はてなキーワード: 投資信託とは
アラフォーで子供3人。今3人目の育休中なんだけど、会社に復帰せずに退職するか迷ってる。
元々、3人目が産まれてもできるだけすぐ復帰するつもりでいた。
しかし、3人目の育休中に一番上の子が不登校になり、というか一応学校には行っているのだけど私の付き添いが必須、という状態になっている。
今はとりあえず育休中で家にいるからなんとかなっているけど、復職して会社に行くようになると上の子の対応はできない(というかそもそも上の子を1人で留守番させて会社に行けない。)
これがいつまで続くかわからないけど、こんな感じなら育休明けでそのまま退職もありなのかな、と最近は思えてきた。
貯金を整理してみたら、金融資産(貯金+投資信託)が子供名義含め4000万円くらいある。住宅ローンも終わっている。(実家の援助が大きい、ありがたい)
会社に復帰した場合、時短なので年収250万円くらい。社会保険の恩恵は捨てがたいけど、子供のケアとかが犠牲になることを考えると、夫の収入もあるのだしそこまで無理して復帰しなくても…?とも思う。
元々会社勤めと並行してフリーランスの仕事もしていて、その収入も多少はあるから、別に会社員に戻らなくてもフリーで仕事をすればいいのではないか。
ただ、一度退職したらこの先ほぼ正社員にはなれないだろうし、今の会社は色々と融通を利かせてくれるから、もう少し辞めない方向を探るべきなのか…?
辞めるならいわゆる給付金だけもらって育休明け退職ということになり、もやもやする気持ちもあるけれど、同時に不登校離職でもあり、それなりに頑張って働いてきたつもりだけどとうとう壁にぶち当たってしまったな…という感じがする。
幼い頃に父親が買っていたのを見ていたので、紙で買うことに親和性があるんだと思う。
もう少し他にマシな気晴らしがありそうなものだけれど、不惑に差し掛かったころから習慣として続いている。
酒は翌日に残るし、焼け食いは腹に残る。宝くじは何も残らない、外れ券以外は。
理屈だけ言えば、その金で本を一冊買う方がずっと建設的だし、数回分まとめれば小さな投資信託だって買える。
だが、世の中には理屈で処理しきれない種類の疲れがある。
去年までは持ち上げていた話を、今年は急に慎重に見ましょうと言われる日。
研究室に来た頃には先生と呼んでいた学生が、いつの間にか「さん」づけになり、こちらの冗談にも前ほど笑わなくなっていることに気づく日。
そういう日に売り場の前を通ると、心のどこかがささやく。
もちろん開通しない。
そんなことは知っている。
「期待値が低すぎる」
「その三千円でうまい昼飯でも食べた方がいい」
「どうせ当たらない」
全部その通りである。
宝くじのいいところは、買った瞬間に現実が少しだけ緩むことだ。
実際には何も変わっていない。
机の上にはやるべきことが積んであるし、メールは勝手に増えるし、来月の予定は相変わらず不透明である。
それでも、当選番号を確認するまでの数日だけは、「最悪ここから抜ける道があるかもしれない」という顔ができる。
この「あるかもしれない」が意外と効く。
金で夢を買う、というと大げさだが、実感としてはもう少しせこい。
数百円から数千円で「人生の非常口っぽいマーク」をレンタルしている感じである。
実際には壁でも、緑のランプがついていれば少し落ち着く。あれと同じだ。
買ったあとは、妙に細かいことを考える。
当たったら今の部屋を出るか。
いや、引っ越しは面倒だ。
少し広いところに移るくらいで十分かもしれない。
いや、それより先にしばらく何もしない時間を買うべきか。
一億円の話をしているのに、発想が終始「数年ぶんの猶予をどう確保するか」に寄っていくあたり、自分でもだいぶくたびれていると思う。
そしてきっちり外れる。
毎回ほぼ予定通りに外れる。
結果が安定しているという点では、妙な安心感すらある。
外れた瞬間は少し馬鹿らしい。
だが不思議なことに、少しだけ気が済んでいる。
現実は何も解決していないのに、「一度逃げようとはした」という事実だけが小さく残る。
たぶんそれで十分なのだと思う。
特に、一見するとちゃんとして見える暮らしをしていると、外からは困っているように見えない。
決定的に破綻しているわけではない。
ただ、静かに消耗しているだけだ。
宝くじは、その静かな消耗に対する、あまり賢くないが一応合法の対処法である。
金持ちになりたいというより、数日だけでも「もうこれに振り回されなくていいかもしれない」と思いたいのだ。
当たらないことは知っている。
それでも買う。
反省はしている。
リーマン・ショックくらいのときに、知り合いの大学教員から勧められて株式投資を始めた。今ならバーゲンセールだぞ、と言われて。
