から9位→9位→8位→6位なのでJ3に参戦してから安定した成績を残してきたが大事なところで勝ちきれない勝負弱さがあった。オフにDF藤澤(鹿児島)やMF田辺圭(熊本)やMF田中恵(水戸)やFW才藤(富山)などが抜けたので前評判はあまり高くなかったが大方の予想を裏切って2018年は快進撃を続けた。