ブラウブリッツ秋田→ 2017年のJ3を制したものの、スタジアムの問題が絡んでJ2ライセンスを取得することが出来なかったのでJ3残留となった秋田はオフの補強に成功した。MF中村亮(沼津)やDF尾本(栃木SC)やMF平石(藤枝MYFC)やFW藤田祥(湘南)やGK清水慶(群馬)など実力者を大量に獲得。懸念材料だった選手層が格段に厚くなった。J3の大本命と言われていたが開幕から低調。波に乗り切れないシーズンになった。
折り返し地点となる17節を終えた時点で6勝7敗3分けで9位と低調。この時点で杉山監督は契約解除となった。後任には愛媛FCの監督を退いていた間瀬監督を招聘。2015年と2016年に秋田を指揮した元・指揮官に再建を託した。19節から4連勝を達成して一気に上位争いに参加してきたがここ4試合は0勝1敗3分けと失速。大一番だった25節の鹿児島戦(A)は2対2のドローで、26節の群馬戦(H)は0対1で敗れた。
自動昇格争いのライバルである鹿児島と引き分けて、同じくライバルの群馬に敗れたことで「2位以内」は相当に難しくなった。25試合で10勝9敗6分けの7位。「残り7試合を全勝して初めてJ2昇格のチャンスが出てくる。」というところまで追い詰められた。9月末に条件付きではあるがJ2ライセンスを初めて取得できたのは大きな前進と言えるが、引き続いて2019年もJ3が主戦場となる可能性が高まっている。