ザスパクサツ群馬→ 2017年のJ2で最下位に終わった群馬はクラブ史上初のJ3降格となった。成績不振のみならず、tonan前橋の件もあって、フロントとサポーターの心は1つになり切れず。傍から見るとバラバラの状態だった。批判の声が集中した社長やGMや監督などは総辞任して全く新しい体制で再スタートを切ったが序盤戦は低迷。6節を終えた時点では1勝3敗1分け。下から3番目の15位と大きく出遅れてしまった。
出だしで躓いたが、この時期もチームを取り巻く雰囲気は決して悪くなかった。MF松下裕やDF坪内やDF舩津やMF小林竜など経験豊富な選手が中心となって昨シーズンとは一味違ういいムードで戦うことが出来ていたが、4月中旬あたりを過ぎると徐々に結果が伴うようになってきた。26節を終えた時点では13勝8敗4分けで勝ち点「43」。残りは6試合となったがここまで4位。J3の自動昇格争いに参加している。
最悪のシーズンになった2017年と比べると雲泥の差がある。「1年でのJ2復帰」のチャンスを迎えているが、今シーズンの群馬は粘り強いサッカーを見せている。25試合で26得点のみ。得点数はJ3の中でも下の方になる。思うように点が取れていないが、25試合で23失点のみ。2017年は守備が崩壊して42試合で88失点を喫したチームとは思えないほど堅い守備を見せている。守備面は劇的に改善されたと言える。