古民家民宿 「なないろ」
昨秋、橋本圭子さんとの想い出とともに開いた『ミツバチの羽音と地球の回転』上映会に、
鎌仲ひとみ監督よりメッセージをいただいたことへお礼を伝えたところ、
鎌仲監督より年明けに近況を伝える資料が届きました。
鎌仲監督は現在、上映会活動を通して縁ができた長野県辰野に移住。
古民家民宿「なないろ」を管理運営。
ドキュメンタリー映画の制作。
自然栽培農業の実践。
以上の三本柱をメインに活動、
なかでも民宿「なないろ」は宿泊客は一日一組に限定のこだわりの宿らしく、
隠れ家的な趣きなのに評判は海を越えて海外からも宿泊客が泊まりに来るそう。
いづれ泊まってみたいものだと思いました。
またドキュメンタリー映画の制作は里山再生がテーマの環境に関するものの他、
確か次作として「原子力防災」をテーマにしてると知ったことがあり、
その後はどうなっているのか、
新潟県民として関心がある柏崎・刈羽原発再稼働にも重なるテーマなので完成を望みます。
そして自然栽培農業は主に野菜を栽培しているものの、
届いた鎌仲監督の“ぶんぶんサポーターズクラブ”の会報の画像の表紙と背表紙で
田んぼ手植えをする様子が掲載されて、まるで担当者が毎年お手伝いに行ってる、
大崩のご主人の田んぼの手植えにようだと思いました。
この会報には昨年、能登半島地震の支援とともに現地を視察したとあり、
志賀原発での地震対応に13年前の教訓が生かされたかと考察し、
結果、絵に描いた餅だったと論じ、
中村哲先生の言葉を引用して締めていました。
鎌仲監督は能登半島の付け根の富山県氷見市出身。
だからこそ余計に能登半島地震に他人事でないとただちに現地へ支援に。
併せて原発について情報を集めて
「はっきりとしたのは地震で原発が事故ると逃げられない」
この時の体験は現在の映画つくりに活かされるのかもしれません。
率直に鎌仲監督が長野に移住したと知ったときは、
さんざん働いてきたのでゆっくりしたいという意味かと思ったら、
相変わらず、というか下手したらこれまで以上に忙しくなったのではと思うほど。
お身体ご自愛いただきますように。
あらためてありがとうございます。
ぶんぶんサポーターズクラブ
https://www.bunsapo.com/
ぶんぶんフィルムズ
https://bunbunfilms.com/
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