去年の11月にNHK BS プレミアムで放送された「愛と胃袋」という番組があり(それは既に2010年に放送されたものの再放送だったようなのですが)、
それを見てその時に買った本ですが、
なかなか記事にできずに時が経ち・・・
たまたま今週の10日からプレミアムカフェでアンコール放送をしていることに当日の朝気付き録画して見てしまいました。
が・・・うっかり角田さんの時録画を忘れ、見逃し・・ああ、もう一度見たい…
この番組というのが直木賞を受賞した3人の女性作家がヨーロッパにグルメの旅をして、
その体験をもとに小説を書き、その小説を番組の中でドラマ化してしまうというものでした。
1日目は江國香織さんが行くポルトガルのアレンテージョ。
2日目は角田光代さんでスペインのバスク。
3日目は森絵都さんでフランスのブルターニュ。
この3人はとても興味をそそります。
この3人がそれぞれ実際にグルメ旅行というか取材旅行というのか・・をしているところをカメラで追っているのですが、
お話の仕方にもどこか3人には共通するものがあるような気がします。
その土地の人々と触れ合ってその土地の食べ物を食べて
そこからインスピレーションを得て食べ物にまつわる物語を書き、
さらにその物語をその土地で撮影しドラマ化したものも見られて
なかなか面白い企画だと思いました。
そしてその時に書かれた小説が上の写真の「チーズと塩と豆と」という短編集です。
この本を買った時は恥ずかしながら井上さんを知らなかったのですが、なんとちょうど今私は毎週日曜日の新聞に3月から連載されている井上荒野さんの「その話は今日はやめておきましょう」という小説を読んでいるところです。
偶然4人が揃ったって感じがしています (^^)
この4人での企画というのがすごいです。
あ、言い忘れましたが井上さんはイタリアのピエモンテです。
この旅は「世界ふれあい街歩き」とはまた違ったもっと深く入ったものなので勉強にもなりました。
そして、おふくろの味は世界中にあるものですね。
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