FC琉球→ 魅力的な攻撃サッカーを武器に2018年のJ3を制したFC琉球は初のJ2昇格を果たした。2018年と同じようなメンバー構成ならびにスタッフで戦うことが出来たならば「J2で躍進する可能性は高かった。」と言えたが金鍾成監督が退任。同じタイミングでJ2に昇格した鹿児島の監督に就任したのは驚きだった。鹿児島と沖縄は歴史的にも深いつながりを持っているが監督引き抜きによって新たな遺恨が生まれた。
2月4日(月)の時点では34名の選手を保有しているがそのうち新加入選手は22名。昨シーズンもFC琉球でプレーした選手は12名のみとなる。約2/3の選手が入れ替わっており、監督も交代。全く別のチームに生まれ変わる可能性もある。J3でMVP級の活躍を見せたMF中川風はチームに残ったがMF枝本(→鹿児島)、MF富樫(→FC岐阜)、DF瀧澤(→水戸)、GK朴一圭(→横浜FM)などが他クラブに流出した。
スタメンは半数以上が入れ替わると思うがMF風間宏希(群馬)、FW鈴木孝(町田)、MF上里(札幌)、DF福井(水戸)など実績のある選手を獲得。J2で実績のある選手をたくさん獲得できたので「むしろ、戦力アップに成功したのでは?」という声もあるが、これだけメンバーが変わっているので「始まってみない分からない部分は多い。」と言える。コスタリカ代表経験のあるGKカルバハルが正キーパーを務めるだろう。