ずっとずっと行きたいと思っていた千葉市にあるホキ美術館にやっと行くことができました。
ホキ美術館は世界初の写実絵画専門美術館です。
普通の住宅街にあって地上1階、地下2階で1階部分が宙に浮いた形のとてもユニークな建築物で
箱のような四角い形となだらかな曲線が組み合わされた素敵な美術館です。
思っていたよりも小さく感じましたがとても落ち着けます。
まずはミュージアムカフェで軽く食事をしてから観賞しました。
ここは私が好きな青木敏郎さんの絵がいつでも見られる♪
2017年の11月に刷新された3年の制作期間を経て14作家が「私の代表作」といえる1枚を納めたコーナーでは音声ガイドが設置されています。
今回出会った青木敏郎さんの絵は昔、初めて出会った頃の絵に戻ってきたような気がしました。
そこで前回、2011年に見た青木敏郎展で感じた思いの謎が解けたような気がしました。
私が初めて出会ったときに感じた、そして惹かれた冷たさすら感じる静物。
２度目に感じたシフォンのベール越しに見ているような角がとれたような感覚。
そして今回。
意外にも青木さんは写真のような写実絵画の中に情緒豊かでヒューマンなものを表せないか模索していると言っていました。
それで府に落ちた感じがしました。
そういったことを模索していたのだと。
確かに私は写実絵画に惹かれるのだけれど、それは写真とは違うということが心と頭のどこかで感じていてそれが絵だということに惹かれるのだと思います。
まるで写真のようなその絵の中に画家それぞれの心が込められているのですね。
本当に癒される空間でした。
どの絵も本当に素晴らしかった。
3年に1度絵を入れかえるようですが
何度でも行きたくなります。
やっぱり私は写実絵画が好きだとあらためて感じました。
お土産はやはり青木敏郎さんのクリアファイルにしました(^^)
帰りは海ほたるに寄って夕景を見たりお土産を少し買って帰りました。
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