それなりに年収があったのと、激務で使う暇もなかったので、余った金を全部投資に注ぎ込んだ。といっても、ほとんどインデックス型の投資信託である。株も自分の仕事と関係があって見通しの立つ銘柄をぼちぼち書い続けた。
東日本の震災の時と、コロナで暴落したときは肝が冷えたが、そんなときこそ買い時だと思って注ぎ込んだ。
そんな風にコツコツ投資をして、昨今の株高で2億を超えてしまった。
しかしこれどうしたらいいんだろう。地方都市で古い持ち家に住んでいて、特に豪邸に住みたいとは思わない。車もコロナの前くらいに買ったマツダの車で満足している。高い車に乗りたいと思ったことはない。
スマホはモトローラの安いやつで完全に足りているし、仕事が忙しくて旅行にもいけない。家族旅行だって、もう子どもたちは大きくなってしまって、家族で旅行に行きたいとは言わない。実際のところ、使う当てがない。
唯一の趣味はクラシックのコンサートに行くことで、もうS席でもなんでも座れるのだが、相変わらずBとかCの安い席に座っている。別に聞こえる音は一緒だからだ。
風俗にも関心がない。若い頃に行ったことがあるけど、あまりいいとは思わなかった。
自分は親からお金がないからどうしても国立に行ってくれと言われて、県立高校から国立大学にいったが、そのお陰で勉強を頑張れたというのがある。子どもたちにはどこでも行きたい学校に行っていいと言っているが、それがいいことなのかどうかわからない。
高い料理にもあまり興味がない。今も一番好きなレストランはサイゼリアなのだ。
まったく自分がお金持ちになった実感がない。もっとも、物価も上がっているし、株や投資信託で所持している限り暴落のリスクもある。どうしたらいいんでしょうね。
飲食店で背後の人たちが「これから戦争が起きるからどこどこの株をいま買っておくべき」という話をしていて、「シンプルに気持ち悪いな」と思った話 https://togetter.com/li/2682479
資本主義の仕組みを少しでも理解していれば分かる話だが、投資信託や銀行預金に預けた資金は市場に流れ、最終的にあらゆる産業に到達する。もちろん軍需も例外ではない。
つまり、資産を持っている時点で、程度の差はあれど関与は避けられない。
それにもかかわらず、「意図して利益を取りにいく投資だけはけしからん」と切り出して批判するのは、あまりに都合が良すぎる。
受益しているという事実を無視して、「直接だからダメ、間接だからOK」と線を引くのは、本質を見ていない。
そもそも、そうした批判をしている人たちは、この資本の流れを本当に理解しているのか。
理解した上で言っているならまだしも、構造を知らずに感情だけで叩いているのであれば、それは単なる思考停止に近い。
戦争と言ってよいものがおっぱじまっている時に、面白がるのもどうかと思うが。
余剰資金の5割を普通預金、4割はNISA枠の投資信託、残り1割でNISA枠で個別株運用をし始めた。
元手がカスで現物でやってるので、当然出る利益(売ってないので実際は含み益)は更にカスみたいな金額なのだけれど、
それでも日々自分の持ち物の価値が世界の動きによって変わるというのはそれだけでかなり面白い。
また、自分がこれまで社会・会社・海外情勢、というより経済そのものに本当に無興味だったのだな、と今更ながら痛感している。
投資用口座自体は5年前くらいに作って、3万円ほど投資信託の某商品を再投資型で買い込んでほぼ何もせずにいたのですよ。でもお金の増え方は微々たるもので、まぁ気がついたらちょっと増えてるへそくりだと思っておこうと放置してたわけです。
そして、2年くらい前からポイ活を始めたのですよ。スマホのポイントがとにかく貯まるようにあれこれ契約を見直しましてね、囲い込まれてみました。そうしたら、月2000〜3000円弱分くらいのポイントが入るようになったのです。最初は普通に銀行口座に戻るように設定してたのですけど、去年になってこれを前述の放置してるへそくり投資口座に突っ込んだらどうなるかな、と思って月3000円の積立投資を始めてみました。で、また放置。
それで今日になって久々にアプリをみてみたら、なんか資産評価額が10万超えてるのです!
5年くらい放置してる投資信託が2倍弱になってるのも嬉しいのですが、1年間コツコツ月3000円積み立てたやつ!3万6000円積み立てて評価額は5万くらい。積立金額がたったの1年で3割増。1年前には5万ほどだった資産評価額が積み立てのおかげで10万超えてる。しかも積み立てはほとんどポイント活用してるので負担はほぼなし!
