亡くなった叔父の本当の気持ち
2020.08.12(02:39)
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昨日のお通夜に続いて今日は告別式に出席しました。
同じ時に亡くなった方がとても多いことを知りました。
あまりよくは見ていませんが火葬場に並ぶ遺影はご年配の方が多かったように思います。
急に暑くなったことも関係しているのでしょうか。
叔父は叔母と結婚して本当に幸せだったと思う、と叔母にもそう伝えたのですが、
叔母も挨拶の時に「全てを黙って受け止めてくれて愚痴も言わず喧嘩もしたことがなく感謝しかない」と言っていました。
物心ついた頃から見てきた叔父夫婦はお互いにお互いを尊敬しあって想いあっている本当にいい夫婦だと感じていました。
だからきっと幸せな想いで旅立ったのではないかと思ったのですが
なんと、昨日の夜叔母がお通夜から一旦自宅に帰って寝た時に夢に叔父が出てきたのだそうです。
上半身ははっきりとしていて下の方ははっきりしていない感じで。
そして
「こんなはずじゃなかった・・・」
と叔母に告げたそうです。
そういうことがやはりあるのですね。
それは叔父自身、自分が亡くなるとは思っていなかったからだと思います。
本当に急なことで叔父もいったい何が起こったのかと思ったに違いありません。
まだまだこれからやろうと思っていたことがたくさんあったのでしょう。
言っておきたいこともあったのでしょう。
孫の成長を楽しみにしていたでしょう。
これからは夫婦二人の時間をゆっくり楽しもうとも思ったでしょう。
叔母のことも気がかりでしょう。
そのことばを聞いて苦しくなりました。
決して叔父の人生が「こんなはずじゃなかった」わけではないことは間違いありません。
幸せだったからもっと長生きしたかったのだと思います。
ちょっと不思議で悲しいお話でした。
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