この機会を逃してはいけないと思って行ってきました。
渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されている
「印象派への旅 海運王の夢 -バレル・コレクション-」
「海運王」と呼ばれたスコットランド・グラスゴー出身のウイリアム・バレルが
スコットランドの画商アレクサンダー・リードからスコットランドの画家をはじめ、フランスの絵画等を多数買い求めると同時に古今東西の美術工芸品の収集もしていた(9000点とか)。
そのコレクションのうち、何千点もの作品をグラスゴー市に寄付をしてできたのが美術館「バレル・コレクション」。
美術館建設に関してバレルが出した条件、
「大気汚染の影響が少ない郊外に作品を展示すること」
「国外に持ち出さないこと」
というわけで、英国でしか見ることのできなかった日本初公開の名画コレクションが何故見られるのかというと
今(2015年から2020年まで)、バレル・コレクションが改装中で閉館しているのでその間奇跡的に許され実現した展覧会なのです。
全73点、初来日。
このバレルが「良質な絵画とそれを愛でる心をスコットランドにもたらした功労者である」と言った画商アレクサンダー・リードは
フィンセント・ファン・ゴッホの弟で画商のテオ・ファン・ゴッホと一緒に住んでいたこともあり、
今回の展覧会でもゴッホがリードを描いた肖像画が見られます。
マネ、セザンヌ、マリス兄弟、ゴッホ、コロー、クールベ、ルノワール、
皆さんもよくご存知の画家達の絵が並んでいます。
中でも見たかったのが門外不出の名画、エドガー・ドガの「リハーサル」。
というのも私が中学校に入学した時に買ってもらったお弁当箱の絵がドガの「踊り子」だったので毎日見ていたわけです(*^^*)
バレエも好きだったし何となく昔から親近感があって(^w^)
でもやっぱり私はこの展覧会の中でも写実的な絵が好きだなぁと思いました。
それと今回水彩画も多かったのですが、それも良かったです。
私は水彩画でああいう絵が描ける人を本当に尊敬します。
最後のコーナーは写真撮影OKなんです♪

音声ガイドはバレル役で大塚明夫さんです。
10月にある「建国300年 ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン伯爵家の至宝展」も楽しみ♪
私の好きそうな絵がたくさんありそう。
ヨーゼフ・ノイゲバウワーの「リヒテンシュタイン侯 フランツ1世、8歳の肖像」なんて素敵♪間近で見たいです(*^^*)



今日はもっと早く出かけるつもりだったのにオリンピックのチケットの抽選結果を見ようと思ったら抽選申し込みの時と同じくものすごい順番待ちで・・・
落選でしたけど・・・
結局お休みでパスポートを受け取りに行くお兄ちゃんと昼食をとってから出かけることに(あ、別行動ね)
今日は久しぶりに自分のことに集中できてリフレッシュできた感じ♪