実はお金を引き出す方法が分かってないので数字だけ見て喜んでるわけですが、引き出しは必要に迫られるまでしない方がいいなと思ってるので今のままでいいかなぁと思ってます。この調子で長期間続けてみようと思います。
なぜ若い頃からこれをやらなかったのかと後悔しましたが、とりあえずウッキウキなのでまぁいいのです。靴磨きのパートだと自己紹介しましたが、実はお猿さんなのかも知れません。ウッキー!
### スレッド全文(最新→古い順ではなく、投稿順に並べています)
田端信太郎が好きで彼の動画をよく見ている。最近はずっと株動画を出していて、株初心者の私にとって学びになる。例えば、インチキ投資信託の解説なぞしてくれる。例えば、インデックスより成績が劣るくせに手数料は取られる、さわかみ投信の闇とかさ。劣後していることを伏せている。こういうの、株の初心者だと気づけない。「自分で株の運用をするのは大変、プロの方にお任せしようかしら」と思っちゃうでしょ。そういうときに、こういうインチキ投信にだまされて契約してしまう。単にTOPIXの投資信託を買うだけで、こういう業者のやつより儲かるし高額な信託報酬なぞも取られない。優良情報だよね。
あと、田端氏は思ったことを素直に口にするのがよい。ときには訴訟事案に発展する。しかしね、彼はお金があるから、むしろそういう裁判を受けて立つ。弁護士を雇うお金もあるし、仮に裁判に負けたって支払えるお金もある。こういう人がいるだけで、われわれはどれだけ助かっているか。感謝しかない。
余談だが、金があるってのは単に経済的な自由のFIREだけでなく、こうやって世の中に斬り込める。自分の発言を抑制する必要がない。裁判上等だぜ、そのお金はある!と言い切れる。これが一般人だとお金がないから、訴えるぞ!と脅されたら対応できない。言論の自由が侵害されてこちらが黙る羽目になる。
要するに、田端は俺たちのスタンドだね。ジョジョだよ。実体である生身の俺たちは弱いから、田端信太郎というスタンドを出して、不正や悪党に向かって放つ感じだね。俺たちの夢が乗っている。勝手にそう思っている。
これが該当スレッドの全内容です。
全体として、田端さんの動画(特にさわかみ投信を「インチキ」「闇」と呼ぶ部分)を高く評価し、それを初心者向けの「優良情報」として紹介。
さわかみ投信自体への直接的な強い批判(インデックス劣後+高手数料+伏せてる)を田端さんの言葉をほぼそのまま引用・拡張した形。
後半は田端さんへの個人的な信頼・「俺たちの代弁者」「スタンド」みたいな熱い表現にシフト。
キジバトさん(@kijibato_hato)による一連のツイートは、インフルエンサーである田端信太郎氏の主張を全面的に支持し、特定の投資信託(さわかみ投信)を強く批判する内容です。
この内容について、「投資啓蒙・消費者保護」の観点と、「情報の正確性・表現のリスク」の観点から、肯定・否定両方の立場から評価します。
初心者に対して「インデックスファンド(TOPIXなど)の方が手数料が安く、リターンも優位な場合が多い」と説く点は、現代の資産運用の王道(低コスト・長期・分散)に合致しています。高い手数料を取りながら指数に勝てないファンドを避けるべきという主張は、投資家保護の観点から非常に有益なアドバイスと言えます。
伝統的な対面販売や特定の運用会社が、必ずしも顧客の利益を最優先していない(リターンが劣後していることを強調しないなど)という構図に疑問を投げかける姿勢は、情報の非対称性を解消しようとする試みとして評価できます。
「訴訟リスクを負ってでも発言する」田端氏を支持することで、忖度のない情報を求める一般投資家の心理を代弁しています。既得権益に立ち向かう「代弁者(スタンド)」として期待を寄せるのは、フォロワー心理として自然な反応です。
「インチキ」「闇」「だまされて」といった強い言葉の使用は、名誉毀損や業務妨害に抵触するリスクがあります。たとえ成績が指数を下回っていたとしても、それが直ちに「インチキ(詐欺的)」であることを意味しません。感情的なレッテル貼りは、情報の信憑性を逆に損なう可能性があります。
さわかみ投信は「暴落時に買い支える」「長期的な企業応援」といった独自の哲学を持つアクティブファンドです。投資は数字上のリターン(対インデックス)が全てという考え方もありますが、その運用思想に共感して投資する層も存在します。一方的な価値観で「悪」と決めつけるのは、投資の多様性を否定する短絡的な見方とも取れます。
