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「ニューノーマル」初日プレミアムイベント

2024.08.19(00:36) 3425



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台風が接近、という16日、新宿ピカデリーで韓国映画「ニューノーマル」を見てきました。

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上映前に初日記念プレミアムイベントとしてチョン・ボムシク監督とチェ・ジウさんの舞台あいさつがありました。

スクリーンも含めて全体の写真を撮ることを考えていて、どうしてアップで撮らなかったのだろう?

撮影時間が短かったこともあり、なぜか舞台に向かって左の方に応じただけで終わってしまいました(T_T)

チェ・ジウさん、映画のプロモーションで日本の舞台に上がるのは18年ぶりだそうで、

それを聞いてチェ・ジウさんもそんなに経ったとは知りませんでしたとおっしゃっていましたが、

全く変わらず、「冬ソナ」のユジンのまま!

実はとても間近で見たのですが

本当にとってもナチュラルなメイクで美しい!



「ニューノーマル」

2023年 韓国 113分

韓国ホラー歴代興収2位「コンジアム」のチョン・ボムシク監督(Kホラーの巨匠と言われている)。


ホラー映画。

ホラーと言っても心霊的なものは一切なく、全て人間による怖さ、ごく普通の日常に潜む非情な犯罪と隣り合わせの恐怖。

この映画でチェ・ジウさんは今までにない役を演じています。

6人のエピソードがオムニバス形式で描かれています。


CHAPTER.1 「M」(タイトルは1931年のドイツ映画 フリッツ・ラング監督の「M」から)

連続殺人の犯人がまだ捕まっていないというニュースが流れる中、

一人暮らしのヒョンジョン(チェ・ジウ)のマンションに火災報知器の点検に来たという不躾で不快な行動ばかりする男が無理矢理入ってくる。

そこで・・・


CHAPTER.2 「正しいことをしろ」(タイトルは1989年のアメリカ映画 スパイク・リー監督の「Do The Right Thing」から)

友人達が人助けをした話をしては「かっこいい」などと言い合っているのを聞いて

なんの得にもならない自分の点数にもならないことをどうしてするのか疑問に思っていた中学生のスンジン(チョン・ドンウォン)は

ある日バスを待っている時に、車椅子のおばあさんが歩道の植え込みの段差に車椅子の車輪が落ちて抜け出せなくなり困っているのを見てしまう。

友人たちの会話を思い出し、迷いながらもついに決心して車椅子を押して脱出させ感謝され別れるが

その後も見ているとどうも危なっかしいので家まで車椅子を押して送っていくことにする。

そして・・・


CHAPTER.3 「殺しのドレス」(タイトルは1980年のアメリカ映画 ブライアン・デ・パルマ監督の「Dress To Kill」から)

マッチングアプリで相性のいい人とデートの約束をしたヒョンス(イ・ユミ)は相手が仕事で遅くなると言われたが、

その人は同じお店の中で別の女性とデートをしていた?

待ち合わせの目印を聞かれ、黄色いバッグを持っていると告げトイレに入ると

まだ自分はトイレの中なのに「見つけた!」というメッセージが・・

にわかに外が騒がしくなり自分と同じ黄色いバッグを持った女の子が刃物で刺されて倒れていた。

その倒れていた女の子は先程同じ店内でマッチングアプリでデートしていた別の女の子だった。

ヒョンスは自分と間違えて刺されたに違いないとアプリの相手に恐怖を抱き黄色い鞄を隠しながらその場を去る。

そして・・・


CHAPTER.4 「今 会いにいきます」(タイトルは2004年の日本映画 土井裕泰監督の「いま、会いにゆきます」から)

恋人のいない大学生フン(チェ・ミンホ)は自動販売機で飲み物を買い、出てきた物を取ろうとした時、そこに手紙が置いてあるのを見つける。

一度はもとに戻して歩き出すが、先程まで食事を共にしていた友人の「縁は偶然と条件が合った瞬間作られるものだ」という言葉を思い出し、戻って手紙を開ける。

女性からだと思われるその手紙には指示が書かれていて、指示通りに次の場所に行く度に手紙が入っている。

そして最後の場所と思われる所に来たときに・・・


CHAPTER.5 「のぞき魔」(タイトルは1960年のアメリカ映画 マイケル・パウエル監督の「血を吸うカメラ(原題Peeping Tom)」から)

ゲーマーのギジン(ピョ・ジフン)は隣に住むスタイル抜群の女性に憧れていて、毎朝彼女が出かける時に玄関のドアを開けるタイミングで同時に自分の家の玄関のドアを少し開き彼女を隠し撮りしたり、エレベーターに一緒に乗り込んだり、入浴中に歌っているのを壁に耳をつけて聞いていたりしていた。

