半年ぶりに術後の定期検診に行って来ました。
手術からちょうど2年経ったんですね。
血液検査の結果もエコーでの結果も全く問題ないとのこと。
次は年末にCT検査をする予定。
5年くらいはこんなペースで検査をしていった方がいいとのこと。
最近になって切除した辺りが軽くチクチク感じる時があるのですが、
先生は術後の癒着が少し出る場合があるから、でも検査結果は大丈夫だからと。
私も多分そうだと思っていましたので納得。
このまま何もありませんように。
次は乳ガンの方が心配かな・・
今年も人間ドックでよく診てもらいましょう。
で、その帰りちょっとお買い物をして、お腹がすいてしまったので通りがかりに目にしたタカノフルーツパーラーで12:00までというこちら

あっさりした桃のゼリーの上にバニラアイスと桃のシャーベットがのったものが添えてあります。
山梨県産の桃だそうです。
早めの昼食です(^w^)
さて、歩いてカロリー消費しようかな。
GREEN TEA
山種美術館が広尾での開館10周年記念特別展として開催している
生誕125年記念 速水御舟 を見に行ってきました。
今回の作品は全て山種美術館蔵。
40歳という若さで急逝してしまった日本画家 速水御舟は、かなり早い時期から才能を発揮していたようで700点の作品を残しているそうです。
御舟とは1歳違いの山種美術館の創立者 山﨑(本来は「﨑」ですが便宜上「崎」を使うこともあるようです)種二は御舟の芸術を愛してその作品を蒐集していたのだそうです。
安宅産業のコレクションだった御舟作品105点を一括購入することになり、合わせて120点の御舟作品が山種美術館所蔵になり、
山種美術館は「御舟美術館」として親しまれるようになった全国初の日本画専門美術館として開館(1966年)。
壁には二代目館長の山﨑富治からの依頼で制作された加山又造(過去記事➡️https://ochasukineko.blog.fc2.com/blog-entry-737.html)の陶板壁画「千羽鶴」が。
御舟は普通の日本画だけではなくいろいろな挑戦もしていて、
はじめの頃は写実主義的な絵を描いていたけれど、まわりの意見、言葉にも影響を受ける素直さのようなものもあったみたい。
横山大観らと10ヶ月に渡って訪れていたヨーロッパのスケッチなどがまたいい。
特にイタリアには2ヶ月ほどいたようで、「ベルラヂオ」「ベルラヂオの裏街」他、べローナやフィレンツェ、アッシジなどを描いています。
ギリシャやエジプトなども訪れてそれらのスケッチも展示されています。
そして帰国してからは、しばらく封印していた人物画、特に裸婦を描くようにもなり、花の写生も多く残しています。
上の2つの写真、並んで置かれた「翠苔緑芝」だけは写真撮影OKです。
1枚目の写真の「炎舞」(重要文化財)、昭和天皇が「蛾の眼が生きているね」とおっしゃったこれを間近で見たかった。
まるで照明が透けているかのようなこの暗闇に浮かぶ炎の色。
羽ばたいているかのような蛾の羽根のぼかされた縁。
最後に山種コレクションルームでじっくりと見ることができました。
「あけぼの」という絵のあの夜が明けてくる色と木と鳥のシルエットも良かったし、
山種さんの自宅に飾って楽しんでいたという対になって掛けられていた「白梅」「紅梅」の「白梅」の方に描かれていた細い月が、
よーく見ないとわからないかもしれませんが、ちゃんとその陰に薄~く微かに丸い月が描かれていることに気づき
実際のお月様を見ているようで感心しました。
そして、所々に御舟のことばが紹介されているのですが
そのどれもが府に落ちる感じで名言だなぁと思いました。
え~っと、お決まりな感じで・・・(^w^)
絵を見たあとは

御舟の絵に因んだ和菓子と花緑茶のセット。
本当は紫陽花のお菓子を頼んだはずだったのですが・・・
まっいいか(^^)
青山の老舗菓子匠「菊家」の和菓子と花緑茶も美味しくいただきました♪