「田端氏は俺たちのスタンド」という表現は、非常に熱狂的である反面、「自分自身で判断する」という投資の基本を放棄しているようにも見えます。信頼する人物の言葉を鵜呑みにし、その「富」や「強さ」を盾に攻撃的な発言を正当化するのは、初心者が陥りやすい「教祖化」の危険性を孕んでいます。
キジバトさんのツイートは、「高コストな金融商品への警鐘」という点では正論を突いていますが、その「表現方法と批判の根拠」においては感情的・攻撃的すぎるという二面性を持っています。
田端氏のような強い発信者を「盾」にすることで安心感を得ているようですが、投資において最終的に責任を取るのは自分自身です。過激な言葉に依存せず、多角的な視点を持つことが、キジバトさんが自称する「初心者」を脱する鍵になるかもしれません
・就職
氷河期終わったと言われてたが、苦労した経験しかない。マーチ卒。50~60社ぐらいお祈りされた。500名ほどの同族中小企業に入社。
・20代前半
初任給250万/年。就職した翌年頃にリーマンショック。40時間のみなし残業代(残業分は10時間の固定。言っている意味が分からない)制度が始まり、ボーナスも無くなる。不当解雇も横行し、同族企業のコンプラ的緩さを知る。
・20代後半
大手企業の子会社に転職。年収500万。固定給は据え置きだったが、残業代とボーナス(4ヵ月分)が出ることになったのが大きい。趣味が無かったので、この頃から個別株で投資を始める。東日本大震災直後で日経平均が1万円割ってた頃。今思えば結果としてベストなタイミングだった。
・30代前半
係長級に昇格。年収600万。ただし上司と合わず、昇格半年後にメンタル病んで休職。休職中も給料の2/3が出ることを知り歓喜。1社目の中小企業なんて、休職を認めずに自己都合退職にしていたと言うのに。休職後、他部署に異動。新上司とは馬が合う(てか、病ました上司がクズなことを知る)。投資はヨコヨコだが、休職中は金を使わず、また、給料を積み立てていたので1000万ぐらいにはなった。BTCで20万弱儲けたり(確定申告したくなかったので)、モナコインで50万ぐらいスったのもこの頃。20万円/BTCで2BTC買って、1週間で30万円/BTCで売りキャッキャしてたのが懐かしい。以降、仮想通貨は手を出さず。
・30代後半
年収700万程度。ギリ管理職以下で残業代も出る。人事面談で、休職経験があり、かつ、転職組なので、このままだと50歳半ばに課長級(課長補佐・担当課長)年収1000万がゴールだろうと告げられる。キャリアについて悩む。コロナバブルで投資3000万ぐらい。国内個別株+投資信託。
・40代前半
今ここ。引き続きギリ管理職以下。年収800万。月の労働時間200時間、休日出勤月2~3日、出張月2回、在宅勤務月4回。年度末の有給休暇残日数25日~30日ぐらい。勤続15年で裁量も身に付き、人間関係も十分理解しているので仕事はしやすい。1000名ぐらいの会社だけど、自部門+他部門の顔見知りも100名ぐらいいて、部門を超えた折衝もそこそこ上手くいく。斜め上とか斜め下のパイプは貴重。後輩のマネジメントも負荷ではない。投資は5000万超えたぐらい。日米個別株+投資信託。独身とは言え、FIREするにはまだ足り無さそう。
・病んだけど復帰できたのは、そこそこ異動先があるぐらい大きい組織だったのが幸い。元上司とは拠点は一緒だけど、別フロアにしてくれた
・でも遠くから顔を見るだけで緊張したし、吐き気なども催した。エレベーターでも乗り合わせたく無いから、日常的には階段を使ってた。正直、30過ぎで情けなかった。復帰数年後、元上司が退職したからなんとかなったけど、もしまだ在籍していたらメンタルぶり返したかもしれない
・復帰以降は、比較的出張が多い部署になったのも幸いだった。無理矢理でも出かけるのは気分転換になるし、何しろ社外にいれば元上司と偶然出くわすことは絶対に無いので
・最後に付き合ったのは30代前半の時。2年付き合って関係がぎくしゃくし始めて、フラれるだろうなと思っていたらフラれた。メンタル病んだのは別れてから1年以上後だから直接の関係は無いと思う
・メンタル病んだ時に結婚は諦めた。また同じような事態になる可能性があるかもしれないのに、他人を養う責任は持てないと感じたから
