※ 2022年9月9日(金)の時点。
FC琉球→ J2は34節が終了した。残りは8節となったがFC琉球は「初のJ2降格」の危機を迎えている。34試合を戦って6勝17敗11分けで勝ち点「29」のみ。自動降格圏に位置する。危機的な状況と言えるが19位の群馬ならびに20位の大宮との差は「2」なのでまだまだチャンスはある。21位の岩手との差も「1」のみ。今シーズンのJ2は下位4チーム(群馬・大宮・岩手・FC琉球)による熾烈な残留争いが繰り広げられている。
2021年は開幕ダッシュに成功して新潟とともに序盤戦のJ2の主役になったが5月中旬以降に失速して最終的には9位だった。昨シーズンの終盤戦に監督に就任した喜名監督は8試合で3勝1敗4分け。勝ち点「13」を獲得するなど途中就任でまずまずの成績を残した。就任2年目の喜名監督に対する期待も高かったが6月6日(月)に喜名監督は解任された。今年の喜名体制での成績は20試合で3勝11敗6分けと苦しんだ。
21節と22節は倉貫コーチが代行を務めたが2戦2敗。23節からナチョ・フェルナンデス監督がチームを指揮しているがナチョ体制になってからは3勝4敗5分けとなる。1試合平均の勝ち点は喜名体制が「0.75」、ナチョ体制が「1.17」となる。ナチョ体制での「1.17」というのは悪くない数字であることを考えると「監督交代はひとまず成功した。」と言えるが、やはり、喜名体制の時にもう少し勝ち点を積み上げたかった。