fc2ブログ

タイトル画像

坂本龍馬のことば

2024.03.25(02:12) 3368



私は新聞に毎日連載されている小説を読んでいるのですが

現在連載されているのが天童荒太さんの「青嵐の旅人」で

幕末のお話です。

温泉旅館で育ててもらい医務方として戦場に行き人々を助けるヒスイと救吉という血のつながらない姉弟の物語で

今日読んだお話の中でいいなと思った坂本龍馬のことば(小説の中の台詞)があったのでご紹介しようと思います。

ヒスイと救吉に

「荒れた世であれ、穏やかな世であれ、変わりなく、永遠に生きていてほしい人も、いつかは最期を迎える。そんときは、いっぱい悲しむがええ。大好きな人じゃったら、思い出をいとおしんで、面影を抱きしめて、思い切り泣けばええ。けど、絶望はしたらいかんぜよ。絶望されたら、その人も救われんきに。」

「遺された者は、幸せに生きる務めがある。幸せに生きることを罪に思うてはいかん。果たすべき夢があるなら追い求め······いとおしい人との暮らしが大事なら、その暮らしをしっかり育てていく事ぜよ。それが、亡くなった者への供養になり、祈りになるきに。」

今、大切な誰かを亡くして辛い思いをしている方に届けたいことばだと思いましたし、

自分もこのことばを胸に持っていようと思いました。



関連記事


GREEN TEA


<<彫刻家 舟越桂さん死去 | ホームへ | スタジオジブリ「海がきこえる」>>
コメント
いい言葉ですね・・・すべては気の持ちよう・・・
それが難しいんですが・・・
「無常」を頭では理解してても、感情はままならない、です('◇')ゞ
【2024/03/25 21:42】 | nob-Ferrari #- | [edit]
Ferrariさん、
今日の物語では更に続けて残された者が夢を叶えたり幸せにしていることで先に逝ってしまった人は安心すると龍馬さんが言っていました。そうして安心させてあげることも供養だと知れば愛する人に先立たれた人にとって少しは生きる力になるのではないかと思います。
ただ、「ゴジラ−1.0」での特攻隊の生き残りで苦しんでいた神木隆之介さんが演じていた敷島を思い浮かべましたが、少し立場が違いますしおっしゃる通り感情はままならないものですよね。
【2024/03/26 00:15】 | ochasukineko #aIcUnOeo | [edit]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
https://ochasukineko.blog.fc2.com/tb.php/3368-c46a6d90
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)