オンラインゲームの相手に恋の相談をするとアタックするようにと言われる。

それで覚悟を決めて留守を見計らって何故かベランダをつたって隣の彼女の部屋に侵入。

そこで好き放題なことをしていると足音がして彼女が帰って来た。

急いでベッドの下に隠れるが・・・


CHAPTER.6 「ろくでもない人生」 (タイトルは1985年のスウェーデン映画 ラッセ・ハルストレム監督の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」から)

売れないミュージシャンで深夜のコンビニでアルバイトをしているヨンジン(ハ・ダイン)は毎日客の迷惑行為に淡々と対処しながら、コンビニの売れ残りの食品を持ち帰りひとりで缶詰だけの食事をしたりして暮らしている。

そんな生活が嫌になり、林道のような帰り道で思わずバイクのハンドルを持つ手を離してみたりする。

家では殺人について話したりするチャットルームで本当に殺人を犯したという人があとの処理を相談してきたことについてアドバイスしたりしていた。

するとみんな本気にしていないだろうからその証拠を見に来るようにと言われる。

ヨンジンは言われた場所に見に行く。

そこに現れたのは・・・


この6つの物語の登場人物は、それぞれ別のCHAPTERにも登場してくる。

先に見たCHAPTERに出てきた人が次のチャプターに出てきた時、

ああ、ここでこんな繋がりがあったのか、そしてこのあとに・・・

とわかってくる。



日常で普通に隣り合わせにいる人々、すれ違う人々、顔見知り、

それが知らないところで何かで繋がっていたり、思わぬ事件・事故に巻き込まれたり、凶悪な事件が頻繁に起こったりする、

それが「ニューノーマル」。

全て実際にあった事件が元になっているという。


ラストではそれぞれの登場人物の監督の言うところの「一人飯」のシーンが続けて流れる

韓国では一人で食事をすることが今まではあまりなかったけれどパンデミック以降一人で食事をすることが増えたらしい。

それもまた「ニューノーマル」という事のようです。


エンドロールを見ていたら1ヶ所だけ日本語で「日本のドラマ 『トリハダ』」というのが目に入ったのですが

あとは全て韓国語だったのでトリハダがどうしたのかわかりませんでした。

トリハダは聞いたことはあるけれど見たことは無かったのでわかりませんでしたが、参考にしたのかな?協力してもらったのかな?と思っていました。

家に帰ってきて検索すると「ニューノーマル」は「トリハダ」とほぼ同じだということ、

それなのにオリジナルであるかのように映画を公開したことについてかなり問題になったようでした。

どうやら監督は「トリハダ」の版権を取得していたようです。



音楽を担当したのはユンサン。

監督はこの映画の撮影中盤で疲れた心を癒すためにユンサンの「Running」という曲を通勤途中に繰り返し聴いていたこともあり、

撮影終盤で映画音楽をユンサンに依頼しようと思い、承諾を得たとのこと。

そしてユンサンの息子でRIIZEのメンバーであるアントンもこの映画音楽の制作に参加しているということで

YouTubeで検索してみると

RIIZEはたどたどしい日本語もかわいい韓国グループですが、なかなか曲もダンスもいい感じでした。

そしてユンサンと家族はテレビ番組にも結構出演していて優しくていいお父さんぶり、仲良しの家族ぶりを見せてくれています。

そこでアントンも小さい頃から美人ママさん(女優シム・ヘジン)と弟さんと一緒にテレビに出ていました。

最近の韓国グループは良くわからなくなっていましたが、また1つ覚えました(⁠^⁠^⁠)


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入場する時にもらった自筆サイン入り絵はがき




RIIZE 「Get A Guiter」
歌っている時のマイク右端がアントン


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コメント
ジウ姫を生で観られるなんて、羨ましいですw
芸能人って実際に見ると、TV通してみるのと全然違いますよね、オーラがwww
【2024/08/19 07:58】 | nob-Ferrari #- | [edit]
Ferrariさん、
はい、ジウ姫本当にきれいでしたよ〜♪
街中でもやはりなんとなく「ん?!」って思う時があります(⁠^⁠^⁠)
【2024/08/19 22:04】 | ochasukineko #aIcUnOeo | [edit]
さすがは新宿の映画館、スクリーンがデカいですね!
【2024/08/20 09:51】 | ゾンビマン #- | [edit]
ゾンビマンさん、
ここはスクリーン1から10までありますが、その中でこのスクリーン1は一番大きなところです。
普段は渋谷等のもっとこじんまりした映画館で観ることが多いです(⁠^⁠^⁠)
【2024/08/20 13:33】 | ochasukineko #aIcUnOeo | [edit]
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