・メンタル病んでから性欲が著しく落ち、恋愛への興味が皆無になった。SSRIの影響かと思いきや、30代後半の時に男性更年期障害の検査にも引っかかった
・メンタル病んでから貧困妄想っぽさもあり、お金を使わずに、貯金や投資に回してしまう。物欲も減り、必要なものでも欲しいものより安いもので選んでしまう
・もしアラサーで結婚して子供もいたら、年200万ぐらい生活費が増える一方で投資額が減り、その分の乗数効果も失われる。仮に乗数分含めて⁻3000万とすると、今頃資産は2000万ぐらいになってた訳か。アラフォー、2人以上世帯で金融資産2000万…うちマンションの頭金に1000万入れてたとすると、金融資産は1000万。平均値というか中央値というか、まぁそれはそれで妥当な人生か
・40過ぎて、社会人としても、人としても、もう折り返しなんだなぁ、と思うことが増えてきた。こちらは、やっとチュートリアル終わったんですが、って実感だよ。ブクマ勢からも指摘されてたけどこれからもう10年で、肉体的にも精神的にもさらにキツくなっていくんだろうなぁ。ただでさえ独身男は平均寿命短いみたいだから、さらにモヤモヤと考え込んでしまう。とりあえず金があれば悩んだ時の選択肢にはなるはずだから、今後も資産構築は続けていきたい
・それと、結婚していたらうつにならなかったのか、それとも家庭まで壊されていたのか、今となっては何もわからない。結婚していなかったことで、元上司の犠牲者が自分だけで済んだことを祝いたい
物流倉庫でピッキングをしている。郊外の巨大な箱みたいな建物で、朝8時から夜7時まで歩き回る。繁忙期は延長、閑散期はシフトが削られる。契約は三か月更新。更新のたびに「次もお願いします」と頭を下げる側だ。
正社員になったことはない。履歴書には会社名が並ぶが、どれも短い。理由はだいたい「契約満了」。若い頃は景気のせいだった。三十代は経験不足のせいだった。四十代は年齢のせいになった。
付き合っていた人はいたが、将来の話になると空気が重くなった。貯金はいくらあるの、と聞かれて、正直に答えたら沈黙が落ちた。いま手元にある預金は、三十万少し。急な出費があれば消える額だ。カードの支払いが重なれば赤字になる。投資信託の広告を見ると、違う世界の話に見える。
この前、しるぽるとの金融資産調査を見た。平均だの中央値だのが並んでいて、世帯で何百万円、何千万円と書いてあった。グラフはきれいだった。自分はそのグラフの外側にいる。金融資産ゼロ世帯が何割、と小さく書いてあったが、そこが一番現実に近い。ゼロではないが、ゼロに近い。老後二千万円問題という言葉を聞いたときは、冗談かと思った。二千万円どころか、二百万円も遠い。
年金の見込み額も、ねんきん定期便で知っている。満額ではない。月に十万円前後。家賃を払ったら半分以上消える。働けなくなったらどうするのか。考えないようにしているが、夜中に目が覚めると計算してしまう。
そんな生活の合間に、ブックマークをしてきた。夜、疲れた体でスマホを開いて、ニュースに星をつける。コメントを書く。匿名であることに救われていた。職歴も年収も関係ない場所だった。
利用歴10年以上、50歳以上対象の「ブクマカ ネクストキャリア支援制度」。円滑な利用終了を支援するという。プロフィールに特別表示、新規ブックマーク停止、過去コメントのアーカイブ。参加は任意。個別の理由には答えない。
読みながら、何も驚かなかった。若い頃からずっと、こういう形で外れてきた。選ばれないことに理由はない。説明もない。ただ、制度だから、というだけだ。
ネクストキャリアと言われても、次はない。倉庫の次は別の倉庫か、もっときつい仕事か、それとも何もないか。年齢が上がるほど、選択肢は減る。ブックマークくらいは自由だと思っていたが、それも整理対象らしい。
氷河期は終わったと言われる。けれど、自分の時間はずっと凍ったままだ。昇給もなく、貯蓄も増えず、未来の見通しも立たない。円滑な利用終了という言葉は、人生そのもののようだと思った。始まりは混乱していて、終わりだけが静かで丁寧だ。
明日も倉庫に行く。商品を棚から取り、バーコードを読み、箱に詰める。誰かの生活は便利になる。自分の老後は見えない。
ブックマークが止まっても、生活は続く。ただ、またひとつ、声を出せる場所が減るだけだ。減っていくことに、もう慣れてしまった。